🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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2025年の投稿[193件](5ページ目)

2025年9月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 DMX切り替え機が仕上がりました。
 ただ、作業途中に不思議なことがありました。
 以前正常に動いたファームウェアをマイコンに書き込んだら動かない。あれやこれやとチェックしたのですが、元に戻したら正常に動いた。3時間も堂々巡り。なんでかな???

#器具の製作
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 基板の在庫を整理していてしばらく前にした断捨離の大間違いを発見!
 DMXスプリッターを自作して使っていますが、なんと正しい基板を捨てて間違った基板が在庫されていました。なんてこったい!!
 覆水盆に戻らず、無い物は仕方ありません。作り直すことにします。スプリッターとして使うだけでなく、ちょっとした製作の補助回路として使うこともあるので無いのは困るのです。
 ちょっとショックでしたが、ちゃんとしておきたい品物ですから気合いを入れてやりましょう。
 ただ、チップ抵抗やコンデンサに1608サイズを使うことは止めようと思います。1608とは1.6×0.8mmのことで、言うまでもなく老眼者には表記が見えない小ささです。

追記
 ふと気になって稼働品の中を確認したのですが在庫の基板が使われてました。トランジスタの使い方(エミッタフォロア)に問題はあるものの正常に使えています。枚数があるので使うことにします。

#器具の製作
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 知人に頼まれた装置を作ってました。DMXの経路を切り替える物です。フェスで複数の卓から一つを選択するために使います。以前2台作ったのですが追加1台です。
 次の現場の準備は昨日のウチに終わりにしたので有給休暇を取って引き籠り。夏休みの宿題は終わりが迫ってから睡眠時間を削ってやってた子供でしたが半世紀経ってもそれは同じ。納品を数日後に控えて慌ててやっております。
 言い訳をするなら、ここ半年くらい目頭の痛みが酷い状態が続いていまして細かい作業が出来なかったのです。幸い、ビタミンB12を多く含んだ目薬をさし、ピップエレキバンを目のツボに貼るなどで改善する方法を見つけたので細かい作業が出来るようになりました。
 ともかく物理的な工作は終わり。あとはマイコンにファームウェアを書き込んで動作チェックをし、ケースにネームランドの貼り込みです。これは現場上がりでもあと2日間で何とかなりそうです。基板の半田付けに間違いが無ければですけど。

#器具の製作 #自分を修理しよう!『指圧の世界』へようこそ!?
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 そもそもソースフォー(ELP)ではなく凸スポットの特性に近い物にする理由を書いておきます。
 ソースフォーのレンズ構造は虚像投影系です。カッターやゴボの形に光を出すのですから映写機(プロジェクタ)と同じ構造です。
 凸やフレネルのスポットはレンズを使うので虚像の投影になることもありますが、レンズを用いて照射サイズ(広がり)を変えられるフラットライトと言ってもいいでしょう。
 私の好みですが、SSにソースフォーを用いる際の問題点はプロジェクタ構造なのでレンズ(灯体)の先に焦点が出来てしまうことです。演目やプラン次第ですが、SSらしさって意味ではレンズ先に焦点があるのはイマイチだと思うのです。その点、光源がレンズの焦点距離より近い位置に配置される凸やフレネルのスポットはレンズのエッジから広がる光が出ます。バレエやストリートダンスなどの舞踊演目のSSでソースフォーはイマイチとする方が多いのはこのあたりの特性だと思っています。何も考えないでSSにはC-8って先入観でプランするのが実情かもしれませんけど。。。純粋な光学系で評価するならソースフォーを使うのが正解だと思いますが、「らしさ」や「これまで」を重要視するならC-8っぽい特性のカラーミックススポットがよろしいのではないかと思うのです。
 あと横長の長方形にする理由ですが、自分がプランする際はC-8にブラックラップをかざして上下の丸エッジを切ることが多いからです。演目によりますが、床や文字幕を嫌うなら上下の丸エッジが無い方がいいからです。

 ロッドリフレクタの製造は目途が付きました。
 いつもお世話になっている鉄工所さんにはウォータージェットカッターがありまして熱を加えることなく鉄板が切れます。磨きのステンレス板を変色させることなく切断できます。加工コストが少し高いのですが、熱変色を磨いて取り除く手間を考えたらアリでしょう。ワイヤー放電加工機を使う程の精度は不要ですから丁度いいと思われます。

#器具の製作
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 SS用途に特化したLEDスポットについて寸法の検討をしてみました。昨日まで使っていた美術幕などの返却で片道120kmくらい走っている間は脳味噌がヒマしてたので。
 LEDは12wのRGBWの素子を5個3列の15個使い、管端が横長のロッドリフレクタを通します。電流検出抵抗を調整すれば最近修理しているLED-PARの制御基板がそのまま使えると思われます。ロッドの管端は75×34mmとしてみます。LED素子のスペックが不明瞭なので放熱するべき熱量は不明ですが、これは測るしかありません。
 筐体を作るとコストが掛かり過ぎるので、球を買うのを止めて空になっているPAR64ライトを再利用します。
 レンズは単レンズとします。コンデンサーレンズを入れたい気持ちもありますが、重くなりそうだし、光の出目を長方形にすること以外一般的な凸スポットに特性を似せたいのでいいかなと。レンズを作るのも現実的ではありませんから6インチの凸スポットの物を流用します。8インチのレンズはPAR64ライトに入らないし重いので6インチが妥当かなと。松村さんの6インチ凸スポットに使われているレンズは直径152mm、焦点距離178mmなのでいけそうな感じがします。このスポットのシリーズは私好みですが、用途外の目的に供給してもらえるかは交渉次第。

 そうそう、新しい3Dプリンタが入荷しました。複数のフィラメントを使うためのオプションは入荷が数か月先ですが、本体のみでも単色のプリントは出来ますのでテストを兼ねてPAR64ライトにレンズを取り付けるマウンタを作ってみましょう。このプリンタは最大横270x奥行270x高256mmが作れますから収まります。熱は心配ですがABSで作れはなんとかなるっしょ。

#器具の製作
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 SS用途に特化したスポットを妄想しています。
 SSには8インチの凸スポット(いわゆるC8)を使うことが多いと思います。C8は不向きでソースフォーの方が良いと考える私の好みはともかく、横長の長方形の照射をするスポットライトが良いと思います。また、SSだって色が変わった方が便利です。

 ELPを使えって正論はともかく、C8を改造してこんなのにしたらどうかと。
 電球とリフレクタを取り外し筒端が横長のロッドリフレクタを通したLED光源を入れます。ロッドリフレクタを用いると面光源になるのでこれを投影するのです。
 ロッドリフレクタはバックストロークが長くなるので収まるか不安はありますが、実験は面白そうです。

追記
 ChatGPTに聞いたらナカナカ具体的な答えが出てきた。
 時間が無くて途中で止めたけど、設計まで提案してくれた。
 すごよね。

 まずはLED素子をロッドリフレクタに通してみたいです。

追記
 ハニカム構造のロッドリフレクタも面白いなぁ~なって思ったりましたが、その昔バリライトVL4に使われていたのが特許だと聞いたことを思い出した。
 ダイクロフィルタを傾斜させて色を混ぜる構造でしたが、ロッドリフレクタで色むらを消していたのだなと改めて納得。

#器具の製作
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 3Dプリンタに使えるフィラメントには「TPU」があります。
 これ、なんとゴムです。
 とあるバイク修理系の動画を観ていたのですが、とても古いバイクがネタだったので純正のパッキンは入手不能でそれをTPUで作るネタでした。
 相手物は違いますが、防水が必要なスポットライトを直しているとパッキンは重要なのでいつか応用できるかもしれません。
 いや、LED-PARの殻の合せ面のパッキンが作れるなぁ。丸ゴムでも十分機能していますが、どうせならちゃんとした形状の物があったらいい。

#3Dプリンタ #器具の修理
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 LED-PAR の筐体を仮組みしてドボンしてみました。水は漏らないですね。
 なのに、引き揚げて振るとチャポチャポ言います。先端のガラス板のパッキンの外側にある防水処理がされていない隙間に水が入ったようです。
 水中で使うことはないので気にしなくていいのかもしれませんが、気分が悪いので水抜き穴を空けてみました。他の機体にも施すかは未定です。
 何はともあれ合格です。
 週末の準備で忙しいので来週以降に本組みしましょう。

#器具の修理
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 LED-PAR の防水を確認するために仮組みをしようとしたのですが、なんと LED 基板側にたっぷり水が入っていました。
 カバーを開けて乾かし、LED 基板を外して掃除です。
 現場への復帰は急ぎではありませんが手間がかかりそう。
 この機体は中身を総取り換えです。

#器具の修理
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 3Dプリンタをポチリました。
 QIDI-Q2 です。置き場所は届いてから考えることにしました。
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 逝ってしまったプリンタは QIDI 社製です。このメーカーにこだわっているワケではありませんが、サポートやツールの取得に不満を感じたことがないし他のメーカを評価する暇もないのでいいかなと。
 このプリンタの面白いところは、専用のツールとフィラメントを使うとTシャツにプリントが出来ること。Tシャツに書けるなら他の布地にも書けそうなことが選んだ理由だったりして。
 ポチったのはフルオプションの「Q2 Combo(Q2+QIDI BOX)」で10万弱。新発売特価とはいえ小遣いには辛い価格ですが、このところ本業用品を大量にプリントして所属会社に費用を請求しましたので自腹は少しで済んでます。ボれるところからはボれというのが口癖の社長からボるのは当然(笑

#3Dプリンタ

■思ってみた

夜になると息が白くなるようです。
冬も間近です。

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2025年11月23日(日) 20時21分48秒