🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

or 管理画面へ

No.541

Icon of admin
 このところ本業が忙しい。
 落としどころは見えても道筋が見えない物件が多いので悩み多きオッサンであります。

 さて、息抜きには自分が作りたいモノを妄想するか作るのが一番です。TRUE1の分岐ボックスの試作を進めています。防水のブンキーはありますが、20Aクラスになるとお高いので。
 防水のためにはオスコネクタからケーブルを2本引き出すヤッツケ分岐はダメです。ブンキーみたいなモノにケーブルを生やすか、豆腐サイズのボックスにレセプタクルを埋め込むかの二択です。
 当初は3Dプリンタで樹脂製ブンキーを作ろうかと思ったのですが、積層が50mmを越えると割れが入ってしまい水が浸入します。PLAなら100mm積層しても大丈夫ですが真夏の倉庫の温度に耐えられません。ABSは丈夫で耐熱もいいのですが、積層が高くなると割れるのが欠点です。積層を低くしてハメ合わせにする手もありますが、防水性を得られる精度で嚙合わせられるかは運次第。樹脂製ブンキーは無理かなと。
 豆腐サイズのボックスを試作中です。アルミ角パイプの両端に3Dプリンタで作ったTRUE1を取り付けるフタをします。3Dプリンタの積層を低く抑えられるので割れませんし、仕上がり寸法がラフでも何とかなります。ただ、TRUE1のサイズ的に40x80x2.0tの角パイプが望みですが丁度よい切り売りが見つからず。仕方ないのでモノタロウさんで定尺4mのを購入。単価的には安いのですが、この長さではそれなりの金額。ヘタをすれば1個作って不要になりかねない試作でこの量と金額はどうしたものか悩みました。
 取り急ぎカットしてモックアップを組んだところイイ感じ。アルミパイプとABS製のフタの接合方法は検討中ですが、肝心の部分が見えれば何とかなるっしょ。
 この手の接合は接着や横ネジ止めが一般的ですが、アルミもABSも接着は苦手、横ネジは3Dプリンタの積層方向的に強度不足。
 となると、防水を兼ねて接着剤を併用しつつ、両側のフタを六角支柱(スペーサー)を介してネジ止めするのがいいかなと。
 六角支柱(スペーサー)は廣杉計器さんで様々なサイズが少量から安く買えます。M3-L100があるのでこれかな?

#ガチ工作

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

編集

■複合検索:

  • 投稿者名:
  • 投稿年月:
  • #タグ:
  • カテゴリ:
  • 出力順序:

■日付検索:

■カレンダー:

2023年3月
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

■カテゴリ:

■最近の投稿:

最終更新日時:
2024年5月2日(木) 08時23分44秒