🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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No.1081

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 RaspberryPi が案外色んなことに対応できるのは GPU のオカゲだそうな。
 GPU は画像処理を担うモジュールですが、計算に特化した GPGPU という使い方も出来るらしい。
 GPGPU はその昔の FPU と呼ばれた計算チップとは意味が違います。メモリに展開した複数の値に対して同時に計算が出来るらしい。代数計算というかC言語などで言う配列に対してすべての要素を同時に計算するらしい。具体的にどうすれば何が出来るのかはわからないのですが、比較的簡単な計算を同時に沢山出来ると思えばいいらしい。「算数」が全ての私と「数学」を操る方とでは「比較的簡単」の意味は違うと思いますけど、例えば動画の明暗を調整するなんて計算には向いてますよね。すべてのドットに対して輝度を上げたり下げたりするのですから。
 この機能は調光卓を作るのに向いてますね。調光卓は沢山の値に一意の値を掛け合わせることをひたすらやっているのです。forループで1個づつ計算するよりメモリ転送の時間はかかっても一斉に計算するなら後者の方が速いかもしれません。
 パッチマシンは設定を参照しながら値を並べ直す作業がほとんどですから GPGPU を使ってもあまり意味が無いと思われますが、卓を作るならば GPGPU を使えたらと思ってしまいます。群の数に一定の値を当てて積を得る作業が高速化出来たら作れると思うのです。位相をオフセットした sin などを当てられたらエフェクトエンジンそのものです。

#器具の製作

■思ってみた

社屋を囲む田んぼの田植えが終わり季節を感じます。

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2025年6月30日(月) 07時20分49秒