🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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タグ「ガチ工作」を含む投稿[185件](10ページ目)

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 作業部屋があまりに酷い。自分以外の人が見たら単なるゴミ部屋状態で作業がし難い。
 とりあえず、分解されている品からボチボチ仕上げることにしました。
 まずは、センチュリー社製の「裸族のカプセルホテル」にRaspberryPi4Bを内蔵した「裸族のPi」を1台仕上げました。
 RaspberryPi4Bを手に入れるのに難儀しましたが組まないと意味がありません。
 動作確認を兼ねてHDDのフォーマット大会をしています。

#ガチ工作 #RaspberryPi
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 で、クリアカムですが、なんとパワーサプライが足りない。いや、数はあるんです、数は。
 クリアカムターミネーターを内蔵したXLR-3Pを小型のACアダプタの先に付けたベルトパック4台までの物なら3-4個あるのです。しかし、それ以上のベルトパックに対応できる物は1台しかありません。なのに6台以上使用する現場が2件被っているのです。
 急いでハードオフでジャンク品のACアダプタ(DC19v6A)を買ってきて先端にクリアカムターミネーターを内蔵したXLR-3Pを取り付けて急場しのぎ。本番をやりきれるか心配はありますが、幸い本番日は被ってないので最悪何とかなるっしょ。

 ベルトパックのカタログ値は電圧がDC12~30vで消費電流は最大35mAです。電圧はDC10vでも動くのですが、電流は35mAギリギリで換算するとよろしくありません。1AのACアダプタパワーサプライに5台以上接続すると発振したり音声が途切れたりするのです。動かなくはないのですが不安定です。ギリギリの検証はしていませんが、安定して動かすならベルトパック1台あたり250~350mA見当です。クリアカムがダメというより、皮相電力と消費電力の関係よろしくACアダプタが力不足に陥っている様に見受けられます。
 そもそも一般的なACアダプタは「安定化電源」ではありません。実際、負荷をかけた状態でACアダプタの電圧波形を見ますと許容範囲ながらも大きな脈(リップル)を打っているモノが少なくありません。ですから、本来は安定化回路を挟むのが望ましく、それが無理でも大きめのコンデンサをバッファとして入れるだけも電圧の安定度が違います。

 ちなみに、ACアダプタパワーサプライにはXLR-3Pが1口しか付けられないので現場では分岐する何某を併用することが少なくありません。ならば専用パラボックスを作ってバッファコンデンサを入れたら色んなことが解決するような気もします。
 もしベルトパック1台あたり35mA換算で済んでしまったら小さなACアダプタ1個で10台以上動いてしまいます。
 ・・・重要ポイントは「どんな安定化を施せば台数を増やせるか」です。

#ガチ工作 #電子工作
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 珍しくクリアカムが沢山出庫されました。
 今週末にホテルでディナーショーがあるのとインカムが無いホールでストリートダンスがあるからです。
 ふとクリアカムを見ると純正の巾着袋が壊れています。1個数分で終わりますし、純正品は長持ちさせたいので縫い直しです。
 壊れた原因は布の端にほつれ止めがされていなかったためです。名称はわかりませんが樹脂シートに近い布なので作った直後は切りっぱなしでもいいのですが、使っているウチに繊維がほぐれて外れてしまいます。
 対策はロックミシンでガチるか普通ミシンのジグザグ縫いなどで布の端にほつれ止めを施します。今回はロックミシンを使う程でもない感じだったので、普通ミシンのジグザグ縫いです。
 糸は#30です。これまで薄物には#60を使っていましたが、試しに太めの糸を使ってみたところいい感じ。#30はデニムなどの厚物に使う番手ですが、現場で使う袋類には厚さに関わらずこれが良さそうです。

#ガチ工作
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 昨日こさえたアームレストは良い感じです。
 一晩経過して思ったのですが、ニスの硬化が明らかに早い。
 今までは原液のまま塗って完全に硬化するのに2-3日かかっていましたが、今回は20%くらいの希釈で24時間で完全に硬化しています。
 猛暑で気温が高いのもあるかもしれませんが、水を足した方が早いのも不思議な気がします。原液のままですと表面が先に固まって中が固まらないのでしょうか。
 正直言いますと、少し前に作った品でニスが足りない感じだったので水でカサ増ししたのが最初です。カスが落ちない程度に目止めになればと塗ったのですが、僅かな不足のために新品買うのもなぁ~というケチ心が由来です。面白い結果が出たので良かったのですが。

#ガチ工作
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 これ、なーんだ!?
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 ここ数日、右手首に妙な痛みがあったのです。
 年齢も年齢だしなぁ~って思っていたのですが、ふと気付く。マウスを握ると机の縁に手首がずーっと当たっている。マウスを動かす際に細かく動く腱がずっと圧迫されています。痛いのは正にココ。試しに肘の下に抑えを入れて手首が当たらない様にしてみたら楽だこと楽だこと。ビンゴですわ。
 席替えって話を書いたと思いますが、諸事情でパソコンのモニタが机の右角です。体をモニタに正対させたいので少し右向きになり右肘が浮きます。今までは机に乗せた肘を軸にマウスを動かしていたのですが、その癖のままですとテーブルの縁に当たる手首が軸になります。かといって肘を上げていたら別な問題が出そう。
 このままではイカンと思い、薄い箱状の物(今回の主役)をこさえて引き出しの上に乗せ、肘を置く場所を作ったワケです。机をL字化したと言ってもいいですね。
 快適とはニュアンスが違いますが、手首が楽になりました。

 この品の板材にはMDF材を使っています。圧縮材の一種です。細かくは知りませんが、木材というよりボール紙に近いような気もします。実際紙なのかな?
 これまでは比較的高価だったので使うことが少なかったのですが、合板の価格が高騰している今は相対的に安い部類になっています。
 細かくした繊維を固めていますので合板に比べて強度が劣り水気にも弱いのですが、強度を求めない用途ならば厚み寸法が出ているし表面も滑らかなので使いやすい板材です。
 もちろん表面塗装をするのですが、希釈した水性ニスと相性がいいですね。グイグイ吸い込んで固まると無垢の時とは別素材の様です。手触りがよく、木板と樹脂板のいいとこ取りをした仕上がりが好印象です。
 急いで仕上げたので塗りムラが凄いけど(笑

 ひょっとすると、MDFはポリエチレン(FRPを作る樹脂)とも相性が良かったりして。
 専用のガラス繊維程ではないでしょうけど、サラサラにして塗ったらグイグイ吸い込んでガチガチに固まってくれるかも。
 しばらく前に余ったポリエチレン溶液をMDFに塗ったことがありますが、普通の粘度だったので表面が堅くなっただけで特筆する何かにはなりませんでした。アリっちゃアリな方法ですけどね。
 端材があるので、アセトンでサラッサラにしてブヨブヨにする勢いで塗布したらどうなるか試したくなりました。
 型を使って造形するのではなく、作った形を樹脂化するイメージです。

#ガチ工作
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 所属会社の事務所内で席替えがありました。机の引っ越しです。
 どちらかと言えば片づけは苦手です。出てくる出てくる捨てても構わないモノたち。。。
 断捨離で整理したら荷物が半分。常日頃から片づけていればこんなことにはなりませんよねぇ~
 机は部屋の角なので書類を入れる棚を置けます。動的な書類の置き場所として棚をこさえました。ただ書類を置くだけなので既製品のカラーボックスみたいな物でもいいのですが、近所のホームセンターには望む寸法の物がありませんでした。
 集成材の板を切ってネジ止めし、艶消しの透明ウレタンニスを塗るだけなので簡単です。
 ニスにはワシンの水性を使いましたが、気温も湿度も高いのであっという間に硬化しました。気温や湿度によって違うかもしれませんが、原液のままより20-30%ほど水を加えると伸びが良く硬化も早いようです。薄付きになりますから4-5層塗るのがよさそうですが、1層目は木目に深く染み込んで繊維を固めてくれるし、2層目以降も乗りと伸びが良くて塗料の消費が少ないようです。求める仕上がりによりますので必ずしもではありますけど、今回は最低限の目止めになればいいので希釈は正解でした。

#ガチ工作
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 ようやくですが、138度の低融点ソルダーペーストでリフローを試してみました。
 熱電対温度計で計測しながらの作業です。

 まず100度設定でオーブン自体の予熱。外装が暖かくなるまで行い、庫内温度が85度くらいになるようにする。
 物を入れてダイヤルを140度にし、庫内温度が100度になるまで待つ。
 庫内温度が100度になったらダイヤルを100度にし90秒計測開始。この間、庫内温度が100~110度を維持する様に操作する。
 90秒経ったらダイヤルを180度にし、ソルダーペーストを観察。
 庫内温度が150度近くになるとソルダーペーストが熔け始めるのがわかる。
 庫内温度が160度になったらダイヤルを100度まで下げ20秒計測開始。この時間ならヒーターの残熱で庫内温度が上がるくらいですが、160~170度を維持するように操作。180度は越えない方がいい。
 20秒経ったら(30秒を越えない様に注意)オーブンの電源を落としフタを開いて冷却。
 素手で触れるくらいに冷めたら完成。

 ハンダの溶ける様が分かりやすいので思ったより簡単で、前回の様にLEDの樹脂が変形することなく綺麗にハンダが付きました。
 185度のソルダーペーストと違い部品の耐熱温度に対して十分に余裕のある温度ですから、高すぎず長すぎずに注意しながらも十分に余熱をし、160~170度20秒間をキッチリやればよいようです。予熱後から最高温度までの過程はオーブンの成り行きに任せてOK。部品を100度以上の環境にさらす時間は3分以内ってイメージも大事かもしれません。

#ガチ工作 #電子工作
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 色んなデバイスを考えますと表示装置は避けて通れない課題となります。
 数個のLEDで済む事もありますが、ガッツリモニタを組まないといけない事もあります。この中間が望ましいこともあります。
 案外必要にして十分なのが16字×2行や20字×4行くらいのLCDディスプレイモジュールです。ただ、制御は難しくありませんが、パラレル信号なので面倒が少なくありません。ならばエスケープシーケンスをシリアルやI2cで受けて動く様にしたらどうかと。PICでインターフェースを作るワケです。
 幸い16F1939が沢山あるのでコレを使えばI/Oピンに余裕を持って作れます。
 色んなアイデアを出しても製作が進まないのは補助的な周辺機器を作らんからかもしれません。

#ガチ工作 #電子工作
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 先日の現場で新作の間数マーカーを使ってみました。思った以上に良い感じです。
 発光面のホクロは気になりません。売り物にするにはどうかと思いますが、手に取って使う物ではありせんので。
 電池は1次電池のアルカリを使ってみました。エネループが推奨ですが、アルカリも使えないと現場的には問題があるのでリハ時にテストです。忙しくて細かくチェックしていませんが、12時間以上使えたみたいです。
 今後カラーバリエーションを作る予定です。

#ガチ工作 #舞台の小物
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 秋月さんからLEDとドライバのキットが入荷したので灯を入れてみました。
 LEDは中華電器に発注した物とほぼ同じです。
 ドライバは可変抵抗で電流を調整する作りですが計算した固定抵抗を取り付けました。CL6807には所定のセンス電圧が入っていますので期待値通りの電流が流れていると思います。
 照度計を勤務先に置いてきてしまったので計測はできませんが、3wと言われたら納得できる明るさです。これを30発使って間口1.2m分にあてて1200~1500Lxという試算は間違っていない気がします。

#ガチ工作 #LED

■思ってみた

まだまだ夏だなと思っていたのに、所属会社を囲む田んぼは稲刈りが始まりました。
季節は秋なんですかねぇ~。

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2025年9月5日(金) 19時27分13秒