🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

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全年4月21日の投稿[4件]

2023年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 3Dプリンタは条件が出ました。
 廃番になった古いプリンタなのでCAM(スライサ)の設定は揚げませんが寸法補正は出ました。

 外形補正はCAMの全体伸縮を100.2%します。
 内形補正はCAD上で行い、円なら直径に+0.6mm、多角形なら基準寸法に+0.3mmです。

 これらはCAMの他の項目によっても違ってくるので、現在標準としているCAMの設定に於いては・・・という値です。
 ただ、上記3点の補正値が定数であることが重要です。サイズによって補正値が違うと難解ですからね。

#3Dプリンタ
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 汎用マイコンであるArduinoがCPUをarmに変更するらしい。チップは日本のルネサス製を使うとのこと。
 ArduinoはRaspberryPiと同類の製品ですが、中身というか考え方は別物です。どちらが作りたい物に適しているかが重要で、どちらが優れているかを議論するのは無駄ですケドね。
 現行のArduinoはATmega系を使っています。優秀なマイコンですが8bitです。RaspbrryPiはarmの64bitですから比較に意味がないとしても、流石にパワーアップを考え始めたのでしょう。
 Arduinoは単機能のデバイスを作るにはとても効率的です。開発環境のArduino-IDEはとても使いやすく、ほぼC言語なArduino言語で記述するのですが、純C言語の難解な部分を触らずに書けるようデザインされているので取り組み易いと思います。ATmega単体で使う場合は開発環境の構築すら難解でしたが、Arduinoというパッケージになったことで飛躍的に使い勝手が良くなったと思います。世界中のハッカー達がこれでもかとライブラリを揚げているもの良い点です。
 私の場合、Arduinoが得意とする単機能デバイスはPICを使えば済んでしまうので使ってきませんでしたが、RaspberyPiを使うには大げさだけどATmegaやPICでは物足りない物を作るのに最適なら新しいArduinoも使ってみたいと思います。
 ただ、RaspberryPiを中核にPICを組み合わせるとそこそこ何でも作れるので、開発時間が取れない状況で新機軸に手を出す価値があるかは何とも言えません。

#RaspberryPi

2022年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 サーバーはIntelのRSTに便利な機能があって比較的少ない手間でいけていますが、使っているマザーボードが古いためにSATAの上限が2TB。購入当時のお値段は2TBのHDDと大差ありませんでしたが、せっかくの4TBのHDDがフル機能せず。2TBでも容量は十分足りていますが、その制限がわかるまでに余計な時間を使ったかも。将来的にマザーボードを替えれば容量を拡張出来るのでいいでしょう。

 ムービングは部品が入荷したので電源モジュールを修理。
 あえてサージアブゾーバーはそのままにFETだけ替えて試したところ一発アウト。サージアブゾーバーとFETを替えたところOKでした。
 ただ、電源モジュールのコンデンサが完全に空になった状態で試さないと意味がありません。コンデンサが完全に空の状態で電源を投入すると大きな突入電流が発生し、その瞬間に大きな電圧も発生するからです。数日放置して再チェックです。この機体はRだけ弱い不良もあります。照度計で測ると1/3くらいですが、弱いなりに調光は効くので電流検出抵抗がおかしいと思われます。基板上の計測ですから正確ではありませんが、ツジツマは合うので抵抗を付け替えれば治ると思います。ただ、国内では手に入りにくい抵抗(表面実装の2512サイズ)なので中華電器にオーダー。連休明けに入荷予定です。
 もう一台ダメなのがあります。起動直後は元気一杯動くのですが、LEDフル点灯で動かし続けるとおかしくなってきます。挙動を見ると使っているウチに電源電圧が下がるのだと思われます。この微妙な不良は頂けません。ハンダ不良か部品の不良によって過加熱が起こってのことだと思いますが、原因を特定するのはかなり難しく、電源モジュールを替えたいところです。中華電器の販売店に電源モジュールの手配を相談していますが最終的な返答はありません。
 電源モジュールは12vと24vのデュアル。デュアルで小型だから代替品が無いのです。12vが制御とLED、24vがモーターといった分別みたいです。動きは正常だけどLEDがおかしくなるので12v系がダメなんだと思います。ハンダ不良くらいなら見てわかるからいいけど、そうでないと特定は難しい・・・

#照明器具 #サーバー
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 スポットライト群の整備は部品の入荷待ちで一時停止。

 社内のサーバーの整備です。ファイルサーバーのHDDの入れ替えをします。
 WindowsServer2008R2上のRAID1で動かしている2台1組のうち1台が飛んだのですが、飛んだ物を交換した応急処置のままでした。動いているもう1台も同時期の物ですから壊れる前に交換しようという作業です。
 RAIDとは複数のHDDやSSDを1台のストレージとして動かす方法です。RAID0はストライピングと呼ばれ、主に速度の向上を狙ったものです。RAID1はミラーリングと呼ばれ、複数のHDDに同じデータを書き込みバックアップを目的にしたものです。その他にもRAID0やRAID1を複雑に組み合わせる方法もあります。
 ファイルサーバーですからRAID1(ミラーリング)を用いています。複数のHDDに同じデータを書き込みますので、同時に壊れない限りデータを失うことなく機能が継続します。新しいHDDに入れ替えれば自動的にデータがコピーされてミラーリング状態が回復します。同時にバックアップが出来、稼働させながらHDDを交換できるとても便利な方法です。
 ただし、RAIDにはOS(ソフトウェア)によるものとチップセット(ハードウェア)によるものがあり、違うシステムではRAIDとして機能しないばかりでなく読み出せないことがあります。今まで扱った中ではIntelのハードウェア式が他のシステムでも読み出せることが多いので、Windows系を組む場合はIntelのハードウェアRAIDを使うようにしています。これならWindowsでなくてもLinuxでも読み出せます。Linux系であればOS標準のソフトウェアRAIDが良いようです。

 今はバックアップを取っています。
 他のサーバー機で日常的にバックアップを取っていますから余計な手間っちゃ手間ですが、こういった「おまじない」というか「願掛けに」に近いことをしてから進めるようにしています。何故かわかりませんが、どんなに丁寧に日常バックアップを確認してから始めても余計な手間をすっ飛ばして作業すると高確率でデータ異常が発生し、日常バックアップを確認しなくても余計な手間をかけると異常が発生しません。不思議ですが、当然のようにそうなるのです。
 持って生まれた運みたいなものでしょうけど、どうせかかる時間なら精神的なストレスが少ない方がいいかなと。

#サーバー

■当面の課題

花粉症シーズンも一段落したようで重傷者にも笑顔が戻ってきました。私は原始人なので花粉が酷い日でも鼻の中が埃っぽいなぁくらいにしか感じませんけど。
気温の変化が激しいようですので、みなさま健康管理には注意してください。

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2024年5月14日(火) 13時53分53秒