🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

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2024年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 珍しく連休であります。昨日は雨だったので引き籠りましたが、今日は終日晴天の様ですから家具作りの続きをしようかなと。
 先日作った丸ナットを使って2×4材を接合をするモノです。専用治具の製作からですので本体の加工まで行けるかわかりませんが進めないと終わりません。この冬は本業が予想以上に忙しいので趣味の工作の進みが遅いのは仕方ありません。

#ガチ工作 #工具や資材
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 先週末は現場が被りまくりでオロオロしてましたが、今週は比較的ヒマなので少しはネタを進められそうです。
 プロセス間の共有メモリの読み書き管理はフローチャートレベルではまとまりました。デフォルトでは読み書きを禁止しておき、認証プロセス(スレッド)へ要求を出し読み書きの許可を得るものです。どちらかがアクセスしている間は他方の処理を待たせます。いわゆるセマフォです。
 この方法で本当にいいのか、タイムアウトなどの例外処理は必要か、その辺りは今後吟味です。
 主処理の実験は以前の試作で済んでいますので、こういった周辺機能をキチンと書くのが今の課題です。

#C言語 #[Art-Net]
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 共有メモリの読み書きのタイミングを考えています。
 Art-Netを受信して現在値を得る部分とそれを読みだしてパッチなりの加工をする部分はプロセスを分けようと思います。C言語では手続き型で書いても関数型で書いても基本は1プロセスで動作します。RaspberryPiでも1プロセスですべての処理を行っても間に合うと言えば間に合うのですが、プロセスを分けておいた方が処理に余裕が出来て後々いいかなと。
 プロセスを分けることのメリットはあるのですが、問題はプロセス間のデータ共有、共有メモリへのアクセスのタイミングです。受信プロセスが共有メモリに書いている最中に次処理のプロセスが読み出すとデータに不整合が起こります。一つのプロセスやスレッドで読み書きを行うなら手続きの順番的に起こらないことですが、それぞれが平行して勝手に動いていれば起こりうることです。書き込んでいる最中は読み出しを待たせ、読み出している最中には書き込みを待たせる仕組みが必要です。
 共有メモリは単純な機構のために速度が期待できる反面この様なマネージはされていません。書き込んでもいいぞ読み出してもいいぞとタイミングをジャッジする仕組みは自作しないといけないのです。
 機構は単純ですが、吟味しないと潜在的なバグ要因になりそうです。

#C言語
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 今週末はホール管理の増員です。これといってやる事のない置きダヌキです。
 Art-Netパッチの処理構造を妄想。
 C言語でドライバ部、Pythonでユーザーインターフェース部を作る棲み分けですが、今はドライバ部の構成を整理しています。
 これまでの試行錯誤から処理フローを図式化。基本の流れは見えたと思います。
 ただ、C言語の構造体を用いた配列処理をもっと突っ込んで覚える必要があります。Art-Netのデータは、レベル値だけでなくメタデータとも言えるインデックスが重要で、カード型データ構造と言ってもいいでしょう。これの追加、削除、抽出、修正を延々と繰り返すので構造体配列を自在に扱えることは必須技能です。
 C言語での配列は少し不器用で、私の理解が間違っていなければ、配列をデータベースに見立てたとしてレコードの追加や削除は出来ません。出来ると言えば出来るのですが、特定のレコードを除いた配列全体を新たな配列としてコピーするような操作が必要です。追加も似た様な操作になります。
 少しややこしいのですが、次のサイトでは面白い事を書いてます。
C言語 構造体を使ってリスト構造を作るプログラム
 C言語の配列に頼らずリスト構造を構成してます。言うなれば手作業で配列操作をするのです。
 また、変数名を使わずメモリ領域を確保してポインタで管理しています。一見不合理な使い方に見えますが合理的かも。アセンブラっぽいので私には違和感はありません。
 オレメモ
C言語:構造体のメンバのアドレス
C言語 ポインタ同士の引き算
 配列が格納されるアドレスとピッチがわかればポインタで配列にアクセス出来ます。処理の内容によってはこの方が速いかも。
 この他にも、以前はどうも理解しきれなかったC言語のマルチプロセスや共有メモリ(mmap)のことが理解できた。
Linuxプロセスの生成と実行 fork/exec
C言語でmmap()を用いてプロセス間で変数を共有する
 以前の試作でイマイチだったところが解決しそうな期待感。

#[Art-Net]
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 ロックタイト425はいい感じです。
 手では全く回せませんが、モンキーレンチとプライヤで強めに回すと外せます。母材も痛みません。止まり具合はM6ボルトでスプリングワッシャを完全に潰してもう一息締めたくらい。素手では無理だけど工具なら外せるという正に願ったり叶ったりのコンディションです。
 で、ロックタイト425自体はブチルゴムの様な状態になっています。それほどベタベタはしないけど、へばりついて取れない消しゴムのカスみたいな感じです。
 ブチルゴムっぽいからと防水用途に使うには無理がありそうですが、ネジロックにはイイ感じです。

#工具と資材

2024年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 SP13 の筐体はPE(ポリエチレン)ぽい感じです。刻印が無いとPE(ポリエチレン)なのかPP(ポリプロピレン)なのかABSなのか判別し難いのですが、どれも難接着素材です。ホームセンターの選択肢で接着するならスーパーXハイバーくらいです。ただ、本気で接着されるので、最悪の場合に取り外したいニーズに合いません。
 ロックタイト271と243を試しましたが硬化せず。これらは金属用であり、嫌気性(空気を遮断すると硬化する)だけでなく金属イオンにも反応して硬化するのは本当の様です。
 気になる製品をすべて試すのは不可能ですから、ロックタイト425が良いのでしょうか。超強力な接着をするモノは沢山ありますが、ホドホドの接着をしてくれるものは少ない。手では回らないけど工具を使えば回るって具合いを求めたいのです。
 明日入荷なのでお試しです。

追記
 モノタロウさんからロックタイト425が入荷しました。
 早速試したところいい感じ。求めているのは工具を使えば分解出来るけれど手では動かない固定ですが、正にそんな感じがします。完全硬化は常温で24時間とのことですので、後日あらためて分解テストをしてみます。
 比較的高価な接着剤ですがコネクタ1個当たりの使用量はほんのわずかですし、代替品も見当たりませんので価格に疑問はありません。

#工具と資材
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 PegasysG10 の修理は残すところ信号コネクタを付けるだけです。重作業はアタマを完全に入れ替えないと出来ないのですが、信号コネクタの取り付けなら空き時間に進めることも出来ます。部品や工具を仕舞って次の作業にかかります。

追記
 NG灯体は復活したのですが、これからは現役で動いている灯体のケーブルを付け直さないといけません。電源線を2PNCTのTRUE1、信号線を4E6SのSP13にするのです。
 これが約27台。NG品ではないものの、同様に全バラ再組み上げなのでそれなりに時間がかかりそうです。
 ここまでやれば10年、私が現役のウチは動いてくれるかな・・・。

 SP13は端子部、筐体、ケーブルクランプの3要素で構成されますが、それぞれの接続が捻じ込み式。使ってると緩んできますので固定を考えないといけません。
 願わくば、普段使いでは外れない、工具を使って頑張れば外れるというとても都合の良い性能が望ましい。完全接着ではない固定です。
 普通にイメージすると嫌気性のネジロック剤の塗布ですが、ロックタイトや3Mのネジロック剤には金属専用が多い。嫌気性とは空気に触れなくなると硬化する特性を意味しますが、金属イオンも併用して硬化する物が多く樹脂には不向きです。これは選ばないといけません。
 ネット検索によると、条件に合いお勧めされるのはロックタイト425。樹脂の弱接着に推奨されており、瞬間接着剤に分類されていますが数秒ではなく数分で硬化するタイプです。樹脂ネジのロック剤とも謳われています。
 ちょっとお高いですが試してみましょう。近所のホームセンターには置かれていませんのでモノタロウさんに発注。

#器具の修理
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 PgasysG10 のリペアは19台終わってあと2台。信号線のコネクタ(SP13)は作業環境の都合で後でまとめて付けようと思っていますので完了とは言い難いのですが、背面のボタン操作でLEDが点灯してキチンと動きます。丸ゴムを使ったパッキンの再構成にも慣れてきまして、LED基板の交換が無ければ1台1時間半くらいで直せるようになってきました。当初は半日かかっていましたのでかなりの時短です。LED基板の交換は放熱シリコングリスの除去・再塗布に時間がかかりますが、+30分あれば出来るのでまぁまぁでしょう。SP13 の取り付けはケーブルの先端処理をしてもらっていますので1台あたり10分かからず行けそうです。
 まだまだ作業は残っていますが、終わりが見えてきて気が楽になりました。この冬は予想以上に現場があって当初の思惑ほど時間が取れなかったのでどうしたものかと思っていましたが、暖かくなる前に大物のメンテナンスを終わりに出来そうな予感です。これも地味な下処理をコツコツやってくれる部下のお陰です。感謝かんしゃ。
 あとは、ムービングライトが10台くらいとLED-BARの改造があります。これらはケースバイケースすぎて所要時間が予想出来ません。LED-BARはケースや台車の製作もあります・・・
 ネタを書き出したらキリがありませんが、一通り済んだら JANDS ESP II のリペアです。故障したまま放置するのは長年の戦友に失礼な気がするだけで実務にはそれほど影響が無いので、使えるコンディションにするのは仕事でななく趣味の領域かな?。次の夏前に終われば御の字なのでノンビリやろうと思います。電源は別な物にしたくないので電解コンデンサを全て交換します。電源モジュールは何年経っても電解コンデンサを交換すれば新品同様になるものです。半導体や抵抗の寿命は永遠に近いのか?
 そこまで言うなら津島さんに作ってもらった純アナログの調光卓も治せって話もありますが、日本抵抗器のスライドボリュームは入手不可能ですし、直プリセットのスイッチは廃番になって久しいどころぢゃありません。戦友どころか先生にも等しい愛機ですが、この修理は趣味度が高すぎ。リペアをするなら博物館に納めるための老後のヒマつぶしかなとwww

#器具の修理
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 友人を招いての宴会の準備でバタバタしてました。
 自宅の清掃というか改修は数年おきにやってますが、明らかな締め切りというかデッドラインがないと手が動かない怠け者です。改修時にはこういったイベントを組む様にしています。人様を招いても失礼がない程度に片付き、料理も予定の物が出せたのでよきかなと。
 これからは断捨離です。一通り片付いたので今度は不要品の処分です。先日も書きましたが、WindowsXPやVisualBasic2005時代の教科書、使わないパソコンケース、買ったけど作ったけど使い道が無い部品や製品など。貧乏性のガラクタ収集家にとっては自分を削ぎ取る気分ですが、使うことがない物を大事に仕舞っておいてもスペースの無駄です。
 一番困っているのはスクローラーの部品です。50台分くらいあるので結構な容積。これはバッテリー式の4in1LEDライトにしようとか考えていますけど、今回の断捨離では見えなかったことにします。

#器具の修理
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 2x4材に丸ナットと接合ボルトを入れる穴の切削をするための治具です。1mを超える木材をボール盤にセットするのが難しいため作ります。
 ブロックのガイド穴に錐を通して木材に穴を空けます。ガイド穴と錐の間に緩みはありますが、フリーハンドに比べればかなり正確な軸線を得られます。
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 あてがい方はこんな感じ
● 横使い
20240221165002-admin.jpg
● 縦使い
20240221164948-admin.jpg
 画像では小さくて見えませんが、丸ナット穴の位置を出すガイド穴もあります。Φ3mmでポンチ穴を空け丸ナット用のΦ20mm貫通穴を切削します。

#工具や資材

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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2024年4月26日(金) 20時14分22秒