🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

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ユーザ「電装工芸」の投稿[864件](82ページ目)

2021年12月 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

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いろいろなことが同時進行で混乱しまして、ライトアップで使うプロジェクタケースのブロアファンの最終組み立て忘れていました。
明朝現地設置なので大急ぎで組み上げ。モータをマウントにボルトオンして若干の配線作業ですが、思った以上に短時間で完了。後付けになると組付けが大変になるところでした。いやはや。
風量は思った以上に豊かです。静圧がもう少し欲しい感じもしますが、以前より冷却能力が上がっている様子です。

あと一週間頑張れば少し落ち着きます。

#ガチ工作
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Art-Netの規格書を読んでいてイマイチわからんことがあります。
「Network Switch (ネットワークスイッチ)」という用語です。IPアドレスの頭1バイトがOFFなら「2」、ONなら「10」になります。突然登場して説明が無い用語の代表株です。
現実には「Art-Netのアドレスは頭1バイトが2もしくは10になるので合わせればいい」となりますが、あえてONとOFFがある意味は何なのか。
Googleで「Network Switch」を検索するとハブのことであるとしか出て来ない。アドレスの定義でハブをON/OFFする!?
「Network Switch (ネットワークスイッチ)」ではなく「Net Switch」ならわかるのです。Art-Net3から拡張されたユニバースを表す「Net」が有効か無効かを定義するならわからんでもありません。つまり、Art-Net1や2互換なら2.xxx.xxx.xxxを使い、Art-Net3以降をフル機能で使うなら10.xxx.xxx.xxxとすべしということなのかな?
2.255.255.255がPrimary Art-Net Address、10.255.255.255がSecondary Art-Net Addressと呼ぶのはいいとして、Art-Netにおける「Network Switch」とは何なのか。
私の不勉強のせいかもしれませんが。。。

この辺りは気にせず、BroadCastで「ArtDMX」と呼ばれるパケットだけを扱えばいいのかな?って気もします。
その他のパケットはUniCastを補完したりNetWorkの状態を検査するインテリジェンス機能です。無いなら無いでもいいかなと。
DIY機器など最大16ユニバース扱えれば十分過ぎます。足りない人は高級品を使えばいいし。
1秒間に44フレーム、16ユニバースなら約400kB/秒です。動画ストリーミングと比べたら誤差レベルのデータ量。

#[Art-Net]
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Art-Net3の英文規格書を翻訳してみました。解説書を作るにしてもまずは文章の翻訳からです。
自力で翻訳など出来ませんので「Doc Translator」を利用してみました。
無料だとファイルサイズ10MBの制限がありますが、幸い規格書は900kBでした。

この翻訳サイトいいですね。
翻訳された文章も読みやすく、表のレイアウトがほぼ崩れません。

これを元に自分なりの解説書を作ります。
誤訳が混じっていたとしても、日本語になっているだけでハードルはグンと下がります。

#[Art-Net]
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やらねばならないことがありますがカラダが悲鳴を上げていて半日は強制休養です。年齢と共に筋力も持久力も回復力も落ちております。

pythonでArt-Netを扱う妄想はしております。
setsocketoptでsocketのインスタンスにインターフェース指定してバインドする方法はいけそうです。
NICに与えるIPアドレスは規格書にある自動設定で決めようと思います。MACアドレスから得る方法です。
データの入り口と出口、つまりデバイスがキチンと設定されれば後はそれほど難しくありません。
ただ、Art-Netの規格書が「熟知した人のオレメモ」なので解読は大変です。わかってしまえば難しくないのですが、説明書として成り立っていないのです。独自用語が突然登場して何の説明も無いまま使われるとか、数値の表し方がバイナリなのかテキストなのかBCDなのか不明瞭とか、2バイト以上のバイナリ数のエンディアンがわからんとか、具体的な処理を作るための重要定義が曖昧なのです。
幸いというか対策としては、ver1から4まである規格書を全部読めばお互いに補完できるところが多いことです。この部分はver1、この部分はver3みたいな読み解き方です。古文書でも相手にしている気分になりますが、この方法で理解を進めるしかありません。総括的にはver3が一番明瞭で曖昧さが少ないと思います。興味のある方はver3から読むことをお勧めします。
勉強したのはしばらく前ですから再勉強しないといけませんが、自分なりの解説書を書き起こしながら進めるのが良さそうです。

#[Art-Net]
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小屋付の増員で小規模なコンサートの対応をしています。演者が入るまでヒマです。

pythonでArt-Netを扱うための下調べ。
InputとOutputを一台に組み込むには少々矛盾があります。二つ以上のNICに同じゼグメントのIPアドレスを設定しつつゾーンは別でなければならないからです。単にIPアドレスだけで送受信をしたらどっちが対象か不明瞭です。
pythonでsocketを使うのが基本構成となりますが、socketのインスタンスにインターフェイス指定してバインド出来るらしいので解決しそう。setsocketoptを使います。

#電子工作
#python
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追加発注したLEDバーが入荷したので動作チェック。20本買ったウチ3本が不良。
原因は搬送中の振動や衝撃が原因かと思います。段ボール箱が随分傷んでいましたので。
中国からの直接購入は不良が混じっているモノと思っていますから気にしない。安いにはワケがあるのです。直らないなら修理用の部品がオマケで付いてきたと思えばいい。
3本とも症状は同じ。電源が入るっちゃ入るのですが、初期化を何度も繰り返しているご様子。電源モジュールがダメかコネクタ緩んでいるか、メイン基板というか制御マイコンに正しく電源が入力されていないようです。
現場は正常動作を確認出来たモノだけで足りるので修理は後日です。

#照明器具
#LED
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切った貼ったの工作も大好きですが、ちょっと胃モタレ気味(w
電子工作にガチで取り組みたい今日この頃。
仕掛品ラックを作らないと作業スペースがありませんので、工作部屋の整理整頓が自宅での優先作業となりますが・・・

優先して手をつけたいのはDMXのパッチマシンです。
どれくらいの規模にするかはRaspberryPiを主軸にしたハードウェアの処理能力によりますが、小規模なディナーショーや野外コンサートで過不足なく使えるものにしたいとイメージしております。
以前、DMX切替機を頼まれて作ったことがあります。フェスで卓を2枚組んでどちらを使うか選択するための装置です。信号はBreakTimeを見て切り替えを行いますので受信側にとっては値が変わっただけのことになり、コネクタの抜き差しで稀に起こるパケットエラーからのアオリが発生しません。本卓とバックアップ卓の切り替えみたいな用法も出来ますので、可能ならこういった機能も搭載したいものです。

今思い付いたのですが、Art-NetなどのEtherNetベースなら切り替え器簡単かも。
debian系のOSでなら、3つのNICをbridge接続し、2つを卓側にし、1つを受信側にします。LinuxでHUBを作る方法の応用です。
で、卓側のNICの1つをiptablesで全DROP(NICは生きているがIPパケットをすべて破棄)にするのです。受信側にはもう1つのNICのパケットしか行きません。
切り替えは一端卓側のNICを2つとも全DROPにしてから有効にしたい方だけ改めてACCEPTにする手順です。
iptablesの設定変更だけで可能ならbashを数行書けば出来てしまいます。
ちょっと乱暴な方法に感じますが、これは実験してみたい。

#電子工作
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数日前に納めた品物です。
友人が芝居公演をすることになり、マネキンを座らせた状態で飾るとのこと。
ただし、表情をプロジェクションマッピングで出したいらしく、周囲で役者が動いてもマネキンの頭が揺れないようにしなければなりません。
幸いマネキンの衣装はボリュームのあるスカートで足先はスネの半分から下しか見えませんので、マネキンを座らせるのではなく、上半身をスタンドで立てることにしました。
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スタンドだけでも安定していますが、底部の板に錘を載せれば役者が激突しない限り要求を満たします。
又の位置にある平板は脚を取り付けるためのベースです。写真の位置では低かったので今は変更しています。

スタンドは鉄の角パイプ製です。
寸法が大雑把でも強度が欲しいだけなら鋼材を溶接するのが手っ取り早い。
木材ではホゾ継ぎをしないと出せない強度がヘタクソ溶接でも簡単に出せるからです。

衣装の製作はそこそこ名の知れた現役のコスプレイヤーさんが手掛けるとのこと。自らの衣装をデザインして作るジャンルの方ですから仕上がりが楽しみです。
後日、現場での飾りっぷりをお見せしたいところですが、キャラクターに版権があるのでここには出さないことにします。
こんな作品ですので、公演後に検索すれば写真が見つかるかもしれません。

最近はこんな感じで1.5日ペースで何かを仕上げています。ここに出していないネタも数多くあります。
本業はモノづくりと舞台監督。舞台照明は趣味になりつつあります。
名刺の肩書を変えた方がいいような気がする今日この頃。

#ガチ工作
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昨日から手を付けた分電盤を仕上げてみました。
何の変哲もない仕様ですが、脚だけはシッカリ作っています。搬送や設置作業には邪魔ですが、電源は全ての要ですから、丈夫で倒れないことを最優先としています。
同様の脚でライトアップの制御盤も作ってありますが、7kgの砂錘を足元の四隅に乗せた固定で2ヶ月間屋外で問題なく稼働しました。
足の裏には D型ゴム を取り付けてあります。木材が水に浸かることもありませんし落ち着きます。設置場所を汚すこともありません。少し値の張る材料ですが、有るのと無いのでは大違いですから運用コストも考えると安いと言えます。
塗装はガッツリやらないといけません。色を付けることは成り行き上のオマケであり、木材が水を吸わないように表面を固めることが目的です。水を吸えばビスが錆びやすくなり、ビスが噛んでいる木材も柔らかくなって強度が落ちます。接着剤も剥がれやすくなります。長期の屋外運用では塗装の如何によって実質の強度に数倍の違いが出ると思っていいでしょう。

塗装は「ニッペ:1液ファインウレタンU100」です。以前から何かにつけてご紹介していますが、これは優秀な塗料です。
最近気づいたことがあります。原液のまま塗っても構わないのですが、専用のシンナーを少し足した方が塗りやすく仕上がりも良くなるようです。繊維への浸み込みも格段に良くなります。
原液のままで固さに問題が無くても、2液式の要領で専用のシンナーを加える感じです。

#ガチ工作
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今日の課題は配電盤です。
主幹ブレーカがあって小ブレーカがあって平行コンセントで出力という代物です。
以前作った物を改造したので簡単でしたが、立てておくスタンドを作るのに時間がかかりました。地べたに直接置くのは嫌なので底部を25cmくらい浮かしています。

ふと思ったのですが、「配電盤」なのか「分電盤」なのか・・・
調べたところ この様な ことでした。
今回作ったのは分電盤ですね。

箱の表に「配電盤」とデカデカ貼ってしまいました。
今更直せないのでツッコミ待ちにします。

・・・と思ったのですが、気になるので無理矢理剥がして貼り直しました。
今は「分電盤」となっています。

こういった掲示にはパソコンからプリントしたものをラミネートして使っています。
用紙は「コクヨ:LBP用耐水強化紙 」、ラミネートフィルムは「アイリスオーヤマ:ラミネートフィルム片面マット 」です。
シールとしては分厚いのが気になることもありますが、デザインに自由度があり、テカらず、水や擦れに強いので機材やケースに貼るのにお勧めです。

#ガチ工作

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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2024年5月4日(土) 05時49分51秒