No.1072
オレメモです。
「Ether over COAX」には「MoCA」と呼ばれる規格もあります。最大ケーブル長は短いですが、n対n接続(同一経路上に複数を設置)が可能です。EoCは1対1に限ります。
大きな違いはEoCが75Ω同軸ケーブルを用いるの対し、MoCAは50Ω同軸ケーブルを用います。どちらも既設の同軸ケーブルを活用してLANを構成することが目的ですが、片や映像ケーブル、片やアンテナケーブルです。
EoCはビルや大規模施設の監視カメラを更新するために作られたようです。今となってはwebカメラが便利で安価ですが、ケーブルを換える費用の方が高くつくので、なんなら既にある同軸ケーブルにEthernetを通してしまえって発想みたいです。
MoCAは、特にアメリカらしいですが、部屋ごとにテレビを置くことが当たり前ですとどの部屋にもアンテナ線が来ています。もちろんテレビ信号と同居出来ることが条件とはなりますが、これも既にある同軸ケーブルを利用してしまえってことみたいです。
そもそも、Ethernetは無線通信でコンピュータ同士を繋げることから始まっているので10Base2といった同軸ケーブルを使う規格もあったワケです。これをアップグレードしたと思えば自然です。変調帯域が違えば混合使用も普通のことです。
EoCは100Mbps、MoCAは400Mbpsと違いますが、数ユニバースの Art-Net を通すなら100Mbpsあれば十分なので転送速度の最大値は関係ないかなと。grandMA2/3 の能力を最大限利用するなら黙って光Etherを使って10Gbpsくらいの帯域確保でしょうけどね。
ひょっとするとMoCAの方がいいのかな?って感じもするのですが、EoCの方が製品単価が控えめで動作が安定している感じがあります。
#[Art-Net]
「Ether over COAX」には「MoCA」と呼ばれる規格もあります。最大ケーブル長は短いですが、n対n接続(同一経路上に複数を設置)が可能です。EoCは1対1に限ります。
大きな違いはEoCが75Ω同軸ケーブルを用いるの対し、MoCAは50Ω同軸ケーブルを用います。どちらも既設の同軸ケーブルを活用してLANを構成することが目的ですが、片や映像ケーブル、片やアンテナケーブルです。
EoCはビルや大規模施設の監視カメラを更新するために作られたようです。今となってはwebカメラが便利で安価ですが、ケーブルを換える費用の方が高くつくので、なんなら既にある同軸ケーブルにEthernetを通してしまえって発想みたいです。
MoCAは、特にアメリカらしいですが、部屋ごとにテレビを置くことが当たり前ですとどの部屋にもアンテナ線が来ています。もちろんテレビ信号と同居出来ることが条件とはなりますが、これも既にある同軸ケーブルを利用してしまえってことみたいです。
そもそも、Ethernetは無線通信でコンピュータ同士を繋げることから始まっているので10Base2といった同軸ケーブルを使う規格もあったワケです。これをアップグレードしたと思えば自然です。変調帯域が違えば混合使用も普通のことです。
EoCは100Mbps、MoCAは400Mbpsと違いますが、数ユニバースの Art-Net を通すなら100Mbpsあれば十分なので転送速度の最大値は関係ないかなと。grandMA2/3 の能力を最大限利用するなら黙って光Etherを使って10Gbpsくらいの帯域確保でしょうけどね。
ひょっとするとMoCAの方がいいのかな?って感じもするのですが、EoCの方が製品単価が控えめで動作が安定している感じがあります。
#[Art-Net]