🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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全年全月10日の投稿[32件](2ページ目)

2023年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 マルチツールをポチってしまいました!振動工具の一種ですが、専門職の方や工具オタク以外は知らないと思われる電動工具です。
 製品はHiKOKIさんのCV12DAです。手持ち電動工具はmakitaさん一強の世の中ですが、父が前身である日立工機を勤め上げた人なので可能な限りHiKOKIを選ぶ様にしています。
20231110233521-admin.jpg
 ナゼ購入に至ったかというならば、プルボックスにC型30Aコンセントを取り付けるためです。C型30Aコンセントを取り付けるには角穴を空けなければなりませんが、すでに箱になっている物の横っ腹に角穴を空けるのは案外難しい。手元の工具ならPROXXONのフライスマシン、ジグソー、トリマーなどが候補となりますが、どれも平板や角材などの原材の加工には便利なものの箱を相手にするのは苦手です。
 マルチツールはその名の通り1台で何役も兼ねる工具ですが、基本の一つであるノコ刃を使えば平面の途中に切れ目を入れることが出来ます。これで四角を描けば角穴になるワケです。フリーハンドで当ててもそれなりに切れるそうですが、ネジ穴との位置関係も重要ですし、ケガく手間も減らせるものなら減らしたいので、ガイド(治具)を作って効率を上げてみましょう。
 現物の到着は数日後ですが、同じ頃に箱も入荷しますので試し切りをしてみたいですね。

#ガチ工作 #器具の製作

2023年9月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 「error: Unable to find vcvarsall.bat」とのエラーで困ったものの解決しました。
 以下、オレメモであります。
 あえて gcc を使うのは Linux で標準だからです。

VSCode で gcc を使う

2023年9月10日実施

● OS
エディション: Windows11 Pro x64
バージョン: 21H2

● Visual Studio Code
バージョン: 1.74.2 (user setup)

※ ダウンロード量が 1.8GB くらいあるのでネット回線が良好な環境での作業を推奨します。

● gcc をインストールする
・gcc を GitHub からダウンロード
 https://github.com/niXman/mingw-builds-b...
 「Release of 13.1.0-rt_v11-rev1」の項から Windows64bit版
 ダウンロード項目: x86_64-13.1.0-release-win32-seh-msvcrt-rt_v11-rev1.7z
・圧縮ファイルなので解凍する。.7z ファイルは CubeICE で解凍可能。「mingw64」フォルダが出来る。
・「mingw64」フォルダごと任意の位置に配置する。"C:\Program Files"が適当?」
・PATH を通しておく。環境変数のPATHに「mingw64\bin」を追加する。今回は"C:\Program Files\mingw64\bin"とする。
 「Windowsメニュー」→「設定」→「システム」→「バージョン情報」
 →「関連リンク」の行の「システムの詳細設定」をクリック。
 → ウィンドウ下の方の「環境変数」をクリック。
 → 上段のリスト、PATHの行をクリックし、「編集」をクリック。
 → 表示されたリストに"C:\Program Files\mingw64\bin"を追記する。
 → 追記したら閉じる。
・確認
 コマンドプロンプトか Power Shell で次を実行
> gcc -v
 もろもろ表示された最後に以下が表示されればOK。
gcc version 13.1.0 (x86_64-win32-seh-rev1, Built by MinGW-Builds project)

● Microsoft C++ Build Tools をインストールする
・microsoft のサイトよりインストーラーをダウンロード
 https://visualstudio.microsoft.com/ja/vi...
 ※「Microsoft C++ Build Tools」で検索しても上記 URL に行きつかない。試行錯誤中、偶然行きついた。
・ブラウザの「Build Tools のダウンロード」をクリックすると「vs_BuildTools.exe」がダウンロードされる
・ダウンロードしたインストーラーを起動する。
・「Visual Studio Installer」と画面が出てファイルのダウンロードが始まる。
・画面が切り替わり、右項目「インストールの詳細」に「MSBuild Tools」が表示されているの確認。
・左項目「C++によるデスクトップ開発」をクリック。右項目「インストールの詳細」に追加されているのを確認。オプションはデフォストのまま。
・右下の「インストール」をクリック。終わるまで待つ。ダウンロード量が 1.7GB ある。かなり時間がかかる。
・終了したら Windows を再起動する。

● VSCode の設定・・・拡張機能をインストール
・C/C++ Extension Pack
・Code Runner

● VSCode の設定・・・拡張機能の設定
・Code Runner
 Code-runner: Run In Terminal
  → チェックを入れる
 Code-runner: Executor Map
  → settings.json をクリック
  → "c" に -fexec-charset=CP932 を書き加える
 - "c" : "cd $dir && gcc $fileName -o $fileNameWithoutExt && $dir$fileNameWithoutExt",
 + "c" : "cd $dir && gcc -fexec-charset=CP932 $fileName -o $fileNameWithoutExt && $dir$fileNameWithoutExt",


 次のサイトの例題がコンパイル出来、Python からの呼び出しで動作しました。
「PythonからC言語の関数を呼び出す(基本編)」

 C/C++のライブラリを Python で呼び出せると製作の幅が広がります。
 手始めにしては難しい課題ですが、DoctorMX を Python から使えるようにしてみたいですね。

#C言語 #Python

2023年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 29.97fp-NDF の場合、単位時間あたりのフレーム数は 29.97fps で 勘定は 30fps の NDF と同じです。
 ・・・ってことが頭の中で混乱しました。
 29.97fps-NDF はタイムコードの時間勘定が増えるため値の進みが遅くなります。
 こういった「増えると減る」みたいな関係は挙動の理解がややこしい。

#タイムコード

2023年5月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 秋月電子通商さんからFT232RLが入荷しましたので、Windows11に接続してチェックしてみました。
 ドライバは自動でインストールされますが、ネットからドライバを引っ張ってくるためかCOMとして認識されるまで数分かかります。
 RaspberryPiにシリアルコンソール接続して試してみましょう。

#電子工作 #器具の製作
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 TRUE1のY分岐とT分岐の試作は繋ぎ目にコーキングを入れて終わりました。
 数日放置してコーキングが固まったら水バケツに入れて具合いを見ます。
 求めるのは防水ではなく防滴ですから浸水チェックは不要と言えば不要ですが、これでOKなら防滴性能があるとしていいでしょう。

#器具の製作
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 MIDIのビットレートは31,250kbps、8MHzの256分の1です。
 ほぼUARTであり、スタートビット0/1bit、データ8bit、ストップビット1/1bitです。
 これならPICのUARTで誤差無しで扱えます。

 送信回路は電源5vとTTLレベルのUARTに220Ωを入れたシンプルな物。受信回路がフォトカプラ前提なので信号自体は反転しています。
 信号経路がGNDショートすると23mAほど流れます。PICなら耐えられますが、UARTのI/Oがオーバーロードになるならバッファートランジスタ(2SC1815でもスピードアップコンデンサを入れればキレイな波形が出るハズです)を入れた方がいいかもです。

 凄くシンプルなMTCジェネレーターならすぐ作れそうです。

#タイムコード
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 パソコンの音声再生アプリにはタイムコードを出す物があるらしい。
 様々なアプリがあるので一概に言えませんが、タイムコードはLTCではなくMIDI-TimeCode(以下、MTC)ではないかと思われます。というか、それらのアプリの用途を考えたらMTCが自然かと。
 LTCのメリットは音声信号であるため配線の選択肢が多いことです。仕込みの効率が良いのでLTCを望んでいるのです。
 ですが、既存のアプリが使えるならその流儀を優先させた方が良いかもしれません。LTCを扱える調光卓はMTCも扱えますし、音声再生の視点ではMTCの方が汎用性が高いからです。
 LTCのメリットでありMIDIの弱点となるのは音声信号として扱えるかと配線長です。この辺りを対策すれば音声再生側も調光卓側もMTCでいいんじゃないかと。

 さて、どうしましょう。
 LTCのメリットとMTCのメリットを足して、MTCを音声信号として送れるようにすればよくね?
 MIDI全般に対応する気はありませんから、MTCに特化して音声信号(差動バイフェーズ)として送るのです。

 参考
 MIDIタイムコード規格
 MIDIタイムコード(MTC)について調べてみた
 有志の方のサイトです。
 ここで言うMTCは記事にある「クォーター・フレーム・メッセージ F1 dd」のことです。

 MTC(コマンド0xF1)はMIDIの回線をタイムコードで占有しないために2フレーム分の時間を使って送信するようです。
 バイト送信のタイミングはMTCを出す側に依存するとしても、1フレームの時間で8バイト送れればいい。MTCに完全特化してコマンド0xF1を省けば4バイトです。
 4バイトなら1フレームの時間内で40bit送れればよく、最もビットレートが速い30fpsでも1,200bpsあれば事足ります。差動バイフェーズで音声信号化しても問題無しです。
 受信側はバイト受信の度に0xF1を付けた2バイトをMIDIとして送出するだけです。
 この方法は僅かな遅れを生じますが、MTCは2フレーム遅れるのが前提の規格ですし、遅れが一定ならば実用上の問題は無いと考えます。
 分解能が1/12~1/15秒であることもMTCの前提ですが、卓や灯体の遅延はもっと大きいし、これが見える人もそうそう居ないでしょう。

 自画自賛ですが悪くないアイデアです。

#器具の製作 #タイムコード

2023年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 3Dプリンタは治ったようです。ただ、主原因はサーミスタ(温度センサ素子)ではなくコネクタピンでした。
 サーミスタを交換しても完全に治らないので、改めてテスターで当たりまくるとプラットホームのコネクタピンの一部が根元は導通するのに先端は導通しないのを発見。ピンを取り外して確認しましたが、変色などまったく無く見た目はキレイでコジっても折れず。不良とは到底思えないのに導通がありません。しかも、そんなのが2本。同じ銘柄のコネクタからピンを取って交換したところ正常に戻った次第です。
 不良コネクタピンの1本は複数あるGNDの1本でしたが、ヒーター電源の通りが良くなったのかセンサーの反応が良くなったのか、プラットホームの温度がこれまでになく安定しています。取り外したサーミスタはよく見るとコゲっぽい色になっていたので交換時期と思って間違い無さそうですが、よもやコネクタピンが不良の主原因とは思いもよらず。コネクタの不良はメスコンタクトが緩んで接触不良になることが多いのですが、オスコンタクト(ピン)の中折れは初めてです。ユーザーのナニのナニとシンクロしたのか!?
 オヤジ小ネタはともかく、キツネに抓まれたような気分です。何がなんだか・・・。毎年初詣に行く稲荷神社に行かなかったのでお狐様が意地悪しに来たのでしょうか??腑に落ちないとはこのことですが、わからんもんはわからんので、プリンタを買い直さずに済んだことを素直に喜ぶしかありません。
 試作品の製作を再開しました。喜ぶのはこのジョブが最後まで終わったのを見届けてからかな?ジョブを開始して1時間、今のところ安定して動いています。
 明日から浜松まで出向いて2日程現場なので、プリントの品質が良くなることを祈りつつ今夜は寝ます。

#3Dプリンタ
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 3Dプリンタを直すための部品(サーミスタ)が予定よりも早く届きました。
 4/20到着予定が4/10です。印象操作を感じなくもないですが、土日を挟んで6日間ですから十分に早いでしょう。
 これで治るといいですが、どうなることでしょう。

 そういやムービングライトが1台動作しません。先日も同様の不良が出たので修理を試みたのですが、原因を探ろうとしたところ動いてしまい原因を追えなかった機体です。
 ウォッシュタイプですが、PAN/TILTは動くのにLAMP周り(LEDとズーム)が動きません。PAN/TILTとLAMPは制御基板が別々なので、LAMP側の基板が動作していないことになります。
 動作しないと言っても基板の故障とは限りません。電源のパイロットランプは点灯するし、要所には定格の電圧が来ています。正常な機体で試してみたのですが、サーマルセンサからと思われるケーブルを抜くと同じことになりますので、たぶんこのケーブルの先に故障があるのでしょう。サーマルセンサか、ケーブルか、間に入っている回路か、ジックリ確認しましょう。
 サーマルセンサが不良の場合、今回買った物が使えるなら楽なんですけどね。50個も買ってしまったし。

#3Dプリンタ #照明器具

2023年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 クリアカムのパワーサプライは付属品とする電源ケーブルが入荷したので長時間起動チェックをしました。
 実際の使用機器で長時間通電しておくのは重要なチェックの一つです。10時間くらい通電しましたが大丈夫っぽいです。

#電子工作

■思ってみた

春ですねぇ~。
花粉症の部下は死にそうですが、暖かいってのはいいことです。

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2025年4月29日(火) 20時16分48秒