🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

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 客席テーブルにポリエステル樹脂を上塗りをしたのですが、顔料を入れて過ぎたためか硬化不良になってしまいました。要は固まらない。
 完全に硬化反応したポリエステル樹脂はアセトンでほぼ溶けないようです。硬化が怪しい時はアセトンで拭いてみるとわかるのかもしれません。
 このままでは使えないのでアセトンで拭き取ってやり直しです。

#ガチ工作
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 1ファイルでPythonを書いているとソースが上下にあっちこっちして解りにくくなります。
 以前は面倒な気すらしていましたが、関数をクラスライブラリにして別ファイルにする意味がようやく実感出来ました。
 クラスライブラリにするってことは汎用化でもありますが、汎用化が目的ではなく、ダラダラ専用処理を書かないための制約と思えばいいでしょう。
 今後の拡張の為にも、ここまで書いてきたソースをゼロから書き直してみます。

#Python
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 Art-Netの受信モニタはイメージ通りに動きました。選択したユニバースをキレイに表示しています。
 当面の習作課題はクリアしましたが、喜ぶというより目の前に新たな壁が見えてきました。

 この後はartnet-coreと名付けている受信と加工を司るサーバー的な部分を作ります。
 ここまでの経験をもとに全体の構造をよく考えてから作る必要があります。

#Python #[Art-Net]
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 客席テーブルに塗布したポリエステル樹脂はOKです。ゴム脚の痕は全くありません。キズはありましたが凹みにはならす。

#ガチ工作
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 RaspberryPiが手に入らない。手に入ってもボリボリ価格。
 世界的な半導体不足を実感した瞬間でした。

 3月下旬には入荷するそうです。

#RaspberryPi
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 ぼちぼち本業が復活しつつある今日この頃。
 ガラクタイジリばかり続けていても実入りはありませんのでありがたいことです。

 ガラクタイジリは本業の合間に続けていきますが、時間が少ないので課題を整理してとりかからないといけません。
 当面の課題はArt-Netパッチマシンと客席テーブルです。
 Art-Netパッチマシンは受信モニタを仕上げ、パッチ機能をハメ込める作りにしていきます。
 客席テーブルは、昨週の現場で部下が使ったのでその感想を聞き、ポリエステル樹脂を塗布した天板の具合いを見て方針を決めます。ポリエステル樹脂でもダメなら天板をどうするか更に考えないといけません。あとは軽量化です。現時点でも実用レベルの重さですが、あと5kgのダイエットを目指します。

#ガチ工作
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 このところ何回か出ている「VT-100」について少し解説。
 私も使ったことはありませんが、今のパソコンやスマホに至る画期的な発明だと思います。

 まだパソコンという言葉すらなかった時代、コンピュータという言葉だけでそれらが総称されていた時代、大型汎用機(メインフレーム)をより使いやすくするための端末として開発された物です。
 見た目にはMS-DOS隆盛時代のパソコンみたいな姿をしていますが、大雑把に言うなら「リモコン」です。単体ではキー入力を画面に表示するくらいしか出来ません。処理を行うメインフレームに指示を送り、その戻りを表示するだけです。今どきの感覚のOSも搭載されておらず、データを保存する機能もありません。

 ですが、このVT-100を発端にパソコンやインターネットが生まれたと言っても過言ではないのです。
 たぶんですが、VT-100だけで完結させて何か出来たら面白くね?と思った人がいて、本当にそうしてしまったのがパソコンの実質的な発祥ではないかと。インターネットも、離れたメインフレームを繋げたアーパネットが発祥と言われていますが、実際には遠くに置いたVT-100をもっと簡単にメインフレームに繋げたいというニーズに対し「楽するために努力した結果」なのではないかと。
 これらは私の勝手な想像でありますが、VT-100が無かったら今が少し違っていたのは間違いないと思います。

 ANSIエスケープシーケンスや正規表現などのエスケープコードと呼ばれる制御体系はメインフレームやVT-100で用いられていたもので、その名残が未だに使われているのです。
 知らなくてもプログラムは書けますが、知っていた方が便利なことも少なくありません。

#妄想
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 開発作業用のノートパソコンはWindows11ですが、慣れると使いやすいですね。
 そう思う操作感の大半がMacOSやLinux系のパクリに見えますが、古いアプリも設定さえすれば安定して動くので便利に使えてます。
 誰かが作ったコンテンツやサービスを消費するだけならiOSやAndroidが良いと思いますし、日常使いの文具としてやネット上のシステムを踏み台に発信するならMacOSが便利だと思いますが、舞台照明系のシステム構築やガチなモノづくりをするならWindowsの方が環境を整えやすいと思われます。使いたいのはOSではなくアプリやネット上のサービスですから、趣向や目的に合わせて選べばいいのです。
 数十年前にMP-80というワンボードマイコンにハンドアセンブルを16進数で打ち込むことから始まった私にとってはどれも便利過ぎるのでどれでもいいのですけど。

#日常
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 画面とArt-Netの送受信を結合させられる段階になりました。Art-Netをスルー出力し特定のユニバースをモニタします。
 簡易ながら実験段階で出来ていることですから、画面を整えたからってなんだよって構成ですが、パッチマシンの一部を先行して作っているので重要な過程です。表示することが目的ではなく、最低限持たなければならない機能を出来るだけ見やすく使いやすく軽く、そして今後の伸びしろを持たせた構成でまとめ上げることが目的です。

#[Art-Net]
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 今日も大半が待機時間な小屋付き増員です。

 Art-Netを送信する物が無いので画面とキー操作の作り込みをしました。
 簡単なようで難しいのがキー入力です。
 どんな文字でも受け付けるinput()などの文字列入力コマンドを使えば入力自体は簡単ですが、カーソルキーなどを即応させたいし、ホットキーでコマンドを入力したいし、入力の際にエラーにならない様にフィルタをかけたい。
 面倒だったのは数値の入力。用いられる数値には範囲がありますから、範囲外の入力がされたならその時点でアラートを出したい。
 例えば、数値範囲が0-127だとして、128や1000などの範囲外の数値が入力されたならその時点でアラートを出す。求める数値が整数なら小数点以下の入力は阻止する。数値を得たいのだから数字キー以外の入力は受け付けない。など。
 求める操作のリズム感によりますが、数値範囲や小数点の条件などでフィルタする関数を作っておいても無駄にはならないでしょう。
 当面の目標であるArt-Netのモニタは整数だけを受け付ければいいのですが、極端な話「.」ピリオドを受け付けなければこれは簡単。小数点以下1桁の範囲指定が一番面倒でした。

 これらの処理には「正規表現」と呼ばれる奇怪な文字列を使わなければなりません。「3桁以下の整数文字列='^[1-9][0-9]{,2}$'」とか「小数点以下1桁の2桁以下の実数文字列='^[0-9]{,2}\.{,1}[0-9]{,1}$'」といった書き方をします。なんですかねコレ。
 慣れてしまえば、まぁ、ありかなと。ANSIエスケープシーケンス並みに古いVT100時代からの名残りです。

#Python

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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2024年4月27日(土) 21時39分45秒