全年全月11日の投稿[35件](2ページ目)
2024年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
LED-PAR には不思議な現状が起きております。
先日の例ですが、信号を8台直列にしてフリッカーが起きたり途中から先が動作しなかったりしました。
スプリッターを使って3台3台2台の3系統に分けると正常に動いたので現場はやり過ごしましたが、原因は何でしょう?
四の五の言っても仕方ないので、この8台すべてを LT1785 化したのですが、1台だけフリッカーします。
フリッカーしたのは8台並びの最後ですが、これを最初にすると正常に動作します。
さらに、フリッカーが出る並びのまま途中の1台を外すと正常に動作。この機体が経路にあるとダメっぽい。自分は平気な顔をして動くこの機体に何かありそうです。
全体としては良くなったのでフリッカーの原因を探ります。
追記
フリッカーの原因は配線ミスでした。
灯体内部でDMXケーブルを分岐する部分があるのですが、カナレの4E6Sを使っているのでダブルツイストペアのためDATA-に青2本、DATA+に白2本とするのですが、DATA-に白を1本付けていました。DATA-とDATA+がショートしている状態です。
不思議なのは、信号経路がショートしているにも関わらず動いたことです。
また、改造後はテスターでケーブルコネクタ端子のショートチェックとIN/OUTの導通チェックをすべて行っていますが、そのチェックの際には問題無しでした。不良発生後の再チェックでもしかり。にも関わらず、イジリ倒して万策尽きた気分になった頃合いでショートチェックと同通チェックをしたところ不良が確認されました。
何が起こったのか未だに理解不能。
#器具の修理
先日の例ですが、信号を8台直列にしてフリッカーが起きたり途中から先が動作しなかったりしました。
スプリッターを使って3台3台2台の3系統に分けると正常に動いたので現場はやり過ごしましたが、原因は何でしょう?
四の五の言っても仕方ないので、この8台すべてを LT1785 化したのですが、1台だけフリッカーします。
フリッカーしたのは8台並びの最後ですが、これを最初にすると正常に動作します。
さらに、フリッカーが出る並びのまま途中の1台を外すと正常に動作。この機体が経路にあるとダメっぽい。自分は平気な顔をして動くこの機体に何かありそうです。
全体としては良くなったのでフリッカーの原因を探ります。
追記
フリッカーの原因は配線ミスでした。
灯体内部でDMXケーブルを分岐する部分があるのですが、カナレの4E6Sを使っているのでダブルツイストペアのためDATA-に青2本、DATA+に白2本とするのですが、DATA-に白を1本付けていました。DATA-とDATA+がショートしている状態です。
不思議なのは、信号経路がショートしているにも関わらず動いたことです。
また、改造後はテスターでケーブルコネクタ端子のショートチェックとIN/OUTの導通チェックをすべて行っていますが、そのチェックの際には問題無しでした。不良発生後の再チェックでもしかり。にも関わらず、イジリ倒して万策尽きた気分になった頃合いでショートチェックと同通チェックをしたところ不良が確認されました。
何が起こったのか未だに理解不能。
#器具の修理
2024年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
お盆です。
とは言っても、お盆明けの現場の準備もあり、数少ないオフ日も何かとやることがあります。
ある意味「休み」って感じはありません。
修理したい物はやらないと現場が回らないので優先していますが、製造したい物、開発したい物などに手を付けるのが難しい。
これらをやりきる時間が欲しいですね。
#雑談
とは言っても、お盆明けの現場の準備もあり、数少ないオフ日も何かとやることがあります。
ある意味「休み」って感じはありません。
修理したい物はやらないと現場が回らないので優先していますが、製造したい物、開発したい物などに手を付けるのが難しい。
これらをやりきる時間が欲しいですね。
#雑談
2024年5月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
RaspberryPiの開発セットが完成しました。
開発に使用する用品をマジックテープ付きの合板に貼り付けてスロットインします。
常に仮組みしておく意図です。作業の都度組まなくても済みますし作業場所も選びません。

現在の案件はArtNetPatchですからHubが2個です。一番奥のスロットにRaspberryPiが入っています。
仕上げは大雑把ですが便利です。
#RaspberryPi #[Art-Net]
開発に使用する用品をマジックテープ付きの合板に貼り付けてスロットインします。
常に仮組みしておく意図です。作業の都度組まなくても済みますし作業場所も選びません。




現在の案件はArtNetPatchですからHubが2個です。一番奥のスロットにRaspberryPiが入っています。
仕上げは大雑把ですが便利です。
#RaspberryPi #[Art-Net]
2024年1月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
LED-PARのPegasysG10の修理において本体を貼り合わせる面のパッキンがナカナカの強敵。
後から購入した物はゴムパッキンだけなのでいいのですが、最初に購入した物はコーキング剤で固めてある物があり、割るのも大変ですが、コーキングを落とすもの大変です。
どうにかならんか何種類か道具を試したのですが、ちょっと高級品のワイヤブラシがあまりに良くて朝からご機嫌です。幅の狭い物ですが、ワイヤーの硬さが丁度よく先もバラけずとてもいい。別なワイヤブラシとカッターでの作業に比べ1/10と言ってもいい作業時間です。
とりあえずキレイになったのでパッキンの再生です。コーキングべったりにはしたくないので、片側に丸ゴムをコーキングで接着する方法を試してみます。
#器具の修理
後から購入した物はゴムパッキンだけなのでいいのですが、最初に購入した物はコーキング剤で固めてある物があり、割るのも大変ですが、コーキングを落とすもの大変です。
どうにかならんか何種類か道具を試したのですが、ちょっと高級品のワイヤブラシがあまりに良くて朝からご機嫌です。幅の狭い物ですが、ワイヤーの硬さが丁度よく先もバラけずとてもいい。別なワイヤブラシとカッターでの作業に比べ1/10と言ってもいい作業時間です。
とりあえずキレイになったのでパッキンの再生です。コーキングべったりにはしたくないので、片側に丸ゴムをコーキングで接着する方法を試してみます。
#器具の修理
2023年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
ディナーショーの段取りをしていて思い出す。クセノンピンが不調なことを・・・。
症状はダウザーの動きが悪いこと。レバーが重く引っかかる。ダウザーでのフリッカーなど絶対無理なコンディション。ダウザーでフリッカーをするのが良いか悪いかはさておき。
バラすしかないのでバラしました。アイリスをバラすのは職人技なのでやりませんが、ダウザーならナンとかいけます。
で、バラして驚いた。正直不良です。購入したのは20年前ですから今更クレームは出しませんが、設計ミスと組み立てミスです。
不良部位は2つ。
1つ目はダウザーのブレード。1枚が2枚の鉄板をリベットで貼り合わせて構成されていますが、そのリベットがほんのわずかに出張っていました。アルミ製の筐体には擦れた跡というより溝が掘られており、クロームメッキしてある円盤にも擦れた跡がありました。リベットと削れたアルミ面をサンドペーパーで均し、クロームメッキされた円盤を清掃して解消しましたが、錆びて固着しないことを祈るばかりです。
2つ目は、ちょっと説明が難しいのですが、操作レバーと円盤を繋ぐアングルを止める皿ネジのアタマがアルミ製の筐体と干渉していたことです。円盤に皿穴が掘ってあるのですがコレがほんの少し浅いらしくネジのアタマがわずかに出張っていてアルミ製の筐体と擦れるのです。出張りはクロームメッキの塗膜分って感じです。擦れていたアルミ筐体側を削ることで解決しましたが、黒い塗装が剥げアルミがガッツリ掘られていました。これは設計不良としか言いようがありません。更に、2台の内1台はこの皿ネジの頭がナメてバリが出ていました。皿ネジはプラス穴ですが、初めてバラした部位にも関わらずです。これは明らかな組み立て不良です。
ウシオさんに喧嘩を売る気はありませんが、ここは正直に書こうと思った次第です。時間に追われていたので写真を撮ってませんから証拠はありませんケド。
追記
修理したダウザーは絶好調でした。
削ったところにサビが出てこないか今後の心配はありますが、ブレードはステンレスっぽいし、筐体はアルミ、円盤は肉厚のクロムメッキですから大丈夫かなと。
間違ってもブレードに塗っちゃいけませんが、円盤の外周と筐体が接する部分にはウェアグリスを少しだけ塗布しています。近所のホームセンターで手に入る最も耐熱性の高い(200℃)物です。グリスは温度条件を越えると柔らかくなって垂れるか固着するので選択や用法に注意が必要です。
一般的な印象としてはモリブデン系のグリスは耐熱性高いと思われがちですが、モリブデンそのものは耐熱性が高いものの、それを含ませている油分の耐熱性がそれほど高くない製品(120℃程度が一般的)が多いので注意です。モリブデングリスはモリブデンの粒子が球状のために細かなベアリングとなって面の間の平滑を行いますから一般的なグリスとは機能が違うのです。
ウェアグリスは耐熱性の割りに安価で汎用的に使えて便利です。高速回転系にはあまり向いていないようですけどね。何にしてもムービングライト等のスポットライトのメンテナンスでは汎用的に使えます。もちろん、受熱を考えずに油分を塗布するのはいけませんケド。
#器具の修理
症状はダウザーの動きが悪いこと。レバーが重く引っかかる。ダウザーでのフリッカーなど絶対無理なコンディション。ダウザーでフリッカーをするのが良いか悪いかはさておき。
バラすしかないのでバラしました。アイリスをバラすのは職人技なのでやりませんが、ダウザーならナンとかいけます。
で、バラして驚いた。正直不良です。購入したのは20年前ですから今更クレームは出しませんが、設計ミスと組み立てミスです。
不良部位は2つ。
1つ目はダウザーのブレード。1枚が2枚の鉄板をリベットで貼り合わせて構成されていますが、そのリベットがほんのわずかに出張っていました。アルミ製の筐体には擦れた跡というより溝が掘られており、クロームメッキしてある円盤にも擦れた跡がありました。リベットと削れたアルミ面をサンドペーパーで均し、クロームメッキされた円盤を清掃して解消しましたが、錆びて固着しないことを祈るばかりです。
2つ目は、ちょっと説明が難しいのですが、操作レバーと円盤を繋ぐアングルを止める皿ネジのアタマがアルミ製の筐体と干渉していたことです。円盤に皿穴が掘ってあるのですがコレがほんの少し浅いらしくネジのアタマがわずかに出張っていてアルミ製の筐体と擦れるのです。出張りはクロームメッキの塗膜分って感じです。擦れていたアルミ筐体側を削ることで解決しましたが、黒い塗装が剥げアルミがガッツリ掘られていました。これは設計不良としか言いようがありません。更に、2台の内1台はこの皿ネジの頭がナメてバリが出ていました。皿ネジはプラス穴ですが、初めてバラした部位にも関わらずです。これは明らかな組み立て不良です。
ウシオさんに喧嘩を売る気はありませんが、ここは正直に書こうと思った次第です。時間に追われていたので写真を撮ってませんから証拠はありませんケド。
追記
修理したダウザーは絶好調でした。
削ったところにサビが出てこないか今後の心配はありますが、ブレードはステンレスっぽいし、筐体はアルミ、円盤は肉厚のクロムメッキですから大丈夫かなと。
間違ってもブレードに塗っちゃいけませんが、円盤の外周と筐体が接する部分にはウェアグリスを少しだけ塗布しています。近所のホームセンターで手に入る最も耐熱性の高い(200℃)物です。グリスは温度条件を越えると柔らかくなって垂れるか固着するので選択や用法に注意が必要です。
一般的な印象としてはモリブデン系のグリスは耐熱性高いと思われがちですが、モリブデンそのものは耐熱性が高いものの、それを含ませている油分の耐熱性がそれほど高くない製品(120℃程度が一般的)が多いので注意です。モリブデングリスはモリブデンの粒子が球状のために細かなベアリングとなって面の間の平滑を行いますから一般的なグリスとは機能が違うのです。
ウェアグリスは耐熱性の割りに安価で汎用的に使えて便利です。高速回転系にはあまり向いていないようですけどね。何にしてもムービングライト等のスポットライトのメンテナンスでは汎用的に使えます。もちろん、受熱を考えずに油分を塗布するのはいけませんケド。
#器具の修理
2023年9月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
2023年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
ディナーショーの現場です。
仕込めてしまえは空き時間多め。
LTC の時間値を扱う関数を書き上げました。
・msec からフレーム数得る物
・フレーム数から LTC の時間値を得る物
・時間値をインクリメント(+1)する物
・時間値を減算する物
以上4つです。
上3つは当たり前でも減算が必要か?って思われるかもしれませんが、卓がLTCを再認識するのに0.5秒くらいかかることへの対策に使います。試したのは MAdot2 ですが、LTCを停止すると認識が落ちますのでLTCを再開してもすぐには動作しません。ファーストCUEが遅れることになるので困ります。ところが2-3フレームを折り返し繰り返せば認識を維持しつつ進行を止めることが出来るのでコノ状態を Pause 処理にしようと思うのです。故に、現在値に対する減算が必要なのです。
具体的には再開の頭フレームのマイナス1フレームからマイナス3フレームを繰り返して待機状態とします。マイナス何フレームで繰り返すのが適切かは卓に寄って違う可能性がありますので今後検証したいと思います。
この後は LTC Generator 本体のファームウェアの手直しです。制御コマンドを少し増やしたいかなと。
#タイムコード #Python
仕込めてしまえは空き時間多め。
LTC の時間値を扱う関数を書き上げました。
・msec からフレーム数得る物
・フレーム数から LTC の時間値を得る物
・時間値をインクリメント(+1)する物
・時間値を減算する物
以上4つです。
上3つは当たり前でも減算が必要か?って思われるかもしれませんが、卓がLTCを再認識するのに0.5秒くらいかかることへの対策に使います。試したのは MAdot2 ですが、LTCを停止すると認識が落ちますのでLTCを再開してもすぐには動作しません。ファーストCUEが遅れることになるので困ります。ところが2-3フレームを折り返し繰り返せば認識を維持しつつ進行を止めることが出来るのでコノ状態を Pause 処理にしようと思うのです。故に、現在値に対する減算が必要なのです。
具体的には再開の頭フレームのマイナス1フレームからマイナス3フレームを繰り返して待機状態とします。マイナス何フレームで繰り返すのが適切かは卓に寄って違う可能性がありますので今後検証したいと思います。
この後は LTC Generator 本体のファームウェアの手直しです。制御コマンドを少し増やしたいかなと。
#タイムコード #Python
2023年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
LTC Player には外付けスイッチが欲しい。
RaspberryPipicoはUSBキーボードやマウスを簡単に作れるとのこと。
てことは、picoでキーボードシステムを構築しといてもいい。USBのHIDはもちろん、UART、I2Cなども使える様にしとけば便利だと思われる。チャタリングを含めたセンシングのマトリクスと通信まで作っておくのです。
picoについて調べてみましょう。
#RaspberryPi
RaspberryPipicoはUSBキーボードやマウスを簡単に作れるとのこと。
てことは、picoでキーボードシステムを構築しといてもいい。USBのHIDはもちろん、UART、I2Cなども使える様にしとけば便利だと思われる。チャタリングを含めたセンシングのマトリクスと通信まで作っておくのです。
picoについて調べてみましょう。
#RaspberryPi