🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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全年1月24日の投稿[7件]

2025年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 Antari F1-FAZER は3歩進んで2歩下がっています。何か別なアプローチは無いかとKUREエンジンコンディショナーをぶち込んでみました。エンジンの内部を洗浄するケミカル品です。キャブレタークリーナーの一種ですが、発泡するので良いかなと選んでみました。
 次は今実施している手順ですが、圧送ボトルから溶液を送った途端に大きな焦げカスが数個出てきました。KUREエンジンコンディショナーは正解かもしれません。

● F1-FAZER 焼き付き対策(お試し検証中ネタ)
 発煙器の内部に焦げが溜まり発煙が減った場合への対策。
 重メンテナンス(通常メンテナンスではない)

1. 本体のサイドパネルを両側外す。
2. リキッドポンプのタブ端子を引き抜く。
3. エアーポンプを外す。底面の止めネジを外し固定パネルをスライドさせるとゴム脚が外れる。逆止弁の先のチューブを引き抜く。電源コネクタを外す。
4. 発煙器のリキッド注入口からチューブを引き抜く。
5. 〜ここまでが下準備
6. 冷えた状態でKUREエンジンコンディショナーを発煙器に注入する。発煙口とリキッド注入口にKUREエンジンコンディショナーのノズルを出来るだけ奥まで差し込んで噴射する。泡が溢れても2-3秒保持する。KUREエンジンコンディショナーは横にしても使える。
7. 電源を投入し予熱する。発煙口の温度が60〜70度(触ってはいられないが数秒なら火傷しない程度)になったら電源を落として20〜30分放置する。
8. 圧送ボトルに洗浄溶液を入れておく。お酢1:エタノール1:精製水3の割合。量は吸い込み具合いで調整する。100mlくらいから試し、概ね2時間で吸える量が目安でしょうか。
9. 圧送ボトルからのチューブを発煙器のリキッド注入口に接続する。
10. 約0.1Mpaのエアーで洗浄溶液を圧送する。
11. 6〜10を繰り返す。
12. 組み上げ直して精製水を500ml吸わせる。洗浄溶液を洗い流す。

追記
 イロイロ試したら目詰まりが振り出しに戻りました。外れた焦げカスが詰まったのかな?
 ここまでの経緯をイロイロ考えたのですが、リキッド1:エタノール1:精製水2~3を混ぜた溶液を0.1Mpaで与え続けた時が良いカモ!?って感じがしてきました。ケミカル品を吸わせても変化があったり無かったり。リキッド+エタノール+精製水を使った時に変化が大きかった感じがするのです。吸わせてすぐに結果が出るもんぢゃありませんので判断が難しいのですけどね。

追記の追記
 なんでかんで、資料整理の作業中に上記の対処をしたのですが、昨日のイイ感じまで戻ってました。
 正解かどうかはわかりませんが、しばらくこの線で進めてみましょう。

#器具の修理
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 Antari F1-FAZER のメンテナンスは焦げカスを取り去ることに特化することにしました。
 これまでで効果がありそうな方法は、
1)空炊きする。
2)エタノールを混ぜた溶液を用いて脈打ち戻りを行う。
 この二つです。
 空炊きによって焦げカスを外れやすくし、脈打ち戻りで内部を水流洗浄するのです。エタノールは沸点が78度くらいですので脈打ち戻りが強いようです。
 焦げの種類は違う気もしますが、エンジン内部のカーボンを取り去る KURE エンジンコンディショナー も使ってみるつもりです。ひょっとすると焦げカスが外れやすくなるかもしれません。

#器具の修理

2024年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 自宅の工作部屋の片付けは順調です。汚部屋が御部屋になりました。
 これまではココで終わりにしていましたが、お掃除名人のよるとここからが大切とのこと。
 断捨離です。臭い物にフタをするごとく不要品を仕舞い込んで終わりにしたらダメなのです。使わない物は処分が鉄則だそう。
 発掘出来て良かったと思わない物は不要品です。「使うかもしれない」ってのは大概不要品です。大量にあるWindowsXPの頃の教科書も開くことはないでしょう。その他、今後も触ることが無さそうな物は徹底的に処分です。

#雑談

2023年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 本業では社内のサーバーやパソコンのメンテをしていますが、処理の待ち時間でC言語のお勉強。
 時間についてです。
 DMXを扱うには無受信1秒でタイムアウトしなければなりませんし、Delayを構成するには1/30~1/50秒程度のインターバルタイムで受信値をスタックしなければなりません。
 ですので、msec(1/1000)クラスの時間評価が必要です。

 システムが持つ時間情報を扱うには<time.h>を用い、エポック秒やPOSIX時間などと呼ばれる基準日時(1970年1月1日0時0分0秒(UTC))からの経過時間(secとnsec)を使うのがよいと思います。有効な精度は10usec程度の様ですが、今現在書いている処理では十分です。これを処理の節目でスタックして経過時間を評価するのですが、年月日時でパラメータが分かれているよりもトータル秒数の方が扱いが簡単です。23時59分59秒の1秒後に0時0分0秒にならないタイマで継続した時間評価をしたいのでこの方がいいと思います。
 ただ、スタックする変数のバイト長には気を付けないといけません。secもnsecもそれぞれ4バイト数なので評価をするには8バイト数で考えないといけないからです。64bitOSならint型でも8バイト数なことが多いので問題ありませんが、私はRaspberryPiで32bitOSを使っているのでint型は4バイト数になります。対策には8バイト数である「(unsigned) long long int」型を使います。ちょっとクセがある型なので計算やprintfで注意しないといけませんケドね。

#C言語
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 オレメモであります。
 参考になりそうな先達のページ

● UDP/IP通信全体の参考
UDP / IP でパケットの送受信を行う
● broadcast通信の参考
UDPブロードキャスト送信サンプル
● ネットワークデバイスを指定した通信の参考
Ethernetインターフェース(eth0, eth1)を指定してソケットを作成する (Linux, C, Raspberry Pi)
● 受信タイムアウトの参考
selectを使用してタイムアウト付き受信を実現する <= recvもrecvfromも受信があるまでひたすら待ち続けるので、タイムアウトさせることは必須。
UDP通信におけるselectの使い方。 <= recvの例が多い中、recvfromの書式を確認出来る。recvfromを使う理由は送信元アドレスを取得したいから。
● 時間の扱い方
時間情報の取得方法と扱い方 <= これの5ページ目の「POSIX環境」が結構大事。DelayをするにもDMXのタイムアウトをするにもこれが必要。
● ターミナルの行長と行数を取得する
ターミナルのサイズを取得する
ターミナルの幅と高さを得る
● ANSIエスケープシーケンス
ANSIエスケープシーケンス チートシート

 この辺りを参考にすれば「ネットワークデバイスを指定してbroadcastで通信する」が出来そうな気がします。
 ただし、1行々々読み込んで使われている構造体をよく把握することが大切です。構造体の中に必要な情報が隠れていることが多いからです。構造体の中に構造体があったりもするので、十分に読み込まないといけません。

 実験は受信が当面の課題となり、
1)ネットワークデバイスを指定せずArt-Netを受信する。<= とにかく受信する
2)ネットワークデバイスを指定してArt-Netを受信する。<= ネットワークデバイスを制限して受信する。
3)送信元IPアドレスを取得し、IPアドレスをもとに受信値を振り分ける。<= 複数の送信元(卓)がある場合の不確実性排除とミックス処理のためには不可欠。
 といった手順で進めることになろうかと思います。
 受信値を確認するため、習作を兼ね、バイナリをダンプ表示をするライブラリも作ってみましょう。

#C言語 #[Art-Net]
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 RTCを装着したRaspberryPiは正常のようです。
 今後製作する装置にもRTCを装着したいのですが、電池切れをどうやって拾うか思案中です。

 socketの実験は連休中に時間が取れず未対応です。
 Art-Netの受信と送信を1台でこなすにはIPアドレス的には同じゾーンで装置は別という変な構成になります。その上、broadcastで受けてbroadcastで送るというこれもまた変な構成です。ですので、コピペで使える先例がありそうでありません。
 RaspberryPiのPythonでは成功していることですから可能だと思いますが、C言語のsocketの方が設定すべきパラメータが多いため、Pythonには無かった設定をどうするかが難問なのです。難しいというより、「ネットワークデバイスを指定してbroadcastで通信する」という前提の先例が少なく、沢山のデータシートを継ぎハギしないと見えないことが多いために苦心しているところです。

#RaspberryPi #C言語 #[Art-Net]

2022年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 客席テーブルver4.5が現場から帰ってきました。
 基本機能は良いようですが、天板の塗装がイマイチです。ゴム脚の形に凹んでいます。
 ウレタン系の塗料を使っています。母材の合板も柔らかい物ですから、見た目はキレイでも硬度が足りなかったのだろうと思います。
 塗装を剥がしてポリエステル樹脂でやり直してみましょう。
 その前に、ポリエステル樹脂のテストピースをFクランプで絞めてゴム脚の痕が付いたのに近い環境を再現して確認します。

#ガチ工作

■思ってみた

春ですねぇ~。
花粉症の部下は死にそうですが、暖かいってのはいいことです。

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2025年4月29日(火) 20時16分48秒