2025年6月の投稿[32件](2ページ目)
2025年6月18日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
追加発注した Art-Net node が入荷しました。
2個セットで22,000円。ACアダプタがオプションと書いてあったので安いのかな?と思ったけど付属してました。
このところ浪費が酷い感じがしますが、使えるなら所属会社に買い取ってももらうのでいいかなと。
さて、どんなパッケージにしようか・・・。
いつのころからか AliExpress(中華電機) で PayPal が使える様になってました。海外からの購入では PayPal を通すことをお勧めします。手数料はかかるし絶対安心ってワケじゃありませんが、クレジットカードを晒さずに済みますし、PayPal 決済が使えるなら販売者を信用する裏付けになるからです。
注意点としては、全く違うところに伝票だけ送って配送履歴を得ようとする輩がいるので配送状況を見て出来るだけ早く対策するとか(配送業者の配送完了履歴があれば、受領確認がなくても一定期間を経ると支払いがされる)、全く関係ないモノを詰めて送ってくる輩がいるので開封の際は動画を撮るとか、ある程度の自衛は必要です。
amazon や モノタロウ でポチるより手間は多いのですが、その昔の個人輸入に比べたら簡単で安全です。
#[Art-Net]
2個セットで22,000円。ACアダプタがオプションと書いてあったので安いのかな?と思ったけど付属してました。
このところ浪費が酷い感じがしますが、使えるなら所属会社に買い取ってももらうのでいいかなと。
さて、どんなパッケージにしようか・・・。
いつのころからか AliExpress(中華電機) で PayPal が使える様になってました。海外からの購入では PayPal を通すことをお勧めします。手数料はかかるし絶対安心ってワケじゃありませんが、クレジットカードを晒さずに済みますし、PayPal 決済が使えるなら販売者を信用する裏付けになるからです。
注意点としては、全く違うところに伝票だけ送って配送履歴を得ようとする輩がいるので配送状況を見て出来るだけ早く対策するとか(配送業者の配送完了履歴があれば、受領確認がなくても一定期間を経ると支払いがされる)、全く関係ないモノを詰めて送ってくる輩がいるので開封の際は動画を撮るとか、ある程度の自衛は必要です。
amazon や モノタロウ でポチるより手間は多いのですが、その昔の個人輸入に比べたら簡単で安全です。
#[Art-Net]
2025年6月17日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
「MoC」での Art-Net は良い感じです。
タイムラグや微小な不具合を検出する手段はありませんが、丸2日の連続動作を2回行っても普通に動いています。機器類の発熱もほんのり温かい程度。今は3Cクラスの同軸ケーブル100mです。推奨は5Cですが問題無さそう。
7月の現場で実地テストします。これを経てパッケージを考えましょう。
#[Art-Net]
タイムラグや微小な不具合を検出する手段はありませんが、丸2日の連続動作を2回行っても普通に動いています。機器類の発熱もほんのり温かい程度。今は3Cクラスの同軸ケーブル100mです。推奨は5Cですが問題無さそう。
7月の現場で実地テストします。これを経てパッケージを考えましょう。
#[Art-Net]
2025年6月14日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
現地照明でしたが、シュートが終わったらバラシまで待機という名の休憩。直しとトラブルシュートに対応出来ればいいのでまとまった空き時間です。こんな時は設計という名の妄想が一番です。
課題は毎度おなじみ「ArtNetPatch」です。主にソフトウェアの構成が課題です。
受けたデータを一時保存、加工、出力しますので、機能は映像ストリーミングに近いかもしれませんが、自分のイメージはデータベースです。
その昔ファイルメーカーを母体に機材の稼働管理システムを作って今も使っていますが、データを動的に仕分けて加工する感覚が今回活用出来ています。
アルゴリズムと言えばそうなんですが、データを保管する構造体の設計が主な作業です。可能か不可能かを確認しながらになりますが、最終的にまとめる構造体が決まれば仕分けて加工するアルゴリズムはおのずと決まってくるので私にはこの感覚で進めるのが性に合っているようです。処理の全体像が見えてきました。
アセンブラではないので構想の段階で処理時間の見込みを付けることは難しいのですが、そもそもRaspberryPiのCPUにおけるマシンコードの動作速度はどうだと計算したら恐ろしい数字。ARMの2.4GHzですが、PICの感覚で単純計算したら1クロック当たりの時間は0.42nsec。PICに比べたら桁違いというか単位違い。OSを介するので単純には比べられないもののマシンコードのイメージで書けばかなり速くなりそう。例えば、積や商を求めるために四則演算をするかビットシフトをするかってことです。2倍や1/2などの2の乗数に関わる積や商ならビットシフトの方が速いハズです。この辺りが「C言語はアセンブラを汎用化したもの」ってイメージであり、Pythonとは違い、C言語はアセンブラの感覚で使うベシってのが私個人の感覚になりつつあります。出来るだけ単純な計算方法を目指してデータ構造を考えるのです。C言語の難解さがアセンブラ傾向のアプローチで軽くなった気分です。普通は逆なんでしょうけど。
C言語を作った神達はアセンブラをマクロ化して手間を減らすところから始まってますので、世代を経ても底辺はアセンブラなんでしょう。同時代のCOBOLやFORTRANは意味付けが違うようですけど。
勝手な妄想はともかく、どんなデータをどう変換・加工するかを明らかにすればおのずと見えてくるようです。
#[Art-Net] #器具の製作 #C言語
課題は毎度おなじみ「ArtNetPatch」です。主にソフトウェアの構成が課題です。
受けたデータを一時保存、加工、出力しますので、機能は映像ストリーミングに近いかもしれませんが、自分のイメージはデータベースです。
その昔ファイルメーカーを母体に機材の稼働管理システムを作って今も使っていますが、データを動的に仕分けて加工する感覚が今回活用出来ています。
アルゴリズムと言えばそうなんですが、データを保管する構造体の設計が主な作業です。可能か不可能かを確認しながらになりますが、最終的にまとめる構造体が決まれば仕分けて加工するアルゴリズムはおのずと決まってくるので私にはこの感覚で進めるのが性に合っているようです。処理の全体像が見えてきました。
アセンブラではないので構想の段階で処理時間の見込みを付けることは難しいのですが、そもそもRaspberryPiのCPUにおけるマシンコードの動作速度はどうだと計算したら恐ろしい数字。ARMの2.4GHzですが、PICの感覚で単純計算したら1クロック当たりの時間は0.42nsec。PICに比べたら桁違いというか単位違い。OSを介するので単純には比べられないもののマシンコードのイメージで書けばかなり速くなりそう。例えば、積や商を求めるために四則演算をするかビットシフトをするかってことです。2倍や1/2などの2の乗数に関わる積や商ならビットシフトの方が速いハズです。この辺りが「C言語はアセンブラを汎用化したもの」ってイメージであり、Pythonとは違い、C言語はアセンブラの感覚で使うベシってのが私個人の感覚になりつつあります。出来るだけ単純な計算方法を目指してデータ構造を考えるのです。C言語の難解さがアセンブラ傾向のアプローチで軽くなった気分です。普通は逆なんでしょうけど。
C言語を作った神達はアセンブラをマクロ化して手間を減らすところから始まってますので、世代を経ても底辺はアセンブラなんでしょう。同時代のCOBOLやFORTRANは意味付けが違うようですけど。
勝手な妄想はともかく、どんなデータをどう変換・加工するかを明らかにすればおのずと見えてくるようです。
#[Art-Net] #器具の製作 #C言語
2025年6月12日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
試さんといけないことが残っています。Art-Net を wi-fi で飛ばすことです。なんちゃって DMX-Wireless です。
本線ではなくサポート的なワイヤレスが欲しいのです。例えば、大尽裏の拠点から舞台奥までとか、短い距離だけどケーブルを通したくない通せないところのサポートです。
引き枠屋台とかにも魅力があります。灯体がLEDなら容量多めのバッテリー電源を積めばコストを抑えて照明をワイヤレスに出来ます。キャスト頭上に小さなムービング仕込んでみたい。
#[Art-Net]
本線ではなくサポート的なワイヤレスが欲しいのです。例えば、大尽裏の拠点から舞台奥までとか、短い距離だけどケーブルを通したくない通せないところのサポートです。
引き枠屋台とかにも魅力があります。灯体がLEDなら容量多めのバッテリー電源を積めばコストを抑えて照明をワイヤレスに出来ます。キャスト頭上に小さなムービング仕込んでみたい。
#[Art-Net]
オレメモです。
「Ether over COAX」には「MoCA」と呼ばれる規格もあります。最大ケーブル長は短いですが、n対n接続(同一経路上に複数を設置)が可能です。EoCは1対1に限ります。
大きな違いはEoCが75Ω同軸ケーブルを用いるの対し、MoCAは50Ω同軸ケーブルを用います。どちらも既設の同軸ケーブルを活用してLANを構成することが目的ですが、片や映像ケーブル、片やアンテナケーブルです。
EoCはビルや大規模施設の監視カメラを更新するために作られたようです。今となってはwebカメラが便利で安価ですが、ケーブルを換える費用の方が高くつくので、なんなら既にある同軸ケーブルにEthernetを通してしまえって発想みたいです。
MoCAは、特にアメリカらしいですが、部屋ごとにテレビを置くことが当たり前ですとどの部屋にもアンテナ線が来ています。もちろんテレビ信号と同居出来ることが条件とはなりますが、これも既にある同軸ケーブルを利用してしまえってことみたいです。
そもそも、Ethernetは無線通信でコンピュータ同士を繋げることから始まっているので10Base2といった同軸ケーブルを使う規格もあったワケです。これをアップグレードしたと思えば自然です。変調帯域が違えば混合使用も普通のことです。
EoCは100Mbps、MoCAは400Mbpsと違いますが、数ユニバースの Art-Net を通すなら100Mbpsあれば十分なので転送速度の最大値は関係ないかなと。grandMA2/3 の能力を最大限利用するなら黙って光Etherを使って10Gbpsくらいの帯域確保でしょうけどね。
ひょっとするとMoCAの方がいいのかな?って感じもするのですが、EoCの方が製品単価が控えめで動作が安定している感じがあります。
#[Art-Net]
「Ether over COAX」には「MoCA」と呼ばれる規格もあります。最大ケーブル長は短いですが、n対n接続(同一経路上に複数を設置)が可能です。EoCは1対1に限ります。
大きな違いはEoCが75Ω同軸ケーブルを用いるの対し、MoCAは50Ω同軸ケーブルを用います。どちらも既設の同軸ケーブルを活用してLANを構成することが目的ですが、片や映像ケーブル、片やアンテナケーブルです。
EoCはビルや大規模施設の監視カメラを更新するために作られたようです。今となってはwebカメラが便利で安価ですが、ケーブルを換える費用の方が高くつくので、なんなら既にある同軸ケーブルにEthernetを通してしまえって発想みたいです。
MoCAは、特にアメリカらしいですが、部屋ごとにテレビを置くことが当たり前ですとどの部屋にもアンテナ線が来ています。もちろんテレビ信号と同居出来ることが条件とはなりますが、これも既にある同軸ケーブルを利用してしまえってことみたいです。
そもそも、Ethernetは無線通信でコンピュータ同士を繋げることから始まっているので10Base2といった同軸ケーブルを使う規格もあったワケです。これをアップグレードしたと思えば自然です。変調帯域が違えば混合使用も普通のことです。
EoCは100Mbps、MoCAは400Mbpsと違いますが、数ユニバースの Art-Net を通すなら100Mbpsあれば十分なので転送速度の最大値は関係ないかなと。grandMA2/3 の能力を最大限利用するなら黙って光Etherを使って10Gbpsくらいの帯域確保でしょうけどね。
ひょっとするとMoCAの方がいいのかな?って感じもするのですが、EoCの方が製品単価が控えめで動作が安定している感じがあります。
#[Art-Net]
PoE の Hub で「LINOVISION 同軸LANコンバーター」が動きました。
これなら「コンソール・パック」や「ステージ・パック」を作って良さそうです。
仕様を決めていきましょう。
#[Art-Net]
これなら「コンソール・パック」や「ステージ・パック」を作って良さそうです。
仕様を決めていきましょう。
#[Art-Net]
2025年6月11日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
EoC を通しても動く Art-Net-node が安価に手に入るなら「コンソール・パック」を作ろうかな。UPS(無停電電源装置)、Art-Net-node(レガシーDMXの入力のため)、EoCコンバーター、Ethernet-Hub(PoE)、インターカム・パワーサプライなど卓周りで使いそうなモノを一つにまとめるのです。2Uか3Uのラックケースに入るかな。
同じ要領で「ステージ・パック」もあるといいですね。これにはインターカム・パワーサプライではなくDMXスプリッターを入れましょう。
箱作りに手間はかかりますが、既製品を固定するだけですので比較的簡単です。
#器具の製作
同じ要領で「ステージ・パック」もあるといいですね。これにはインターカム・パワーサプライではなくDMXスプリッターを入れましょう。
箱作りに手間はかかりますが、既製品を固定するだけですので比較的簡単です。
#器具の製作
中華電機の Art-Net node を EoC で接続してみました。
EoC とは「Ethernet over COAX」の略で、Ethernet を同軸ケーブルに通す手法です。75Ωの映像ケーブルに通せます。
卓 → <EtherCable> → EoC → <75Ω同軸ケーブル> → EoC → <EtherCable> → node です。
EoC の機器は「LINOVISION 同軸LANコンバーター」を使っています。

電源供給は PoEです。Receiver に PoE で電源を供給すると Transmitter 側の電源は同軸ケーブルで供給されます。
Receiver と Transmitter の違いはどちらが電源の入力かってだけで Ethernet はごく普通に双方向です。
今のところは PoEインジェクターを使っていますが、PoE の Ethernet-Hub も試してみるつもりです。
#[Art-Net]
EoC とは「Ethernet over COAX」の略で、Ethernet を同軸ケーブルに通す手法です。75Ωの映像ケーブルに通せます。
卓 → <EtherCable> → EoC → <75Ω同軸ケーブル> → EoC → <EtherCable> → node です。
EoC の機器は「LINOVISION 同軸LANコンバーター」を使っています。

電源供給は PoEです。Receiver に PoE で電源を供給すると Transmitter 側の電源は同軸ケーブルで供給されます。
Receiver と Transmitter の違いはどちらが電源の入力かってだけで Ethernet はごく普通に双方向です。
今のところは PoEインジェクターを使っていますが、PoE の Ethernet-Hub も試してみるつもりです。
#[Art-Net]
研究用に中華電機から Art-Net の node を買ってみました。

タイムラグとかは実機を繋げて CUE として動かさないとわかりませんが、倉庫でのテストでは IN も OUT も極々当たり前に動きます。設定はPCからになりますが、設定アプリも素直で使いやすい。残念ながら5P仕様はありませんが、こんなんが15,000円くらいで買えてしまうのですから驚きです。同じメーカーと思わしき2ユニバースの物もあります。これは6,000円程度です。node を自作することも考えていますが、価格からすると買った方がいいですね。
ただ、中華製のこの手にはアイソレーターが入っていません。自作のスプリッター基板と共にパッケージすればいいのかな?
追記
5pin 仕様もありました。
DoctorMX で見ますと綺麗なデータが出ています。
#[Art-Net]

タイムラグとかは実機を繋げて CUE として動かさないとわかりませんが、倉庫でのテストでは IN も OUT も極々当たり前に動きます。設定はPCからになりますが、設定アプリも素直で使いやすい。
ただ、中華製のこの手にはアイソレーターが入っていません。自作のスプリッター基板と共にパッケージすればいいのかな?
追記
5pin 仕様もありました。
DoctorMX で見ますと綺麗なデータが出ています。
#[Art-Net]
2025年6月10日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
C言語のポインタには面白い機能(使い方?)がありました。
関数の呼び出しをポインタ化するのです。なんのこっちゃ?って話ですねぇ~。
ソースコードの大半はそのままに、条件分岐で関数を差し替えるイメージです。オブジェクト指向の一歩手前?
もちろん、構造体を含む変数もポインタを介して差し替えられます。
DMXの場合、受信中のスタックから読み出すことは避けなければなりません。パケットの中身に不整合が起こるからです。例えばアドレス100までは最新の受信内容、101以降は1フレーム前の受信内容や全てゼロになるのです。2スロット構成のアトリビュートがアドレス100と101にまたがったらよろしくないことが起こります。リトルエンディアンだったら目も当てられません。
この対策は2つのスタックを交代しながら使います。片方は受信に、1フレーム前のデータを持ったもう片方を出力処理に使い、条件が整えば役割を交代するのです。この場合どちらをどちらに使うかをポインタで指定出来れば全体の処理はスマートになります。ピンと来る方が少ないのはわかっていますが、ソースコードを書く上ではとても合理的な方法です。今の常識からしたら万分の一の処理能力のハードウェアしかなかった時代にC言語をデザインした人は本当の天才だと思います。勉強すればするほど「天才」って言葉が身に沁みます。自分はその成果に甘えるだけで感謝々々です。
C言語を学ぶ上でポインタは難解な要素の筆頭ですが、自分の様にアタマの半分がPICマイコンのアセンブラで占められている者には案外すんなりと理解出来ました。メモリのアドレスを直接扱う方法だからです。当初は高級言語でメモリのアドレスを直接扱うなんてイメージはありませんでしたので躓きましたが、C言語が値渡ししか出来ない(参照渡しが出来ない)ことも含めるとポインタは合理的であり、C言語は高級言語ではなく汎用化を目指したアセンブラ言語と思えばイイらしいと思った次第。正しくはなくても私にはこの理解が自然でした。
自分は PC8001(PC6001)-BASIC → Z80アセンブラ(当時小学生、挫折しました) → (20年空いて) → PICアセンブラ → Python → C言語(今) と進んできました。小学生の時分に論理演算、16進数、2進数を本能に焼き付け、成果は出せずともZ80アセンブラに挑んだことが今に活きているようです。小学生当時、戦前産まれの父母は数百円の漫画本は買ってくれませんでしたが高価な技術書やその筋の雑誌(月刊マイコンやBASICマガジンなど)は買ってくれました。100歳まであと数年のカウントダウンなのに林業を生業とし登山やスキーを楽しむ父と米寿間近で父の3倍は元気な母に絶大な感謝をする今日この頃。
自分の今の最大の不安は三途の川の向こう岸で父母をお迎えすることです。あと100年くらいは部下や後輩に迷惑をかけずに現役をやってやろうと思っていますけど(笑
#C言語 #雑記
関数の呼び出しをポインタ化するのです。なんのこっちゃ?って話ですねぇ~。
ソースコードの大半はそのままに、条件分岐で関数を差し替えるイメージです。オブジェクト指向の一歩手前?
もちろん、構造体を含む変数もポインタを介して差し替えられます。
DMXの場合、受信中のスタックから読み出すことは避けなければなりません。パケットの中身に不整合が起こるからです。例えばアドレス100までは最新の受信内容、101以降は1フレーム前の受信内容や全てゼロになるのです。2スロット構成のアトリビュートがアドレス100と101にまたがったらよろしくないことが起こります。リトルエンディアンだったら目も当てられません。
この対策は2つのスタックを交代しながら使います。片方は受信に、1フレーム前のデータを持ったもう片方を出力処理に使い、条件が整えば役割を交代するのです。この場合どちらをどちらに使うかをポインタで指定出来れば全体の処理はスマートになります。ピンと来る方が少ないのはわかっていますが、ソースコードを書く上ではとても合理的な方法です。今の常識からしたら万分の一の処理能力のハードウェアしかなかった時代にC言語をデザインした人は本当の天才だと思います。勉強すればするほど「天才」って言葉が身に沁みます。自分はその成果に甘えるだけで感謝々々です。
C言語を学ぶ上でポインタは難解な要素の筆頭ですが、自分の様にアタマの半分がPICマイコンのアセンブラで占められている者には案外すんなりと理解出来ました。メモリのアドレスを直接扱う方法だからです。当初は高級言語でメモリのアドレスを直接扱うなんてイメージはありませんでしたので躓きましたが、C言語が値渡ししか出来ない(参照渡しが出来ない)ことも含めるとポインタは合理的であり、C言語は高級言語ではなく汎用化を目指したアセンブラ言語と思えばイイらしいと思った次第。正しくはなくても私にはこの理解が自然でした。
自分は PC8001(PC6001)-BASIC → Z80アセンブラ(当時小学生、挫折しました) → (20年空いて) → PICアセンブラ → Python → C言語(今) と進んできました。小学生の時分に論理演算、16進数、2進数を本能に焼き付け、成果は出せずともZ80アセンブラに挑んだことが今に活きているようです。小学生当時、戦前産まれの父母は数百円の漫画本は買ってくれませんでしたが高価な技術書やその筋の雑誌(月刊マイコンやBASICマガジンなど)は買ってくれました。100歳まであと数年のカウントダウンなのに林業を生業とし登山やスキーを楽しむ父と米寿間近で父の3倍は元気な母に絶大な感謝をする今日この頃。
自分の今の最大の不安は三途の川の向こう岸で父母をお迎えすることです。あと100年くらいは部下や後輩に迷惑をかけずに現役をやってやろうと思っていますけど(笑
#C言語 #雑記