🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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全年全月10日の投稿[36件]

2025年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 C言語のポインタには面白い機能(使い方?)がありました。
 関数の呼び出しをポインタ化するのです。なんのこっちゃ?って話ですねぇ~。
 ソースコードの大半はそのままに、条件分岐で関数を差し替えるイメージです。オブジェクト指向の一歩手前?
 もちろん、構造体を含む変数もポインタを介して差し替えられます。
 DMXの場合、受信中のスタックから読み出すことは避けなければなりません。パケットの中身に不整合が起こるからです。例えばアドレス100までは最新の受信内容、101以降は1フレーム前の受信内容や全てゼロになるのです。2スロット構成のアトリビュートがアドレス100と101にまたがったらよろしくないことが起こります。リトルエンディアンだったら目も当てられません。
 この対策は2つのスタックを交代しながら使います。片方は受信に、1フレーム前のデータを持ったもう片方を出力処理に使い、条件が整えば役割を交代するのです。この場合どちらをどちらに使うかをポインタで指定出来れば全体の処理はスマートになります。ピンと来る方が少ないのはわかっていますが、ソースコードを書く上ではとても合理的な方法です。今の常識からしたら万分の一の処理能力のハードウェアしかなかった時代にC言語をデザインした人は本当の天才だと思います。勉強すればするほど「天才」って言葉が身に沁みます。自分はその成果に甘えるだけで感謝々々です。

 C言語を学ぶ上でポインタは難解な要素の筆頭ですが、自分の様にアタマの半分がPICマイコンのアセンブラで占められている者には案外すんなりと理解出来ました。メモリのアドレスを直接扱う方法だからです。当初は高級言語でメモリのアドレスを直接扱うなんてイメージはありませんでしたので躓きましたが、C言語が値渡ししか出来ない(参照渡しが出来ない)ことも含めるとポインタは合理的であり、C言語は高級言語ではなく汎用化を目指したアセンブラ言語と思えばイイらしいと思った次第。正しくはなくても私にはこの理解が自然でした。

 自分は PC8001(PC6001)-BASIC → Z80アセンブラ(当時小学生、挫折しました) → (20年空いて) → PICアセンブラ → Python → C言語(今) と進んできました。小学生の時分に論理演算、16進数、2進数を本能に焼き付け、成果は出せずともZ80アセンブラに挑んだことが今に活きているようです。小学生当時、戦前産まれの父母は数百円の漫画本は買ってくれませんでしたが高価な技術書やその筋の雑誌(月刊マイコンやBASICマガジンなど)は買ってくれました。100歳まであと数年のカウントダウンなのに林業を生業とし登山やスキーを楽しむ父と米寿間近で父の3倍は元気な母に絶大な感謝をする今日この頃。
 自分の今の最大の不安は三途の川の向こう岸で父母をお迎えすることです。あと100年くらいは部下や後輩に迷惑をかけずに現役をやってやろうと思っていますけど(笑

#C言語 #雑記
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 現場ですが、簡単なひな壇を組むだけの現地道具なので終演までヒマです。
 ArtNetPatch の ap_transmitter の構造を構造体配列を元に整理したのですが、割り切って構成したら案外軽い処理になりました。メモリの節約など考えず、条件分岐や計算を出来るだけ減らし繰り返しをヒトまとめにする方針だからでしょうか。
 実際に組んで実行時間を計測しなければなりませんが、パッチ処理の後にもディレイやプロファイルカーブの処理を入れられそうな予感がします。

 receive(受信)、bind(入力ユニバースを内部Bus(ユニバース)にパッチ、ここで数値をマージしてHTPミキサーとします)、pre-delay、pre-profile-curve、patch、post-delay、post-profile-curve、transmit といった流れで考えています。

 ついてはモジュール構成を少し変えます。
 ap_transmitter の中の数値操作と Art-net の出力を分割します。
 fps はともかく、すべてのユニバースを連続して送るのは避けた方がいいかなと思うので、ユニバース毎にインターバルを持たせるためです。

1)アプリの起動部とし、共有物を設定して以下のモジュールを呼ぶ「ap_main」
2)画面表示やユーザー操作を司る「ap_console」
3)Art-Netを受信する「ap_receiver」
4)受信値や設定値から出力値をまとめる「ap_effect」
5)Art-Net を出力する「ap_transmitter」
6)データのタイムアウト管理をする「ap_timeout」

 今後はタイムラグを減らす工夫を考えてみましょう。
 出力の目標は 30fps 以上、出来れば 36fps ですが、1/36秒以内に処理を一巡出来るなら遅れても1フレームとなります。無理ならスレッド的なアプローチで考えて出来るだけ遅れを少なくしましょう。
 何にしても、試作をして処理時間と処理負荷の計測が必要です。
 こんな複雑なシステムは10回くらい書き直すつもりで試すしかありません。素人の私が結果を完全に予測するなんで無理ですもん。

#[Art-Net] #器具の製作 #C言語
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 子プロセスを使う場合は親プロセスが落ちたらこれらも落とさないといけません。ゾンビとして残ってしまうからです。
 一般的にはメインから「終わりにしなさい」って指示を受けて落としますが、開発途中ではそうもいかないことがあります。
 ならば、「続けなさい」って指令が無ければタイムアウトすることにしましょう。親の存在確認をする方法もありますが、この方法なら管理が楽かも。

#C言語
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 ArtNetPatch の構成イメージが見えてきました。
 この後は「ap_transmitter」の具体化でしょうか。これが ArtNetPatch の核であり一番重い処理です。
 モジュール間を繋ぐ構造体配列が見えればその他のモジュールを作ることは可能ですし、画面表示とか作って手ごたえを感じたいってのはありますが、最終的にデータを取りまとめる「ap_transmitter」が見えませんと構造体配列を決めることが出来ません。

#[Art-Net] #器具の製作

2025年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 Antari F1-FAZER は目詰まり。
 ツンデレを越え、気持ちが折れ始めております。
 と、Antari の他機種(主にX-530)のマニュアルを読みまくったところ、洗浄水は精製水と「白酢(しらす・ホワイビネガー)」を混ぜるらしい。酢は酢でも米酢とか穀物酢ではないらしい。
 なんと~!
 ならばと白酢を使ってみるかと近所のスーパーを巡ったのですが無い。業務スーパーにはあるような気がしますが閉店時間でした。
 仕方ないので amazon でポチリ。
 これを試してダメなら F1 は不燃ゴミにします。NG品は部品取りと思っていましたが、発煙器がダメになるだけで他は壊れないので倉庫の肥やしにしても意味がありません。

追記
 白酢が届いたので早速呑ませてみました。精製水8:白酢2です。
 数時間ですから解決には至りませんが、液の吸い込みが若干早くなりました。
 しばらく続けてみましょう。

#器具の修理
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 夏の花火大会でスピーカーを9ヶ所に組むとのこと。それぞれに電源が必要。
 最寄りに発電機を置いて C型30A を2-4個付けたいらしいのですが、C型30Aの6回路箱を作っては費用と手間がかかり過ぎる。
 数年前のライトアップで小さなウォルボックスをやたらと使って倉庫の肥やしになっているので再利用することにしました。

 こんな感じです。C型30A先バラの屋外タイプって感じです。 
20250410170005-admin.jpg

 C型30Aコンセントは20度傾けた状態で取り付けます。
202504101700052-admin.jpg

 取付台座は3Dプリンタで製作です。
202504101700051-admin.jpg

#器具の製作

2025年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 Antari F1-FAZER は先日空焚きしたので今日は溶液通しです。
 先の書き込みにもありますが酸素系漂白剤を試してみます。
 溶液はエタノール2:フォグリキッド1:酸素系漂白剤0.5です。
 酸素系漂白剤はKAOさんの「ワイドハイターEXパワー」です。自宅での洗濯やプラスチック部品の漂白に使っています。手元にあっただけで選んだ理由は特別ありません。
 驚いたことに、吸わせて30分もしないウチに溶液が真っ茶。麦茶レベルです。これまでお酢を通した後にこうなることはありましたが、お酢を使わなくなってからは空焚きの後でもここまでなることはありませんでした。お酢を使うとその色なのか汚れが落ちたのかわかりませんでしたけどね。ただし、長時間吸ってはいけない臭いはします・・・。
 溶液の消費量は1時間25mlとまだまだ少ないですが、煙の量は増えています。フォグリキッドは3.5倍に希釈してますからそもそも少ないのですが、一つ前の溶液通しのときより明らかに増えています。現場で使える量ではありませんがあからさまに増えていると期待感を持ってしまいます。これはたぶん空焚きのオカゲですけど。
 本業の照明プランや舞監仕事のデスクワークが溜まっているのであまりお相手は出来ませんが、今日一日様子をみましょう。

 と、少し様子を見ていたら溶液の消費量が増えました。10分で10ml弱?

追記
 たぶんと思っていたツンデレのツンがきました。
 空焚きすれば戻るし、どうやっても出ないなら不燃ゴミになるだけ。焦げカスは排出してるし、まぁ、いいんですよ。
 イチイチ一喜一憂してても精神力の無駄遣い。思春期の娘だと思えばいい。
 気長にお相手しましょう。

#器具の修理
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 Antari F1-FAZER に吸わせていない身近なモノがあります。サンポールや台所漂白剤、塩素・塩酸系や酸素系の洗剤・漂白剤です。
 煙量や吸い込み量は増えていますがマダマダです。不燃ゴミから回帰させるには煙量が劇的に増えないといけませんが、このまま続けても十分な改善は期待薄。薬剤を吸わせるのは止めようと思っていましたが、最後にこの辺りを試すべきかもしれません。
 と、ネットで調べると塩素系は金属に悪さをするそうな。これはやめておきましょう。
 酸素系漂白剤は焦げ落しにも使えるらしい。適温は50度くらいらしいので温度過多の様な気もしますが、少量突っ込んでみましょう。

#器具の修理

2024年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 指圧ネタです。
 自分をサンプルにイロイロ試していますが、足裏の踵骨(しょうこつ)と舟状骨(しゅうじょうこつ)の間を押しつつ親指を捻りながら軽く引っ張ったところ凄く効いた。
 足の親指は頭から首筋にかけての反射区です。足の横アーチ(中足骨の横の繋がり)を柔らかくする実験をしてて首筋から肩甲骨にかけて凄く軽くなって驚いたりしてましたが、踵骨を押さえながら親指を解すことで首筋の頸椎周辺の通りが明らかに軽くなりました。
 また、内蔵に関わる反射区も教科書通りにマッサージしていますが内蔵が明らかに軽くなり、先人の知恵に驚愕中です。
 ふくらはぎの張りやコリが取れていくのに伴い血圧も下がっています。血圧を下げる薬を服用するのが悪いとは思いませんが、足先のコンディションが悪いまま薬で強引に下げるのは体のバランスを崩すだけかもしれない、などと思ったりしています。その昔、私は降圧薬を飲んでもほとんど下がりませんでした。薬よりも血圧を上げる原因の方が強ければ下がりませんよね。故に指圧で足のコンディションを整える試みのおまけで血圧が下がったことには驚きを隠せないのです。
 運動やマッサージ(含む指圧)で身体の巡りやバランスを整えることが第一で、その次に薬を使うのがいいのかもしれません。まず薬ありきは順番が違うのかもしれません。薬は致死量に程遠い「毒」ですから飲まずに済めばそれが一番・・・などと思う今日この頃です。

 トランジスタやオペアンプの使い方が身に入った瞬間に近い、新たな世界が垣間見えてきた気分です。

 本業の現場と数モノ修理が続いてネタが無いっす。
 ならば自分の修理もネタにするwww

#自分を修理しよう!『指圧の世界』へようこそ!?
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 指圧で自分も修理します。
 以下、現在進行中の話です。

 自覚症状はほぼ無かったのですが、丸一日立ちっぱなし舞監仕事の後なんだか足が痛い。
 自分で触診したら膝下全体がコリ球みたいになっていて、自分で軽く圧しただけで激痛が走る。
 これはヤバイけれど決定打は無いしどこ圧しても痛いしで、翌日知人の鍼灸院に駆け込む。「コリコリだねぇ~」と笑われるが冗談じゃない。
 鍼の効果で膝下全体がコリ球って状態は解消したものの、自分で押しても激痛が走るポイントが数か所ある。いや、鍼のお陰で酷いところが表に出てきたと言った方が正しいかな?
 コリコリのところに冷感湿布を貼ってサポーターで保護し、就寝前と起床後にマッサージを施して10日間。激痛が走るポイントが減って柔らかくなってきた。まだ硬くて痛いところはあるけれどイイ感じ。
 この経過で思ったことですが、膝下から爪先までは疲れの毒が溜まりやすいので大事にした方がいいみたい。

 ただ、溜まった毒を流すと驚くほど全身が軽くなるのですが、流れ出た毒による気持ち悪さも出てくるので不思議な感覚の数日でした。
 今は膝下全体が軽くなってコリ球や激痛が走るポイントも無くなりましたが、ふくらはぎ(正しくはヒラメ筋)を指圧して足の指先に痺れを感じた時には驚きました。「あ、ヒラメ筋が堅くなって神経が圧迫されてる」ってのが分かるワケです。
 今は足先に血がドクドク巡り、足指で床を握れそうな感覚になってイイ感じです。
 まだまだ勉強と研究ですが、これはいいですね、ナルホドですね。

 ちなみに、足が軽くなったら高めの血圧が30ポイント下がりました。「足は第二の心臓」とはよく言ったものです。
 どんだけ高かったんだって話は普段の仕事をアドレナリンをブンブンでやり切っているので仕方ないのかな?

#自分を修理しよう!『指圧の世界』へようこそ!?

■思ってみた

社屋を囲む田んぼの田植えが終わり季節を感じます。

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2025年6月22日(日) 15時27分49秒