🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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2024年9月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 LED-PAR は基板の SN75176 を LT1785 に替えることでフリッカーが治まりました。
 LT1785 化することで不要になる保護回路も外してあります。
20240914142551-admin.jpg
 ハンダ付けが少し汚く見えますが影のせいなのでご容赦。
 筐体を開けるのも一苦労なので、ターミネーターを付けないとフリッカーが出やすい機体から順次改造していきます。

追記
 保護回路を外したところにビニル被覆線のジャンパー線を付けましたが、表面実装の 0Ω を用いるのがいいかもしれません。3216サイズです。
20240902091130-admin.jpg
 刻印が JF と 510 の4カ所です。510 は3226サイズですが、3216サイズでも問題無いでしょう。
 JF はフェライト系のフィルタと思われます。510 は 51Ω の抵抗です。

#器具の修理
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 本業が忙しい今日この頃ですが、ニシキ工業さんの「UW-B1560N-RO」を使った客席テーブルの寸法出しはしています。
 バランスを取るのが難しいですね。座席のアームレストに手前の脚を置く場合、背もたれの傾斜分(150~180mm)脚をオフセットしたいのが私の好みですが、通常のテーブルの脚は四つ角に付いています。奥行き600mmのテーブル面に奥行450mmの脚を取り付けるのがいいのかな?またぐ脚は使用頻度が少ないので捻じ込みでもいいのかな?などと考えていたりもします。
 検討中の意匠図です。
20240912063120-admin.jpg

#ガチ工作
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 LED-PAR の基板です。
20240902091130-admin.jpg
 赤枠で囲まれた所がRS485を受信するSN75176と保護回路の様です。これを全て取っ払い、SN75176 の代わりに LT1785 を取り付け、配線の一部をジャンパーします。
 功を奏すかはやってみないとわかりませんが、中華電機に発注した SOPパッケージの LT1785CS8 が届いたら試してみましょう。
 これらを外すには先端が平たい半田ゴテの2本使いが便利なのでポチリました。

追記
 中華電機に発注した LT1785CS8 は日本に上陸したそうですから、遅くとも今週中には手に出来そうです。
 半田ゴテも入荷しました。
 さてさて。

#器具の修理
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 客席テーブルを作るためのアイデアが出てきました。
 既製品の折り畳みテーブルを改造するものです。
20240901175403-admin.jpg
 ニシキ工業さんの「UW-B1560N-RO」です。サイズは幅1500×奥行600×高700。奥行450のモノもあります。
 このテーブルの良いところは脚周りがスッキリしていること。天板から脚だけが伸びている印象で、前後の脚に渡る梁も位置が高いため、脚の長さが前後で違う客席テーブルに向いています。
 モノタロウさんのリンク
 価格も手ごろです。定価ですと消費税込み60,000円少々ですが、モノタロウさんですと30,000円程度。全てを手作りすると想えば格安です。
 このテーブルに脚の長さを調整する機構を追加すれば私の思い描く客席テーブルにかなり近い。

 試作品の写真を掲載した過去の記事

 自作した最終試作品の機能はとてもいい。自画自賛ですが、客席に良いポジションのテーブルを構成出来ます。
 問題になったのは重量です。自分も含め、使ってくれたすべての人が「もっと軽ければなぁ~って」と感想を漏らします。
 「UW-B1560N-RO」は14.2kg。奥行450の「UW-B1545N-RO」は11.5kg。延長脚をアルミで作れば追加重量は3kg程度です。
 最終試作品は客席をまたぐ設置も出来る様にしてあります。客席の段差が450mm以上の場合に必要な機能ですが、ここまでの段差の客席は少ないようです。軽量化のためにこれは捨てることにし、段差の大きな客席では箱足などを使って現場合わせで工夫してくださいってことにします。

 購入して試します。

追記
 このテーブルの足を切断し、ボールロックピンで固定する伸縮脚を追加します。

#ガチ工作
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 LED-PARのSN75176の保護回路を当たりました。抵抗・インダクタ・ダイオードで構成されていますがゴツイ回路ですね。この回路が適正なのかは理解出来ませんが、SN75176を守っても信号波形を鈍らせる可能性はあるかもしれません。これらを取っ払ってLT1785に換装してみましょう。

#器具の修理
 

2024年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 LED-PARの制御基板の不良ですが、なんとなーくですけど、RS485トランシーバーSN75176に施されている入力保護回路が悪さをしているような気がしてきました。RS485の保護回路は抵抗でブリッジしたりツェナーを入れるのが一般的ですが、下手な設計だと単体では動くけれど複数接続するとダメになることもあります。自作のDMX製品ではLT1785一択ですが、保護回路無しでもトラブルに遭遇したことはありません。
 で、思ったのですが、RS485トランシーバーをSN75176からLT1785に換装して保護回路を無くしてしまえばいいんじゃないかと。LT1785は電気的耐性が高く中華電器なら安価。パッケージがSOPなので付け替えの難易度は高めですが、悩んでいる時間と現場でのトラブルを考えたらLT1785にした方がいいんじゃないかと思うのです。
 DMXの挙動がおかしい基板で試してみましょう。

#器具の修理
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 久しぶりに機材修理のネタです。
 LED-PAR ですが、驚いたことが一つ。
 スペアの制御基板がNGです。どんなNGかと言うと DMX を取りこぼします。
 テストパターンとして色のフェードチェンジなど試しますが、一定周期のデータなのに規則性の無いカットチェンジになるのです。
 もちろん色を変えずにディマーのフェードイン/フェードアウトもチェックしますが、正常と思われる機体に遅れたり、カットイン/カットアウトになるのです。
 最初から新品の基板を疑う奴はいません。ケーブルやら他の部位を疑いますが、どんなにチェックしてもおかしくありません。別なスペアに替えたり、天ぷらハンダを疑ったりもしましたが好転せず。
 ところがです、販売店さんがモノは試し用にオマケしてくれだ旧世代の基板に替えたところ正常に動作するぢゃありませんか!
 てことは、制御基板以外は正常ってことになり、不良の原因は制御基板ってことになります。もちろん、スペア基板に替えて正常動作するモノも居ますので全てではないのですが、最後に手を付けたVカットされた4枚綴りがダメでした。
 中国製ですし、修理なんてこんなことの繰り返しですから怒ってはいませんが、原因が判明した後の虚脱感は半端ありません。
 本音を言えば、販売店さんに報告して不良と思わしき基板の数だけ別なのを送ってくれないかなぁ~なんて思ってはいます。スペアパーツはストックしておきたいですしね。
 ちなみに、旧世代と現行品ではディマーカーブとレスポンスがわずかに違います。疑って見なければ気付かないレベルですので、新旧が混在しないようにネタ毎にまとめれば誤魔化せます。

#器具の修理
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 「自分を修理しよう!『指圧の世界』へようこそ!?」です。

 いささか本業が忙しく、工作系は機材の修理の続きなのでネタがありません。
 自分の修理は続けているのでそのあたりの続き

 デトックスは落ち着いてきました。
 毒というか老廃物による気持ち悪さは峠を越えた感じです。昨日は足全体に浮腫みを感じましたが今は落ち着いています。解しを始めてから気持ち悪さや浮腫みが不定期に繰り返されていましたので、この後も繰り返されると思っておきますケド。
 今はとても好調です。足の要所に何かが効いている感じがします。毒が出て目詰まりが無くなり再構成が始まったと思いたい感覚です。
 自分の足の修理を本格的に始めて20日ほど経っています。時間かかっている気もしますが、軽く10年は放置していたと思えば短期間かも。10年前と言えば本厄の頃です。厄年や還暦などは体質が変わる節目とも言われていますでそういうものなのでしょう。
 状態がどこまで良くなるかわかりませんが、経過観察をしつつ足の構造の理解を深めて指圧やピップ・エレキバンの使い方を研究ですね。

#自分を修理しよう!『指圧の世界』へようこそ!?
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 「自分を修理しよう!『指圧の世界』へようこそ!?」です。

 ピップ・エレキバンを貼ると弱い指圧を長時間されている感じで、リアルな指圧をグリグリするような負荷は無いのですが、それでも2-3日の使用は負担になる感じです。今回は磁力の強い「ピップエレキバンMAX200」を使いましたが、目的の部位が皮膚に近く細い場合は標準タイプでいいのかもしれません。今日は外して様子をみていますが、次は標準タイプを試してみます。

#自分を修理しよう!『指圧の世界』へようこそ!?
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 引き続き「自分を修理しよう!『指圧の世界』へようこそ!?」です。

 昨日は強烈なデトックスに陥り気持ち悪さが強かったのですが今日はイイ感じの方が強い。高めの血圧もかなり下がりました。
 わかりやすい改善に至るかは数日様子を見なければなりませんが良い方向だと思われます。

 指圧のポイントでありピップ・エレキバンを貼る位置が見えてきましたのでメモ。
 結論から言うなら、筋肉の末端である腱が神経と繋がるあたりです。いわゆる「ツボ」はこういった場所に多いようです。
 硬くなった腱から圧を受けている神経を緩めて筋肉の奥まで信号を届かせるイメージです。最終的には血液やリンパの通りを良くしたいのですが、神経の通りを良くするのが手始めかなと。
 ここを指圧した後エレキバンを貼ります。前頸骨筋で試しましたが、膝下に繋がる腱にアプローチして約1日で前頸骨筋の全体が柔らかくなりました。
 唯一最高の決定打ではないと思いますが有効な方法の一つでしょう。

 ある書籍によりますと、筋肉を解すにはそのものをマッサージするよりも両端の腱をマッサージした方が効果的なのだそうです。実際、後頸骨筋は両端の腱を指圧することで解れました。

 そもそも筋肉に十分な血液とリンパが届いていない状態で強くグリグリすることには反対です。筋肉が酸欠と飢えで枯れているのに外力を与えたら痛むだけです。神経の信号を届かせ、血液とリンパを巡らせ、最終的に筋組織を刺激する順番でしょうか。

追記
 午後からホテルの宴会場で現場。
 明らかに足が軽く動きやすい。

#自分を修理しよう!『指圧の世界』へようこそ!?

■思ってみた

春ですねぇ~。
花粉症の部下は死にそうですが、暖かいってのはいいことです。

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2025年4月29日(火) 20時16分48秒