🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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 昼休みに自宅に戻りプリントを開始。仕事上がってプリントされていました。
202506200110101-admin.jpg
 仮組みしたらこんな感じ。
20250620011010-admin.jpg
 間違いない強度を与えてから減らすのではなく、ギリギリ貧弱に作って補強しようと思ったのですが十分にホールドしています。運用上起こりうる加速度に十分耐えられそう。
 どこまで簡素に出来るかって意味では勉強になりました。

#器具の製作
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 MoC を通して Art-Net_node を使うには数品組み合わせなければなりません。最終的には綺麗にパッケージしたいですが色々試してから決めたいかなと。ただ、テストの段階でもバラバラのままでは美しくありません。せめて合板にまとめる位はしたいかなと。こういった場合、ネジ止めのステーが付いてない機器を固定するのに苦労します。特にACアダプタの類は何の取り付け機構も付いていません。両面テープでもいいのですが、真夏の倉庫に放置しようものなら糊残りが酷いことになるので嫌いです。
 ならばステーを作ればいいのです。

 早速 Fusion でデータ作成。簡単な形状ですから3Dプリンタの CAM データまでやっても15分くらい。プリントの予想時間はとんでもない数字ですけど。

#器具の製作
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 3Dモデリングには「Autodesk Fusion」を使っています。ポリゴンで自由形状を作るツールとは違いますが、寸法情報で部品を作るには使いやすいアプリです。
 初期の無料期間が過ぎたのでサブスクを登録していましたが、更新費用が趣味のツールとしては高額になってしまい別なアプリ(FreeCADなど)に替えようと思っていました。
 ところが期限を過ぎても使えています。「個人用(商用利用不可)」と表示され初期の無料期間と同様と見受けられます。目立った違いは「編集可能」ファイル数が10個までとのことですが、「読み取り専用」にしても「編集可能」に戻せますので、実質フリーウェアとして使えます。同時に10個も編集する大規模な製作はありませんので私の使用では全く問題ありません。
 空間規模やオブジェクト数などで制限がかかりそうな予感もしますがそん時はそん時でしょう。

#3Dプリンタ #CAD
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 追加発注した Art-Net node が入荷しました。
 2個セットで22,000円。ACアダプタがオプションと書いてあったので安いのかな?と思ったけど付属してました。
 このところ浪費が酷い感じがしますが、使えるなら所属会社に買い取ってももらうのでいいかなと。
 さて、どんなパッケージにしようか・・・。

 いつのころからか AliExpress(中華電機) で PayPal が使える様になってました。海外からの購入では PayPal を通すことをお勧めします。手数料はかかるし絶対安心ってワケじゃありませんが、クレジットカードを晒さずに済みますし、PayPal 決済が使えるなら販売者を信用する裏付けになるからです。
 注意点としては、全く違うところに伝票だけ送って配送履歴を得ようとする輩がいるので配送状況を見て出来るだけ早く対策するとか(配送業者の配送完了履歴があれば、受領確認がなくても一定期間を経ると支払いがされる)、全く関係ないモノを詰めて送ってくる輩がいるので開封の際は動画を撮るとか、ある程度の自衛は必要です。
 amazon や モノタロウ でポチるより手間は多いのですが、その昔の個人輸入に比べたら簡単で安全です。

#[Art-Net]
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 「MoC」での Art-Net は良い感じです。
 タイムラグや微小な不具合を検出する手段はありませんが、丸2日の連続動作を2回行っても普通に動いています。機器類の発熱もほんのり温かい程度。今は3Cクラスの同軸ケーブル100mです。推奨は5Cですが問題無さそう。
 7月の現場で実地テストします。これを経てパッケージを考えましょう。

#[Art-Net]
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 現地照明でしたが、シュートが終わったらバラシまで待機という名の休憩。直しとトラブルシュートに対応出来ればいいのでまとまった空き時間です。こんな時は設計という名の妄想が一番です。

 課題は毎度おなじみ「ArtNetPatch」です。主にソフトウェアの構成が課題です。
 受けたデータを一時保存、加工、出力しますので、機能は映像ストリーミングに近いかもしれませんが、自分のイメージはデータベースです。
 その昔ファイルメーカーを母体に機材の稼働管理システムを作って今も使っていますが、データを動的に仕分けて加工する感覚が今回活用出来ています。
 アルゴリズムと言えばそうなんですが、データを保管する構造体の設計が主な作業です。可能か不可能かを確認しながらになりますが、最終的にまとめる構造体が決まれば仕分けて加工するアルゴリズムはおのずと決まってくるので私にはこの感覚で進めるのが性に合っているようです。処理の全体像が見えてきました。

 アセンブラではないので構想の段階で処理時間の見込みを付けることは難しいのですが、そもそもRaspberryPiのCPUにおけるマシンコードの動作速度はどうだと計算したら恐ろしい数字。ARMの2.4GHzですが、PICの感覚で単純計算したら1クロック当たりの時間は0.42nsec。PICに比べたら桁違いというか単位違い。OSを介するので単純には比べられないもののマシンコードのイメージで書けばかなり速くなりそう。例えば、積や商を求めるために四則演算をするかビットシフトをするかってことです。2倍や1/2などの2の乗数に関わる積や商ならビットシフトの方が速いハズです。この辺りが「C言語はアセンブラを汎用化したもの」ってイメージであり、Pythonとは違い、C言語はアセンブラの感覚で使うベシってのが私個人の感覚になりつつあります。出来るだけ単純な計算方法を目指してデータ構造を考えるのです。C言語の難解さがアセンブラ傾向のアプローチで軽くなった気分です。普通は逆なんでしょうけど。
 C言語を作った神達はアセンブラをマクロ化して手間を減らすところから始まってますので、世代を経ても底辺はアセンブラなんでしょう。同時代のCOBOLやFORTRANは意味付けが違うようですけど。

 勝手な妄想はともかく、どんなデータをどう変換・加工するかを明らかにすればおのずと見えてくるようです。

#[Art-Net] #器具の製作 #C言語
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 試さんといけないことが残っています。Art-Net を wi-fi で飛ばすことです。なんちゃって DMX-Wireless です。
 本線ではなくサポート的なワイヤレスが欲しいのです。例えば、大尽裏の拠点から舞台奥までとか、短い距離だけどケーブルを通したくない通せないところのサポートです。
 引き枠屋台とかにも魅力があります。灯体がLEDなら容量多めのバッテリー電源を積めばコストを抑えて照明をワイヤレスに出来ます。キャスト頭上に小さなムービング仕込んでみたい。

#[Art-Net]
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 オレメモです。
 「Ether over COAX」には「MoCA」と呼ばれる規格もあります。最大ケーブル長は短いですが、n対n接続(同一経路上に複数を設置)が可能です。EoCは1対1に限ります。
 大きな違いはEoCが75Ω同軸ケーブルを用いるの対し、MoCAは50Ω同軸ケーブルを用います。どちらも既設の同軸ケーブルを活用してLANを構成することが目的ですが、片や映像ケーブル、片やアンテナケーブルです。
 EoCはビルや大規模施設の監視カメラを更新するために作られたようです。今となってはwebカメラが便利で安価ですが、ケーブルを換える費用の方が高くつくので、なんなら既にある同軸ケーブルにEthernetを通してしまえって発想みたいです。
 MoCAは、特にアメリカらしいですが、部屋ごとにテレビを置くことが当たり前ですとどの部屋にもアンテナ線が来ています。もちろんテレビ信号と同居出来ることが条件とはなりますが、これも既にある同軸ケーブルを利用してしまえってことみたいです。
 そもそも、Ethernetは無線通信でコンピュータ同士を繋げることから始まっているので10Base2といった同軸ケーブルを使う規格もあったワケです。これをアップグレードしたと思えば自然です。変調帯域が違えば混合使用も普通のことです。

 EoCは100Mbps、MoCAは400Mbpsと違いますが、数ユニバースの Art-Net を通すなら100Mbpsあれば十分なので転送速度の最大値は関係ないかなと。grandMA2/3 の能力を最大限利用するなら黙って光Etherを使って10Gbpsくらいの帯域確保でしょうけどね。
 ひょっとするとMoCAの方がいいのかな?って感じもするのですが、EoCの方が製品単価が控えめで動作が安定している感じがあります。

#[Art-Net]
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 PoE の Hub で「LINOVISION 同軸LANコンバーター」が動きました。
 これなら「コンソール・パック」や「ステージ・パック」を作って良さそうです。
 仕様を決めていきましょう。

#[Art-Net]
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 EoC を通しても動く Art-Net-node が安価に手に入るなら「コンソール・パック」を作ろうかな。UPS(無停電電源装置)、Art-Net-node(レガシーDMXの入力のため)、EoCコンバーター、Ethernet-Hub(PoE)、インターカム・パワーサプライなど卓周りで使いそうなモノを一つにまとめるのです。2Uか3Uのラックケースに入るかな。
 同じ要領で「ステージ・パック」もあるといいですね。これにはインターカム・パワーサプライではなくDMXスプリッターを入れましょう。
 箱作りに手間はかかりますが、既製品を固定するだけですので比較的簡単です。

#器具の製作

■思ってみた

社屋を囲む田んぼの田植えが終わり季節を感じます。

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2025年6月22日(日) 15時27分49秒