🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

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タグ「器具の修理」を含む投稿[96件](5ページ目)

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 Antari F1-FAZER の発煙器の清掃では空焚きが効果ありましたが、1~2時間の空焚きを3回もやると変化が少なくなりました。
 そこで思い付いたのがエタノールを吸わせること。精製水とエタノールを1:1です。
 メタノール程ではありませんが、ゴムや樹脂はエタノールで侵されることもあるので痛める可能性もあります。一度は不燃ゴミになったのですからこんな実験もありかな。ただ、エタノールを噴霧すれば延焼の危険性があります。火の気が無い換気の良いところで行うべきでしょう。
 結果は空焚きでは行けなかったところまで改善。まだまだではありますが、これを繰り返したらどうなるのか興味があります。
 エタノールの在庫が少なかったので今日はあるだけで実施。自宅に30リットルくらいあるので持ってきます。

#器具の修理
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 Antari F1-FAZER のことをダメ押しで調べてみました。リキッドのことです。
 専用リキッドはプロピレングリコール、界面活性剤、脱イオン水が主な成分だそうです。化学は苦手なので何の事やらですが、プロピレングリコールで検索するとVAPEと呼ばれる加熱式タバコの様な製品がヒットします。プロピレングリコールを含んだ溶液を加熱して煙(水蒸気)にして吸収するそうな。言われてナルホドですが、水性スモークマシンの親戚とは想像もしませんでした。
 このVAPEでも加熱機の焦げ付きが話題になっています。何か応用できるネタは無いかと検索したところ、ドライバーンとかいう方法があるそうな。日本語訳すると空焚きです。焦げ付きを焼いて灰にして落とすそうです。空焚きは悪と思い込んで試していませんでしたが、不燃ゴミと化したなら何でありかなと。殻割りする前に試してみましょう。

追記
 空焚き(ドライバーン)を1時間ほどしたところ煙が出る様になりました。新品同様には程遠い煙量ですが前よりは出ています。やってはいけないと思っていたことが手段の一つになりえることに驚きを隠せません。
 改めてお酢溶液を吸わせ、精製水を吸わせ、空焚きをしたところです。冷めてから常温のお酢溶液を通してみます。汚れが排出されれば御の字です。

さらに追記
 空焚きを続けますと、発煙器に溜まった液は無くなっているのにチリチリとかジューとかプツプツとか音を立てながら薄っすらとした煙を出します。如何にもグリコールといった甘い臭い(ロスコ1500の煙の臭い)もします。音と煙と臭いが無くなるまで空焚きしてみます。
 発煙器はリキッドを蒸発させれば熱を奪われますが、空焚きなら普通より温度が高くなるハズです。付着した焦げが焼き落としになればいいな。

さらにX2追記
 完全な目詰まりで不燃ゴミ化した F1-FAZER が煙を出すようになったのは良いことですが煙量が足りず実用には程遠い。空焚きや液通しをする度に煙は増えていますが、実用にならない堂々巡りなら意味がない。
 禁じ手かもしれませんが、パーツクリーナーをブッ込んだらどうだろう。このままではお線香の方が良いくらいだし、一度不燃ゴミ化したのですから壊し方を探る気持ちで実験です。

#器具の修理
 
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 目詰まりしていた Antari F1-FAZER はお亡くなりになりました。完全に詰まってしまいどうにもなりません。
 途中まではイイ感じだったのですが、剥がれた目詰まりがその先に詰まって致命傷になったのかな?って感じです。
 中を見なければこれ以上の対策は思い浮かびません。殻割りして中の仕組みを調べて重清掃を検討しようと思います。焦げ付きを採取して溶かす方法を探すのもアリです。
 正しいメンテナンスをしていればこうはならなかったと言えばそれまでですけどね。

 学んだことは、、、
1)使用後は必ずセルフクリーニングを実施する。
2)1ヶ月毎、または5回くらい使った後は精製水もしくはお酢溶液を吸わせる。
3)半年を目途に加熱せずにお酢溶液を通して発煙器の中を洗う。
4)1年毎、または約20回使用毎にポンプを新品に交換する。
 といった感じでしょうか。
 ちょっと面倒ですが、爆煙が魅力の Antari F1-FAZER が安物程度の煙量では価値がありません。発煙しないのは論外ですけど。

#器具の修理
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 Antari F1-FAZER の発煙器は超音波では中まで届かない様子。
 なかなかうまくいきません。

 次は発煙器のヒーターを止めて常温のままお酢溶液を通す策。洗い流すのです。
 本体のポンプが壊れるのが怖いので別のポンプを繋げています。鍋などの焦げ落としでは水とお酢を2:1で使うサポートもあったのでお酢溶液はそのくらいにしてみました。
 1時間くらい通してほんのわずかに流量が増えました。ポタポタと話にならん流量ではありますけど何となく期待感。

 この方法は正常な機体の重メンテで使えそうな気がします。

#器具の修理
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 Antari F1-FAZER の発煙器の目詰まりは頑固です。細かいカスや約5mm四方のGの羽のカケラみたいなカスが出てきたりするので相当酷く焦げ付いていると思われますが、お酢溶液を通すだけではどうにもならない感じです。
 ならばと思い付いたのが超音波洗浄。容器の底にチューブを取り付けて発煙口に繋げ、精製水を注いで発煙器の中に満たします。容器の中にスティック糊サイズの超音波洗浄機(振動子)を入れて超音波を中に伝えて焦げ付きを砕いてやろうとうアイデアです。出て来るカスは硬さがあるけれど脆い(柔軟性がない)ので、超音波を当てることで効果があるような気がします。
 もはやメンテナンスというより趣味の実験となっていますが、これで発煙器の内部の焦げカスを除去出来れば面白いかと。

追記
 超音波はダメでした。
 正しくは、超音波が発煙器の中まで入っていかない様子。

#器具の修理
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 ポンプを入れ替えた Antari F1-FAZER は爆煙。
 新品と比較する術はありませんが笑える程の量です。
 ポンプはコイルとフレームを再利用し120v仕様の新品からピストンを取り出してニコイチです。
 新品は中華電機で買えば1,300円くらいなので発煙が減ったかも?って感じたら交換するのが良さそうです。

 お酢を使ったクリーニングもイイ感じです。明らかに・・・って程ではありませんが、発煙が増えた気がします。

 発煙が減って部品取りになった物にもお酢溶液を与えてみました。
 まずはマニュアルの通りお酢と精製水を1対4で割ったお酢溶液をスモークリキッドの代わりに飲ませましたが変化なし。
 冷めてからですが、注射器で圧力をかけてお酢溶液を通したところ茶色くなって排出・・・茶色いカケラすら出てくる。精製水を通しただけでは起こらなかったことですからお酢のチカラでしょうか。
 これは漬け置きです。排煙口にチューブを介して注射器を取り付け、内部配管を途中で外してドレンとし、注射器を高い位置に固定してお酢溶液を注入。圧力をかけてエア抜き。一晩放置してみます。

#器具の修理
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 PegasysG10 の修理・改造は先が見えてきました。
 以前おかしな症状があったのは私のミスが原因でしたが、RS485のトランシーバーICを LT1785 にしたことで動作がとても安定しています。
 まだまだ手を付けなければならない機体は多いですが、手順が決まれば無心で頑張るだけです。

 さて、そんな PegasysG10 ですが、更に手を加えました。
 お寺さんの本堂の大屋根を染める依頼があるのですが、仕込める位置から大屋根は30~50mあります。出力というより狭角なスポットライトが必要です。
 ソースフォーのカラーミックスを使えたらいいのですが屋外に置くことは不可能に近い。かといって、全天候のLED-PARで狭角なモノは皆無。
 ならば、PegasysG10 のレンズを狭角なモノに換えてしまえと。
 以前、公称半減角5度のレンズを100個試し買いしたことがあります。ホットスポットは確かに5度くらいですが、ハレーションが酷すぎるし10m未満ですと出目がマーブルになってしまいます。ビームライトにならないなら使い物にならないとデッドストックになっていたのですが、改めて試したところ20m以上なら色が混ざり、ホットスポットもシッカリ見えます。ハレーションが酷すぎてステージのライトととしては使えませんが、投射距離が20~50mのライトアップには使えそう。ハレーションはハットを作れば軽減出来ます。
 問題は同じレンズが手に入らないこと。中華電機で買いましたが、扱っていたショップが消えてました。他のショップに似たようなレンズはありますが、中華電機では使う側が必要とするスペックを書いていないことが多く、お試し買いをする時間もありませんので、今回は手持ちの100個の範囲でやりましょう。

#器具の修理 #照明器具
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 「TourZCAM/ETZ(初代)」を使っています。
 かなり初期の LED-PAR です。明るさはボチボチですが全天候で消費電力が少ないので電源事情が厳しいライトアップで重宝しています。明るければイイとは限らないと思ったり。
 購入して年数が経っていますので正常に動作しない機体も出ています。この製品は電源基板がNGになることがあり、部品交換で修理をするワケですが、メニュー画面もキー操作も正常なのに点灯しない機体を2台発見。開腹してチェックするも不良が見えない。基板がお亡くなりになったかと思いましたが、マニュアルを読み直したところ「RESET」メニューがある。工場出荷状態に戻す機能のようですが、ダメ元で試したところ2台とも復活してしまいました。
 点灯しないモードに入ってしまった理由は不明ですが、サーマル・プロテクト(過熱保護)に入ると手動リセットしないといけないのかもしれません。
 「不調ならまずリセットせい!」ってことにしました。
 とりあえず全台復活です。

#器具の修理
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 スマホ(iPhone)の電池を交換しました。ちょっと多めに電話をすると1日持たなくなったからです。
 オジサンご用達の「SE2」ですが、ゲームをしないのでスペックに不満を感じることはありませんし、何よりも買い替えは高価過ぎます。
 正規のショップにお願いしましたが、新品購入の1/10の費用ですし、専用の開封工具を使わないと画面が割れるリスクがあるので自分で頑張る程でもないかなと。

#器具の修理
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 LED-PAR は全数48台です。その内23台が終わったところ。あと25台。
 ここまでは明らかなNG品。故障の原因を探ったり部品サイズが現行品と違えば取付穴を作り直すなど時間がかかりますが、残りの25台は一応動くので主な作業はケーブル交換ですから1台あたり2時間でしょうか。50時間と考えると遠いですけど、1日2台と思えば2週間。
 別機種48台の整備は今は忘れておきましょう。。。

#器具の修理

■思ってみた

春ですねぇ~。
花粉症の部下は死にそうですが、暖かいってのはいいことです。

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2025年4月29日(火) 20時16分48秒