🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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全年全月3日の投稿[29件]

2025年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 クエン酸溶液で焦げカス一層多く出ましたが、脈打ち戻りが弱くなったので排出方法を考えねばなりません。
 まだまだお話にならない量ですが、煙量は増えてきています。
 クエン酸なら本体ポンプに通しても大丈夫ですし、脈打ち戻りも無くなったのでしばらくはクエン酸溶液を普通に吸わせてみます。

#器具の修理

2025年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 ジクロロメタンでは焦げカスは溶けませんでした。吸引は危険なので使わないことにしましょう。
 効果が高いのは空焚きっぽいです。VAPEもそうですが、トラックのディーゼルエンジンも排気管に付着したカーボン(焦げ)は焼き切りますし、中華料理店の鍋やコンロの焦げは焼き落としをするのが重メンテナンスの基本らしいです。過加熱が許さるなら、焦げを落とす一番の方法は焼き切ることなのでしょう。
 Antari F1-FAZER のこれまでの状況を見ますと、空焚きをした後に何かをキッカケに焦げカスが大量に出てきます。キッカケはよくわからないのですが、溶液の種類はあまり関係ない様にも思えます。
 空焼きの最初では空気を送った方がいいみたいです。セルフクリーニングと同じ状態です。煙が完全に出なくなったら空気を送らずに空焚きを続けます。煙が出ないなら新たな焦げカスも出来ずに最大限の高温になるハズです。
 なお、本来のチューブを発煙器から外し、圧送ボトルからのチューブに繋げて全て行っています。完全な不燃ゴミにする覚悟でやってますのでイロイロ試せてます。
 発煙量はまだまだお話にならない量ですが少しづつ増えています。根気強く続けましょう。

追記
 焦げカスは脈打ち戻りで排出されるのですが、チューブではそれが見えることが減ったのに圧送ボトルの底には溜まっています。
 今日の作業で溶液の吸い込み量も煙量も朝の倍くらいになりました。何が効果的だったかわかりませんが、今の方法を気長に続ければ使える様になる期待感。
 ただ困ったことに、作業単位はわかってきたのですが、手順と作業を切り替える条件がまだ見えない。
 不安なのはフォグリキッドの煙がすぐに消えてしまうことです。発煙が増えても意味がありません。温度が足りないのかな?

#器具の修理

2024年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 客席テーブルですが、奥行き600mmでは脚の位置がイマイチ。奥行き450mmの脚に奥行き600mmの天板を付けるのが良さそう。かといって、2種類買ってニコイチするのもコスパが悪い。
 となれば、450mmの天板を150mm延長するのはどうかと。いわゆる板継ぎをするのです。仕上げは少し難しいのですが、継ぐこと自体は技術的に無理がありません。

#ガチ工作

2024年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 日程が落ち着いたので修理大会を再開です。このところ舞監仕事や照明打ち込みが多かったものでここに書くようなネタがありませんでした。
 防滴の LED-PAR は言うに及ばず、ムービングやらケーブルやらPARライトやら盛り沢山。
 ムービングはGOBOホイールのポジションが狂う現象。他のホイールに接触しないためのガイドローラーがズレてホイールに引っかかるという本末転倒。ローラーはスプリングアームを介して取り付けられていますが、アームの回転軸に遊びが多く曲げ角度もおかしいためローラーがホイールから外れてしまうのです。アームの回転軸の受け金具を削り、曲げ角度を直して解決しましたが、そもそも製造状態が悪いのは困ったものです。

#器具の修理

2024年7月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 愛機 MAdot2 のタッチパネルの不調が再発。<以前の記事>
 いよいよダメかなと開いてみたところ、砂ではなく銅線のカスが挟まっていました。砂がダメならこれはもっとダメ。
 除去して治りましたが、こんなゴミが入るのは怖いことです。

#器具の修理
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 ネットを見ていますと蓄電池(二次電池)の発明が沢山見受けられます。海外でも発明はされているのでしょうけど、国内での発明には目を見張るものがあります。
 表面的でドラマチックな事柄しか扱わない大手メディアにこういった報道を期待しませんが、彼らも商売ですから売れる情報に偏るのは仕方ありません。情報の重さは人それぞれですので、厨二病を発症させて大手メディアに苦言を述べるのは止めておきましょう。
 EVにおいて遅れを取っていると言われがちな日本のメーカーがEVの要と言ってもいい二次電池とモーターの技術に秀でているのは皮肉でしょうか。車体製造に秀でているのは言うまでもないのですし、パワープラントを差し替えるだけなら造作の負荷は大したことありません。良い物を作ればマーケティングでも成功するとは必ずしも言えませんが、ようやく理解され始めたEVの欠点を補える技術を持っているのが日本のメーカーなことは更なる皮肉です。
 世界の支配者を自負する白人様は世代交代でアホになったのだなと痛感します。将来を見据えることに秀でていたから世界の支配者であれたハズなのに劣ったものです。東インド会社も終焉かな?

#雑記

2024年5月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 現場が予想外に早く終わったのでコンパネ貼り合わせ治具を作りました。倉庫の動きがない連休中に接着したいのもあります。
 接着するコンパネを平台作りの2枚で上下から挟みます。過剰な強度を持たせつつ重くしていますが、圧着したいので重いは正義です。外周にはクランプを掛ける穴も空けてあります。
 今日のところは接着剤を塗布せずコンパネを挟んだ具合いをみて終了。一晩では変わらないと思いますが、コンパネには反りがありますので挟んでおけば少しは矯正できるかな?。明日の現場は夕方からなので午前中に接着します。

#ガチ工作

2024年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 本業の合間に RaspberryPi の開発環境の整備を進めていますが、取り付け具は3Dプリンタで作っています。得手不得手はありますが、特性を考えて使えば便利この上なし。
 悩みの種は3D-CAD Fusion360 のライセンス料です。DIY使用なら無料という建前ですが何年も使っているとそうもいかないらしい。年56,000円(2024年現在)ですので次の更新をどうするか悩み中。5,000円/月ならいいかぁ~という気持ちと、趣味の費用としては高いなぁ~という気持ちで葛藤するワケです。期限まで2ヶ月悩みましょう。

 SFX電源と取り口の実装は概ねまとまりました。この後はモニタの実装です。
 モニタは淵のあるお盆状のフタに入れ込みますが、単に固定してしまうと淵に囲まれて背面にあるコネクタやスイッチに触れなくなります。
 蝶番とラッチで扉状にして裏面を触れる様にするのが良さそうですが難しい加工です。

#器具の製作 #3Dプリンタ #CAD

2024年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 今週末はホール管理の増員です。これといってやる事のない置きダヌキです。
 Art-Netパッチの処理構造を妄想。
 C言語でドライバ部、Pythonでユーザーインターフェース部を作る棲み分けですが、今はドライバ部の構成を整理しています。
 これまでの試行錯誤から処理フローを図式化。基本の流れは見えたと思います。
 ただ、C言語の構造体を用いた配列処理をもっと突っ込んで覚える必要があります。Art-Netのデータは、レベル値だけでなくメタデータとも言えるインデックスが重要で、カード型データ構造と言ってもいいでしょう。これの追加、削除、抽出、修正を延々と繰り返すので構造体配列を自在に扱えることは必須技能です。
 C言語での配列は少し不器用で、私の理解が間違っていなければ、配列をデータベースに見立てたとしてレコードの追加や削除は出来ません。出来ると言えば出来るのですが、特定のレコードを除いた配列全体を新たな配列としてコピーするような操作が必要です。追加も似た様な操作になります。
 少しややこしいのですが、次のサイトでは面白い事を書いてます。
C言語 構造体を使ってリスト構造を作るプログラム
 C言語の配列に頼らずリスト構造を構成してます。言うなれば手作業で配列操作をするのです。
 また、変数名を使わずメモリ領域を確保してポインタで管理しています。一見不合理な使い方に見えますが合理的かも。アセンブラっぽいので私には違和感はありません。
 オレメモ
C言語:構造体のメンバのアドレス
C言語 ポインタ同士の引き算
 配列が格納されるアドレスとピッチがわかればポインタで配列にアクセス出来ます。処理の内容によってはこの方が速いかも。
 この他にも、以前はどうも理解しきれなかったC言語のマルチプロセスや共有メモリ(mmap)のことが理解できた。
Linuxプロセスの生成と実行 fork/exec
C言語でmmap()を用いてプロセス間で変数を共有する
 以前の試作でイマイチだったところが解決しそうな期待感。

#[Art-Net]

2024年1月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 製作は終わりゃしねー。
 帰省したり年末の疲れが出て動けねーってことが多かったのもありますが、年齢には逆らえない現実を実感したりして。

 何にしても作りたいモノを作りまくりたい気持ちがソワソワ。
 JANDS ESP Ⅱ をレストアすることで調光卓の建具を勉強し、Art-NetパッチマシンとJASCII空打ちマシンを兼ねたハードウェアを先行して作ってみようかと妄想中。SmartFade や往年の名機 ACCESS をイメージしたオレオレ仕様です。その他にも LTC Player も進めたかったり、中華製機材の修理・改造など。
 その他、舞監業務で使う小物などの手付かず課題も山盛りです。
 正直、現役のウチにヤリ切れるのかと思うほど課題が多すぎです。

 そういえばACCESSの写真やマニュアルを探したのですが見つかりません。ACCESS はいわゆるテンキー卓の先駆けとも呼べる製品ですが、改めて考えてみるとシンプルを極めた凄いデザインだったと思います。ある種のプリセット(パレット)機能も搭載しており、スクローラーの操作に愛用している先輩がいました。当時は駆け出しのガキでしたので自分が使ったことはないのですけど。。。

 イメージはACCESSに今どき求められる仕様を付与したモノです。

#器具の製作

■思ってみた

春ですねぇ~。
花粉症の部下は死にそうですが、暖かいってのはいいことです。

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2025年4月29日(火) 20時16分48秒