🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

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No.249

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 デジタル庁が「デジタル推進委員」と称する人材を募集するそうです。
 岸田首相の掲げる「誰ひとり取り残されないデジタル化」を実現するための方策とのこと。
 平均的にパソコンやスマホを苦手とする年配者にそれらの使い方を教える先生的な役割らしい。
 雇用の促進になるならいいんでないか?と思ったら、交通費等の必要経費は出るものの無給だそうな。。。
 耳を疑う話ですが、デジタルな知識や技術に社会的な価値は無いとデジタル庁が言っているに等しい。
 専門知識と人に教える技能と忍耐を持った人でなければ何の成果も出ないのにアホかと思います。

 そもそも、年配者にそこまで配慮する必要があるのかな?必要なら自ら学ぶべきことでしょう。
 実母はスマホはおろか携帯すら持ったことのない人ですが、何不自由なく生活してます。
 別段求める訳でもなく、無いなら無いなりに生活出来ている人たちに何を学んでもらおうというのでしょう。

 デジタル化の究極は「電子執事」です。
 主人の意図を読み取って先んじて準備を進めて遅れることなくサービスを提供していれる存在です。
 「デジタル化」と呼ばれることは程度の差はあっても目指している先はこれだと思います。
 ならば、年配者に対してはデジタル化というサービスがまだまだ未熟です。一方的に気を使ってくれるレベルに達していないのですから。

 そもそも「デジタル化に取り残される」とはどういった社会問題なのでしょう?
 政治家さん自身がゴール地点をイメージ出来ているのか?そこが一番の問題点だと思います。

 1985年時点で坂村教授(当時助教授)が提唱したTRONの思想を国が守るべきでした。
 あくまで思想であって商品とは言いませんが、当時坂村教授が書いたTRONに関する書籍を読んで目からウロコでした。
 そして、その本に書かれていた未来像が正に今実現されています。
 必要なのは、過去の事例を沢山知っているだけの専門家ではなく、未来を予言出来る専門家です。そして、その未来像を理解して実現出来る政治家です。
 デジタル化とか言いますが、その実態は機械であっても、そこにある思想が最も大事なことに偉い人がもっと敏感になるべきです。

#雑談

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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2024年5月3日(金) 19時30分54秒