🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

今年は開発案件を進めたい

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2025年7月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 Art-Net node の電源には在庫の電源基板を使うことにしました。
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 数年前に倒産してしまったイーター電機の製品です。この会社の製品はサイズの割に出力が大きく廉価版でも出力波形が綺麗。優秀なメーカーが安いだけの中国製に駆逐されてしまったのは残念でならず、同じモノを買うことは叶いませんが、医療グレード一歩手前の安定した動作を求めたいならこういった製品がいい。国産にこだわりませんが、TDKラムダさんが頑張っていることが救いです。
 とは言うものの、裸の基板ですから何かしらの函に入れねばといけません。もちろん3Dプリンタのお仕事です。無料で使う手続きがわかったFusionでサクッとモデリングしてプリントです。
 寸法の出し方がわかってきたので一発OK。実装ではひっくり返して開口部を下にします。
 仮組みにも搬送時の振動に耐えらえる作りは求めたい。

#器具の製作 #[Art-Net]
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 EoC を仮組みしました。
 ちゃんとした箱を作るには手間も時間もかかるのでテスト架台の合板に仮固定です。
 サンテナーB#50に入る合板を規格品にしてテスト架台にしています。

 卓側。EoC コンバータと Hub(PoE電源付)です。
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 出先側。EoC コンバータと Art-Net node です。ACアダプタは外れ落ちそうなので別な電源を考えてみます。
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 レセップステー。3Dプリンタで作ったノイトリックのレセップの取付ステーです。仮組みではこういったモノがあると便利です。
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 同軸ケーブルは75Ω(3C相当)/100mです。
 node からの出力を DoctorMX でモニターしていますが、今のところ正常の様です。

 ほぼこの内容を2Uくらいのラックケースに内蔵しようってのが今の構想です。
 卓側にはインカムのパワーサプライとUPS(無停電電源装置)、出先側には Hub(非PoE) を追加しようかなと。

#[Art-Net]

2025年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 ネット回線が不通になっています。
 クレジットカードに不正がアクセスがあったようで再発行をしたのですが、プロバイダーさんへはカード変更の手続きをしたのにNTTさんへの手続きを忘れていました。
 これまでは未払いがあれば郵便で知らせがあったのですが、最近はネットのマイページを見るようなシステムになってしまい気付くのが遅くなってしまうようです。
 他に忘れ物が無い様に過去の明細をチェックして対策しなければダメですね。

追記
 クレジットカードの履歴を調べたところ、電話やネット回線の支払いは滞りなく済んでました。
 されど、エラー表示マックスで動かないルーターに電源を入れておいても意味が無いので週明け116に電話するかと電源を切っていたのですが、気になって電源を再投入したところ何事もなかったように復帰。なんだったのでしょう。暑さでやられたんかな?
 外から自宅に電話をすると不通で「お客様の地域の回線や装置に不調があるか、通信機器が落ちているか」って言われたので、ご近所さんが通報して修理されたのかな?
 復帰したらイイけど。

#雑談
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 sACN の規格書を読みました。違いは大きいようでそれ程でもありませんので、Art-Net に対応してから考えても良さそうな感じがします。
 Art-Net と同様にライセンス料は無料ですが、sACN の方が望ましい規格のように思います。Art-Net がイイ加減過ぎって気持ちは拭えませんけど、ANSI にも ESTA にも登録されていないのは登録費用以前に理由があるように思ったりして。。。
 違いがそれ程でもなく、拡張という意味で対応出来そうなので背伸びせずに行きましょう。

#sACN #[Art-Net]
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 sACN の規格書を入手しました。ANSI E1.31 2018 です。
 翻訳もしました。onlinedoctranslator.comが無料でレイアウト崩れも少なくてイイ感じ。
 これから現場まで往復3時間なので読む時間はありそうです。
 将来的に導入出来る様に勉強しておきましょう。

#sACN
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 ちょっと気になり、sACN を送受信するC言語のコードを ChatGPT に聞いてみました。
 一発解決!ってくらいナルホドです。Art-Net を扱えるなら sACN はそれほど難しくないかもしれません。もちろん規格の原典から理解することは大事です。
 sACN の node は中華電機にいくらでもありますね。ArtNetPatch は sACN にも対応すると良さそうです。
 さ、sACN の規格書を手に入れましょう。

#[Art-Net]
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 秋口に大規模な花火大会の仕事を請けたと社長の鼻息が荒い。
 売り上げは大きいので良いことですが問題はダイムコード。音に合わせて花火を打ち上げるのですが、この音で花を咲かせたいとなれば点火のタイミングは花火の挙動から逆算したところにあります。この対策に今どきの花火師さん達はタイムコード(LTC)を使います。音源のLchに音楽、RchにLTCを入れてそれを制御(点火)のキーにするのです。困ったことに、タイムコード(LTC)を理解してない人が多すぎ。アナログ音声信号としてデジタル信号を構成しているってことを全くわかってない。
 差動バイフェーズなので音声信号として-4~4dBで渡せば済むのでハイパス・ローパスフィルタとコンプレッサをかけてノイズ除去をすればいいのですが、その理屈を理解してもらえない。
 フィルムにフレームの番地を与えるために発祥した技術ですが、そもそもがわかってないので伝わらない。
 伝送方式である差動バイフェーズ(差動マンチェスター)は1980代にパソコンのデータをカセットテープに保存した様式と同じなのですが、デジタルも結局はアナログって思考が無い人にどうやって説明したものでしょう。システムレイヤーって概念がわかれば伝わりやすいことですが思ったより難しいことのようです。

追記
 ChatGPT に差動バイフェーズやLTCのことを質問したらとてもわかりすい回答を得られました。
 私もLTCについて本体ページに書いていますが、AIにここまでやられたら記事をまとめる必要を感じなくなったりして(笑

#タイムコード
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 RaspberryPi が案外色んなことに対応できるのは GPU のオカゲだそうな。
 GPU は画像処理を担うモジュールですが、計算に特化した GPGPU という使い方も出来るらしい。
 GPGPU はその昔の FPU と呼ばれた計算チップとは意味が違います。メモリに展開した複数の値に対して同時に計算が出来るらしい。代数計算というかC言語などで言う配列に対してすべての要素を同時に計算するらしい。具体的にどうすれば何が出来るのかはわからないのですが、比較的簡単な計算を同時に沢山出来ると思えばいいらしい。「算数」が全ての私と「数学」を操る方とでは「比較的簡単」の意味は違うと思いますけど、例えば動画の明暗を調整するなんて計算には向いてますよね。すべてのドットに対して輝度を上げたり下げたりするのですから。
 この機能は調光卓を作るのに向いてますね。調光卓は沢山の値に一意の値を掛け合わせることをひたすらやっているのです。forループで1個づつ計算するよりメモリ転送の時間はかかっても一斉に計算するなら後者の方が速いかもしれません。
 パッチマシンは設定を参照しながら値を並べ直す作業がほとんどですから GPGPU を使ってもあまり意味が無いと思われますが、卓を作るならば GPGPU を使えたらと思ってしまいます。群の数に一定の値を当てて積を得る作業が高速化出来たら作れると思うのです。位相をオフセットした sin などを当てられたらエフェクトエンジンそのものです。

#器具の製作
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 ChatGPT に Art-Net を受信するC言語のコードを聞いたところ、これまでに勉強したことが簡潔にまとまったコードが出てきました。
 欲しいすべてが出て来るワケではありませんが、これはスゲー。
 出てきたコードを理解・評価するにはある程度の基礎が必要ですが、細かい質問にも丁寧に答えてくれますし、何よりもヘッダーファイルを読んだり検索しないと理解出来なかったライブラリ関数の使い方も詳しく解りやすく教えてます。Google 検索で先達の成果から学ぶのも大事だと思いますが、AIエージェントを検索と同じ感覚で使うのは効率的だと思った次第。
 アプリの製作代行まで求めるには質問の仕方を工夫して課金しなければならないでしょうけど、イメージとしては教科書から求める情報を抜き出してくれる補助ツールとして有効だなって感じ。

追記
 他にも重要となる処理を ChatGPT に聞きましたが簡潔でわかりやすいお答え。
 先達の書き込みはありがたいものの奇妙な応用を含めた物が多く知りたいことが読み取りにくいことがあります。
 シンプルな質問を心がければ AI はとても便利に使えそうです。

#C言語 #AI
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 昼休みに自宅に戻りプリントを開始。帰宅したらプリントされていました。
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 仮組みしたらこんな感じ。
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 間違いない強度を与えてから減らすのではなく、ギリギリ貧弱に作って補強しようと思ったのですが十分にホールドしています。運用上起こりうる加速度に十分耐えられそう。
 どこまで簡素に出来るかって意味では勉強になりました。

#器具の製作

■思ってみた

社屋を囲む田んぼの田植えが終わり季節を感じます。

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2025年7月4日(金) 12時07分11秒