🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

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全年全月15日の投稿[34件]

2024年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 それほど強度を必要としない建具には「ファルカタ合板」を使うことが多いです。
 強度はラワン合板に劣りますが、切断が楽でとても軽い素材です。表面硬度が低いですが、塗料の吸いがいいので限界まで希釈したものを染み込ませれば丈夫に仕上がります。
 ただ、ウッドショックの余波がまだ残っているのか、ホームセンターでは入手が悪く価格の割りに品質も良いとは言えません。
 コメリさんでは手に入りやすいので買ってみましたが、保管が悪いのか品が悪いのか反りが酷い。長くても300mm程度に切ってしまうので影響はありませんが、反りを直せるものなら直したい。
 反りは裏表の乾燥の違いつまり水分量のアンバランスで起こりますが、試しに300×150くらいの残材で試したのですが、反りの内側と木口に水を含ませたところ2-3日で直っていました。早速3×6サイズで実験開始。ローラーに水を含ませて反りの内側と木口に水を含ませて放置しています。
 本当なら木材を湿気らせるのは避けたいところですが、木工ボンドを塗布するのでいいかなと。

#ガチ工作 #工具や資材

2024年1月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 今の思惑ですと、この先2ヶ月の課題はPegasysG10のリペア、フリッカーが出た調光ユニットの補修、電源機材の電圧計パネルの換装、C60-C30変換の製作、ミニカムロックを使ったC30コンセントボックスの製作、JANDS EPSⅡのリペアです。
 Art-Net関係は開発期間が全く予想できないし当面無くても困るわけぢゃないので後回し。
 ダラダラやっていると終わらないので、可能な限り休みも返上で爆走です。

#器具の修理
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 工作では汎用部品、専用部品、仕掛品、完成品の保管を考えないとゴミ屋敷になります。汎用部品は整理してありますし、仕掛品の置き方も決めてあるのですが、専用部品や完成品の保管は雑でした。自宅の工作部屋はゴミ屋敷の一歩手前です。
 整理しやすく後で見つけやすい収納の構築となりますが、このためには箱を使って分類・整理するのが良いかと。
 ですが、どんな箱でもいいとは言えません。段ボール箱に収めると中身がわかりにくくゴチャゴチャと積まれデッドストックになりやすい。
 これまで何種類かの方法を試みましたが、フタがあって積み重ねやすく中身が見える箱が良いだろうとなりました。深さのバリエーションがあるプラ箱を定型物として採用です。少し値の張る箱ですが、物を紛失するとその分の費用が無駄になりますから箱に費用をかけてもいいかなと。モノタロウさんですぐに手に入る物でもあります。以前からこの考え方を持ってはいたのですが、安い箱は廃番になるのが早くて継続性が無かったのです。
 今週来週は比較的ゆるい日程なので、年末に出来なかった大掃除も兼ねて工作部屋の大整理です。

#工具や資材

2023年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 久しぶりにディナーショー。
 小屋付でもないのに細々した宴会場の機構まで対応させられるので気疲れしますケド。
 そんなこんなでやっていると色んなイメージが出てきます。
 今回は使っていませんが、DMXの信号主幹にはEoC(同軸ケーブルでEthernetをやり取りする規格)によるArt-Netが良いことには自信が持てました。もちろん、確実性、安定性、汎用性などの大雑把に言えば「使い心地」は実際に使ってみないとわからんですけどね。
 全体をArt-Net化するのが主軸の話ですが、Wi-fi中継器も併用出来ると汎用性が高くなります。Art-Netは10MbpsのEthernetでも10ユニバースくらい扱えるようですから、今時のWi-fiなら実用レベルかな?と。ホテルの宴会場のサスバトンにはDMXの回線が出ていないことが多いですし、客導線のためにケーブルを敷設出来ないこともありますので。これらをプルボックスに内蔵してハンガー吊り出来るパッケージにしておくといいでしょう。沢山のスマホが集まる場所でWi-fiを使うこと自体怖いですけど、自動チャンネル変更機能が良いWi-fi中継器を使えば良いかなと。先日試したWi-fi中継器は本番中の大ホールでも普通に動いていましたのでこのメーカー・シリーズで試す予定です。
 他にもイロイロありますが、今後の検討課題です。

#照明器具

2023年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 そうそう、マルチツールの使い心地について。
 今のところノコ刃しか使っていませんが今までに無い使い心地です。
 切断ならこれ一本!ってことはありませんが、丸ノコとジグソウのイイトコ取りって感じがします。適材適所で使うのは当然としても、抑えドコロが他とは違う道具だと思います。切断電動工具の1本目にお勧めはしませんが、カユイ所に手が届かない感じがしたら試す価値があると思います。
 直線切りは治具が無くてもケガキ線に沿っていけます。一発仕上げにはなりませんが、刃が暴れる感じが少ないので隠れる所ならコレで切りっぱなしでも問題ありません。材をキチンと固定することは言うまでもありませんけど。

#工具や資材 
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 未来工業さんのカタログを見直していたら良い箱を見つける。
 PVK-AOP
20231115125537-admin.jpg
 防水仕様でサイズは108×108×51.5です。残念ながら黒はありませんが使い出がありそうな予感。
 C型ケーブルの分岐にも使えそうですが、先ずは棚上げ中のTRUE1分岐に使ってみます。

#ガチ工作 #器具の製作

2023年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 LED-Bar のフタを装着してみました。外形に狂いはありますが、気持ちよくハマりますのでヨシとします。
 重要なのは強度です。オベタを取り付けた状態で少々手荒に扱っても平気でありたい。本体との接合は大丈夫そうですが雌ネジがもつかな。
 雌ネジはインサートと追加工したワッシャで構成します。インサートは真鍮製で内M8-P1.25/外M10-P1.0、ワッシャは真鍮製の外径φ25-内径φ8.5-3.0tにM10-P1.0のタップを切った物です。インサートだけでは強度不足と思われるので、ワッシャ2枚で本体を挟んで接着しつつ締め込みます。真鍮製を使うのは、鉄ほど錆びず、ステンレスほど雄ネジを痛めず、接着性が良いからです。
 まるで作ったように書いていますが、インサート、ワッシャ、タップの入荷待ちです。

#ガチ工作 #器具の製作

2023年9月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 Open DMX USB の BreakTime について考えていたところ PIC の BreakTime についてもアイデアが出ました。
 拡張ミッドレンジPIC16系の EUSART には Break 機能があります。ただし、11bit分の L を出力して StopBit(H) を出すまでが一連の動作なので2回繰り返しても DMX512 の BreakTime にはなりません。今は I/O ピンをプルダウンしておき、入出力設定(TRIS)を Input(Hi-Z) にしてから捨て送信をすることで BreakTime を作っています。
 本題です。DMX512 の BreakTime は 最小 88usec ですから 250kbps なら 22bit 分の連続した L を出力すれば成立します。PIC16系の EUSART の Break が DMX512 の BreakTime に使えないのはこれが理由ですが、BaudRate を変更した Break を出力したらよくね?ってのが今回のアイデアです。手段を問わず、L 送信が 88usec 以上ならいいのです。私の理解が間違っていなけば、アイドル時なら BaudRate をバイト送信毎に変更しても EUSART は正しく動くハズです。単純計算なら BaudRate を半分にすれば規格値が出ます。現状でも BaudRate の調整だけで 1/50 くらいには出来ますから十分な BreakTime を作れると思われます。もちろん、BaudRate を 1/3 以下にして Break ではなく 0x00 を通常出力しても同じことです。こちらの方が汎用性が高いかも。受信も併用する構成ではNGですけどね。
 この方法が成立すればプルダウン抵抗は不要です。たった一つの抵抗ですが、部品を減らすことは絶対の正義ですので検討する価値はありそうです。

#PIC #器具の製作
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 オレメモです。
 Open DMX USB が期待通りに動かないのは BreakTime が正しく出ていないのが原因かと予想しています。
 FTD2xx には setbreakon と setbreakoff がありますのでこれを使うのが肝だと思われますが、これらのコマンドを実行するだけでは求める BreakTime に至らないのだろうと思われます。
 違うライブラリを用いたソースコードでは Break を有効化するコマンドが2回と Break 無効化するコマンドが続きで書いてありましたので FTD2xx では Break に関するコマンドを発行すると1バイト分の送信が行われるのかな?と思っていました。2バイト分ですと BreakTime の最小時間と等しいですからね。
 検証しないとわかりませんが、setbreakon と setbreakoff は FT232RL の動作モードを変える( setbreakon を実行すると待機状態が L となる / setbreakoff を実行すると待機状態が H に戻る)だけで Break の時間を確保するものではないってのが現在の予想です。テストプログラムでは setbreakon を2回、setbreakoff を1回実行していましたが、setbreakon と setbreakoff の間に空送信か待ち時間を入れてみようと思います。まずは time.sleep( 0.001 ) (Windowsだと15msec前後になる)を差し込むことから始めて setbreakon の状態で空送信をしたらどうなるかです。

#Python #器具の製作
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 「ftd2xx.py」を使って Open DMX USB から DMX512 が出るか試してみました。
 うまくいかない・・・。
 値は表示されますが、テストプログラムでは値を変化させているのにそれが出ません。Break Time あたりに問題があるように思いますが、オシロスコープかロジアナで信号波形を見ないとわかりません。
 波形を見るにはテスト環境を整えないといけませんので空き時間にちょっとお試しってワケにはいきません。しばらくお預けです。
 そんでも、値は一応表示されるのであまり遠くないところにいるような気がします。

 頑張って読み解くしかない本家の資料
「D2XX Programmer's Guide」

#Python #器具の製作

■当面の課題

花粉症シーズンも一段落したようで重傷者にも笑顔が戻ってきました。私は原始人なので花粉が酷い日でも鼻の中が埃っぽいなぁくらいにしか感じませんけど。
気温の変化が激しいようですので、みなさま健康管理には注意してください。

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2024年5月14日(火) 13時53分53秒