🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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全年全月21日の投稿[37件](3ページ目)

2023年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 思った以上に本業が忙しくなってしまいましたが、アルゴリズムの検討はしています。
 今はキー入力からコマンドを起こす処理です。これも思った以上に難しい。
 入力されたコマンドを実行する際に処理が出来なければエラーを吐く方法もアリですが、入力する途中で制限をかけた方がコマンド実行に負担をかけないのでいいかなと。
 また、コマンドの入力中でも一部の機能は実行したい。例えばランプチェックなどです。入力中に状況を確認して最終決定が出来れば操作性が良くなるからです。コマンド入力が確定せずともそれをチェックし、構文確認や一部の機能を実行出来る様にしたいのです。
 とまぁ、言うのは簡単ですが、これをどう処理したものか。ケースバイケースでベタ処理を書くのは無駄が多いので、出来る限りリソースを汎用化することでメンテナンス性も良くしておきたい。プログラム書きの基本だと思っていますが、同じ処理は一つしか書かないってことです。

#C言語

2022年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 そんなワケでC/C++の再勉強を始めたワケですがPythonよりも難しい。
 基本的な文法は簡単ですが、ライブラリの考え方が前世代的ですので、どの関数がどのライブラリからの物なのか因果関係を理解するのに一手間余計にかかります。
 また、ポインタの考え方も理解はしているつもりですがソースを書こうとすると頭が混乱します。このあたりは慣れなんでしょうが、マネージされている今時の言語の便利さを痛感。
 だとしても、ポインタとライブラリの扱い方を攻略出来ればPythonと大差なく書けそうです。

#C言語

2022年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 クリアカムの対応をしてて思い出しました。コール信号を取り出す回路が未完成でした。
 何をするって意味ではなく、コール信号を受けてリレーなどを動かせたら便利かなと思うのです。

 現場で長い待ち時間があったので妄想にふけってみました。
 イメージはコールボタンが押されていれば規定電圧を出力し、押されていなければ0vを出力する装置です。オープンコレクタやオープンドレインでもいいでしょう。
 まずはベルトパックの動作条件ですが、電圧がDC12-30v、電流が最大35mAです。電流が35mAで足りているかは疑問の残るところですが、この件に関係するのは電源電圧だけなので無視します。余談ですが、以前実験したところDC9vでもギリギリ動きました。
 コール信号とはなんぞやですが、インカムラインに電源電圧の約半分のバイアス電圧をかける方式です。30vなら15v、12vなら6vのバイアスがかかります。このバイアス電圧を検出するのです。
 具体的な方法はコンパレータを用います。コンパレータとは2つの信号を比較し、プラス端子の電圧が高ければプラス電圧を出力し、マイナス端子の電圧が高ければマイナス電圧を出力する回路(素子)です。簡単に言えば電圧比較器であり、挙動はオペアンプそのものです。ですから、コンパレータとして作られている製品もありますが、選択肢が広く安価なオペアンプを使うのがよいと思います。
 検出したいのはインカムラインの電圧が電源電圧の半分より上か下かです。電源電圧を抵抗で半分に分圧したモノ(基準電圧・しきい値)をオペアンプのマイナス入力に接続し、インカムラインをプラス入力に接続すれば基本的な回路は完成です。
 問題はインカムラインが音声信号で数v上下することです。電源電圧の半分と比較するだけでは誤認します。インカムラインにローパスフィルタを入れて音声を消してもいいですが、肝心要のインカム音声に影響を与えたくはないので他の方法にしたいところです。
 そこで有効な手段がコンパレータにヒステリンス特性を与えることです。ヒステリンスとは、OFFからON、ONからOFFに変化するしきい値をそれぞれ異なる値にする方法です。例えば、OFFからONになるしきい値(上り)を10v、ONからOFFになるしきい値(下り)を5vにするのです。しきい値の間では出力が変化しませんので、ノイズはもとより、今回の様に音声信号が混じっている信号での誤認を避けることが出来ます。
 コンパレータにヒステリシス特性を与えるには、入力信号と出力の間に抵抗を直列に二つ入れ、抵抗の間をプラス入力に接続します。抵抗の比率で上りと下りのしきい値を定義出来ます。
 しきい値はON電圧の最大値と最小値、振れ幅から求めます。

#電子工作

2022年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 楽天で RaspberryPi zero WH が手に入りました!
 オーダー後に「やっぱりムリぽ、テヘペロ♪」ってリアクションになると思ったのに数日で現品が届きました。事実上の売り手キャンセルが3-4回続きましたから期待はしてなかったのです。
 価格は品薄前よりほんの少し高いくらい。半導体不足と円相場を考えたら破格ぢゃね?と思える価格。変動が激しいので手配先や価格は書きませんが、過去の最安購入額の2倍以上とはいえ5,000円よりずーっと安い。良心的な販売店もあるものです。
 追加製造を相談されている物件があるのですが、3品セットのウチ2品には zero W を使うので、半導体不足で今すぐには作れないと言ってありますが、仕入れる努力はしないといけません。
 先日オーダー出来たと書いた4BはRaspberryPi発祥の地イギリスへの手配です。PayPalでの支払いが成立していますので「ダメっす」とはならないと思いますが、さて、我が家に来るのでしょうか。

 ちなみに、ヨーロッパ方面で買い物をする場合はPayPalでの支払いを望む販売店が多いようです。最終的にはカード決済になりますし、決して安くない手数料を取られますが、カード情報を直送りするよりも安全が担保されると思われます。見方を変えれば、PayPalが使えるところは第三者による信用証明がされていると思っていいのかもしれません。中国の基板屋さんもPayPal決済です。

#RaspberryPi
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 間数マーカーのプリントは「9」まで進みましたが、電池ケースが付いた底部もあと12個プリントですからまだまだです。
 1セット21個ですから1ヶ月弱かかります。なんとも時間のかかることで・・・

#工具や資材 #舞台の小物

2022年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 サーバーはIntelのRSTに便利な機能があって比較的少ない手間でいけていますが、使っているマザーボードが古いためにSATAの上限が2TB。購入当時のお値段は2TBのHDDと大差ありませんでしたが、せっかくの4TBのHDDがフル機能せず。2TBでも容量は十分足りていますが、その制限がわかるまでに余計な時間を使ったかも。将来的にマザーボードを替えれば容量を拡張出来るのでいいでしょう。

 ムービングは部品が入荷したので電源モジュールを修理。
 あえてサージアブゾーバーはそのままにFETだけ替えて試したところ一発アウト。サージアブゾーバーとFETを替えたところOKでした。
 ただ、電源モジュールのコンデンサが完全に空になった状態で試さないと意味がありません。コンデンサが完全に空の状態で電源を投入すると大きな突入電流が発生し、その瞬間に大きな電圧も発生するからです。数日放置して再チェックです。この機体はRだけ弱い不良もあります。照度計で測ると1/3くらいですが、弱いなりに調光は効くので電流検出抵抗がおかしいと思われます。基板上の計測ですから正確ではありませんが、ツジツマは合うので抵抗を付け替えれば治ると思います。ただ、国内では手に入りにくい抵抗(表面実装の2512サイズ)なので中華電器にオーダー。連休明けに入荷予定です。
 もう一台ダメなのがあります。起動直後は元気一杯動くのですが、LEDフル点灯で動かし続けるとおかしくなってきます。挙動を見ると使っているウチに電源電圧が下がるのだと思われます。この微妙な不良は頂けません。ハンダ不良か部品の不良によって過加熱が起こってのことだと思いますが、原因を特定するのはかなり難しく、電源モジュールを替えたいところです。中華電器の販売店に電源モジュールの手配を相談していますが最終的な返答はありません。
 電源モジュールは12vと24vのデュアル。デュアルで小型だから代替品が無いのです。12vが制御とLED、24vがモーターといった分別みたいです。動きは正常だけどLEDがおかしくなるので12v系がダメなんだと思います。ハンダ不良くらいなら見てわかるからいいけど、そうでないと特定は難しい・・・

#照明器具 #サーバー
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 スポットライト群の整備は部品の入荷待ちで一時停止。

 社内のサーバーの整備です。ファイルサーバーのHDDの入れ替えをします。
 WindowsServer2008R2上のRAID1で動かしている2台1組のうち1台が飛んだのですが、飛んだ物を交換した応急処置のままでした。動いているもう1台も同時期の物ですから壊れる前に交換しようという作業です。
 RAIDとは複数のHDDやSSDを1台のストレージとして動かす方法です。RAID0はストライピングと呼ばれ、主に速度の向上を狙ったものです。RAID1はミラーリングと呼ばれ、複数のHDDに同じデータを書き込みバックアップを目的にしたものです。その他にもRAID0やRAID1を複雑に組み合わせる方法もあります。
 ファイルサーバーですからRAID1(ミラーリング)を用いています。複数のHDDに同じデータを書き込みますので、同時に壊れない限りデータを失うことなく機能が継続します。新しいHDDに入れ替えれば自動的にデータがコピーされてミラーリング状態が回復します。同時にバックアップが出来、稼働させながらHDDを交換できるとても便利な方法です。
 ただし、RAIDにはOS(ソフトウェア)によるものとチップセット(ハードウェア)によるものがあり、違うシステムではRAIDとして機能しないばかりでなく読み出せないことがあります。今まで扱った中ではIntelのハードウェア式が他のシステムでも読み出せることが多いので、Windows系を組む場合はIntelのハードウェアRAIDを使うようにしています。これならWindowsでなくてもLinuxでも読み出せます。Linux系であればOS標準のソフトウェアRAIDが良いようです。

 今はバックアップを取っています。
 他のサーバー機で日常的にバックアップを取っていますから余計な手間っちゃ手間ですが、こういった「おまじない」というか「願掛けに」に近いことをしてから進めるようにしています。何故かわかりませんが、どんなに丁寧に日常バックアップを確認してから始めても余計な手間をすっ飛ばして作業すると高確率でデータ異常が発生し、日常バックアップを確認しなくても余計な手間をかけると異常が発生しません。不思議ですが、当然のようにそうなるのです。
 持って生まれた運みたいなものでしょうけど、どうせかかる時間なら精神的なストレスが少ない方がいいかなと。

#サーバー

2022年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 前の書き込みで正規に対応しないパソコンにもインストールする抜け道があると書きましたが、Windows11にするには、BIOSの設定をUEFIのセキュアブートにし、起動ディスクをMBRからGPTにする条件はあります。
 なんのこと?と聞かれても説明が大変なので割愛します。

 現在使用中のパソコンたちは、Windows7をクリーンインストールしてWindows10まで上げてきたので起動ディスクはMBRでした。
 Windows11を入れる前に某ツールを使ってGPTに変更したのですが、それだけで動作が軽くなった気がします。MBRは20世紀から付け焼刃に拡張され続けてきた仕様です。それを改めたのですから余計なストレスが少ないのでしょう。ローレベルの仕様は安易に最新式に食い付くといいことはありませんが、ある程度こなれてきたら変えるべきでした。
 WindowsがGPTに対応して10年以上たっているのですから、すでに最新式ではなく当たり前であり、MBRを使っている方がおかしいのでしょう。

#パソコン
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 持ち歩きノートパソコンに入れたWindows11が良かったので、他のパソコンにも入れてみました。
 正規対応しないハードウェアにインストールする手順はネットにいろいろありますが、ユーザーデータをそのままにアップグレードするには次の方法が良いようです。

Windows11 非対応CPU+TPM+セキュアブート回避の簡単まとめ(手っ取り早く導入する最強編)

 この記事ではISOファイルをダウンロードして使っていますが、メーカー推奨の手順で作ったUSBメモリでも同様にできます。その他の操作手順は書かれている通りにします。
 今のところ、アップデートのたびにappraiserres.dllを入れ替えをしなくてもアップデートが出来ているようです。

 正規対応品でない古いパソコンをWindows11にする懸念事項は、将来的にWindowsUpdateを適用させないというアナウンスです。今のところいけていますが、どうなるかはわかりません。

#パソコン

2022年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 このところ何回か出ている「VT-100」について少し解説。
 私も使ったことはありませんが、今のパソコンやスマホに至る画期的な発明だと思います。

 まだパソコンという言葉すらなかった時代、コンピュータという言葉だけでそれらが総称されていた時代、大型汎用機(メインフレーム)をより使いやすくするための端末として開発された物です。
 見た目にはMS-DOS隆盛時代のパソコンみたいな姿をしていますが、大雑把に言うなら「リモコン」です。単体ではキー入力を画面に表示するくらいしか出来ません。処理を行うメインフレームに指示を送り、その戻りを表示するだけです。今どきの感覚のOSも搭載されておらず、データを保存する機能もありません。

 ですが、このVT-100を発端にパソコンやインターネットが生まれたと言っても過言ではないのです。
 たぶんですが、VT-100だけで完結させて何か出来たら面白くね?と思った人がいて、本当にそうしてしまったのがパソコンの実質的な発祥ではないかと。インターネットも、離れたメインフレームを繋げたアーパネットが発祥と言われていますが、実際には遠くに置いたVT-100をもっと簡単にメインフレームに繋げたいというニーズに対し「楽するために努力した結果」なのではないかと。
 これらは私の勝手な想像でありますが、VT-100が無かったら今が少し違っていたのは間違いないと思います。

 ANSIエスケープシーケンスや正規表現などのエスケープコードと呼ばれる制御体系はメインフレームやVT-100で用いられていたもので、その名残が未だに使われているのです。
 知らなくてもプログラムは書けますが、知っていた方が便利なことも少なくありません。

#妄想

■思ってみた

春ですねぇ~。
花粉症の部下は死にそうですが、暖かいってのはいいことです。

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2025年4月29日(火) 20時16分48秒