🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

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2024年1月7日の投稿[3件]

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 お世話になっている工場からの依頼品は完成しました。
 明日がデッドタイムなのでギリギリです。明朝納品してきます。

 これが納品出来たら修理大会に突入です。
 PegasysG10の修理も手を付けたいですが、その前に急ぎの修理が1件ありました。以前製作販売した調光ユニットです。以前の現場でフリッカーが止まらなくなったとか。作った本人ですので全く同じモノを使っていますが、手元の製品では今まで発生したことがないのでどうしたものかと思案しています。
 かなり前の製作ですので電源のゼロクロスのセンシングのファームウェアに甘さがありそうな気がします。改めてソースコードを読み直して手直しを試みます。

 PegasysG10は殻割りをしての修理ですので、ついでにケーブルも交換するつもりです。純正の電源ケーブルは腰が強すぎて正直使いにくい。3P平行7Aのケーブルに交換してあるのですが、中華TRUE1に換装したいので、2PNCT1.25sqに付け替えます。信号線も4E6Sに付け替え、コネクタは防滴のSP13-3Pにします。手間はかかりますが、やっておけば後々現場が楽なので。
 この際、直電源は総じてTRUE1化します。ムービングライトも全てです。コネクタの種類が多すぎてイチイチ面倒なのです。手間はかかりますけど、メス-レセプタクルはPowerCONと取り付けパネルの切り欠きが同じなので、ボルトオンで付け替えが可能です。
 SP13ってのはコレです。
 一部の防滴LEDスポットは中華TRUE1/SP13にしていますが、数か月間の野外のライトアップに使ってもトラブルはありません。安価な割にこの性能なら全てこれにしたいくらいです。
 中華TRUE1のパッキンにはKUREのラバープロテクタントを塗布するといいようです。
 つか、防滴スポットの筐体や防滴コネクタのパッキン類にはこれを塗布するのをお勧めします。

#器具の修理
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 某芸能人さんが1,000食分の炊き出しをしてきたとか。
 一般に告知せずのことですから阿呆を集めることもなく、ご当地の方々の気分転換にもなったと思います。
 ただ、今現地で必要なのはその場限りの1,000食の炊き出しカレーか、日持ちする1万食のレトルトカレーかどちらなんでしょう。コストも手間も大差ないように思います。
 現地に負担をかけない配慮と報道をシャットアウトしたのは好印象ですが、同じ手間なら売名をってニュアンスは拭えません。同じ手間なら実を取って欲しかったかも。

 現地では何が求められているのでしょう。十分な装備を携えた屈強な土木職人は間違いなく歓迎されるでしょうけど。
 インフラがやられ食料が満足でないことは想像できますが、優先されるのは食料なのか、資材なのか、道具なのか、技能なのか。
 全てかもしれませんが、この辺りが見えないから使いようのない古着や足の早い食品を宅配便で送る阿呆が湧いてくるのだと思います。
 こんなときは赤十字社に寄付するのが間違いないと思いますが、阿呆はわかりやすい実感を求めますので、カタログショッピング形式で支援品を購入できるようにしたらいいんじゃないかと。こうすりゃ、私ナニナニを被災地に送ったんだぁって自慢もしやすくなりますし、お金も集まるし、不適切な品も減るしでいいかなと。電通さんが仰る通り、バカにあわせるのも大事です。
 つか、必要な物と量を公募してくれたら分かりやすいのにね。ナニナニ求むみたいな。不適切な品があふれるのは適切なリクエストが無いからでもあります。不適切な品を選り分けて処分する手間とリクエストをまとめる手間とどちらが大変だろう?
 身勝手な支援品もどきは送らなきゃいいし、宅配便業者も引き受けなきゃいい、って根本的な話しもあります。

#自然災害
 
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 能登半島地震の被災状況がマスメディアやSNSなどを通じて一般にも見えてきました。お世辞にも交通の便が良いとは言えない地域でのことですから時間がかかったのでしょう。
 自分は3.11の被災地域の末端に住んでいますし、直後に仙台やいわき付近まで行った経験から、切り取り報道のニュアンスはなんとなくわかります。嘘ではないが全体の真実でもない、パニック映画の様なドラマチックは無いという塩梅ですが、今回の能登半島地震でも同様のようです。酷いところはあるけれど全てではないということです。
 3.11当時の私の状況に似た境遇の方がyoutubeにアップされていました。そこでのコメントが印象に残りましたのでご紹介したいと思います。

 とても冷静だなぁ~ってのが一番の感想です。「心配で居ても立っても居られないお気持ちは有難いけれど、被災地外の方々は過度に心配されず日常を普通にお過ごしください。」といったコメントが印象的でした。自分の経験からもそうだよなって思います。芸能人の炊き出しに観光気分で押し寄せた阿呆は論外ですが、物資の扱いの素人が頑張っても現地の交通・流通インフラのリソースを無駄遣いするだけで非効率です。自家用車5台のリソースで11tトラック1台が動けますが、運べる物資の量は11tトラックの方が数百倍あるからです。もちろん、ご当地ご出身の方が親類縁者のために行動することはこの範囲に含まれませんけど。
 部外者ながら居ても立っても居られない方は今はその気持ちを抑え、状況が落ち着いてきたら現地のリソースに負担をかけない準備をしてお手伝いボランティアに行けばいいし、復興と言える状況になったら観光に行ってお金を落としてくればいい。100人分の何かが出来ない人は今は何もするなって感じです。3.11の時もお手伝いボランティアに来たはいいけれど「私のご飯は?宿は?お風呂は?」とのたまう人が居たとか居ないとか。客人をおもてなし出来たら被災地ぢゃねーって。その場に居合わせたワケではありませんのでウワサ話ですが、こんな人はその場に居ないのが一番の手助けでしょう。

#自然災害

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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2024年4月28日(日) 10時15分49秒