🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

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2023年2月25日の投稿(時系列順)[1件]

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 先日、「同じ処理は一つしか書かない」ってことを書きましたが、これを突き詰めるとオブジェクト指向なんだなと。
 私にとってPythonで学習した最大の成果ですが、C言語でコレを成すのはC++です。
 残念ながら「オブジェクト指向ってなんぞや!?」を説明できる知識も文才も私にはありません。Pythonでは感覚的に便利に使っていましたが、煮詰まった今、神達の凄さを垣間見られた気分になっています。悪夢から逃げたくて光明を得た夢を見ているだけかもしれませんがwww

 「神達」ってのは私の勝手な呼び方です。UNIXを始め現代の社会基盤に無くてはならないシステムの礎を構築した特別な先人のことです。残念ながら社会性に乏しく商売で成功した方は少ないのですが、彼らの成果には驚きが満ちています。論理性ではなくその閃きに「神」を感じるのです。ぶっちゃけ、「天才とナンとかは紙一重」で「こいつらの頭の中おかしくね??」ってことなんですけど。
 こういった「ちょっとおかしな人たちの成果」を社会に普及させたって意味でビル・ゲイツさんの存在は大きいと思います。一部からはMS-DOSの一件で「有史以来、最大の詐欺師」と呼ばれているようですが、「ちょっとおかしな人たち」には絶対不可能な「ちょっとおかしな人たちの成果」を巨大なマーケットにしたのは彼です。エンジニアとしては凡才な彼は商人としては非凡だったんすかね。
 かのスティーブ・ジョブスさんも同類の詐欺師ですが、私は勝手に「電気で夢を見るピカソ」と彼を呼んでいます。この人もエンジニアとしては凡才だと思いますが、誰にも見えてない世界を夢に見られる天才デザイナーだったと思うのです。私たちが使っているガジェットの幾つかは彼によって世に根付きました。突き詰めれば彼がゼロから発想した物は思い当たりませんが、「これをこうしたら面白いのだ!!」を押し通した身勝手さには距離を置いて尊敬を感じます。彼がAppleⅡを皮切りにLisa、Macintosh、NeXT、iPod、iPhoneを世の中に欲しがらせたことは紛れもない事実です。商売が巧いというより、彼が欲しいモノを作ったら未来を手に出来た消費者が勝手に盛り上がってしまったという凄く不思議な展開を感じます。「ちょっとおかしな人たちから見てもすごくおかしな人」だったそうですけど、その時代の非常識を押し通さないと次の時代の常識は作れないのかなぁ~なんて思ったり。
 思い出しましたが、TRON(トロン)が発展して普及してたらなぁ~って思います。1998年にはイングラムが警らをする日本だったかもしれません。提唱者である坂村教授が開発初期に執筆された本を読み直しましたが「この方は預言者か?」と思うことばかり。預言者の最高峰は神の中の神であるアラン・ケイ老師であり、TRONもそのアイデアに触発されたプロジェクトの一つでしかないのですが、今や当たり前となっている事の具体的な方法論と開発フローが40年前の本に書かれています。しかも、現実の歴史と酷似する内容。すげー。当時の中坊は頑張って読んで理解不能ながらも感銘を受けた。Art-Netでナニかしようとしている今の自分にはTRONの血が少しだけ入っていると思い込んでいますwww

 毎度のワケわからんことを書きましたが、非凡な先人のことを妄想したら凡人にも閃きが落ちてこないかなぁ~。

#雑談

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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