🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

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ユーザ「電装工芸」の投稿[864件](22ページ目)

2023年6月 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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 LTC Player はPySimpleGUIの扱い方を探りながらです。Tkinterのラッパーらしいですが、簡単に使える反面制約が多いので、別な意味で難しいところがあります。
 主な制約はウェジット(オブジェクト)の並べ方によって挙動が違うことです。全てではないのですが「ナゼそうなる!?」に出会うことが少なくありません。昨日もExecl的な表示をするTable機能で出くわしてしまい数時間悩んでしまいました。下記の試作品では「Add Music」が今の位置では期待通りの挙動をしますが、表の左隣りでは期待通りに動きません。ウェジットを単独テストしてからレイアウトに入れ込めば期待に反する挙動が起きても並べ方が原因だろうと予想出来ます。
 問題点と言えば問題点ですが、クセといえばそれまでですし、TkinterやKivyに比べて簡単なことは余りある価値です。これで無理な製作は自分はやらないとすればいいでしょう。

 画像は製作途中の物です。パラメータやレイアウトは今後変更していきますが、基本的な機能は実装出来ました。挙動を確認しながら進めていきます。
 一般的な音楽プレーヤーには無い機能を考えています。
 画面でわかりやすいのは「▼ NEXT ▼」です。プレイリストの順番で再生していくのは当然ですが、これにアサインしてからPLAYに行く前提です。曲順が入れ替わっても前の曲が再生している最中に呼び出せます。照明の卓っぽいですねwww。
 あとは、曲間というか次の曲への手順を決めます。曲間が自動停止か続くかはもちろん、次の曲へ渡すまでの秒数を決める様にします。表のNextの列にPauseとあるのは自動停止、秒数らしき数字があるのは曲続きの意味と待ち秒数です。
20230619113316-admin.jpg
 VLCにも少し問題があります。
 スライダーで再生ポジションを表示し変更できる様にしてありますが、スライダーの動作によってはVLCがタイムスタンプのエラーを出します。圧縮が高いmp3の為かもしれませんが原因は不明です。
 止まりはしないのですが、エラー発生の後、テンポやピッチが狂うことがあります。ダンスイベントが主目的ですから本番でポジションスライダーを触ることは無いと思いますが、必要な時にテンポやピッチが狂うのは困ります。
 処理手順の変更でエラーを防止できないか調べることにします。

追記
 ふとアイデアが出て、本業中なのに手を止めて修正www
 VLCのエラーは対策が出来たっぽい。
 かなり面倒な手順ですが、
0)ポジションスライダーのイベント確認
1)再生停止 stop()
2)ポジションスライダーの情報からポジション値を計算
3)再生開始 play()(タイム00:00:00.00からになります)
4)再生確定まで待つ
5)ポジション値をセット
6)操作が一時停止中ならpause()
 といった感じ。
 VLCをリセットし、改めて再生して位置を宣言する手順です。
 コマンドプロンプトにはエラー表示が出ず、テンポやピッチの狂いも起こっていないようです。

追記の2
 mp3ファイルではポジションスライダーの行き来を繰り返すとタイムスタンプがズレることがあります。
 いやーな感じでしたが、wavファイル(非圧縮)だと起こりません。mp3の圧縮方法を知っていると納得出来ますし、wavファイルで問題が無いならいいかなと。

#Python
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 LTC Player を試作ってみました。
20230618062945-admin.jpg
 まだまだ途中ですが、ウィンドウの下半分はこんな感じかなと。音源ファイルを選択して再生出来ます。再生、停止などは当たり前ですが、スライダーで再生位置指示と音量を付けてあります。音量は音源に対するものでシステムの音量は変化しません。上半分にはプレイリストを表示する予定です。
 PySimpleGUIはレイアウトの制約が多いのですが、その範囲で並べればいいだけです。自由度を求めるならTkinterやKivyですが、これらはプログラミングが大変過ぎます。PySimpleGUIなら予習2日、製作数時間でここまで出来ました。
 ボタンがフォーカス(押してはいないけど選択された状態)されているとスペースキーで押されたことになるので、フォーカスをボタン類から外すか常にPLAYボタンがフォーカスされた状態にするにはどうするかが課題です。
 キー入力の取得も簡単でした。ウィンドウを表示コマンドにキーイベントを拾うスイッチを加えるだけです。キーボードで押された文字が戻り値に入ります。日本語入力状態には対策が必要です。

追記
 ボタンのフォーカス問題ですが、ダミーボタンを置き、常にこれがフォーカスされる様にしました。
 イベントが発生してPySimpleGUI.Window.read()を抜けたらイの一・無条件にダミーボタンをフォーカスするのです。
 今はボタンしかレイアウトしていませんのでいいですが、強制フォーカスがダメな時には強制フォーカスの実行に条件を付けましょう。

#Python
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 LTC Player を作るのにPythonのGUIライブラリを検討しています。
 Python標準のtkinterも良いと思うのですが少し物足りない感じ。
 マルチプラットホーム対応で無料の条件ですと kivy が良さそうです。出来ることが多すぎて難しそうですが、これは贅沢な悩みです。
 kivyはkv言語と呼ばれるコマンド群を使うことでスタイルシートの様な使い方が出来る様です。Tkinterよりも細かい画面作りが可能ということです。
 何が出来るのか、どこまで出来るのか、どうやったら使えるのかはこれからの勉強です。

追記
 仕事の合間にkivyについて調べてみましたがとても難しい。これで出来ない表現は無いように思える程ですが、ここまで必要か疑問。正直、kivyの学習には時間がかかり過ぎます。
 別なGUIライブラリが無いかと調べたところ「PySimpleGUI」というのがありました。必要な表現が出来るかわかりませんが簡単です。コマンドで画面を描きますが、難易度はFileMakerProの画面描きと大差ない感じです。

#Python
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 昨日書いたpython-vlcが別なPCでも再生出来るか、mp3以外のフォーマットも再生出来るかチェックしました。
 もちろんVLCで再生する物は問題なく再生出来ますが、VLCのアプリで再生するよりも音の締まりと広がりが良いように聴こえる。。。
 何が違うんでしょう!?

 音源再生アプリ(LTC Player)には一般的な音源プレーヤーにはあまり無い機能を付けます。
1)音源毎に音量設定
2)再生開始点、終了点の設定
3)曲の終わりで止めるか曲続きか。曲続きなら曲間秒数も設定。
4)処理が許せば、指定秒数からの F.I/O も実装。可能ならクロスフェードも実装。
 ダンスイベントですと音源の音量がマチマチですし、前後の無音(白身)がやたら長い物があったりするからです。
 通常は事前に音量と白身を調整して現場に臨むのですが、あったら便利かなと思う機能です。
 あとは、先日も書きましたが、raspberryPi pico を使ってプログラムマブルキーボードを作って外部スイッチにします。

#タイムコード #Python
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 LTC Generator は卓に繋いで20時間以上正常に連続動作しています。PCとのやりとりの都合で手直しはありますが、基本的な機能はこれで完成とします。
 python-vlcでの音出しも方向性が見えましたので、あと必要な要素はPC上のソフトウェアです。
 Pythonのウィンドウマネージャーはtkinterが一番ベタな選択肢です。Python標準ですから安定性が期待出来ますし、WindowsでもMacOSでもLinuxでも同じソースで動きます。もっと書きやすくデザイン性に優れたウィンドウマネージャーもあるそうですが、何が違うのかよくわからないですし、基本過ぎるモノに慣れれば便利な物も使えるでしょうから、当面はtkinterを勉強してみます。つか、目に見えないところで動作するソフトウェアばかり書いてきたので画面作りは苦手です。

#タイムコード #Python
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 DI-1MUSEはコンデンサを交換しました。時間経過と共に音に張りが無くなったためです。
 次のコンデンサにしたところ、いわゆるハイ上がりではなく、まろやかに高域が伸びる音に戻りました。数日エージングしていますが安定しています。
 C2 オーディオ用電解コンデンサー10μF35V85℃ ニチコンMW
 C3 オーディオ用電解コンデンサー10μF35V85℃ ニチコンMW
 ただ、無改造品がエージングの効果なのかとても良い音になっています。DI-1独特の高域がモヤっとする感じが弱くなり、MUSEの方がスッキリしているものの、とてもキレイに伸びています。
 MUSE化することで特に生楽器やキーボードのピアノ音源には効果があると予想はしているものの、コストを考えたら無改造品を丁寧に長時間エージングするのがいいのかもしれません。
 そもそもが改造ありきの話ではありません。DI-1の欠点を改善するのが目的で改造は一つの選択肢ですから、別な手段が見えればそれはそれでいいと思います。

#音の世界
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 python-vlc で音源を流す試験をしました。
 単に再生するだけなら簡単。
 ちょっと難儀したのは再生終了を確定する処理。再生後自動的にリセットされませんので、再生が終了したことを確認して後処理をしないといけません。
 vlc.MediaPlayer.is_playing()は再生中かどうかを把握出来ますが、これだけでは再生が終了したフェーズかわかりません。オレフラグ(下記ではis_playing)を併用して再生前か再生後かを判別します。再生後ならstop()を実行します。きちんとstop()しないともう一度再生が出来ないpython-vlc。
 下記は再生終了を確定する試験として繰り返し再生するモノです。

# -*- coding: utf-8 -*-

import time
import vlc

def play() :
 # 音声ファイルを定義
 play_music = ( [ vlc.MediaPlayer() ] )
 try :
  play_music[0].set_mrl( 'C:/音源.mp3' )
 except :
  return -1
 # 再生ボリューム設定
 play_music[0].audio_set_volume( 60 )
 # フラグ定義
 is_playing = 0  # 再生実行済みフラグ

 # Main Loop
 while True :
  try :
   # 予備睡眠
   time.sleep( 0.0001 )  # Ctl-Cの反応を良くするのに少しsleepを入れるといい
   # 停止中
   if( play_music[0].is_playing() == 0 ) :
    # 未開始で停止中
    if( is_playing == 0 ) :
     play_music[0].play()
     while ( play_music[0].is_playing() == 0 ) : # 再生状態が確定するまで待つ
      time.sleep( 0.001 )
     play_music[0].set_time( 0 )
     is_playing = 1
    # 再生終了で停止中
    else :   # if( is_playing == 1 ) :
     play_music[0].stop()  # 再生終了を宣言してインスタンスをリセットする 主にこれをやりたいがための処理
     is_playing = 0
   # 再生中
   else :
    pass   # 再生中に行う処理は書いていないのでとりあえずpass

  # Ctl-Cで終了
  except KeyboardInterrupt :
   play_music[0].stop()
   break
 return 0

if __name__ == "__main__" :
 play()



 python-vlc便利過ぎ。

追記
 vlc.MediaPlayer.get_length()とvlc.MediaPlayer.get_time()を使って再生が最後まで行ったかチェックしました。
 何曲か試しましたが、概ねlengthの-0.1~-0.2秒で終了しています。vlc.MediaPlayer.get_time()は取得単位の1msecで厳密にカウントされているモノでも無さそうなので表示上の誤差かもしれません。トラック別で音繋がり場合は少し不安がありますが、音のお尻には1-2秒の余白があるのが一般的ですし、そこまで突き詰めるシステムではありませんのでいいかなと。
 画面作りをやって LTC Generator と合わせれば完成が見えてきそうです。
 ウィンドウマネージャーはPython標準のtkinterを使う勉強をしています。書式は違いますが、考え方はHTMLとCSSを使ったweb画面作りに酷似していますので、方言的に翻訳が出来れば何とかなりそうです。ただ、ボタン操作や画面の更新をオブジェクト指向のイベント処理(割り込み)で書くので少し面倒ですし、LTC Generator の制御やvlcの部分はバックグラウンドの常駐処理にしたいのでウィンドウ制御とは別スレッドとなり手間がかかるかも。

#Python #タイムコード
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 オレメモ

 PythonでVLCを使った音楽再生方法を再整理。

 Windows11x64
 Python3.7
 VLC media player ver.3.0.18

 pipでpython-vlcをインストール。
コマンドプロンプト(管理者権限にて)
> pip3 install python-vlc

 pipとはPythonのライブラリを提供してくれるリポジトリのこと。先達に感謝。

 pythonでvlcによる再生。
import vlc

if __name__ == '__main__':
 p = vlc.MediaPlayer()   #vlc.MediaPlayerのインスタンスを作成
 p.set_mrl('sound.mp3')  #インスタンスに音源ファイルを関連付け 相対パスも可能らしいがフルパス指定を推奨
 p.play()         #再生開始

 これだけで音声ファイルが再生されます。

 以下基本的なAPI。
p = vlc.MediaPlayer()       #vlc.MediaPlayerのインスタンスを作成
p.set_mrl('<file_name>')     #インスタンスに音源ファイルを関連付け 相対パスも可能らしいがフルパス指定を推奨 ファイルはVLC media player で扱える物なら何でも。
p.play()             #再生開始 戻り値 0=正常再生/-1=再生出来ない ※ pauseされていれば再生再開
p.is_playing()          #再生中か 戻り値 0=再生していない/1=再生中
p.pause()             #再生中なら一時停止、一時停止中なら再生再開 戻り値無し
p.get_length()          #音源の長さを取得 戻り値 秒数(msec.)
p.get_time()           #音源の最初からの再生位置を取得 戻り値 秒数(msec.)
p.set_time(<msec.>)        #再生再開位置を秒数(msec.)で指定 戻り値無し ※ 再生中やpause()中でないと指定出来ない
p.audio_set_volume(<パーセント>) #0=mute,100=0dB(パーセント指示だと思っていいみたい。100以上も指定可能。)戻り値 0=再生中に設定成功/-1=設定はしたが再生はしていない
p.stop()             #停止 戻り値無し 次回のplay()では最初から始まる
※ 最後まで再生しきっても、stop()をしないと次回のplay()はスタートしない。再生終了で必ずstop()を実行する。
※ 停止中は次の再生開始秒数を指定出来ないので、特定の秒数(msec.)から再生する場合は、play()に続いてset_time(<msec.>)を実行する。ただし、pause()中は指定可能。
p.play()
p.set_time(<msec.>)


 複数の音源ファイルをプレイリストとして扱ってくれるクラスもあるのですが、LTCを作るには少し不便がありそうなため、1曲単位で扱うことにしています。

 vlc.MediaPlayer()のリストを作成する。
p = ( [vlc.MediaPlayer(), vlc.MediaPlayer(), vlc.MediaPlayer()] )
# p[0]、p[1]、p[2] などと使える。

 普通にオフジェクトのリストとして扱える。

 これだけはメモ。
 リストのオブジェクトを追加する。
p.append( vlc.MediaPlayer() )
# 上記に続いた場合は p[3] が追加される


 再生操作のレスポンスはとても良く、タイムラグはほとんど感じない。
 ただ、プレイリスト分のインスタンスを設定するにはメモリに注意かもしれない。

参考
 python-vlcのドキュメント
 ここの「vlc.MediaPlayer」を参照。

#Python
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 LTC Generator のLTC信号を卓(MA dot2)が認識しました。
 ただ、同じ値を送り続けても認識しません。LTCを入力してから認識するまで1秒弱かかるので、カウントを進めずに信号を認識し続ける方法が欲しいのです。
 試しに数フレームの繰り返しを組んでみたところ認識し、数フレームの繰り返しを一定回数行ってから抜ける様にしたところ期待する結果を得ました。
 最初のCUEポイントのマイナス数フレームの位置で2-3フレームの繰り返し待機をし、トリガが立ったらそれを抜ける考え方で良さそうです。
 ともかく、卓が認識したので一安心です。

#タイムコード
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 LTC Generator は30fpsも他のfpsと同様の誤差でした。時間の勘定に期待値が出たので PIC のファームウェアは一応の完成とします。あとは、卓が認識するかです。
 今後はPC側のアプリケーションの製作です。Pythonベースでvlcライブラリを使い、LTCとVLCは同時スタートの疑似シンクです。VLCの現在時からLTCを生成することは難しいからです。途中スタートではLTCの現在時からVLCの開始時を補正して合わせる様にします。
 音声ファイルはプレイリストとしてまとめ、スタートタイム、エンドタイム、ボリューム、連続再生、曲間時間などを個別に設定出来る様にします。複数の音声ファイルを並列で再生する用途は想定しませんので、1トラックのわかりやすいモノを目指します。もちろん、LTCのタイムが被らない様にチェックする機能も大切です。

#タイムコード

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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2024年5月4日(土) 05時49分51秒