🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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 なんとなく RDM について調べを進めてみました。
 ArtDmx はブロードキャストによる一方通行の通信ですが、RDM はユニキャストによる双方向通信です。
 ArtDmx の中継は簡単ですが、RDM の中継はどうやりましょうってのが現在の懸念。
 切替器のIPアドレスは卓やRDMノードとは無関係なIPアドレスを用います。中継するのですから卓やRDMノードからの送信を一度受信して送信しなおすことになりますが、全く関係ないIPアドレスを持つ切替器でどうやってそれらからの送信を受信するかが懸念というか課題となっています。
 ArtpollでRDMノードを確認して対応したソケットをすべて作るか、ネットワークキャプチャで通信をすべて読んでフィルタするかになりそうですが、どうするにせよ今の知識の範囲では対応できません。

追記
 TCP/IPでは条件がややこしくなりますが、UDP/IPならばC言語のsocketではポートを指定してすべてのIPアドレスから受信が簡単に出来るそうな。送信元IPアドレスとポートを指定しても送信もできるそうな。
 もっと調べないとわからないけど、この方向で対応出来そうな気がする。

追記の2
 socketはネットワークインターフェースに設定されていないIPアドレスは扱えない様子。
 ネットワークインターフェースにエイリアスドレスを設定すれば良いのかもしれない。

#器具の製作 #[Art-Net]
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 Art-Net の実験を始めた当初、複数の卓からの Art-Net をごく普通の Ether-Hub を通じて RaspberryPi で受信し、特定のIPアドレスからの Artdmxパケットを送り出す実験をしました。主機能はコレの延長線でいいのだと思います。
 必要なのはそれらしい操作環境です。web操作が一番コストがかかりませんし、以前 RaspberryPi を web画面で操作したことがありますので経験はあります。やったことがないのは CGI と主機能を結びつける方法としてローカルループバックでソケット通信をすることですが、難しかったら全体が構成出来ませんのでナンとかなるっしょ。以前は RAMディスクをこさえてファイル経由でデータを共有してました。これも悪くないのですが、ソケット通信の方が直球かなと。

#器具の製作 #[Art-Net]
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 Art-Net 切替器は選択した卓からの ArtDmxパケットを通すことを主機能としますが、RDMパケットは ArtDmx とは別に卓を選択出来るようにしようと思います。もちろん双方向です。
 残念ながら RDM に対応した卓もフィクスチャーもありませんのでチェックする環境を作れませんが、これは照明器具の販売やコンサルを生業にされている知人に協力を仰ぎましょう。
 一番の問題は私の時間と気力です。今のところこれらの在庫が切れています・・・。

#器具の製作 #[Art-Net]
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 防滴の LED-PAR を修理していたのですが、表示のカバーのアクリルが割れている物がありました。折れているのではなく割れです。
 アクリル用の接着剤は浸透性がいいので接着出来ましたし、接着剤の痕は研き剤で落とせましたが、パッキンゴムに押されて割れの部分が曲がります。バケツにドボンでも今のところ浸水はありませんが、何かをキッカケに割れてしまいそうな感じがするので一枚板から作り直した方が良さそうです。

#器具の修理
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 DMX切り替え機を引き渡しました。
 ちょっと一息です。

 オーダーしてくれた知人と話をしたのですが、DMXのチャンネル数が増えてきたのでもっと沢山のユニバースを扱いたいとのこと。
 ならば Art-Net の切り替え機がイイんぢゃないかと。卓を複数使いそうな現場で使う卓なら Art-Net くらい出すでしょうし。
 これなら妄想中の Art-Net パッチの簡易版的に構成するだけです。ソケットで受信した特定のIPアドレスからのパケットをそのまま送り出すだけで、デコード/エンコードもパッチも、よもやディレイも必要ありません。製作する物理回路はほぼ無く、本機能は RaspberryPi 1個で完結します。その気になれば3日あれば書けてしまいそうなアプリです。ケース作りは別な話ですけど。
 手間暇かかりそうなのは「パケットを中継する送信元IPアドレス(卓)を選択する機能」です。物理的な操作盤を作るのは面倒でコストもかかりますので、操作頻度が少ない装置ですからwifi経由のブラウザ操作でいいでしょう。操作のweb画面と本体アプリにソケット通信するCGIを書くだけです。

追記
 装置の構成図です。
20250924141120-admin.jpg
 操作盤を物理キーとモニタにすれば Art-Net パッチそのものです。

#器具の製作 #[Art-Net]
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 DMX切り替え機が仕上がりました。
 ただ、作業途中に不思議なことがありました。
 以前正常に動いたファームウェアをマイコンに書き込んだら動かない。あれやこれやとチェックしたのですが、元に戻したら正常に動いた。3時間も堂々巡り。なんでかな???

#器具の製作
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 基板の在庫を整理していてしばらく前にした断捨離の大間違いを発見!
 DMXスプリッターを自作して使っていますが、なんと正しい基板を捨てて間違った基板が在庫されていました。なんてこったい!!
 覆水盆に戻らず、無い物は仕方ありません。作り直すことにします。スプリッターとして使うだけでなく、ちょっとした製作の補助回路として使うこともあるので無いのは困るのです。
 ちょっとショックでしたが、ちゃんとしておきたい品物ですから気合いを入れてやりましょう。
 ただ、チップ抵抗やコンデンサに1608サイズを使うことは止めようと思います。1608とは1.6×0.8mmのことで、言うまでもなく老眼者には表記が見えない小ささです。

追記
 ふと気になって稼働品の中を確認したのですが在庫の基板が使われてました。トランジスタの使い方(エミッタフォロア)に問題はあるものの正常に使えています。枚数があるので使うことにします。

#器具の製作
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 知人に頼まれた装置を作ってました。DMXの経路を切り替える物です。フェスで複数の卓から一つを選択するために使います。以前2台作ったのですが追加1台です。
 次の現場の準備は昨日のウチに終わりにしたので有給休暇を取って引き籠り。夏休みの宿題は終わりが迫ってから睡眠時間を削ってやってた子供でしたが半世紀経ってもそれは同じ。納品を数日後に控えて慌ててやっております。
 言い訳をするなら、ここ半年くらい目頭の痛みが酷い状態が続いていまして細かい作業が出来なかったのです。幸い、ビタミンB12を多く含んだ目薬をさし、ピップエレキバンを目のツボに貼るなどで改善する方法を見つけたので細かい作業が出来るようになりました。
 ともかく物理的な工作は終わり。あとはマイコンにファームウェアを書き込んで動作チェックをし、ケースにネームランドの貼り込みです。これは現場上がりでもあと2日間で何とかなりそうです。基板の半田付けに間違いが無ければですけど。

#器具の製作 #自分を修理しよう!『指圧の世界』へようこそ!?
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 そもそもソースフォー(ELP)ではなく凸スポットの特性に近い物にする理由を書いておきます。
 ソースフォーのレンズ構造は虚像投影系です。カッターやゴボの形に光を出すのですから映写機(プロジェクタ)と同じ構造です。
 凸やフレネルのスポットはレンズを使うので虚像の投影になることもありますが、レンズを用いて照射サイズ(広がり)を変えられるフラットライトと言ってもいいでしょう。
 私の好みですが、SSにソースフォーを用いる際の問題点はプロジェクタ構造なのでレンズ(灯体)の先に焦点が出来てしまうことです。演目やプラン次第ですが、SSらしさって意味ではレンズ先に焦点があるのはイマイチだと思うのです。その点、光源がレンズの焦点距離より近い位置に配置される凸やフレネルのスポットはレンズのエッジから広がる光が出ます。バレエやストリートダンスなどの舞踊演目のSSでソースフォーはイマイチとする方が多いのはこのあたりの特性だと思っています。何も考えないでSSにはC-8って先入観でプランするのが実情かもしれませんけど。。。純粋な光学系で評価するならソースフォーを使うのが正解だと思いますが、「らしさ」や「これまで」を重要視するならC-8っぽい特性のカラーミックススポットがよろしいのではないかと思うのです。
 あと横長の長方形にする理由ですが、自分がプランする際はC-8にブラックラップをかざして上下の丸エッジを切ることが多いからです。演目によりますが、床や文字幕を嫌うなら上下の丸エッジが無い方がいいからです。

 ロッドリフレクタの製造は目途が付きました。
 いつもお世話になっている鉄工所さんにはウォータージェットカッターがありまして熱を加えることなく鉄板が切れます。磨きのステンレス板を変色させることなく切断できます。加工コストが少し高いのですが、熱変色を磨いて取り除く手間を考えたらアリでしょう。ワイヤー放電加工機を使う程の精度は不要ですから丁度いいと思われます。

#器具の製作
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 SS用途に特化したLEDスポットについて寸法の検討をしてみました。昨日まで使っていた美術幕などの返却で片道120kmくらい走っている間は脳味噌がヒマしてたので。
 LEDは12wのRGBWの素子を5個3列の15個使い、管端が横長のロッドリフレクタを通します。電流検出抵抗を調整すれば最近修理しているLED-PARの制御基板がそのまま使えると思われます。ロッドの管端は75×34mmとしてみます。LED素子のスペックが不明瞭なので放熱するべき熱量は不明ですが、これは測るしかありません。
 筐体を作るとコストが掛かり過ぎるので、球を買うのを止めて空になっているPAR64ライトを再利用します。
 レンズは単レンズとします。コンデンサーレンズを入れたい気持ちもありますが、重くなりそうだし、光の出目を長方形にすること以外一般的な凸スポットに特性を似せたいのでいいかなと。レンズを作るのも現実的ではありませんから6インチの凸スポットの物を流用します。8インチのレンズはPAR64ライトに入らないし重いので6インチが妥当かなと。松村さんの6インチ凸スポットに使われているレンズは直径152mm、焦点距離178mmなのでいけそうな感じがします。このスポットのシリーズは私好みですが、用途外の目的に供給してもらえるかは交渉次第。

 そうそう、新しい3Dプリンタが入荷しました。複数のフィラメントを使うためのオプションは入荷が数か月先ですが、本体のみでも単色のプリントは出来ますのでテストを兼ねてPAR64ライトにレンズを取り付けるマウンタを作ってみましょう。このプリンタは最大横270x奥行270x高256mmが作れますから収まります。熱は心配ですがABSで作れはなんとかなるっしょ。

#器具の製作

■思ってみた

稲刈りが終わったと思ったら夜のBGMは秋の虫の音です。

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2025年10月21日(火) 07時10分40秒