🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

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2023年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 PythonでVLCライブラリを使えば映像や音声に関して今やりたいことは全て出来そうです。
 VLCは映像や音声の類は何でも再生出来る便利なアプリですが、コマンドラインでも使えるし、プログラムを書くためのライブラリとしても機能します。Windowsはもちろん、MacでもLinuxでも動きます。
 懸案の再生時間の取得ですが、再生のためにはファイルをVLCモジュールに読み込んでインスタンスにするのですが、インスタンスからget_time()を取ると現在の再生ポジションをmsecの値で得られるようです。得た値の扱いはよく考えねばなければなりませんが、途中から再生しても適切なタイムコードを出せそうです。
 ついでにTASCAM系のプレイバックも協調動作させますか。比較的単純なシリアル信号で動きますから、CDなどを同時スタート出来ればバックアップになります。
 もちろん、PythonのライブラリがあるならC言語のライブラリもあると思われます。Pythonで書いとけばプラットホームを選ばないので、このツールはC言語で書くよりいいのかもしれないけど。
 開発する時間がないので当面棚上げですが、ノンビリ研究していきましょう。

追記
 C言語のライブラリーはlibvlc、includeは<vlc/vlc.h>だそうです。
 映像を表示せず音声だけの出力も明示的に指示出来るようです。

#タイムコード
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 試してはいませんが、Linux系で音源を再生するのは簡単っぽいです。
 モジュールの種類はいくつもありますし、コマンドに音源ファイル名を付けて叩くだけの物もあります。
 ファイルブラウザを作れるなら、プレーヤー自体を作ることは難易度が低そうです。
 ただ、再生中の音源が現在何分何秒目かを得る方法が見当たりません。音源再生のライブラリに秒数を得る関数あるかもしれませんが、ネットの記事には「簡単に音源を再生出来るぢょ♪」という趣旨の物が多いのでそこまで解説してなくても仕方ないのかな?。タイム情報はガチのプレーヤーを作らなきゃ不要ですしね。
 合間に調べを進めましょう。

 目指す物は、音源に手を加えず、音源にタイムコードを加えたのと同じ結果を得られるプレーヤーです。

#C言語 #RaspberryPi
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 お陰様で本業が忙しい今日この頃です。
 部下が照明の空打ちをしていた時に話していたのですが、CUEの送りを曲に合わせて自動化出来ないかとのこと。
 ストリートダンス系の仕事が頻繁にあるのですが、打ち込みはいいとしても本番オペが案外大変。照明のリクエストをしてくるのが振付をしている指導者ですから要望が年々細かくなってきているのです。さらに、多いと60曲はある長い本番を最後まで集中し続けるのは現実的ではありません。
 1曲あたりのリクエスト数を制限する手もありますし、リクエストに100%応えているワケでもありませんが、空打ちの際にタイミングもプログラム出来たらってことです。
 音源に則したタイムコードを得ることが王道でしょうか。音源をモノラルにしてタイムコードも録音するのが常套手段としても、誰がその編集をすんだって話。
 ようやく本題ですが、mp3プレーヤーからタイムコード(SMPTE12M-LTC)が出ないかなと思った次第。
 そんなアプリがあればいいのですが、RaspberryPiで作れのでしょうかね。mp3やWAVファイルの再生は可能ですし、タイムコードを吐き出すことも可能です。可能なモノをミックスすればいいのでプログラムは作れると思われます。

#本業 #RaspberryPi
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 「オジサンの休日」はツボです。
 最近はアップの頻度が月に2-3回に減ったのが残念ですが、専業youtuberさんではない家族持ちの本業持ちのお方がここまでやるのは尊敬します。
 その昔はサザエさんを観ると月曜日が怖くなったものですが、オジサンのチャンネルを観る様になってからは日曜日が待ち遠しくなってます。

#雑談
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 3Dプリンタが不調です。
 起動直後は正常ですが、しばらくするとプラットホームの温度が0度を示すかエラーを吐いてプリントが止まります。以前は極稀な現象でしたが、徐々に頻度が増えてきて、昨日今日は毎回発生してプリントが終わらなくなりました。
 原因は不明ですが、プラットホームの温度を測るサーミスタ(温度抵抗)が寿命かもしれません。サーミスタに寿命あるとは思ってもいませんでしたが、先達の書き込みによると連続運転での寿命は1~3年とのこと。購入したのは5年くらい前ですから使用頻度を考えればそんなもんかなと。
 プリンタの買い替えも視野に入れていますが、その前にサーミスタを交換してみます。定格は不明ですが、壊れかけながらも正常な値を示しているであろう室温で98kΩ前後を示しますので100kΩの物と思われます。形状とサイズは表面実装3216(JIS)サイズですが、基板のパターンは2012(JIS)サイズでも取り付けられそうです。表面実装タイプは最大でも100kΩなので、定格を間違っても壊れることは無いと思います。

追記
 国内で探したところ1608(JIS)サイズばかりです。さすがに小さすぎて基板のパターンに合いません。
 中華電機に3216(JIS)サイズの100kがありましたので発注。最小単位50個です。送料含めて1,000円以下なので許容範囲ですが、この数をどうしろと・・・。安いのは有難いことですが、中華電機で部品を求めると数が多くて困ることが少なくありません。サーミスタのハンダ付けは温度条件が厳しいので、失敗しても構わないと思えばいいのかもしれませんけどね。
 配送予定は4/20です。このところ配送が早い中華電機に期待しますが、3Dプリンタ作業はしばらく中断です。

追記
 4/20到着予定のサーミスタが4/10に届きました。
 早い!
 

#3Dプリンタ
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 現場が続いております。
 難易度は低い物件ばかりですが、連日はナカナカ重いです。

 そんな渦中、「靴屋の小人」もとい3Dプリンタさんが試作品を作ってくれてます。
 プリントには小物でも数時間かかりますから、出掛ける前や寝る前にセットすると丁度いいです。プリント不良が出るのは1層目が大半ですから、最低限それは見送りますケドね。

 これまで結構な量をプリントしてきましたが、必ずしもCADデータの通りにプリントされないのが難しい。樹脂成型は金型を使ってもそういうモノらしいので仕方ありません。
 私が使っているプリンタの場合、例えば平プレートに穴が空いているモノを作るとして、プレートの外形はCADデータの寸法がほぼ出るのですが、穴径は0.5〜1.0mmくらい小さくなります。特に小さな穴ではCAD段階で大きくしておかないといけません。どんな形状を作るとしても、テストプリントの実測から重要寸法の調整は必要です。

#3Dプリンタ

2023年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 このところ本業が忙しい。
 落としどころは見えても道筋が見えない物件が多いので悩み多きオッサンであります。

 さて、息抜きには自分が作りたいモノを妄想するか作るのが一番です。TRUE1の分岐ボックスの試作を進めています。防水のブンキーはありますが、20Aクラスになるとお高いので。
 防水のためにはオスコネクタからケーブルを2本引き出すヤッツケ分岐はダメです。ブンキーみたいなモノにケーブルを生やすか、豆腐サイズのボックスにレセプタクルを埋め込むかの二択です。
 当初は3Dプリンタで樹脂製ブンキーを作ろうかと思ったのですが、積層が50mmを越えると割れが入ってしまい水が浸入します。PLAなら100mm積層しても大丈夫ですが真夏の倉庫の温度に耐えられません。ABSは丈夫で耐熱もいいのですが、積層が高くなると割れるのが欠点です。積層を低くしてハメ合わせにする手もありますが、防水性を得られる精度で嚙合わせられるかは運次第。樹脂製ブンキーは無理かなと。
 豆腐サイズのボックスを試作中です。アルミ角パイプの両端に3Dプリンタで作ったTRUE1を取り付けるフタをします。3Dプリンタの積層を低く抑えられるので割れませんし、仕上がり寸法がラフでも何とかなります。ただ、TRUE1のサイズ的に40x80x2.0tの角パイプが望みですが丁度よい切り売りが見つからず。仕方ないのでモノタロウさんで定尺4mのを購入。単価的には安いのですが、この長さではそれなりの金額。ヘタをすれば1個作って不要になりかねない試作でこの量と金額はどうしたものか悩みました。
 取り急ぎカットしてモックアップを組んだところイイ感じ。アルミパイプとABS製のフタの接合方法は検討中ですが、肝心の部分が見えれば何とかなるっしょ。
 この手の接合は接着や横ネジ止めが一般的ですが、アルミもABSも接着は苦手、横ネジは3Dプリンタの積層方向的に強度不足。
 となると、防水を兼ねて接着剤を併用しつつ、両側のフタを六角支柱(スペーサー)を介してネジ止めするのがいいかなと。
 六角支柱(スペーサー)は廣杉計器さんで様々なサイズが少量から安く買えます。M3-L100があるのでこれかな?

#ガチ工作
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 ライトアップを終わらせました。
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 架台と照明の作業比は9:1くらいでした。照明はなんちゃことなかったのですが、架台は部品製作から現地設置まで丸一週間かかりましたので。
 電源コネクタはTRUE1です。対候性能はIP65ですから、水没しない条件で全天候対応です。屋内でも普通に使えますから、直電源ケーブルは全てコレにしたい。
 純正品は高価ですが、中華電機で互換品(もといパチモン)が手に入ります。全身黒もあります。
 中華電機には色々なセラーがいますが「R Conector Store」は良心的なパチモンを扱っていると思います。
 良心的なパチモンとはコレ如何にだけど、下請け工場が5時から仕事で作っている感じですから中身はホンモノかなと。ちなみに「5時から仕事」とはホンモノを作っているところが横流し品を作ることを言います。

#本業
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 ライトアップの架台を現地設置してきました。
 取り回したパイプに灯具を取り付けます。
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 縁石に取り付けたクランプはこんな物。
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 金具とパイプの加工は予想の3倍の作業量でした。
 図面で所要時間が見えないのは所詮素人だなと。

#ガチ工作
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 持込卓のパッチをホール卓で行うことを現場の人は「パッチアウト」と呼び、メーカーの人は「インパッチ」と呼びます。「カレーライス」と「ライスカレー」みたいな話しですが、個人的には「インパッチ」が意味に合っている気がします。どちらも他の事柄と被ってはいませんし、方言と思えばそれまでですケド。

#照明器具

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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最終更新日時:
2024年4月19日(金) 06時10分48秒