No.193
KiCadはver6になっています。
以前インストールしたver5を使っていましたが、ver6はかなり使いやすい。
ただ、ネットの参考情報の大半がver5ベースなので、ver5で勉強してからver6にした方がいいかもしれません。ver6ベースの参考情報はまだ少ないようです。
ver5で書いたものをver6に持っていく場合はライブラリ周りで少し引っかかります。一見すんなり行けるのですが、ver5のライブラリはver6で編集出来ないよと言われてしまいます。実際は、ライブラリファイルを更新するのではなく、編集したオブジェクトのみを更新するとすれば問題なく完了します。
どちらかと言えば、ver5で作ったものをver6に持っていかないのがいいのかもしれません。
KiCadは私にとってCADLUS-Xの方言違い程度で使えたので案外楽でした。
基板屋さんもデータを正確に拾ってくれているので、今後基板を作る際にはKiCadです。
基板CADはレイヤーに当初から決められた製造上の役割りがあり、製作上の制約(パターン線間の隙間とか)を描く前に設定する必要があることだけ理解すればVecoterWorksやイラレと同じ感覚で使えます。
KiCadは、配線間違いを防止する観点からか、回路図を描いて部品同士の関係性を作ってからしか描けません。基板を描き始めるまでの儀式が多いかもしれません。
#電子工作