🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

or 管理画面へ

全年全月30日の投稿[25件](2ページ目)

2023年5月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
 PICをプログラムするのに開発ツールのMPLABXと書き込み機のPICkitを使っています。
 最新のMPLABXでアセンブラファイルを作ったので書き込みのテストを始めたのですがPICkit4が正常に動かない。認識はされているのに書き込みをすると正常な通信が出来ないとエラーを出します。イロイロ試すものの一向に改善しません。
 こんな時はヴァージョンを落とすのも対策の一つです。原因がMPLABXにあるのかPICkit4にあるのかわかりませんので、開発ツールも書き込み機も世代を落とします。条件はXC8のアセンブラとPICkit3が使えることです。ver5.40、5.45、5.50が該当します。
 ダウンロード済みだったver5.40を試すとアッサリ解決。正常なログが出ました。試行錯誤の6時間はなんだったのでしょう。
 当面、ver5シリーズの最終版であるver5.50を使うことにします。

 PICが正しく動くかのチェックはこれからです。正しく書きこんだ顔をしているのにダメって可能性もあるので安心するのは早いです。
 PICkit4が動かないのは困りますが、こういった開発ツールではヴァージョンアップの過渡期によくあることです。気にしても始まらない。

#PIC

2023年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
 呼び径25のチーズを買ってみたのですが寸法に問題あり。
 規格の外形寸法は40mmですが、実測すると3口の内2口は40.2mmだけど1口が41.0mm。0.2mmオーバーは許容範囲だけど1.0mmオーバーには無理がある。
 カタログを見ると公差表記は内径だけ。本来の用途からしたら内径が重要であって外径はオマケ。型抜きしやすい寸法なのかな?
 さて、どうするか。TRUE1を取り付けるマウンタを1.0mmオーバーでプリントをしてもいいけど、規格値からは大きく外れているので今回買ったチーズがたまたまかもしれません。
 チーズの寸法を整えるのが良いと思われる。回転センターの補助金具を作ればミニ旋盤で削れると思う。塩ビは柔らかいからミニ旋盤にはサイズオーバー気味でも削れるし、エスロンで接着するなら0.2mmくらいの精度で収まっていればOK。

#器具の製作 #ガチ工作

2022年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
 資料映像をレンダリングしている待ち時間に分岐カバーの3Dデータを描き直してみました。
 形状的にポリゴン系の3Dモデラーが良いのかな?と思いつつFusion360を使っています。

 少し前にも書きましたが、積層痕で割れる事への対策を考えねばなりません。
 ネットを徘徊したところ、ABSなら「アセトン蒸し」と呼ばれる方法があるそうな。
 参考ページ
 揮発したアセトンで造形物の表面を僅かに溶かして積層痕を消す方法です。密閉容器にアセトンと造形物を入れて3時間ほど常温で放置するだけですから簡単です。
 層の内部の組成まで融合させることは不可能でしょうが、表面の積層痕を消せれば強度は増すかなと。

 先人の知恵には関心するばかりです。

#3D
Icon of admin
 試作2号に手を付ける時間はありませんが、スタイロフォーム・サンドイッチ板の試作1号の状態を再確認しました。
 思った通り、発泡材を芯にしてモノコック構造が成立しています。期待感はあります。
 ただ、接着に用いているコニシの木工用ボンドCH38は水性なので湿気に弱いのです。強度は十分ですが、水気に強い物を使った方が良さそうです。

 価格や性能を考えますとコニシの再生ゴム系溶剤形接着剤G2002が良さそうな感じ。建築で断熱材などの発砲樹脂をコンクリート等に貼るための物です。ゴム系なので水で溶解せず木材とも相性が良いでしょう。売り文句には伸びが良く塗布しやすいとありますので施工も楽だと思います。
 気になるのは仕上がり重量です。広い面積ですと接着剤の重量も無視できません。試作で確認したいポイントでもあります。
20221130144024-admin.jpg

 構造ですが、脚を取り付ける周辺にはスタイロフォームではなく木材を挟みます。額縁もスタイロフォームが露出しないように薄い貫板状の材料を取り回します。
 十分な強度を持ちながら重くならないように構造を調整することは難しいと思いますが、軽量化は強度とのせめぎ合いです。

 強度と言えば同時進行で試作している分岐カバーも同様です。
 3Dプリンタの造形物は繊維方向は強いのですが積層面で割れやすい傾向があります。
 分岐カバーの破壊試験をしたところ正にコレが発生。
 丁寧に扱わない人がいる以上、片手ハンマーで叩いたくらいで割れが入る様ではいけません。しかし、割れが入るのです。
 どうしたものでしょう。

#ガチ工作

2022年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
 今週末は持ち仕事が無かったのでホール管理の増員。
 置物になるだけの役回りだったので、先日思い付いたRaspberryPiのカーネル動作をact_ledから拾って外部USBの電源を制御する方法を思案してみました。
 そもそもの問題は、RaspberryPiを再起動するとUSBハブとの通信がおかしくなる現象です。解決策は、再起動でカーネルが落ちたらUSBの電源を落とし、カーネルが起動し始めたらUSBの電源を入れるというもの。act-ledを見ながら手操作でUSBの電源を切り/入りすれば正常に動くので、act-ledをGPIOに出力し、それを受けて動くリレーを作れば解決するハズ。ただし、カーネルが起動し始める瞬間はact-ledの挙動が不確定になるっぽいので対策を施す必要があります。
 対策はワンショットパルスです。入力信号の反転を検知したら出力信号を反転し、入力信号が戻っても一定時間出力信号の反転状態を維持する方法です。ある種のタイマーです。これなら起動初期の不確定な挙動を読み飛ばしますので期待する動作になると思います。
 方法は、マイコンを使ってもいいのですが、往年の名機NE555をタイマーとして使うのが良さそうです。レベル変換やリレードライバとしてトランジスタが数個必要ですが、やりたいことの中核はNE555で構成できます。電源電圧が不安定な時にも確実に動いて欲しい回路には電圧の対応幅が広いアナログ回路が望ましいので尚更適役です。
 NE555は2個のコンパレータとRSラッチと時定数回路のコンデンサを放電するためのトランジスタで構成されたICです。一見簡単そうに見えますが、アナログとデジタル(論理回路)の知識とそれらを扱うセンスが試される一品です。奥が深いと言ったら安直すぎる評価だと思いますが、妄想すればするほど使い方のアイデアが広がる感じがします。中の電子回路をよく理解してICを使うトレーニングになるかもしれません。改めてRSラッチから始まるフリップフロップの勉強にもなりました。
 今回の課題は、時定数回路とコンパレータの組み合わせで解決出来んぢゃないかと妄想していましたが、NE555は正に適役でした。
 まだ妄想状態ですが、ブレッドボードなどで回路を試験したいですね。

#電子工作

2022年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
 裸族のパイを仕上げていました。
 横っ腹に大穴を空けましたが、やはりファンを付けた方が良さそう。
 穴は120サイズのファンに合わせた物ですが、3Dプリンタで作ったマウンタを介して取り付けます。
 今はマウンタを接着しています。接着剤には2液エポキシを使っていますが、とにかく混ぜることが大事。このくらい?って思ったところから3倍混ぜます。混ぜたらヘラに付いたのを拭き取って使います。
 なぜ拭き取るかというと、どうやってもヘラには混ざっていないのが残るからです。勿体ない気もしますが、硬化しなけば意味がありませんので。

#サーバー #ガチ工作
Icon of admin
 昨日補修したWindowsServerでDHCPの振り分けもしていますが、なんと、その設定ファイルが飛んでいました。
 クライアントPCによってはネットに繋がらない。DHCPでIPアドレス類が正常に割り振られているようにも見えるけれど何かおかしい。試しにIPアドレス類を直接設定すると正常に動く。
 これはDHCPサーバーが狂っている症状。
 サーバーのサービスを確認するとDHCPサーバーが落ちており、サービスの開始をクリックしても再開せずに落ちる。
 設定ファイルが消えたか狂ったかの症状なので、\windows\system32\dhcp内の設定ファイルを削除してDHCPのサービスを開始して回復。DHCPの設定は無くなっているので書き直してクライアントのネットアクセスも復旧。
 WindowsServerの再インストールにならず良かったですが、RAID1にしておいてもこんなことがあるんですね。
 ディスクが壊れる前に交換しておけばデータは壊れないのですから、動いていても時間管理でディスクを交換するのがいいのでしょうね。使いながらディスクを交換できることもRAID1のメリットですからそれを最大限に利用するべきです。

#サーバー

2022年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
 今週末はバレエ教室の発表会です。舞台監督モドキをしますが小品集とコンサートだけなので難しいことはありません。
 先週のウチに資料と音源をまとめてホールと音響と照明と打ち合わせが済んでいるので時間に余裕が出来ました。飾りを少し増やしたいなぁ~なんて思っていたのでジャンクの幕を改造してジョーゼット幕モドキをこさえています。
 どこかの小ホールで使われていた白紗幕を切り分けた物と思わる幅8尺半/タッパ23尺のフラット幕が6枚。このままでは使い道が微妙なので組み直してドレープ幕にしてみたワケです。古い物なのでとっくに落ちていると思いますが、防炎加工の表示もあります。
 袖幕にするにはタッパが足りませんが、裾を斜めにカットすれば飾り幕にはなるかなと。裾をカットしてもイントレ3段の化粧幕にも使えるのでアリです。
 今日はドレープの折り返しと紐付け終わったので、明日、裾を加工しようと思います。
 この他に3.11の際に天井が落ちて廃業した結婚式場からもらってきた全面ジョーゼット幕とアーチジョーゼット幕もあります。今回作り直している幕を引っ張り出したら発掘されました。存在を忘れていたのです。天井高が20尺程度の宴会場用なので無加工ではタッパも幅も微妙ですが、全面ジョーゼットはほどいて生地にして渦巻のシャンデリア・ジョーゼットでも作ってみようと画策中です。アーチジョーゼット幕は少し組み直せば小ホール用のアーチジョーゼット幕になりそう。5-6間間口の小ホール用のジョーゼットアーチ幕はありそうで無いのでいいかも。
 電子工作だけでなくミシンも手掛けるアホなオジサンであります。

#ガチ工作 #本業

2022年5月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
 RaspberryPiが無い。世界中のどこにも無い。いわゆる転売屋系にはあるようですが、アホみたいに高いので余程のことが無ければ手を出したくありません。
 rpilocator.comってところに世界の正規代理店の在庫が一覧されていますが、RaspberryPi4Bは全く無い(2022年5月30日現在)。
 先日手に入りそうって話をしましたが、納品予定日に不達による納期未定とのメールがやってきました。そんで、改めて調べなおしたら・・・という話です。
 製作依頼があっても手に入らないか高値なのでこれまでの価格では作れないって話にしていますが、裸族のパイやArt-Netパッチを作るために今必要な数が揃わないのは困りものです。
 2023年には供給体制を戻せるって話ですが、財力があって数を使うところが優先されるでしょうから、下々のガレージメーカーにお零れが落ちてくるのはいつのことでしょう。

#電子工作 #RaspberryPi

2022年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
 このところ本業が忙しい。
 現場があるのは嬉しいことでありますが、発注側の段取りの悪さの尻拭いで時間を割かれることが多く気分は良くない。

 Art-Netはアイデアだけまとまって書くところまで行けてません。ちょっと寂しい。
 ちなみに、Art-Netの処理モジュールは「Art-Netエンジン」と呼ぶことにしました。
 受信したデータにスタックフェーダー、ディレイ、パッチ、プロファイルの処理を施して送信するまでを1プロセスのモジュールにしてしまったので、やっていることがドライバって括りにするには広すぎるからです。
 書き加えてない機能はスタックフェーダーですが、現時点の処理負荷は26%前後です。最終的に50%を割ればいいのではないかと思います。
 処理負荷ですが、ANSIエスケープシーケンスによる表示処理が思った以上に重いことが判明。純Pythonでの繰り返し処理が多いからか、そもそもテキスト表示が遅いのか、いずれにしてもArt-Netエンジンと表示処理は完全にプロセスを分けないといけません。
 まだ試していないのですが、ひょっとするとテキストベースよりもグラフィカルの方が処理が軽い可能性があります。扱う情報量は多くなりますが、ハードウェアでアクセラレーションされてるならひょっとするかもです。

 表示モニタは中華電機で良さそうなのを見つけました。1024x768(4:3)で8インチです。組み込み用のオープンフレームモニタなので取り付けが楽です。価格も案外安い。
 今どき4:3?って気もしますが、表示するのは表ですから、16:9よりも4:3の方が見やすい気がします。
 また、あえての4:3だし、扱っているセラーが多く、組み込み用なので長期間の入手が期待出来ます。普通のモニターですと足が早くて半年後には同じ物が手に入らなくなることが多いのです。

#ガチ工作 #[Art-Net]

■思ってみた

春ですねぇ~。
花粉症の部下は死にそうですが、暖かいってのはいいことです。

編集

■全文検索:

複合検索窓に切り替える

■複合検索:

  • 投稿者名:
  • 投稿年月:
  • #タグ:
  • カテゴリ:
  • 出力順序:

■日付検索:

■カレンダー:

2023年5月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

■カテゴリ:

■最近の投稿:

最終更新日時:
2025年4月29日(火) 20時16分48秒