🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

or 管理画面へ

全年全月15日の投稿(時系列順)[34件]

2021年11月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
DC16vとDC19vのACアダプタが入荷したのでブロアファンの電源電圧を上げる試験をしましたが始動電流が不足みたいで回転セズ。
これ以上パワフルなACアダプタは価格的にムリだし、DC12vでも条件は満たしているのでコレで行きます。

#ガチ工作
Icon of admin
ここ一週間ほど、どうにもダルいなぁ~と思っていたのですが、塩分不足をやらかしていたようです。
ふと気付いて「ソルティライチ」を一気飲みしたら数十秒でダルさが抜け始め、更に、あえて塩気を強くしたスープを飲んだからダルさがほぼ無くなる。
夏の現場連チャン時にやってしまうことがありますが、この時期は珍しい。
気温は下がりつつありますが、この時期でも屋外で日差しを浴びながら作業すると塩分を失いがちなのかもしれません。
自炊すると塩味が薄い料理を作ってしまうので、外食だと塩の味しかしないなぁ~なんて思うこともあるのですが、注意しないといけませんね。

#食と健康

2021年12月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
いろいろなことが同時進行で混乱しまして、ライトアップで使うプロジェクタケースのブロアファンの最終組み立て忘れていました。
明朝現地設置なので大急ぎで組み上げ。モータをマウントにボルトオンして若干の配線作業ですが、思った以上に短時間で完了。後付けになると組付けが大変になるところでした。いやはや。
風量は思った以上に豊かです。静圧がもう少し欲しい感じもしますが、以前より冷却能力が上がっている様子です。

あと一週間頑張れば少し落ち着きます。

#ガチ工作
Icon of admin
現地設置が始まりました。
思った以上に設置作業は順調ですが、カラダがシンドイことシンドイこと。
音響でも照明でも舞台装置でもない微妙な施工なので、お手伝いさんは居ても相方が居ない状況となり、自分が指示をして先持ちをするワケです。
ほんの数年前までは喰って寝れば18時間くらいブッ通しで同じようなことをやっても平気だったのですが、寄る年波には敵いませんなぁ~

#本業
Icon of admin
数日前ですが、友人が主催する演劇公演の会場にLEDバーを仕込んで明かりを作ってきました。
なかなかの「ベター機材」(笑
不安だったので多めに仕込んだのもありますが、思った以上に明るくて色も綺麗。
中華製の安物ですから良いと言っても程度は知れていますが、価格からしたら驚きの性能でしょう。
価格はPAR球1発と同程度。高級品と同等の結果を求めたら罰が当たるってもんです。

幾つかのモードを持っていますが、24灯の4色LEDを3灯8回路で使うことが出来ます。
今回はお試しなのでこのモードを使いましたが、考えようによっては3発LEDの灯体を8台仕込んだのと同じことになります。
限度はありますが、全部点ければボーダーライト、一部付ければDFのサスみたいなことが出来ます。今回は小さな芝居小屋ですが、ネライやサス明かりがどこにでも出せるワケです。
ただ、19本使ったのでLEDスポットを152台仕込んだのと同じことになり、DMXを3ユニバースも使う羽目になってパッチが面倒でしたけど・・・

#照明器具 #LED

2022年1月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
客席テーブルは天板の穴を塞ぎ仕上げの塗装を完了しました。
脚回りの収納を作らねばなりませんが、一応使える状態です。

天板に使った塗料は「ニッペ ファインウレタンU100」です。
ハケには「ハンディクラウン ワンタッチコテバケ」を使いましたが、コレいいですよ。
コテバケは平面を塗装するための用具です。仕上がりは下地次第ですが、ハケやローラーよりも圧倒的にキレイに仕上がります。厚塗りにならないので乾燥も早いです。

#ガチ工作
Icon of admin
 ver4.5は塗料の硬化待ちで触れませんから、ver5を作る材料を試験していました。
 特に天板です。高価な材料は使えませんし、手間がかかり過ぎてもいけません。
 今のところ、主材に合板を使い、FRPで使うエポキシ樹脂を下地として塗り込むのが良さそうです。まだテスト中で結論には至っておりませんが、エポキシ樹脂はウレタン塗料より硬くて丈夫ですし、ガラス繊維を固めないなら塗料の一種として使えばいいだけです。
 どのみち許せる価格帯にカットしただけで使える板材はありませんので、塗るなり貼るなり、何かしらの表面加工は必要です。板材にシート状の素材を「貼り付ける」作業は案外難しいので、塗装で済むならその方がいいと思われます。
 FRP用のエポキシ樹脂は粘性を調整する方法がわからなかったために使用を控えていましたが、アセトンを加えれば良いとのことで解決。スチレンを推奨する情報もありましたが、エポキシ樹脂をスプレーする際にはアセトンで柔らかくするそうですから、ハケであってもローラーでもあっても同じことでしょう。この辺りは初めて用いる手段なので試しましょう。
 後は、エポキシ樹脂の表面に色を付ける方法です。難塗装物だから専用塗料でないと絶対ダメ!という話もあれば、足付けすれば缶スプレーのラッカーでもOKという話もあります。ミッチャクロンマルチも、意味無し!無駄!という人もいれば、最高!という人もいます。どの方法が正解というよりそれぞれの好みといった感じです。私好みの施工方法を見つけるしかありません。
 小さな合板にエポキシ樹脂を塗ってテストしているので、上塗りまで確認しましょう。

 これらの方法が確立したら木工の仕上げがレベルアップすると思います。

#ガチ工作

2022年2月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
 本業もボチボチ忙しくなってガラクタ週間も終わりを迎えようとしています。

 現場と打ち合わせの合間にArt-Netです。
 受信したバイナリをそのままの送信出来ないようでは先には進めませんが送信できない問題。
 解決はしましたが、正規マニュアルや先達の書き込みに「これはちがう」とある設定で動いてしまいました。

 基本環境:RaspberryPi4 Rasbian_buster Python3.7.3
 ネットワークインターフェース:内臓LANポート(eth0)、USB-LANアダプタ(eth1)
 IPアドレス:eth0もeth1もArt-Net用に設定済み。
 試験環境:MAdot2でArt-Netを送出、RaspberryPiを経由、中華電機のArt-Netデコーダで受信、レガシーDMXをDoctorMXでモニタ。
 処理内容:eth0で受信したArt-Netのバイナリをeth1で送信するだけ(これが出来なきゃ始まらない)。

-----

import socket

def artnet_rx_tx():
 """ 基本パラメータセット """
 RECV_HOST_NAME = ''
 SENDTO_HOST_NAME = '255.255.255.255'
 PORT = 6454
 """ socket受信の設定 """
 artnet_rx_sock = socket.socket(socket.AF_INET, socket.SOCK_DGRAM)  #UDPによるソケットを宣言(受信で使う)
 artnet_rx_sock.setsockopt(socket.SOL_SOCKET, 25, str("eth0" + '\0').encode('utf-8'))  #ソケットとNICを関連付け
 artnet_rx_sock.bind((RECV_HOST_NAME, PORT))  #送信元とポートをソケットに関連付け この場合はどこからの送信でも受けるって意味になる
 """ socket送信の設定 """
 artnet_tx_sock = socket.socket(socket.AF_INET, socket.SOCK_DGRAM)  #UDPによるソケットを宣言(送信で使う)
 artnet_tx_sock.setsockopt(socket.SOL_SOCKET, 25, str("eth1" + '\0').encode('utf-8'))  #ソケットとNICを関連付け
 artnet_tx_sock.setsockopt(socket.SOL_SOCKET, socket.SO_BROADCAST, 1)  #ソケットをブロードキャストとして使う宣言
 """ 中継 """
 for i in range(800):  #繰り返し
  artnet_rx_bytes, addr = artnet_rx_sock.recvfrom(1024)  #受信処理
  if len(artnet_rx_bytes) > 18:  #受信データ長が最低長以上かを確認 下行とandで一文にしても意味は同じですがヘッダー長を下回った時にエラーになる
   if artnet_rx_bytes[0:12] == b'Art-Net\x00\x00\x50\x00\x0e': #DMXの値データだけを選別 ヘッダーチェック
    artnet_tx_sock.sendto(artnet_rx_bytes, (SENDTO_HOST_NAME, PORT)) #送信処理 ここがわからんで時間を喰う
 """ 終了操作 """
 artnet_rx_sock.close()  #ソケットの仕舞い
 artnet_tx_sock.close()  #ソケットの仕舞い

※ 行頭の空白と#は全角で書いていますので、このままコピペするとエラーになります。
-----

 for文による繰り返しで800回中継を行うテストソースです。

 ポイントはBroadcastの送信先を指示する「SENDTO_HOST_NAME」です。socket.sendtoのパラメータです。「RECV_HOST_NAME」と同様に空白データを割り付けるベシとされるのが一般的ですが動きません。Broadcastアドレスを示す古い方法の'255.255.255.255'にしたところ稼働したという話です。
 '2.255.255.255'や'10.255.255.255'でも稼働しましたが、'255.255.255.255'はゾーンの末尾アドレスを示すマジックナンバーらしく汎用性が高いと思われます。

 動けばいいのですが、かなりの時間を喰ってしまい課題の残りが明日以降になりました。

 ここまで出来ればパッチマップによる入れ替え処理を作ります。
 壮大な繰り返し処理となりますので、どれだけ簡素に出来るかがカギになります。

#Python #[Art-Net]

2022年3月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
 Fusion360で部品の3Dモデルを描いて追加してみました。
 モデルをSTEP形式で書き出せばそのままKiCadに持っていけます。
202203151918181-admin.jpg
20220315191818-admin.jpg
 3Dの基板をグルグルさせてもすぐに飽きますが、部品の干渉やシルク(文字印刷)のチェックには効果絶大。

#電子工作
Icon of admin

 今回の基板は大量のチップ部品が背面に付きます。これを手ハンダは避けたい。
 基板と共にステンシルを頼んだのでリフローが出来ればいいけれど加熱台はどうする?

 amazonさんにこんなんありました。

20220315185441-admin.jpg
 200 X 200mm LEDマイクロコンピューター電気ホットプレート予熱はんだ付け予熱ステーション、ウェルダーホットプレートリワークヒーターラボ110 / 220V AC 800W(美规110V)

 カタログスペック的にはドストライクな製品ですが使えるのでしょうか。
 中国から直送みたいで納期は4月上旬です。

 この手の製品は国産の良い物だと10万近くするので避けていましたが1万円切るならアリでしょう。
 家電のホットプレートを使う方法もありますが、この価格ならこっちの方がいいかも。天板平らだし。
 たぶん設定と実際の温度は違うと思いますが、放射温度計を使って設定値に対する実際の温度を把握すれば使えるっしょ。
 リフローは220度で60秒がペーストハンダメーカーの公称値です。ハンダの溶ける様を目の前に見られますから試してデータを取りましょう。220度ですと部品の耐久時間は長くないので、この辺りも調べておくべき課題です。

 某メーカーさんの推奨値です。
 プレヒート 130~180℃ 60~90sec.
 リフロー 220℃以上 30~90sec.
 ピーク温度 240~250℃ 10sec.以内

 逆用途として肉焼けますね。
 リフローに使えなかったら焼肉用にしましょう。

 そういえば基板屋さんからメールがありました。「政府と交渉して稼働出来れば納期が短くなります」とのことです。
 通常なら一週間以内に日本まで届くサービスですが、電力不足のために工場の稼働が輪番になっているのでしょう。
 こればかりは仕方ありません。

#工具や資材

■当面の課題

花粉症シーズンも一段落したようで重傷者にも笑顔が戻ってきました。私は原始人なので花粉が酷い日でも鼻の中が埃っぽいなぁくらいにしか感じませんけど。
気温の変化が激しいようですので、みなさま健康管理には注意してください。

編集

■全文検索:

複合検索窓に切り替える

■複合検索:

  • 投稿者名:
  • 投稿年月:
  • #タグ:
  • カテゴリ:
  • 出力順序:

■日付検索:

■カレンダー:

2021年11月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

■カテゴリ:

■最近の投稿:

最終更新日時:
2024年5月14日(火) 13時53分53秒