🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

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2023年10月5日の投稿[1件]

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 天板の合板を薄くすると均等荷重には耐えられても点荷重でヤバそう・・・。
 打合せへの移動中に時間が余ったのでホームセンターに寄り道して現物検討しましたが、合板だけで点荷重に耐えるなら9.0tが欲しいかも。5.5tでギリギリ感。

 卓がケース込みで100kgあったら瞬間的でもケースの角やゴム脚に全荷重がかかります。少し勢いが付いたら数割多い荷重がかかります。これを最大荷重の目安にしていますが、この荷重で破れても困ります。ナグリで叩いても少し凹むくらいで済むのが理想だけど、どこまで落としていいんだろう。
 以前、素材テストとして30tのスタイロフォーム(発泡スチロールよりは強度がある水色の建築用断熱材)を2.5tのラワン合板でサンドイッチしたことがありますが、これは思った以上に点荷重に強かった。スタイロフォームは圧縮に強く緩い曲線で凹むので荷重を分散してくれるためのようです。
 20tのスタイロフォームを薄い合板(2.5t)でサンドイッチすれば仕上がり25tでファルカタ合板5.5tより少し重いくらいになります。厚みがあるので応力耐性は上がりますし、5.5tよりも点荷重に強いでしょう。結果9.0t程度となったら採用かも?

 あぁ、材料試験する時間が欲しい・・・。

追記
 帰り際、しばらく前に作った30tのスタイロフォームを2.5tのラワン合板でサンドイッチした試作品をゲンノウ(丸頭の金づち)で叩いてみました。1寸5分の釘を打つくらいの強さです。
 驚くほど平気。破れるどころか手で触ってかろうじてわかる僅かな凹みしか残りません。さすがにナグリの角で叩けば表面の繊維は破断されますけど、これは9.0tでも同じこと。思った以上に複合材すばらしい。
 ついでに重量を計る。9.0tのファルカタ合板とほぼ同じ。ん?微妙・・・
 20tのスタイロフォームにすればもう少し軽くなるけど、手間が増えるのですから軽くならなければ意味がありません。9.0tを使った方が施工は簡単ですから。
 結局のところ、求める強度で施工すると重量は大して変わらないのかな?
 合板の表面から木クズが出ないように固める最軽量の表面処理を考えるのがいいのかな?
 アイデアが出るのはいいですが、どこに向かったものか・・・

#ガチ工作

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桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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