No.689
同軸ケーブルに Ethernet を通す方法というか規格には「MoCA」(「モカ」と発音?)というのがあるらしい。テレビアンテナからの配線を含め、すでに施工されている同軸ケーブルに Ethernet を通そうという指向みたい。日本語の情報が少ない感じですが、次のサイトが参考になります。
「MoCA 2.5 を使用しTVの同軸ケーブルを使ってLAN構築」
有益な情報が含まれていますが、ここの情報だけではMoCAの全貌は把握出来ません。諸々理解するには少し時間がかかりそうですが、1000mの配線長でG(ギガ)クラスのネットワークを構築できるという謳い文句は魅力的です。テレビアンテナに使える同軸ケーブルは安価で入手性がいいので尚更です。
ケーブルには75Ωの同軸ケーブルを用いるそうです。推奨されるケーブルの規格の詳細やグレードは把握できていませんが、すでに施工されているテレビアンテナの配線を利用することも想定してるそうですので最上位グレードのケーブルが求められているワケでもなさそうです。家屋内の商用電源配線にLANを乗せるPLCと似ているとか思ったり。
MoCAの規格は1.0からあり、小売りで手に入る製品では2.5が今のところ最上位みたいです。表記は「MoCA2.5」です。2.5は世代を表すのではなく、スループットの最大理論値が2.5Gbpsって意味らしいです。
この名称で検索するとまぁまぁ出てきますので興味のある方は是非調べてみてください。
具体的な例が見当たらないので人柱をしましょう。amazonに次の製品があったのでポチってみました。先日ポチったのは未出荷だったのでキャンセルです。
「TRENDnet Ethernet Over Coax MoCa 2.5アダプター (2個パック) TMO-312C2K MoCA 2.0/1.1/1.0 RJ-45ギガビットLANポート ネットスループット最大1Gbps対応 最大16ノード対応 ブラック」
期待値は200mくらいの配線で8ユニバースの Art-Net を実用レベルで通せることです。10baseのLANでも可能な内容ですから、これが通らない様では話になりません。
イマイチ不明なのは、上記製品の「同ネットワーク内にノードを16個設置出来る」という謳い文句を形にする配線方法です。会場のあちらこちらに安い線材でノードを置けたら便利だろうなぁ~というイメージはありますが、メーカのマニュアルを読んでも構築の具体例が見当たりません。MoCAに関する他の情報を見ますと分波器を使えば分岐出来るようですが、どんな分波器を意味しているのかがわかりません。上記のサイトを読みますと MoCA2.5 の変調周波数は 1,125〜1,675 MHz らしいので、テレビアンテナの分波器でいいなら 2400MHz まで対応する物を使えばいいのかな?とか思いつつも分からんことだらけです。
入荷には2週間くらいかかるそうです。時間はあるので、空き時間にノンビリと調べを進めましょう。実機が入荷したら1対1接続から始めて分岐の方法も探ってみるつもりです。分波器は中華電機にオーダーしてみました。これも2週間くらいで入荷する見込みです。
あと、設置済みケーブルのインピーダンスの測定方法は次のサイトが参考になります。同軸ケーブルはインピーダンスが合わないと能率が激落ちするので重要です。50Ωでも通るには通るでしょうが、スループットも信頼性もどうなるのでしょうね。
「特性インピーダンスを測定してみました!」
測定にはLCRテスターが必須です。一般のご家庭は知りませんが我が家では常備アイテムです。テスターと繋ぐ先バラケーブルと末端をショートするコネクタを作れば既設の埋め込み配線も測定できると思います。
#[Art-Net]
「MoCA 2.5 を使用しTVの同軸ケーブルを使ってLAN構築」
有益な情報が含まれていますが、ここの情報だけではMoCAの全貌は把握出来ません。諸々理解するには少し時間がかかりそうですが、1000mの配線長でG(ギガ)クラスのネットワークを構築できるという謳い文句は魅力的です。テレビアンテナに使える同軸ケーブルは安価で入手性がいいので尚更です。
ケーブルには75Ωの同軸ケーブルを用いるそうです。推奨されるケーブルの規格の詳細やグレードは把握できていませんが、すでに施工されているテレビアンテナの配線を利用することも想定してるそうですので最上位グレードのケーブルが求められているワケでもなさそうです。家屋内の商用電源配線にLANを乗せるPLCと似ているとか思ったり。
MoCAの規格は1.0からあり、小売りで手に入る製品では2.5が今のところ最上位みたいです。表記は「MoCA2.5」です。2.5は世代を表すのではなく、スループットの最大理論値が2.5Gbpsって意味らしいです。
この名称で検索するとまぁまぁ出てきますので興味のある方は是非調べてみてください。
具体的な例が見当たらないので人柱をしましょう。amazonに次の製品があったのでポチってみました。先日ポチったのは未出荷だったのでキャンセルです。
「TRENDnet Ethernet Over Coax MoCa 2.5アダプター (2個パック) TMO-312C2K MoCA 2.0/1.1/1.0 RJ-45ギガビットLANポート ネットスループット最大1Gbps対応 最大16ノード対応 ブラック」
期待値は200mくらいの配線で8ユニバースの Art-Net を実用レベルで通せることです。10baseのLANでも可能な内容ですから、これが通らない様では話になりません。
イマイチ不明なのは、上記製品の「同ネットワーク内にノードを16個設置出来る」という謳い文句を形にする配線方法です。会場のあちらこちらに安い線材でノードを置けたら便利だろうなぁ~というイメージはありますが、メーカのマニュアルを読んでも構築の具体例が見当たりません。MoCAに関する他の情報を見ますと分波器を使えば分岐出来るようですが、どんな分波器を意味しているのかがわかりません。上記のサイトを読みますと MoCA2.5 の変調周波数は 1,125〜1,675 MHz らしいので、テレビアンテナの分波器でいいなら 2400MHz まで対応する物を使えばいいのかな?とか思いつつも分からんことだらけです。
入荷には2週間くらいかかるそうです。時間はあるので、空き時間にノンビリと調べを進めましょう。実機が入荷したら1対1接続から始めて分岐の方法も探ってみるつもりです。分波器は中華電機にオーダーしてみました。これも2週間くらいで入荷する見込みです。
あと、設置済みケーブルのインピーダンスの測定方法は次のサイトが参考になります。同軸ケーブルはインピーダンスが合わないと能率が激落ちするので重要です。50Ωでも通るには通るでしょうが、スループットも信頼性もどうなるのでしょうね。
「特性インピーダンスを測定してみました!」
測定にはLCRテスターが必須です。一般のご家庭は知りませんが我が家では常備アイテムです。テスターと繋ぐ先バラケーブルと末端をショートするコネクタを作れば既設の埋め込み配線も測定できると思います。
#[Art-Net]