🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

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タグ「音の世界」を含む投稿(時系列順)[24件](3ページ目)

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 秋月電子通商さんからコンデンサが届きました。お昼休みのお遊びで交換。
 エージングはこれからですが、DI-1の欠点だと思う響きや余韻の鈍さが驚くほど改善されました。ガットギターやアコースティックギターの音が気持ちいい。
 もちろん、ハイ上がりで尖った音ではありません。柔らかくて自然な明瞭さのある音です。

 オレメモですが、以下が交換した部品です。

● オペアンプ
 MUSES02D(変換基板使用)
● コンデンサ
 C1 フィルムコンデンサー 0.01μF50V ルビコンF2D
 C2 オーディオ用無極性電解コンデンサー10μF25V85℃ ニチコンMUSE・ES
 C3 オーディオ用無極性電解コンデンサー10μF25V85℃ ニチコンMUSE・ES
 C5 オーディオ用無極性電解コンデンサー47μF50V85℃ ニチコンMUSE・ES
 C6 オーディオ用無極性電解コンデンサー47μF50V85℃ ニチコンMUSE・ES
 ※ C1~C6は基板上の部品名です。

 送料は除きますが、部品総額3,800円くらいかな?
 変換基板は手前設計の中華製造ですけど。

 C1も無極性電解コンデンサーにするか悩みましたが、ハイインピーダンスのピックアップと直結しますから高レスポンスなフィルムコンデンサーにしました。元々もフィルムコンデンサーです。このフィルムコンデンサーは低ノイズ・高レスポンスなので調光回路に使っても良かった物です。なので手元にあったのですけどw
 今日交換したのはC2とC3です。オペアンプの入力部に使うバイアスフィルタコンデンサですが、コンデンサの中で最も変化が大きかったかもしれません。
 なお、C2とC3は耐圧25v以下の物でないと基板に入りません。C1、C5、C6はファンタム電源に曝される可能性があるので耐圧50vの物でないと壊れると思います。

 MUSES02Dに替えてもイマイチ改善しきれなかった音の響きや余韻が改善しましたので、オペアンプはそのままにコンデンサだけ替えてもいいかもしれません。上記のコンデンサを全部替えても130円ですし、付け替えも普通にハンダゴテが使えれば簡単に出来ます。純アナログの部位なので、良い部品にすれば必ず良い結果になるとは言えないのですけどね。

 憑き物が落ちて肩が軽くなった気分です。

追記
 C2とC3を別なコンデンサにしました。原因は不明ですが、時間経過と共に音に張りが無くなったためです。
 次のコンデンサにしたところ、高域がまろやかで伸びのある音になりました。
 C2 オーディオ用電解コンデンサー10μF35V85℃ ニチコンMW
 C3 オーディオ用電解コンデンサー10μF35V85℃ ニチコンMW

#音の世界
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 DI-1はバイアスフィルタコンデンサを交換してエージングすること6時間。とりあえずのチェック。
 呆れるほどの明瞭感。ハイ上がりでキャンキャンしているワケではありません。バランス感に疑問はありません。ガットギターは胴の響きを感じ、生ベースはブンブンゴリブリとエグイ鳴りをし、ヴァイオリンは弓が擦れる音まで目の前に見えます。生々しい感じが強調されているので嫌いな人がいるかもしれませんが、ダイレクトボックスではなくエフェクターと考えれば納得!?
 良いとか悪いとかではなく、DI-1とは全くの別物になってしまいました。私は改造品の方が楽器が出している音をダイレクトにミキサーに渡せるような気がしますが、現場で使えんのかな?
 エージングが終わったら布教活動という名の人柱募集でもすっかな。

 そういや、オペアンプはMUSES、コンデンサはMUSEです。
 MUSEとは芸術全般を司るギリシャ神話の女神様だそうな。
 何か名前を付けないとなぁとは思っていましたが、命名にこだわりはありませんので、DI-1MUSEとします。

#音の世界
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 DI-1MUSEはコンデンサを替えて24時間経過。
 音が鈍ったというか、明瞭感が弱くなっています。コンデンサを替える前と大差ない印象。
 先行して替えたコンデンサでも24時間経過で一度鈍くなり48時間経過で戻る現象がありました。コンデンサのエージングはそういうものなのかもしれませんが気分は萎えます。

追記
 確実ではないのですが、ピンクノイズを当てた直後は音が鈍るものの、通常の音源を数時間当てると音が戻るようです。通常の音源を3時間くらい当てて再チェックしたところ、昨日のイイ感じに戻っていました。
 この話だけですとピンクノイズは余計なことに感じますが、ピンクノイズを当てて通常音源を当てると明瞭なだけでなくまろやかさも加わりますので、エージングには良いように思います。
 音源100時間、ピンクノイズ100時間、音源100時間の設定で続けています。現在ピンクノイズ30時間。

#音の世界
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 DI-1MUSEはコンデンサを交換しました。時間経過と共に音に張りが無くなったためです。
 次のコンデンサにしたところ、いわゆるハイ上がりではなく、まろやかに高域が伸びる音に戻りました。数日エージングしていますが安定しています。
 C2 オーディオ用電解コンデンサー10μF35V85℃ ニチコンMW
 C3 オーディオ用電解コンデンサー10μF35V85℃ ニチコンMW
 ただ、無改造品がエージングの効果なのかとても良い音になっています。DI-1独特の高域がモヤっとする感じが弱くなり、MUSEの方がスッキリしているものの、とてもキレイに伸びています。
 MUSE化することで特に生楽器やキーボードのピアノ音源には効果があると予想はしているものの、コストを考えたら無改造品を丁寧に長時間エージングするのがいいのかもしれません。
 そもそもが改造ありきの話ではありません。DI-1の欠点を改善するのが目的で改造は一つの選択肢ですから、別な手段が見えればそれはそれでいいと思います。

#音の世界

■当面の課題

花粉症シーズンも一段落したようで重傷者にも笑顔が戻ってきました。私は原始人なので花粉が酷い日でも鼻の中が埃っぽいなぁくらいにしか感じませんけど。
気温の変化が激しいようですので、みなさま健康管理には注意してください。

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2024年5月17日(金) 11時57分19秒