🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

or 管理画面へ

タグ「器具の修理」を含む投稿[99件](5ページ目)

Icon of admin
 ふと気になったので、エタノールとゴムの関係を調べてみました。ある意味最悪です。
 ゴムにもいろいろありますが、エタノールに触れると融解するのが大半のようです。
 問題はポンプ。エタノールの水割りを吸わせたところ異音がするようになりましたが、たぶんポンプの中のパッキンゴムがエタノールに侵されたのだろうと思われます。フォグリキッドを混ぜて異音はし難くなりましたが、ポンプコアは不良になったと思っていいでしょう。
 となると本体のポンプを介さずゴムを使わない手段で洗浄液を流し込む方法を考えねばなりません。
 園芸用の噴霧器を改造しようかなと。内部を確認しないといけませんが、以前使った製品は空気ポンプ以外にはゴムパッキンが使われていなかったように思います。先端の噴霧ノズルをタケノコに付け替えれば望む構成になるような気がします。

#器具の修理
Icon of admin
 Antari F1-FAZER の目詰まり具合を見るには吸い込み量を見ると分かりやすい。リキッドを吸い込むチューブをボトルから抜き出し吸い込み口を上にして液面の進みを見ます。目詰まり解消を始めた時は1秒毎に0.5mmくらいでしたが今は10mmくらい。これでも完調機体には全くおよびませんが、空焚きの後でも2mmくらいだったものがエタノール溶液を少し吸わせただけでここまで改善したなら期待も膨らむってもんです。
 エタノールにはプロピレングリコールを溶かす性質があるのだそうです。焦げ付きの大半はプロピレングリコールが固着したものだと思われますのでエタノールで溶解したのかもしれません。ただ、エタノールは金属に悪さをすると聞いたことがあります。発煙器に使われている素材に悪影響があるかは調べようがありませんケド。

追記
 エタノールで腐食するのはアルミニウムらしいです。中身がどうなってるかはわかりませんが、腐食でダメになっても不燃物に逆戻りするだけですし、まだまだ実用レベルではありませんので、今後の対策を見つけるためにもガンガン試しましょう。

#器具の修理
Icon of admin
 Antari F1-FAZER の発煙器の清掃は試行錯誤が続いておりますがイイ感じの方法を発見。
 精製水、エタノール、フォグリキッドを混ぜて吸わせます。比率は精製水2、エタノール1、フォグリキッド1です。フォグリキッドを混ぜるのはポンプのためです。精製水とエタノールだけではしばらく動かすとポンプから異音が出ることがありますが、リキッドを混ぜると起こりにくくなるようです。
 チョロチョロ煙だったモノが新品の1/3くらいの煙を出すようになりました。他の方法でも改善はみられましたが、この溶液を使って劇的に改善。まだ100mlくらいしか吸わせてないのにこの変化は期待大です。
 これから前乗りなのでタイムアップ。フォグリキッドを吸わせて状態を再確認し、精製水を通して仕舞いにします。
 週明けタップリ吸わせてみましょう。

#器具の修理
Icon of admin
 Antari F1-FAZER の発煙器の清掃では空焚きが効果ありましたが、1~2時間の空焚きを3回もやると変化が少なくなりました。
 そこで思い付いたのがエタノールを吸わせること。精製水とエタノールを1:1です。
 メタノール程ではありませんが、ゴムや樹脂はエタノールで侵されることもあるので痛める可能性もあります。一度は不燃ゴミになったのですからこんな実験もありかな。ただ、エタノールを噴霧すれば延焼の危険性があります。火の気が無い換気の良いところで行うべきでしょう。
 結果は空焚きでは行けなかったところまで改善。まだまだではありますが、これを繰り返したらどうなるのか興味があります。
 エタノールの在庫が少なかったので今日はあるだけで実施。自宅に30リットルくらいあるので持ってきます。

#器具の修理
Icon of admin
 Antari F1-FAZER のことをダメ押しで調べてみました。リキッドのことです。
 専用リキッドはプロピレングリコール、界面活性剤、脱イオン水が主な成分だそうです。化学は苦手なので何の事やらですが、プロピレングリコールで検索するとVAPEと呼ばれる加熱式タバコの様な製品がヒットします。プロピレングリコールを含んだ溶液を加熱して煙(水蒸気)にして吸収するそうな。言われてナルホドですが、水性スモークマシンの親戚とは想像もしませんでした。
 このVAPEでも加熱機の焦げ付きが話題になっています。何か応用できるネタは無いかと検索したところ、ドライバーンとかいう方法があるそうな。日本語訳すると空焚きです。焦げ付きを焼いて灰にして落とすそうです。空焚きは悪と思い込んで試していませんでしたが、不燃ゴミと化したなら何でありかなと。殻割りする前に試してみましょう。

追記
 空焚き(ドライバーン)を1時間ほどしたところ煙が出る様になりました。新品同様には程遠い煙量ですが前よりは出ています。やってはいけないと思っていたことが手段の一つになりえることに驚きを隠せません。
 改めてお酢溶液を吸わせ、精製水を吸わせ、空焚きをしたところです。冷めてから常温のお酢溶液を通してみます。汚れが排出されれば御の字です。

さらに追記
 空焚きを続けますと、発煙器に溜まった液は無くなっているのにチリチリとかジューとかプツプツとか音を立てながら薄っすらとした煙を出します。如何にもグリコールといった甘い臭い(ロスコ1500の煙の臭い)もします。音と煙と臭いが無くなるまで空焚きしてみます。
 発煙器はリキッドを蒸発させれば熱を奪われますが、空焚きなら普通より温度が高くなるハズです。付着した焦げが焼き落としになればいいな。

さらにX2追記
 完全な目詰まりで不燃ゴミ化した F1-FAZER が煙を出すようになったのは良いことですが煙量が足りず実用には程遠い。空焚きや液通しをする度に煙は増えていますが、実用にならない堂々巡りなら意味がない。
 禁じ手かもしれませんが、パーツクリーナーをブッ込んだらどうだろう。このままではお線香の方が良いくらいだし、一度不燃ゴミ化したのですから壊し方を探る気持ちで実験です。

#器具の修理
 
Icon of admin
 目詰まりしていた Antari F1-FAZER はお亡くなりになりました。完全に詰まってしまいどうにもなりません。
 途中まではイイ感じだったのですが、剥がれた目詰まりがその先に詰まって致命傷になったのかな?って感じです。
 中を見なければこれ以上の対策は思い浮かびません。殻割りして中の仕組みを調べて重清掃を検討しようと思います。焦げ付きを採取して溶かす方法を探すのもアリです。
 正しいメンテナンスをしていればこうはならなかったと言えばそれまでですけどね。

 学んだことは、、、
1)使用後は必ずセルフクリーニングを実施する。
2)1ヶ月毎、または5回くらい使った後は精製水もしくはお酢溶液を吸わせる。
3)半年を目途に加熱せずにお酢溶液を通して発煙器の中を洗う。
4)1年毎、または約20回使用毎にポンプを新品に交換する。
 といった感じでしょうか。
 ちょっと面倒ですが、爆煙が魅力の Antari F1-FAZER が安物程度の煙量では価値がありません。発煙しないのは論外ですけど。

#器具の修理
Icon of admin
 Antari F1-FAZER の発煙器は超音波では中まで届かない様子。
 なかなかうまくいきません。

 次は発煙器のヒーターを止めて常温のままお酢溶液を通す策。洗い流すのです。
 本体のポンプが壊れるのが怖いので別のポンプを繋げています。鍋などの焦げ落としでは水とお酢を2:1で使うサポートもあったのでお酢溶液はそのくらいにしてみました。
 1時間くらい通してほんのわずかに流量が増えました。ポタポタと話にならん流量ではありますけど何となく期待感。

 この方法は正常な機体の重メンテで使えそうな気がします。

#器具の修理
Icon of admin
 Antari F1-FAZER の発煙器の目詰まりは頑固です。細かいカスや約5mm四方のGの羽のカケラみたいなカスが出てきたりするので相当酷く焦げ付いていると思われますが、お酢溶液を通すだけではどうにもならない感じです。
 ならばと思い付いたのが超音波洗浄。容器の底にチューブを取り付けて発煙口に繋げ、精製水を注いで発煙器の中に満たします。容器の中にスティック糊サイズの超音波洗浄機(振動子)を入れて超音波を中に伝えて焦げ付きを砕いてやろうとうアイデアです。出て来るカスは硬さがあるけれど脆い(柔軟性がない)ので、超音波を当てることで効果があるような気がします。
 もはやメンテナンスというより趣味の実験となっていますが、これで発煙器の内部の焦げカスを除去出来れば面白いかと。

追記
 超音波はダメでした。
 正しくは、超音波が発煙器の中まで入っていかない様子。

#器具の修理
Icon of admin
 ポンプを入れ替えた Antari F1-FAZER は爆煙。
 新品と比較する術はありませんが笑える程の量です。
 ポンプはコイルとフレームを再利用し120v仕様の新品からピストンを取り出してニコイチです。
 新品は中華電機で買えば1,300円くらいなので発煙が減ったかも?って感じたら交換するのが良さそうです。

 お酢を使ったクリーニングもイイ感じです。明らかに・・・って程ではありませんが、発煙が増えた気がします。

 発煙が減って部品取りになった物にもお酢溶液を与えてみました。
 まずはマニュアルの通りお酢と精製水を1対4で割ったお酢溶液をスモークリキッドの代わりに飲ませましたが変化なし。
 冷めてからですが、注射器で圧力をかけてお酢溶液を通したところ茶色くなって排出・・・茶色いカケラすら出てくる。精製水を通しただけでは起こらなかったことですからお酢のチカラでしょうか。
 これは漬け置きです。排煙口にチューブを介して注射器を取り付け、内部配管を途中で外してドレンとし、注射器を高い位置に固定してお酢溶液を注入。圧力をかけてエア抜き。一晩放置してみます。

#器具の修理
Icon of admin
 PegasysG10 の修理・改造は先が見えてきました。
 以前おかしな症状があったのは私のミスが原因でしたが、RS485のトランシーバーICを LT1785 にしたことで動作がとても安定しています。
 まだまだ手を付けなければならない機体は多いですが、手順が決まれば無心で頑張るだけです。

 さて、そんな PegasysG10 ですが、更に手を加えました。
 お寺さんの本堂の大屋根を染める依頼があるのですが、仕込める位置から大屋根は30~50mあります。出力というより狭角なスポットライトが必要です。
 ソースフォーのカラーミックスを使えたらいいのですが屋外に置くことは不可能に近い。かといって、全天候のLED-PARで狭角なモノは皆無。
 ならば、PegasysG10 のレンズを狭角なモノに換えてしまえと。
 以前、公称半減角5度のレンズを100個試し買いしたことがあります。ホットスポットは確かに5度くらいですが、ハレーションが酷すぎるし10m未満ですと出目がマーブルになってしまいます。ビームライトにならないなら使い物にならないとデッドストックになっていたのですが、改めて試したところ20m以上なら色が混ざり、ホットスポットもシッカリ見えます。ハレーションが酷すぎてステージのライトととしては使えませんが、投射距離が20~50mのライトアップには使えそう。ハレーションはハットを作れば軽減出来ます。
 問題は同じレンズが手に入らないこと。中華電機で買いましたが、扱っていたショップが消えてました。他のショップに似たようなレンズはありますが、中華電機では使う側が必要とするスペックを書いていないことが多く、お試し買いをする時間もありませんので、今回は手持ちの100個の範囲でやりましょう。

#器具の修理 #照明器具

■思ってみた

社屋を囲む田んぼの田植えが終わり季節を感じます。

編集

■全文検索:

複合検索窓に切り替える

■複合検索:

  • 投稿者名:
  • 投稿年月:
  • #タグ:
  • カテゴリ:
  • 出力順序:

■日付検索:

■カレンダー:

2025年1月
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

■カテゴリ:

■最近の投稿:

最終更新日時:
2025年6月22日(日) 15時27分49秒