No.190
今回の基板は大量のチップ部品が背面に付きます。これを手ハンダは避けたい。
基板と共にステンシルを頼んだのでリフローが出来ればいいけれど加熱台はどうする?
amazonさんにこんなんありました。

200 X 200mm LEDマイクロコンピューター電気ホットプレート予熱はんだ付け予熱ステーション、ウェルダーホットプレートリワークヒーターラボ110 / 220V AC 800W(美规110V)
カタログスペック的にはドストライクな製品ですが使えるのでしょうか。
中国から直送みたいで納期は4月上旬です。
この手の製品は国産の良い物だと10万近くするので避けていましたが1万円切るならアリでしょう。
家電のホットプレートを使う方法もありますが、この価格ならこっちの方がいいかも。天板平らだし。
たぶん設定と実際の温度は違うと思いますが、放射温度計を使って設定値に対する実際の温度を把握すれば使えるっしょ。
リフローは220度で60秒がペーストハンダメーカーの公称値です。ハンダの溶ける様を目の前に見られますから試してデータを取りましょう。220度ですと部品の耐久時間は長くないので、この辺りも調べておくべき課題です。
某メーカーさんの推奨値です。
プレヒート 130~180℃ 60~90sec.
リフロー 220℃以上 30~90sec.
ピーク温度 240~250℃ 10sec.以内
逆用途として肉焼けますね。
リフローに使えなかったら焼肉用にしましょう。
そういえば基板屋さんからメールがありました。「政府と交渉して稼働出来れば納期が短くなります」とのことです。
通常なら一週間以内に日本まで届くサービスですが、電力不足のために工場の稼働が輪番になっているのでしょう。
こればかりは仕方ありません。
#工具や資材