🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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2025年の投稿[63件](5ページ目)

2025年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 Antari F1-FAZER に吸わせていない身近なモノがあります。サンポールや台所漂白剤、塩素・塩酸系や酸素系の洗剤・漂白剤です。
 煙量や吸い込み量は増えていますがマダマダです。不燃ゴミから回帰させるには煙量が劇的に増えないといけませんが、このまま続けても十分な改善は期待薄。薬剤を吸わせるのは止めようと思っていましたが、最後にこの辺りを試すべきかもしれません。
 と、ネットで調べると塩素系は金属に悪さをするそうな。これはやめておきましょう。
 酸素系漂白剤は焦げ落しにも使えるらしい。適温は50度くらいらしいので温度過多の様な気もしますが、少量突っ込んでみましょう。

#器具の修理
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 本日は Antari F1-FAZER の空焚き日です。重要な作業とはいえ電源が入ってるのに何も出てこないと不安というか煙を出したくなりますな、ここをグッと我慢するのが肝要みたいです。

#器具の修理
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 デスクワークの合間に Antari F1-FAZER の続きをやってます。
 カタログを見直しますとリキッドの消費量は 8.5ml/min とあります。1時間あたりに換算しますと 510ml です。100%出力の設計値だと思いますが結構な量です。実用では1リットルボトル満タンで3時間以上使えたと思いますが、この状態を目指し維持すればいいのかな?
 修理機の現状は3時間で 50~80ml です。カタログ値の 1/20~30 ですから煙が少ないのも当たり前です。
 とはいうものの、つい数日前のツン状態では6時間で 10ml も吸いませんでした。比率としては改善しているのでヨシとしましょう。長時間の空焚きの効果は大きいようです。
 今は煙の量ではなく溶液の消費量で評価しています。目視では光の加減と気分で評価が一定しないからです。
 試行錯誤で行ったり来たりしていますが、当面は一日空焚き、翌日は脈打ち戻りが一番強い状態で溶液を吸わせることにします。本業もそれほどヒマではないので朝昼夕に様子を見る程度にしたいってのもあります。夜も実施すれば作業効率はいいのですが、半壊れの発熱器を無人放置は出来ません。

#器具の修理
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 Antari F1-FAZER のツンデレ具合いはナカナカのものです。今日はデレです。
 昨日は丸一日空焚きを実施し、今日はエタノール3:フォグリキッド1の溶液を吸わせていますが、発煙量も溶液の吸い込み量も増えています。
 ツンデレの原因は外れた焦げカスが再度詰まってしまうことだろうと思っていますが、このツンデレをいつまで相手にするか悩みどころです。もはや発火はしないだろうと思いますので、監視している必要がないならあと一か月くらい根気強く続けてみましょう。3歩進んで2歩下がっても進んではいるのですし。
 先日も書いていますが、エタノールを使用するなら本体のポンプを使わず圧送ボトルを使います。本体のポンプにエタノールを長時間通すとたぶん壊れるからです。真似をされる方はくれぐれもご注意ください。
 圧力は0.1~0.2MPaにしてます。脈打ち戻りが強く回数が多い状態に調整しています。

#器具の修理
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 Antari F1-FAZER はツンデレのツンに入りました。全く以てご機嫌がわからない。3歩進んで2歩下がるを本気でやってくれます。
 なんでかんで一か月近くやってますが、いい加減飽きてきたかも。

#器具の修理
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 ジクロロメタンでは焦げカスは溶けませんでした。吸引は危険なので使わないことにしましょう。
 効果が高いのは空焚きっぽいです。VAPEもそうですが、トラックのディーゼルエンジンも排気管に付着したカーボン(焦げ)は焼き切りますし、中華料理店の鍋やコンロの焦げは焼き落としをするのが重メンテナンスの基本らしいです。過加熱が許さるなら、焦げを落とす一番の方法は焼き切ることなのでしょう。
 Antari F1-FAZER のこれまでの状況を見ますと、空焚きをした後に何かをキッカケに焦げカスが大量に出てきます。キッカケはよくわからないのですが、溶液の種類はあまり関係ない様にも思えます。
 空焼きの最初では空気を送った方がいいみたいです。セルフクリーニングと同じ状態です。煙が完全に出なくなったら空気を送らずに空焚きを続けます。煙が出ないなら新たな焦げカスも出来ずに最大限の高温になるハズです。
 なお、本来のチューブを発煙器から外し、圧送ボトルからのチューブに繋げて全て行っています。完全な不燃ゴミにする覚悟でやってますのでイロイロ試せてます。
 発煙量はまだまだお話にならない量ですが少しづつ増えています。根気強く続けましょう。

追記
 焦げカスは脈打ち戻りで排出されるのですが、チューブではそれが見えることが減ったのに圧送ボトルの底には溜まっています。
 今日の作業で溶液の吸い込み量も煙量も朝の倍くらいになりました。何が効果的だったかわかりませんが、今の方法を気長に続ければ使える様になる期待感。
 ただ困ったことに、作業単位はわかってきたのですが、手順と作業を切り替える条件がまだ見えない。
 不安なのはフォグリキッドの煙がすぐに消えてしまうことです。発煙が増えても意味がありません。温度が足りないのかな?

#器具の修理

2025年1月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 Antari F1-FAZER の排煙器の焦げカス除去に「ジクロロメタン」を使うのはどうだろう。3Dプリンタの製作物の表面処理で使ってますが、セルロース、エステル、油脂、樹脂を溶かす性質があるそうな。スモークリキッドの焦げカスも溶かしてくれないだろうか。発煙器は高温になるので内部に樹脂やゴムの部品は無いものと予想していますが、そうならジクロロメタンで侵されることは無いハズです。
 気をつけなければならないのは毒物であることです。吸引すると呼吸器系に良くないそうな。
 どのように施工するか考えてみましょう。

追記
 ジクロロメタンで溶けないOリングやパッキンはフッ素樹脂(PTFE)だそうな。ステンレス製の調理用注射器を用い、パッキンをフッ素樹脂製に変えればよいのかな?

#器具の修理
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 今日も今日とて Antari F1-FAZER のネタです。
 イロイロやって3歩進んで2歩下がるを繰り返してきましたが、焦げカスを排出させるって意味では、
1. 発煙器を空っぽにして空焚きする。約1時間。
2. 少し冷ます。気分次第。
3. 洗浄溶液(フォグリキッド1:エタノール1:精製水2)を圧送する。約1時間。
4. 終わったら空気だけ送り本機能のセルフクリーニングと同じことをします。発煙器とチューブが空になり、発煙口から煙が出なくなったら1から繰り返す。
5. 全終了の際は1の空炊きをして十分乾燥させたら仕舞いとします。
 ってのが現実的みたい。空焚きをしてから溶液を入れると焦げカスが多く出ます。
 溶液は使い切らずとも毎回新しくしていますが、脈打ち戻りによって圧送ボトルの底に焦げカスが溜まり溶液が茶色くなるからです。良いのか悪いのかわかりませんが、焦げカスを取らないことには始まらないと思いますので、排出されているならいいとしましょう。
 牛歩状態ですが、溶液の消費量も煙の量も増えつつあります。ケミカル品を使う近道かもって方法はイマイチでしたので、この方法を根気強く続けるしかありませんね。
 1月だというのに本業が忙しくて他のネタを進められないって話もあります。

#器具の修理
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 Antari F1-FAZER は3歩進んで2歩下がっています。何か別なアプローチは無いかとKUREエンジンコンディショナーをぶち込んでみました。エンジンの内部を洗浄するケミカル品です。キャブレタークリーナーの一種ですが、発泡するので良いかなと選んでみました。
 次は今実施している手順ですが、圧送ボトルから溶液を送った途端に大きな焦げカスが数個出てきました。KUREエンジンコンディショナーは正解かもしれません。

● F1-FAZER 焼き付き対策(お試し検証中ネタ)
 発煙器の内部に焦げが溜まり発煙が減った場合への対策。
 重メンテナンス(通常メンテナンスではない)

1. 本体のサイドパネルを両側外す。
2. リキッドポンプのタブ端子を引き抜く。
3. エアーポンプを外す。底面の止めネジを外し固定パネルをスライドさせるとゴム脚が外れる。逆止弁の先のチューブを引き抜く。電源コネクタを外す。
4. 発煙器のリキッド注入口からチューブを引き抜く。
5. 〜ここまでが下準備
6. 冷えた状態でKUREエンジンコンディショナーを発煙器に注入する。発煙口とリキッド注入口にKUREエンジンコンディショナーのノズルを出来るだけ奥まで差し込んで噴射する。泡が溢れても2-3秒保持する。KUREエンジンコンディショナーは横にしても使える。
7. 電源を投入し予熱する。発煙口の温度が60〜70度(触ってはいられないが数秒なら火傷しない程度)になったら電源を落として20〜30分放置する。
8. 圧送ボトルに洗浄溶液を入れておく。お酢1:エタノール1:精製水3の割合。量は吸い込み具合いで調整する。100mlくらいから試し、概ね2時間で吸える量が目安でしょうか。
9. 圧送ボトルからのチューブを発煙器のリキッド注入口に接続する。
10. 約0.1Mpaのエアーで洗浄溶液を圧送する。
11. 6〜10を繰り返す。
12. 組み上げ直して精製水を500ml吸わせる。洗浄溶液を洗い流す。

追記
 イロイロ試したら目詰まりが振り出しに戻りました。外れた焦げカスが詰まったのかな?
 ここまでの経緯をイロイロ考えたのですが、リキッド1:エタノール1:精製水2~3を混ぜた溶液を0.1Mpaで与え続けた時が良いカモ!?って感じがしてきました。ケミカル品を吸わせても変化があったり無かったり。リキッド+エタノール+精製水を使った時に変化が大きかった感じがするのです。吸わせてすぐに結果が出るもんぢゃありませんので判断が難しいのですけどね。

追記の追記
 なんでかんで、資料整理の作業中に上記の対処をしたのですが、昨日のイイ感じまで戻ってました。
 正解かどうかはわかりませんが、しばらくこの線で進めてみましょう。

#器具の修理
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 Antari F1-FAZER のメンテナンスは焦げカスを取り去ることに特化することにしました。
 これまでで効果がありそうな方法は、
1)空炊きする。
2)エタノールを混ぜた溶液を用いて脈打ち戻りを行う。
 この二つです。
 空炊きによって焦げカスを外れやすくし、脈打ち戻りで内部を水流洗浄するのです。エタノールは沸点が78度くらいですので脈打ち戻りが強いようです。
 焦げの種類は違う気もしますが、エンジン内部のカーボンを取り去る KURE エンジンコンディショナー も使ってみるつもりです。ひょっとすると焦げカスが外れやすくなるかもしれません。

#器具の修理

■思ってみた

春ですねぇ~。
花粉症の部下は死にそうですが、暖かいってのはいいことです。

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2025年4月29日(火) 20時16分48秒