🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

or 管理画面へ

ユーザ「電装工芸」の投稿[864件](59ページ目)

2022年6月 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
 久しぶりにArt-Netエンジンを書く時間が取れそうです。
 丁度よい冷却期間になったのか、そもそもの修正点を思いつきました。
 そもそもというのは処理の全体像のことです。Art-Netを受信して、パッチ処理などをして、送信するワケですが、これらの処理を無駄なく適切なタイミングで行うことはとても大切なので、それを目指して書き直しをするのです。偉そうな言葉を使うなら「最適化」です。
 正直言いますと大きな無駄を見つけたのです。何しろ経験豊富の真逆ですから、設計書を書いてコーディングして・・・なんて上品な製作は出来ません。思い付いて書いては実験、思い付いて書き直しては実験を繰り返すので、付け焼刃の繰り返しで各所に歪みやら無駄が溜まるのです。一応機能するようになったら全体の見直しをするのはいつものことですけど、3歩進んで2歩下がるを繰り返す自分の様は残念です。つーても、誰かが書いてくれるワケでも添削してくれるワケでもないので仕方ありません。

 全体の直しはあるとしても、作業の要はスタックフェーダーへの対応です。
 ちょっと前まではスタックフェーダーのシーンデータをエンジン内に持たせ、別プロセスからマスター値を送り込んでエンジン内で出力値の計算をさせるイメージでしたが、エンジンの処理がやたら重くなるし拡張性も低いのでやめます。Art-Net受信値とMIXする一意のデータをエンジンに送り込むことにし、シーンデータを持つのもマスター値による出力値の計算もスタックフェーダ間のMIXも別プロセスにさせることにします。こうすれば、将来的に卓へ拡張してもArt-Netエンジン自体の変更は不要です。

#[Art-Net]
Icon of admin
 間数マーカーは2度目の電池テストでも13時間でした。公称10時間でよいでしょう。
 自宅では3Dプリンタさんが延々と仕事をしています。痛みが出始めていますが、全部作るまで持ってくれるでしょうか。

 ということで、間数マーカーは繰り返しの製作作業になりましたから次のネタに行きましょう。
 RaspberryPiを使った物を進めたいのですが、物が入らないのではどうにもなりません。
 この際ですから、自宅の工作部屋の部品類を再整理ですかね。一部魔窟と化していますし。

#雑談

2022年5月 この範囲を時系列順で読む(電装工芸の投稿に限定) この範囲をファイルに出力する

Icon of admin
 間数マーカーver4.3が1台組めました。
 重箱の隅を突く様な目で見るなら改善したい点はありますが現場で使えるレベルです。
 電池の持ちを確認していますが、目標値である単三電池1個で12時間はクリア。現場的にはOKでしょう。
 乾電池は特性的にエネループなどの容量の大きな充電池がよさそうです。なぜなら、アルカリ電池などの1次電池は一定の割合で電圧が下がっていきますが、エネループは使用開始直後に一定値まで下がってからは切れる直前まで電圧がほとんど下がりませんので、一定の光量で発光し続けることが期待できるからです。
 発光面には不満が残りますが使えるレベルです。φ3mmの砲弾型LED2個からの光を厚み5mmの透明樹脂板を通して130×65mmの面に誤差±20%くらいの輝度で散らしていますが、これ以上は導光機構を金型から起こさないと難しいと思います。これ以上時間とお金をかけて精彩を求めても使用感は違わないと思われるので落としどころでしょう。
 試作は終わりとし、1個30時間かかるプリントをチマチマやっていきます。

追記
 消える瞬間は見ていませんが、13時間経過で点いており、14時間経過で消灯していました。
 電池のコンディションもありますので、公称値を8割の10時間とします。
 推奨電池はPanasonicのeneloop(エネループ・単三電池型・1.2v1900mAh)です。

 販売は予定しておりません。
 3Dプリンタの稼働コストを500円/時としていますが、30時間では15,000円です。電気代とフィラメントの消費量からするとこんなもんです。
 内部の部品原価は3,000円くらい。発光部を構成する専用基板や樹脂部品がそれなりにします。
 組み立ても何気に面倒なので開発費を含む手間賃やらで10,000円は欲しい。
 合計28,000円/台(笑
 自分だったら買わない価格です。

 アチコチにモックアップを見せて価格イメージ聞いたところ3,000~5,000円でした。自分もそう思います。
 試作品の価格は量産品の10倍でも安い部類ですが、量産化の初期費用や在庫を抱える気はないので、作るなら毎回試作価格になってしまいます。
 これでは売る側にも買う側にもメリットがありませんので、自分が使う分だけ作ることにしました。

#舞台の小物
Icon of admin
 RaspberryPiが無い。世界中のどこにも無い。いわゆる転売屋系にはあるようですが、アホみたいに高いので余程のことが無ければ手を出したくありません。
 rpilocator.comってところに世界の正規代理店の在庫が一覧されていますが、RaspberryPi4Bは全く無い(2022年5月30日現在)。
 先日手に入りそうって話をしましたが、納品予定日に不達による納期未定とのメールがやってきました。そんで、改めて調べなおしたら・・・という話です。
 製作依頼があっても手に入らないか高値なのでこれまでの価格では作れないって話にしていますが、裸族のパイやArt-Netパッチを作るために今必要な数が揃わないのは困りものです。
 2023年には供給体制を戻せるって話ですが、財力があって数を使うところが優先されるでしょうから、下々のガレージメーカーにお零れが落ちてくるのはいつのことでしょう。

#電子工作 #RaspberryPi
Icon of admin
 今日はカラッとした夏日。3Dプリンタにとって高気温低湿度は良い条件です。除湿器を稼働させれば3Dプリンタ内は温度40度弱、湿度30%弱になりますが、これは今まで試した中でも良い結果が出せる条件です。
 ですが、こんな部屋で人が作業をするのは無理。プリンタ内よりは低いとはいえ室温は30度以上あります。
 1個あたり30時間はかかるプリントを取り急ぎ10個近くやらねばなりませんが、工作部屋で人が作業するのはしばらく無理っぽい。

#雑談
Icon of admin
 間数マーカーは2刷り目でほぼ条件が出ました。思った以上に綺麗に仕上がっています。
 ただ、黒いフィラメントの細かいカスが透明の部分に入ってしまいます。15時間以上プリンタの前で監視しているワケにもいきませんし、遠目に見れば気にならない程度ですから妥協の範囲です。デュアルノズルの高級機を導入出来ればいいのでしょうが、欲しいと思っている機種は28万円もするのでとても無理。あぶく銭が入ればと思っていますが、今の株価ではとても無理そうです。
 余談ですが、工作の軍資金の大半は株で得ています。博才は皆無ですが、ここ数年現物のみで欲張らずに売買して年収の1/5~1/10くらい稼げています。朝昼晩、値動きを数分見るだけで工具やら部品が手に入るなら悪くありません。今は株価が下げ止まりで大きく負けていますが・・・。
 工作も株も自分の能力や運に合わせて欲張らないことが肝要です。

#工具や資材
Icon of admin
 テストピースでの条件出しは見えたので、昨日から本データで間数マーカーの仮刷りを始めました。カスの対策で手を焼いてはいるものの、全体としては思った以上に良い仕上がり。今は仮刷りの2刷目です。目下の相手物は文字が書かれた上蓋ですが、16〜20時間かかるので条件を追い込みきるまで日数がかかりそうです。

#工具や資材
Icon of admin
 3Dプリンタの条件ですが、スティック糊の塗り方で随分違うことが判明。
 その前にスティック糊の意味ですが、プラットホームへの喰いつきを良くするために使います。私は幅広のマスキングテープを貼った上に塗ります。
 スティック糊は厚すぎず薄すぎず出来るだけ均一に塗ることが重要です。塗りムラが1層目のプリントにそのまま転写されると言っても過言ではありません。プラットホームを温め、糊を溶かして馴染ませながらユックリと一定の速度で一定の間隔で塗り進めます。溶かして馴染ませないと効果が半減するようです。スティック糊を使う場合の話ではありますが、スライサーのパラメータと同じくらい重要な下準備だと思われます。

 実はこの週末が珍しく3連休です。腰を据えて間数マーカーの試作を進めています。
 Art-Netエンジンを進めるつもりでしたが、部下がデータ作りで卓を使っているので別な作業です。

#工具や資材
Icon of admin
 テストピースは65点でしょうか。
 お漏らしは無くなりましたが、プリント中に落ちるカスが透明の中に入ってしまいます。使えるレベルですが気分は良くありません。
 透明のフィラメントは黒に比べて神経質みたいで、温度条件が合わないと表面が荒れます。見えてはきましたが、条件がまとまるまで時間がかかりそうです。
 一番の問題は第1層面の荒れです。第1層が表になるのですが、若干の波打ちがありキレイとは言えません。ペーパーで削り、ミッチャクロンマルチと艶消しクリアーを吹けば誤魔化せそうですが、削り分を見越してプリントしなければなりません。この辺りの条件出しにも時間がかかりそうです。

 面倒なことがまだまだ続きますが、デュアルノズルによる2色刷りが出来るようになっただけでも大進歩なのでヨシとしましょう。
 ・・・デュアルノズルなのにサポートする機能が無いのです。わかれば簡単なことでしたが、この辺りの設定はマニュアルにも無いので手探りです。

#工具や資材

Icon of admin
 先日作って現場で使ったCUEシート置きは素晴らしく良い使い心地でした。
 目線に正対した角度で見られるので薄暗い環境でも読みやすい。
 久しぶりに会心の出来です。

#ガチ工作

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

編集

■全文検索:

複合検索窓に切り替える

■複合検索:

  • 投稿者名:
  • 投稿年月:
  • #タグ:
  • カテゴリ:
  • 出力順序:

■日付検索:

■カレンダー:

2022年6月
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930

■カテゴリ:

■最近の投稿:

最終更新日時:
2024年5月4日(土) 05時49分51秒