🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

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2023年10月4日の投稿[2件]

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 客席テーブルのことを本業の合間に考えています。
 これまでの経験則で間違いなく大丈夫と思える構造では希望重量を軽くオーバーします。
 二転三転アッチコッチしているところですが、判断基準を得るために形にはなるけど強度がギリギリ不足かな?と感じる構成で作ってみるしかないようです。
 木材の価格はコロナ前に戻ってくれませんのでお試しにも限度がありますけれど、試さんとわからんことは試すしかないようです。
 適度な重さで、荷重に耐え、ラッシングで締め付けても蹴り飛ばしても壊れない物は簡単ではありません。
 3kgは夢のまた夢。

#ガチ工作
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 客席テーブルの天板は出来るだけ薄い板にFRPを施工する手もあります。
 FRPの比重は1.5とのこと。塗膜が1mmなら1.5kg/m2です。客席テーブルは1,520×600ですので0.912m2となり1.37kgです。
 ファルカタ合板は比重0.37ですから、天板面積では1mm厚で0.337kg/m2です。前作は9.0tを使っていますが、これを4.0tにすると-5mmで1.69kg減です。4.0tにFRPを施工するなら500gの軽量化です。大差ないっちゃ大差ありませんが、9.0tなら表面仕上げの塗装類が更に加算されますし、FRPを施工すればそれが仕上げになるので、800gくらいの軽量化になりそうです。
 知りたいことはFRPの施工がファルカタ合板の何ミリ厚に相当するのかです。仮にFRP1mm厚がファルカタ合板6mmに相当するならファルカタ合板は3.0tでも構わないとなりますし、ファルカタ合板2mmに相当するならむしろ重量が増して意味がありません。
 あとは、ガラス繊維を使うか使わないかです。使えば間違いなく強度が増しますがエポキシ樹脂が大量に浸み込んで塗膜が厚く重くなります。ファルカタ合板に染み込ませて木の繊維を固めるイメージならエポキシ樹脂の使用量を減らせます。むしろ繊維密度が低いファルカタの特性を利用する方針です。

 さて、どう進めましょう。

 前の書き込みでは4.0tとしましたが、3.0tで作ってみて強度を確認してみましょう。正直不安はありますが、アウトドアテーブルはこの程度の厚さにメラミン化粧板を貼っている傾向がありますので、無理を感じる最も厚い物で試す考え方です。
 もう少し強度があれば済みそうならエポキシ樹脂を塗布し、かなり足りないようならガラス繊維シートを使ったFRPを施工し、どうにもダメならコンパネを上貼りして倉庫の作業台にします。
 骨材を1台分作るも3台分作るも手間はそれほど違いませんので、天板違いのバリエーションを作ってもいいかもしれません。

 ・・・っと、本業本業。

#ガチ工作

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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