🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

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2023年8月8日の投稿[1件]

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 LTC のフレーム値の計算で悩む。
 ノンドロップフレームなら簡単ですが、29.97fpsドロップフレームではそうもいきません。実時間とタイムコードの値が合うのは1時間ごと、つまり途中は実時間とズレるのです。タイムコードは映像のフレームに時間形式のナンバリングを与える手法であって実時間を表す物ではありませんので仕方ありません。ズレがあるとしてもフレームナンバーをゼロからカウントするのは何も問題ありませんが、不特定の時間値からカウントされる場合に漠然とした疑問があるワケです。

 困っていても仕方がないので条件を整理しましょう。
 10分単位で考えてみます。
 30fpsなら10分で18,000フレームです。29.97fpsドロップフレームは10分の間に18カウントを落としますので17,982フレームです。フレーム長の伸縮比1.001を掛けますと17,999.92となり、時間差は0.08フレームです。秒に直すと0.0026秒くらいの誤差です。そんなに大きな値ではありませんねぇ。見た目にわかる人は皆無ですからあんまり気にしなくてよくね?
 となると、基準点(時毎もしくは10分毎)からのフレーム数を出し、このフレーム数からタイムコード値を得ればいいんでないか?大げさな感じもしますが、時間値で計算すると奇妙な繰り下がりが発生して計算が面倒だからです。30fpsの24時間分のフレーム数は 2,592,000 ですから32bitの整数でも十分管理出来ます。時間からフレームの枚数目を得る関数とフレームの枚数目から時間を得る関数を作っておけばどうにでもなりそう。
 ここまでやれば、都度の誤差は人が感知出来ないレベルに収まると思います。

#タイムコード

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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2024年4月28日(日) 10時15分49秒