🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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全年全月13日の投稿[34件](2ページ目)

2024年1月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 コーキングにはNBRゴムに近い性質になる変成シリコンを使っています。一般的なシリコン系コーキングは正にシリコンのため水だけでなく接着剤や塗装も弾いてしまいますが、変成シリコンは塗装も接着も出来るので後加工にメリットがあります。ただし、完全に硬化してからでないと後加工が出来ません。塗装が乗らないのは言うまでもありませんが、硬化するまではブチルゴム並みの融着性と接着性があるので生乾きで貼り合わせると後で後悔します。弾性密着を期待していますが接着にはなって欲しくないのです。今回は弾性密着による防水を期待しているものの、必要に応じて取り外しをしたいので接着に至って意味がありません。つまるところ、次工程までに時間が必要ってことです。
 週明け組み上げしたいので、パッキンの再構築は早々に進めたいところです。幸い事前段取りを伴う現場がしばらく無いので、現場の日でも上がってから1日1台ペースでパッキンの再構築を進めています。作業スペースの都合で全数を一度には出来ませんので工程を分けるしかないのですが、週明けの分はパッキンの再構築が先程終わったところです。先走りは避けますが、次工程に入れるまで3-4日ありますからナンとかなるっしょ。

#器具の修理
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 LED-PARのPegasysG10の修理ですが、水漏れで基板とフラットケーブルが全部ダメになった物もありました。
 これは筐体の接合部のパッキン処理が甘かった物です。適当にコーキングを盛っておけばパッキンの代わりになるやろって感じですが、水が大量に入ったのだなと思わせる形跡あり。中国製の組み立てはモノ凄く良いかモノ凄くダメか極端です。

#器具の修理
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 能登半島地震の現地には大量のゴミが送り付けられているようです。
 使い物にならない古着、冷凍・冷蔵を要する食品、賞味期限切れの食品・食材などなど。
 状況を鑑みれば不適切とわかりそうな物資を配送インフラに負担をかけてまで送り付ける阿呆の駆逐も災害対策で必要なことかもしれません。勘違いした優しさは迷惑でしかないのです。二次災害と言ってもいいでしょう。
 まずは、被災地域への小口配送を法律で規制することでしょう。宅配便業者が配送を拒否する根拠を作るのです。
 次に、支援物資の受け入れ拠点の扱いです。直接送ることは避け、交通インフラが生きている近隣都道府県市町村などに受け入れ拠点を設け、そこで仕分けしてから適切な手段で被災地に配送するのです。使用に堪えない物や緊急を要する今は邪魔者になる千羽鶴などはここで保管なり廃棄するのです。
 あとは道路の通行規制でしょう。1人の思いが1000人の空腹をもたらすようでは本末転倒です。通ってはダメとは言わないまでも、公的な救援車両の通行と個人的な通行の日や時間を分けるのです。

 何もできない自分に不甲斐なさを感じるなら、赤十字に寄付するか、SNSに応援メッセージを書くか、無理解で不適切なSNSの書き込みを徹底的に叩くのがいい。何かしてあげたいならご当地の負担を軽くすることを考えるべきです。半端で細かいプラスは大きく見ればマイナスになることもあります。早急且つ大規模な支援・復旧が必要な今、100人分の何かが出来ない人は何もしないのが一番の応援です。支援したという思い出がどうしても欲しいなら、100人分の何かが出来る人を応援することです。
 実は今週末、県警のイベントが予定されていましたが、被災地警備の派遣が決まってイベントどころではなくなり中止となりました。出てしまうお金まで負担は出来ませんが、出来る限りキャンセル料を安くすることもまた災害協力かと思われます。

#自然災害

2023年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 マルチツールと箱が届いたので我慢できず加工してみました。
20231113143716-admin.jpg 202311131437161-admin.jpg
 6口は長手方向に補強を入れないと抜き差しで箱が歪んでしまいそうですが、補強材を入れるのではなく、中央部に箱とフタをネジ止めするアングルを入れれば良さそうです。
 マルチツールは便利ですねぇ~。これまで使わなかった自分がアホに思えるほどです。
 塩ビは電動工具で切り進めると発熱して切削というより溶解してしまいます。材と刃物を冷やしながら進めると良いのですが、安いパーツクリーナーが後始末も楽で良いようです。吹きかけると結露するほど冷えるので「切削」になります。

追記
 塗ったらこうなった。
 それっぽい?
20231113232359-admin.jpg 202311132323591-admin.jpg
 脱脂、ミッチャクロンを塗布、艶消し黒ラッカーです。
 塩ビは表面処理をせずラッカーを塗るとパリパリ取れてしまうのですがどうでしょう。
 4-5日放置して様子をみます。

#ガチ工作 #器具の製作

2023年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 中華電機の LED-Bar を使っています。購入当時1本1万円少々と格安でした。
 この手の製品はビームライトとして作られているのが大半ですが、買ったのは広角タイプ。公称25度ですが、ここまで広角なのは案外希少です。付け外し可能な拡散レンズオプションを作ってLHQの代わりとしても使っています。半減角の計測は難しいですが、印象としては45~60度くらいです。

 便利に使えていますが、安いだけあってイロイロな問題があります。
 入荷数の1割くらいが最初から動かないのは中華電機アルアルですが、両端のフタが貧弱なプラ製で丁寧に扱わないと簡単に割れてしまいます。このフタは横ネジの取り付け部も兼ねているので割れてしまうと使い物になりませんが、このところ割れまくって稼働数が減ってしまい対策を考えないといけません。
 金属プレートを作るのが強度的に望ましいですが、形状的に外注が必須でコストが掛かり過ぎます。とりあえず3Dプリンタで試作します。ABSで肉厚に作れば実用強度になるかもしれません。フィラメントも安いもんじゃありませんが、金属プレートを外注するよりは安く済むと思います。
 早速、出来るだけ肉厚にした形状をプリントしましたが行けそうな感じです。修正はありますが追い込んでいきましょう。

#ガチ工作 #器具の製作

2023年9月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 「ftd2xx.py」ですが、Open DMX USB を認識しました。
 テストで使ったのは次のコード
### ftd2xx test ###
import ftd2xx as ftd

if __name__ == '__main__' :
 try :
  d = ftd.open( 0 ) # Open first FTDI device
  d.setDataCharacteristics
  print( d.getDeviceInfo( ) )
  d.close( )
 except :
  print( 'No Device' )
  exit( )

### 実行結果 ###
{'type': 5, 'id': 67330049, 'description': b'FT232R USB UART', 'serial': b'B000T33S'}

 実行結果は期待値を得ています。「ftd2xx.dll」を通じて FT232RL とやり取りが出来ていると思われますので、Open DMX USB として動かせそうな気がします。
 今後は「ftd2xx.dll」の解説書とソースコード読みながら解明していきましょう。

#器具の製作 #Python

2023年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 RaspberryPi pico はとても面白いマイコンです。少なくとも私好みです。RaspberryPi のブランドですが、RaspberryPi の廉価版、簡易版ではなく、Arduino の親戚と思った方が自然な存在感です。想定される用途、ソースコードを書いてから実行に至るまでの流れが Arduino のそれととても似ています。
 純正の開発・実行環境は MicroPython と呼ばれるシステムですが、MicroPython からの派生品である CircuitPython を使うことで自由度が更に広がるようです。MicroPython がスタンドアロンでの実装を主眼としているなら、CircuitPython はPCなどの周辺機器を作ることを強く意識しているように思います。MicroPython、CircuitPython のどちらもとても良く整備された開発・実行環境だと思いますが、CircuitPythonの方が私の趣向に合っている気がします。実際、CircuitPython の存在を知って pico に興味を持ったのは事実です。
 pico のプロセッサはarm系32bit133MHzです。Arduinoは、高速化高機能化が進んではいますが、基本はAVR系8bitマイコンです。処理能力は pico に格段の優位性があります。その余裕を使って Python を動かしているとも言えますが、C/C++の開発環境を使えば攻めた造りも出来そうな気がします。また、pico は ArduinoIDE と呼ばれる Arduino の開発環境でもコーディング出来るので、Arduino に親しんだ方がシームレスに使えるメリットもあります。ArduinoIDE を用いてこれらのデバイスの開発環境を一本化するのもアリですね。

#RaspberryPi
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 LTC Generator は24fpsも他のfpsと同様の誤差に収まりました。現在稼働中の30fpsも確認出来れば LTC Generator はヒト段落です。
 本業もそこそこ忙しくなってきたので工作に使える時間は限られますが、LTC Player まで出来るだけ早く到達したいところです。

#PIC #タイムコード
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 LTC Generator は29.97fpsも25fpsと同等の誤差でした。30fpsと24fpsも同等に収まればPICのファームウェアは完成とします。
 比較に使っている時計はカタログスペックで月差±15秒。1日あたり0.5秒の誤差とみなせます。基準にするには十分でしょう。
 「卓がLTCとして認識するか」を早々に確認したいですね。これが一番重要です。

#タイムコード

2023年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 GPIOに出力したACT信号でリレーが動いたのですが、実装する基板をどうするか。
 汎用基板でチマチマ結線するは面倒ですし耐久性に不安もあります。
 KiCADで回路図描いたのだから基板もデザインして中華基板にオーダーしますかぁ。
 まずは実装寸法を測ってみましょう。

#電子工作 #RaspberryPi

■思ってみた

春ですねぇ~。
花粉症の部下は死にそうですが、暖かいってのはいいことです。

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2025年4月29日(火) 20時16分48秒