🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

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タグ「Art-Net」を含む投稿(時系列順)[93件](7ページ目)

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 ランチャーに行く前にscoketの基本動作の確認かな?
 受信したArt-Netパケットをそのまま送信する実験。
 これが求める機能の基本ですから確認せんといかん。

#[Art-Net] #C言語
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 ここ数日は本業で手一杯でした。ライトアップの施工があったのですが、建物の窓を光らせたいとのことで専用の行燈を製作してました。
 簡単な作りではあったのですが思った以上に時間がかかり、徹夜して間に合わせたのはいいですが、その余波で心身共にキツイここ数日。
 8月のお盆明けからの大連チャンでしたが、この後3月中旬までは緩い日程なので、各種製作や開発を進めて行けそうです。

 同時にイロイロ進めますが、とにかくArt-Netエンジンを完成させたい。
 Art-Netエンジンとは、Art-Netを受信し、Merge、In-Delay、Patch、Out-Curve、Out-Delayを施し、Art-Netとして送信するデバイスドライバの様なモジュールです。ユーザーインターフェースなどは別途製作ですが、これが完成すれば求めることの半分は完成です。
 そのためにC言語を学習しているワケですが、ポインタ、構造体、共有メモリ、マルチプロセスの基本が見えてきましたので、これからしばらくはArt-Netの要であるscoketを試そうと思います。C言語でscoketを扱う情報は高位者による高位者向けの高度な物ばかりですが、幸いPythonでの前例がありますので、これをC言語に置き換える方向で読み解いていこうと思います。
 学習を進めれば進める程「ライブラリの使い方はmanとヘッダーファイルを読めば分かるだろ!」という圧を強く感じますが、この感覚が自分にとっても当たり前になるように精進したいものです。

#C言語 #本業 #[Art-Net]
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 Art-Netを受信する準備を進めています。
 思った以上に面倒だったのはデータの比較です。受信値と期待値を比較して処理を分岐する処理は重要です。文字列ならstrcmp、バイナリならmemcmpを使います。どちらもstring.hの関数です。
 どちらにしてもバイナリな感覚を持ち合わせていないと使えませんが、アセンブラに慣れた体にとって違和感はありませんし、ある意味とても明確な処理になるので悪い気はしません。Pythonが如何に簡単に書けるかを感じたりはしましたけどね。
 あとはエンディアンの処理です。RaspberryPiはARM系なのでリトルエンディアンです。受信したArt-Netを仕分けて情報にするには2-4バイトのバイナリを数値化しないといけませんが、エンディアンを気にしながらバイナリを並べて処理します。並べたバイナリを数値化するにはカッコとアンパサンドを使った不思議な記述をしますが、理解不能なので定型句と思って使っています。
 こんな底辺処理が整理出来たら受信テストですが、これらを先にやっておかないと受信値を人が読める形で表示することが出来ないのです。

#[Art-Net] #C言語
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 珍しく明日から3連休。すべてを自由に使えるワケではありませんがscocketのテストが出来そう。
 Art-Netを扱える卓に繋いで実験しなければなりませんので場所が限られるのです。

#[Art-Net]
 
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 RTCを装着したRaspberryPiは正常のようです。
 今後製作する装置にもRTCを装着したいのですが、電池切れをどうやって拾うか思案中です。

 socketの実験は連休中に時間が取れず未対応です。
 Art-Netの受信と送信を1台でこなすにはIPアドレス的には同じゾーンで装置は別という変な構成になります。その上、broadcastで受けてbroadcastで送るというこれもまた変な構成です。ですので、コピペで使える先例がありそうでありません。
 RaspberryPiのPythonでは成功していることですから可能だと思いますが、C言語のsocketの方が設定すべきパラメータが多いため、Pythonには無かった設定をどうするかが難問なのです。難しいというより、「ネットワークデバイスを指定してbroadcastで通信する」という前提の先例が少なく、沢山のデータシートを継ぎハギしないと見えないことが多いために苦心しているところです。

#RaspberryPi #C言語 #[Art-Net]
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 オレメモであります。
 参考になりそうな先達のページ

● UDP/IP通信全体の参考
UDP / IP でパケットの送受信を行う
● broadcast通信の参考
UDPブロードキャスト送信サンプル
● ネットワークデバイスを指定した通信の参考
Ethernetインターフェース(eth0, eth1)を指定してソケットを作成する (Linux, C, Raspberry Pi)
● 受信タイムアウトの参考
selectを使用してタイムアウト付き受信を実現する <= recvもrecvfromも受信があるまでひたすら待ち続けるので、タイムアウトさせることは必須。
UDP通信におけるselectの使い方。 <= recvの例が多い中、recvfromの書式を確認出来る。recvfromを使う理由は送信元アドレスを取得したいから。
● 時間の扱い方
時間情報の取得方法と扱い方 <= これの5ページ目の「POSIX環境」が結構大事。DelayをするにもDMXのタイムアウトをするにもこれが必要。
● ターミナルの行長と行数を取得する
ターミナルのサイズを取得する
ターミナルの幅と高さを得る
● ANSIエスケープシーケンス
ANSIエスケープシーケンス チートシート

 この辺りを参考にすれば「ネットワークデバイスを指定してbroadcastで通信する」が出来そうな気がします。
 ただし、1行々々読み込んで使われている構造体をよく把握することが大切です。構造体の中に必要な情報が隠れていることが多いからです。構造体の中に構造体があったりもするので、十分に読み込まないといけません。

 実験は受信が当面の課題となり、
1)ネットワークデバイスを指定せずArt-Netを受信する。<= とにかく受信する
2)ネットワークデバイスを指定してArt-Netを受信する。<= ネットワークデバイスを制限して受信する。
3)送信元IPアドレスを取得し、IPアドレスをもとに受信値を振り分ける。<= 複数の送信元(卓)がある場合の不確実性排除とミックス処理のためには不可欠。
 といった手順で進めることになろうかと思います。
 受信値を確認するため、習作を兼ね、バイナリをダンプ表示をするライブラリも作ってみましょう。

#C言語 #[Art-Net]
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 キー入力の処理が出来ましたが、願わくば押し下げと解放も拾いたいところではあります。
 ですが、ハードウェアが汎用ですし、キーボードが押されたことを検知しているのではなく、入力された文字コードを得る処理ですので、これ以上細かいことはもう少し勉強しないとダメかな。

 socketの検証は場所も時間も潤沢に必要なので、もう少し本業を終わらせないと手を付けられませんが、キー入力によるコマンド処理をどうしようか考えています。
 入力されたアルファベットをコマンドショートカットとし、数字は数字として扱うことを基本にしようと思います。キーに対して処理を割り付けるのではなく、得たASCIIテキストに対して処理を割り付ければ標準入力だろうがUARTだろうがsocketだろうが何でも良く、ハードウェアに合わせた入口さえ作ればその先の処理は同じでいけます。こうするのは専用入力端末が壊れた時に汎用のキーボードでも対応したいからです。
 では、得たASCIIテキストをどう処理するかです。
 入力されたASCIIテキストは文字列として普通に扱えばいいでしょう。画面にコマンド列を表示したいならそれを変換すればいいし、コマンドを実行するなら関数に文字列として投げればいい。
 せめて、入力に制限をかけてありえない文字列にならないようにした方がいいでしょう。「コレの後にありえる入力はコレ」といった制限です。一種のルールマップを作り、条件に合致しない入力は応答しないかエラーを出すのです。数値に最大値の制限もかけたいですが、これはコマンド実行関数側の仕事であって入力時にチェックするものでもないかな?

#[Art-Net] #C言語
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 てなわけで、socketの実験に入る下準備が整いました。Pythonで出来たことですからC言語(gcc)で出来ないことではないでしょう。
 Art-Netエンジンを構成するにはFIFOというか循環配列というかリングキャッシュというかQueueも勉強しないとけません。例えば1024個の配列を作ったとして、これがリング状に繋がったイメージで使います。1024で折り返すカウンタを使って配列の基点位置を表すだけですが、カウンタの計算モジュールだけでもライブラリ化しないと面倒かなと。
 これはDelayで必要な機能です。一定の時間間隔でDMXのデータを保存し続ければ配列サイズが許す範囲で過去情報を取り出せます。つまりDelayになります。受信毎の保存でないことが肝ですが、往年のテープエコーと要領は同じです。
 C言語はボチボチ書けるようになってきましたし、先達の情報も読み取れるようになってきました。パッチマシンとしての完成は先としても、この閑散期にArt-Netエンジンだけでも完成させたいです。

 あとは、コマンド入力と処理の方法も考えないといけません。
 ルールマップに基づいた入力制限とか、入力されたコマンドや数値のスタック方法とか、それの表示とかです。入力値はコマンドと数値の文字列で処理関数に渡すつもりですが、それをどの様に解析して実行するかも案外難しい。

#[Art-Net] #C言語
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 Art-Netの受信に成功しました。
 先達の情報をいくつか合成しましたが、思った以上に簡単でした。
 ネットワークインターフェースの指定も出来ました。
 一安心ですが、次は送信しないといけません。
 デコード/エンコードをせずに受信値をリレーするだけですが、これが成功しないようでは受信値を加工する努力をしても意味がありません。

#[Art-Net]
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 Art-Netの送信にも成功しました。
 受信値を転送するだけですが、Art-Netデコーダから正常と思われる値が出力されています。
 今日は終わりにしますが、大きな課題がクリア出来て大満足です。
 ただ、8ユニバースを出力しているdot2が一杯いっぱいの様子。発熱も凄いし画面もコマ送りです。

 ちなみにですが、recvfrom()の4番目のパラメータを「MSG_DONTWAIT」にすると受信待ちしません。先達の例では待ちアリの「0」を定義してioctl()に待ち無し(ノンブロッキング)を設定していることが多いのですが、「MSG_DONTWAIT」を使った方がストレスが無い感じ。
 で、気付いたのですが、C言語は速い。速いが故の対策が必要になる始末。受送信テストでは終了のためのキー入力やタイムアウトを入れるのが面倒だったのでfor文による一定回数の繰り返しで試したのですが、受信待ちを無くした後はPythonでの実験の際に使った回数では一瞬で終わってしまいます。プログラムが間違っているのかと思う程でした。てことは、あまりにも無意味な回数recvfrom()を呼んでいることになりますので、受信が無い場合は100~500usecくらい待ちを入れた方がいいみたいです。バッファを読みに行っているだけなので気にしなくていいって話もありますが、ANSIエスケープシーケンスを用いた画面表示も適度な待ちを入れないと画面がフリッカーを起こす程です。数か月かかりましたが、C言語を勉強して良かったと思います。遅いのを対策するのは大変ですが、速いのを抑え込むのは比較的簡単ですからね。
 ここまで速いとマルチプロセスを使わなくてもいいのではないか?って気持ちも芽生えます。使った方が速さ以外に都合が良いこともあるので使いますケド。

 基本的な受送信が確認出来ましたので、関数化しつつArt-Net(正しくはArt-DMX)のデコード/エンコードも書きましょう。

#[Art-Net] #C言語

■当面の課題

花粉症シーズンも一段落したようで重傷者にも笑顔が戻ってきました。私は原始人なので花粉が酷い日でも鼻の中が埃っぽいなぁくらいにしか感じませんけど。
気温の変化が激しいようですので、みなさま健康管理には注意してください。

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2024年5月19日(日) 23時11分32秒