🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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全年全月17日の投稿[26件](3ページ目)

2022年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 昨晩、思い立って調べてみたのですが、Pythonで並列処理をする方法には大きく分けて2つあると理解する。ThreadingとMultiprocessingです。

 今までに何度も読んでいたサイトばかりですが、何故だか内容が突然理解できるようになりました。たぶん今まではPythonをスクリプト言語だと思っていたからでしょう。Pythonという皮の裏にC言語がある思えばスムーズに理解が進みました。

 似たような別ライブラリもありますが、意味合いとしてはこの二つに集約されていると思っていいでしょう。
 大雑把に言うなら、Threadingは比較的楽に使えるがCPUスレッドは1つしか使えない。Multiprocessingは複数のCPUスレッドを使えるがプロセスが起動するのに時間がかかり記述も少し難しい。
 難しいといっても、プロセス間通信の制約とタイミングくらいなもので、関数自体はThreadingとMultiprocessingはとても似ているので片方を覚えればどちらも使えそう。関数間で通信するQueueは使うライブラリが違うので注意ですが、これも関数が酷似しているのでストレス少ないかも。
 Python3.8からは共有メモリというC言語のポインタに近いことが可能になっているので、RaspberryPiのPythonも3.8になることを心待ちにしております。変数の型やデータ長を厳密に管理しなければなりませんが、それさえやっておけばいいので問題無し。デバイスとやり取りする処理では普通にやっていることだし。

#Python
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 ガラクタ週間が終わり、終日本業のデスクワークでした。
 会場図面書いて、照明プランの概要まとめ、見積りというデスクワークの王道メニューです。
 嫌いじゃないのですが、ガラクタネタが中途なのでソワソワします。
 今やっているArt-Netは卓とデコーダが必要な作業なので、荷物も多いし広いスペースも必要です。しばらくはお休みかな。
 明日から現場が続きますが、RaspberryPiだけ持って行って現在のソースをオブジェクト指向っぽく書く練習をしようかなぁ。

 そうそう、製作というレベルではありませんが、ピンスポット用の照準器を増産しました。その実態は小型カメラ用の自在雲台を介して短いピカティニーレールをピンに取り付けるクランプです。
 細かい部品を買い増しして組み立てるだけなので15分くらいの作業でしたが、なぜ思い立って作ったかと言えば数日後の現場で数年ぶりにピンを振ることになったからです。
 鈍った腕でも対応出来そうな演目ですが、お年頃からくる目のコンディションでバインド照準器が使えませんので、ダットサイトなどの目印が遠くに見える照準器に頼らないとダメだと思われます。
 このクランプは5-6年前に作った代物です。以前作った物は部下にあげてしまったので、余っていた部品で改めて自分用をこさえたワケです。

#RaspberryPi #Python

2022年1月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 客席テーブルver4.5は大詰めです。
 短脚の差し込みを増やし、脚の収納をまとめています。
 短脚の差し込みとは、アームレストバーに乗る脚を刺す天板側のソケットのことです。短脚の取り付け位置は背もたれの高さや傾斜、客席の段差によって望ましい位置が違ってくるので悩んでいましたが、発想を変え、ベストな1か所を求めず数か所(とりあえず2か所)あればいいんでないか?としたワケです。ソケットの数や位置は使った上で将来調整です。
 脚の収納はまず短脚から。使ってみないと良し悪しはわかりませんが、一目で使い方がわかってシッカリ固定出来る様にしたつもりです。明日、時間があれば長脚の収納にも手を付けましょう。

 切った貼ったの工作は楽しいですが、いい加減、客席テーブルを終わりにしたい・・・

#ガチ工作
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 ポリエステル樹脂を塗ったテストピースは完全硬化しました(これまで「エポキシ樹脂」と書いていましたが、正しくは「ポリエステル樹脂」です)。
 いいですねぇ。惚れ々々します。
 昨日はポリエステル樹脂を塗って15時間経過での確認でしたが、公称24時間硬化を過ぎると本当にカチカチになっております。
 手触り感はプラそのものです。木材感が無くなるので家具や日用品に使うと色気が無くなってしまうかもしれません。

 レシピは次の通りです。

● 使う物
 ・ポリエステル樹脂
 ・硬化剤 (必ず樹脂の専用品を使う)
 ・アセトン

● 塗布の流れ
 1) 合板の表面をペーパーで均す。加工前の表面状態にもよりますが、#80,#120,#180と進めて目地を整える。
 2) 合板の表面をキレイにする。削りカスをエアーで飛ばし、硬く絞った水雑巾などで拭く。水分が飛んだのを確認してから次の作業へ。
 3) 塗布1層目。
 3-1) ポリエステル樹脂を容器にとる(30cm四方で30gくらい?)。硬化剤を指定量入れてよく混ぜ、アセトンを加えて柔らかくする。いわゆるシャバシャバの1歩手前くらいで木の繊維に浸み込んでいく粘度。
 3-2) ハケやローラーで塗り込む。木目に沿って進めた方がよい。薄く繊維に浸み込ませるイメージ。
 3-3) 気泡を潰しても木目から次々浮いてきてしまうけれど、1層目が固まらないと抑えられないので、気泡潰しはある程度にする。
 4) 塗布2層目
 4-1) 硬化時間は24時間だが、指で触って硬さを感じる程度に(ペーパーで削れる程度に)固まればOK。3時間くらい?
 4-2) ペーパーで表面を均す。気泡が浮き、木肌の凹凸が強調されているが、平らにしようとし過ぎると地肌まで削ってしまうのでほどほどに。#120,#240,#320と進める。
 4-3) 削りカスは出来る限り除去する。エアーで飛ばし、シリコンオフで拭く。
 4-4) ポリエステル樹脂を容器に取り、硬化剤を指定量入れてよく混ぜる。原液のままでもいいのだが、粘度が高くて塗り難そうならアセトンを入れて調整。気温、液温、何で塗るかによる。
 5) 3層目以降はお好みで。手順は2層目と同じ。塗膜の状態次第だが、2層塗ればかなり硬くなるので、3層目は強度を増したい場合やポリエステル樹脂で仕上げる場合でしょうか。
 6) 表面に別塗料を塗布する場合、#400,#600,#800,(and more?)と進めて足付けをし、専用シーラーやミッチャクロンマルチで下地を作った上に塗る。

 仕上がり具合は塗装の練度と根気によります。

#ガチ工作

2021年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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ライトアップの電源で使うために幹線を治しました。
14スケアの4芯ケーブルですが、丸端子だった物をいわゆるミニカムロック仕様に変更です。
100m近く引くので延長しやすくしたいワケです。

自社機材の幹線はカムロックだろうが丸端子だろうが社内で組んでいます。
カムロックはコツを得るまでに2-3個ダメにしましたが、わかってしまえばそれほど難しくありません。
ただし、カムロックだろうが丸端子だろうがケーブルのシースを剥いた又の処理は丁寧にやるべきです。
まずビニールテープを巻き、その上からロックタイで結束し、さらに融着テープを巻いて凹凸を減らし、最後に肉厚の収縮チューブをかけています。収縮チューブは内側に両面ブチルテープを入れて固定すると良いようです。ここまでやると又の部分が傷みにくくなります。
ロックタイは余りを切りますが、ニッパーで切っただけだと少し残った先端が鋭利になってテープやチューブを突き破ってしまうことがあります。この出張りをカッターなどで丁寧に削っておきましょう。指先で撫でて滑らかになければOKです。

#ガチ工作
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久ぶりに一般照明だけの照明プランを書きました。
会場の調光システムはDMXですが、卓を仮設する予算が無いのに会場の卓は調光ユニットの範囲しかパッチ出来ないからです。
けど、カラーフィルターの組み合わせを考えるのが久しぶりでちょっと楽しい。
「もっと自由に色を作れたら」と思ってムービングやLEDスポットの導入に苦心してきたのに不思議なものです。

#本業

■思ってみた

春ですねぇ~。
花粉症の部下は死にそうですが、暖かいってのはいいことです。

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2025年4月29日(火) 20時16分48秒