🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

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タグ「3Dプリンタ」を含む投稿[34件](3ページ目)

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 3Dプリンタは条件が出ました。
 廃番になった古いプリンタなのでCAM(スライサ)の設定は揚げませんが寸法補正は出ました。

 外形補正はCAMの全体伸縮を100.2%します。
 内形補正はCAD上で行い、円なら直径に+0.6mm、多角形なら基準寸法に+0.3mmです。

 これらはCAMの他の項目によっても違ってくるので、現在標準としているCAMの設定に於いては・・・という値です。
 ただ、上記3点の補正値が定数であることが重要です。サイズによって補正値が違うと難解ですからね。

#3Dプリンタ
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 3Dプリンタは良くなってきました。
 その場しのぎで寸法を出すのではなく一発で寸法を出したいのですが、その方法論を得られそうな感じです。
 本業は現場の本数は落ち着いているものの先の準備で忙しいのですが、朝夕に靴屋の小人さんのお仕事をチェックさせて頂くだけですから、忙しくても息抜き程度の時間で進められています。
 今のネタは程々の精度で良い製品なので仕上がりと所要時間のバランスを求めていますが、このプリンタの最大精度も探ってみたいものです。

#3Dプリンタ
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 オレメモです。

 プリンタ:QIDI Tech I(デュアルノズル)
 CAM(スライサ):QidiPrint ver5.6.12
 フィラメント:ABS

 期待値のままのCADデータを用いる。
 CAM(スライサ)で全体伸縮を100.2%にしてプリント。
 プリント物を実測すると外形寸法は3軸ともほぼ出る。内形寸法は直線なら線間が-0.3mm、丸穴なら直径が-0.6mm(半径で見れば-0.3mm)となる。

 CAMでの補正はこれ以上難しい様子だが、実測から推測するに、CADにおける内形の補正は定数を用いて良いと思われる。

 以下、CAD上で行った修正項目。なお、CAMでの伸縮は100.2%。
 M3六角は5.5mmだが、製品公差と接着隙間を考慮して期待値を5.7mmとし、プリント公差0.3mmを加えて6.0mmの六角とする。
 M3用のΦ3.2の丸穴はプリント公差0.6mmを加えてΦ3.8mmとする。
 TRUE1本体を差し込む丸穴もプリント公差0.6mm加える。
 ・・・現在プリント中。

#3Dプリンタ
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 3Dプリンタの条件を出すのはナカナカ難しい。
 試しに最新のCAM(スライサ)を使ってみたのですが、プリントそのものはキレイですが、プリント位置がズレてしまいます。デュアルノズルですが、1番ノズルは良いものの、2番ノズルの位置が補正されません。メーカーに問い合わせたところ「そのプリンタはとても古いので、最新のスライサは対応してません」とのこと。機種選択もプリントも出来るのですけどね・・・。サポートを得られない、すなわち対策を教えてもらえないのでは太刀打ち出来ないのでCAM(スライサ)を古いヴァージョンに戻しました。
 位置のズレはあるものの最新のCAM(スライサ)ではキレイにプリントされたので、その設定値を参考に手直ししたところかなり改善されました。パラメータの解説が無いので手探りが続いていましたが、機能が不明だったパラメータの意味が以前よりわかってきたので試すべき方向性が見えてきました。
 プリント結果からCADデータを修正するのではなく、期待値で書いたCADデータを用いてCAM(スライサ)の修正を続けてみます。

#3Dプリンタ
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 3Dプリンタはイイ感じですが、そもそもCADデータの通りプリント出来ないのはよろしくありません。
 当面の課題はクリアしたので、CAMの設定でどこまで追い込めるか実験を始めました。
 まずは、内形もある簡単な形状でテストプリントです。どの方向にどれだけ寸法がズレるかサンプルを取るのです。
 CAMのどの設定項目が影響するのかを見つけるのにかなりの回数プリントすることになりそうですが、都度の調整作業が減るなら価値はあります。トータル時間はかかりますが、拘束時間は大したことありませんしね。
 室温やフィラメントの質にも左右されそうですが、樹脂成型はそういうものらしいので、季節の変わり目やフィラメントの入れ替え時に確認するのもありでしょう。
 ということで、靴屋の小人さんには今夜も頑張ってもらいます。

#3Dプリンタ
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 「靴屋の小人」さんは完全復活です。
 追加で2セット作りましたが、途中で落ちることもなく仕上がりも綺麗です。
 現場続きだったので配線の検討はこれからですが、筐体は十分な仕上がりでしょう。
 まだ決めていないのは目地止めです。コーキング剤に何を使いましょう。アルミもABSも接着は苦手な素材です。求めるのは強度ではありませんが、十分な水漏れ対策となりつつ、修理でバラせなければいけません。バスコークが安価で無難な気もしますが、黒っぽいのが無いので仕上げが難しくなります。シリコン系コーキング剤は安価ですがはABSと相性が悪い様子。ダークグレーでブチルゴムに特性が近い変成シリコン系でしょうか。「変成シリコンコークQ」ならフライトケースのウレタンが外れた時の補修にも使っているので常備しています。

#3Dプリンタ #工具や資材
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 3Dプリンタさんは「靴屋の小人」として復活。
 朝起きると綺麗にプリントされてました。
 次はケーブルの配線を決めましょう。

#3Dプリンタ
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 トラブルは続くんすね。3Dプリンタさんはフィラメントを飲み込めなくなりました。
 これまでに何度もあったことですが、フィラメントを送るローラーにフィラメントのカスが詰まって滑るのです。ローラーは歯車状のギザギザにフィラメントを引っ掛けて送るので、カスが出て目詰まりするのです。
 対策は分解清掃です。ギザギザが見えるところまで部品を外し、千枚通しでギザギザの詰まりを取り除きます。少し面倒ですが、ローラーを取り外した方が詰まりが見えやすく掃除もしやすいかな?
 分解を前提に作られておりませんので部品の位置やアタリに気を付けながら組み直します。作業は20分くらい。目に見えてプリントの質が良くなります。

#3Dプリンタ
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 3Dプリンタの条件が出たようです。
 六角スペーサーを差し込む穴の寸法で難儀してました。M3の六角は5.5mmですから5.6mmくらいの仕上がりにしたいのですが、CAD上で5.6mmとしても仕上がりは5.6mmになりません。今回は5.9mmにして仕上がり5.6mm強でした。ぢゃ0.3mmふかすのが定数かというとそうでもなく、内形か外形かでも違いますし、周囲の肉厚によっても違います。目安にはなるものの試作を繰り返して追い込まなければなりません。
 FDM式の3Dプリンタは溶かした樹脂でプロッタように線を描いていくのですが、描画した樹脂の幅には±0.2mm程度の誤差があるようです。内形寸法では対角で合わせて倍の誤差になりますので、今回の狙い寸法に対しては比率的に大きい値です。ただ幸いなのは、プリントの度に寸法が違うことはほとんど無いことです。誤差ではなく、プリンタとフィラメントの組み合わせによる特性と呼ぶのが正しいのかもしれません。補正設定がCAMにあるかもしれませんので調べてみましょう。

#3Dプリンタ
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 プリントが終わったので仮組み。
 寸法の修正はありますが一応形になりました。あと2-3回やれば条件が出るでしょう。
 実際はアルミ角パイプの中にコレを入れます。
20230411082906-admin.jpg 202304110829061-admin.jpg
 3Dプリンタは復活したようです。

#3Dプリンタ

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