🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

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全年全月25日の投稿(時系列順)[17件]

2022年2月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 super()の使い方がピンと来なかったのは、Python2とPython3で記述の仕方が少し違った為でした。ネットにはこの辺りが区別されてない情報が多いようです。
 super()は継承で呼び出すclass(親class)の初期化を実行するものです。親classに def __init__(self): があれば必須です。無ければ不要?。渡す引数があればsuper().__init__(引数)とします。引数の考え方書き方は普通にインスタンスを作る場合と同じです。ここにselfは不要ってこと。
 継承の考え方はC言語のincludeと似たようなものです。別classであってもここに書いてあるのと同じ扱いが出来ます。違いは、変数や関数に同じ名称がある場合にエラーにならず、親classを呼び出している子classの記述が優先されます。

 ということらしい。
 結局は「同じ様なこと何度も書きたかねー」「ここをちょっと変更して使えたらなー」に応えた手段らしい。
 すっごい崇高な指向ではなく、ベッタベタに楽したい指向だわな。
 Pythonをデザインした人は「楽するために努力するタイプ」らしい。親近感がわきます。

#Python
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 本業の合間にPython書き書き。
 すでに動作確認は出来ていますから書式を変える作業。
 オブジェクト指向で書くと処理が部品化されるので見通しが良くて間違いが少ないかも。
 明日明後日は本業の現場なので工作はお休みです。

#Python

2022年3月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 そんなワケで3Dシュミレーターで今週末の明かりを作っていました。
 どうも動きがおかしい。カクツキではないのですが、フレームが飛んでいる感じがする。
 あれ?フレームレートを見ると12fpsとか・・・
 ゲーミングPCとまでは言わないまでも、そこそこのグラボが無いとキツイのかなぁ~。

#パソコン

2022年5月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 3Dプリンタがいい調子なので間数マーカーを再開発しております。発光部がイマイチでしばらく止まっていました。
 最近、デュアルノズルで黒と透明の2色プリントに成功したのですが、これでプリントすると発光の具合いが良いかもしれない。
 一気に解決かと思いきや、そう甘くもありません。常に二つのエキストルーダーが温まっているため低層ではお漏らしが発生。黒に透明のお漏らしが被るのは気にならないけれど、透明部に黒のお漏らしが被ると台無し感。
 4-5層以降ではほとんど発生しないので解決策はありそうですが、ちょいと思案が必要です。

#工具や資材
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 テストピースの印刷中ですが、次の対策で低層における3Dプリンタのお漏らしは無くなりました。

1)スタンパイ温度を下げる
 同レイヤーにおいて、一方のエキストルーダーのジョブが終わるまでもう一方はお休みです。スタンバイ温度とはお休み中のエキストルーダーの温度のことですが、コレを下げることでフィラメントのダレを防止出来ました。

2)レイヤー間でのノズル拭き取りを行う
 ノズルの清掃機構が付いているワケではありませんが、プリント物の周囲に囲い線(捨て線)を描くことでノズルに付いた余計なフィラメントを落とす動作の様です。
 それ程汚れないので本来の効果は不明ですが、レイヤー間だけでなくエキストルーダーを変える際にも実行されるので、(1)の温度を下げる時間稼ぎになるようです。

 今のところ黒も透明も同じ温度条件でやっていますが、特性が違う感じがします。黒は申し分ありませんが透明のプリントがイマイチです。温度条件を何パターンかやってみます。
 ・・・ただ、テストピースとはいえ5時間半かかります。今はお漏らしチェックですからこのまま終わりまで進めますが、温度条件のサンプルを幾つか取るにはかなりの時間がかかりそうです。

#工具や資材
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 先日作って現場で使ったCUEシート置きは素晴らしく良い使い心地でした。
 目線に正対した角度で見られるので薄暗い環境でも読みやすい。
 久しぶりに会心の出来です。

#ガチ工作

2022年7月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 ちょいと調べたところ、RaspberryPiのI2Cにはバグがあってクロックストレッチングが機能しないとか・・・マジかい!?
 確かに、クロックストレッチングを多用すると噂のジャイロセンサBMX055を扱った時に数値が変だったりしたかも。
 i2c-gpioと呼ばれるソフトウェアI2Cを使えばクロックストレッチングが機能するとのことですが、こんな大事な機能にバグがあるとは困ります。
 クロックストレッチングを使わなくても機能する様にPIC側を作ればいいか。100kbpsならACKの間に10usecありますから、割り込みを使い5usec程度で処理すれば大丈夫と言えば大丈夫です。複雑な返信はしませんしね。

#電子工作 #RaspberryPi

2022年8月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 現場の準備が忙しい今日この頃です。
 合間に息抜きというか気分転換で少々工作。

 裸族のPiはフォーマット(mkfs)が通らない。セクタチェックを入れるとSuperblockの書き込み時点でRaspberryPiが止まってしまいます。入れないと通るので全くダメでもなさそう。
 さて何ででしょう。
 こんな基本的なことが通らないのは後々トラブルになりそうですからキチンとしたい。
 mdadmでソフトウェアRAIDに使っていたHDDを普通モードにしたのでそのせいかもしれません。RAIDの設定値が残って不具合が起こるのはよくあることです。
 もう一度gdiskで初期化してからセクタチェックをせずにフォーマットした後、セクタチェックを入れたフォーマットをしています。

 ひょっとするとですが、64bitのRasbianを使っていることが原因かもしれません。これまではメモリ容量2GBのRaspberryPiを使っていたので32bitで良かったのですが、4GB以上しか手に入らなくなったのと、時代は64bit化ですから32bitが廃番なると面倒なので64bitにしたのです。ですが、64bitのRasbianは比較的最近stableされた物ですからドライバ周りに不具合があるのかもしれません。
 64bitに対応するRaspberryPiは3系、4系、zero2です。私が使う中で対応しないのは初代zeroだけですが、私にとって64bit化するメリットは32bit版の廃番に対する対策しでしかありません。まだ早いのかな?

追記
 そういやRaspberryPiは電源電圧が5vをわずかでも下回ると動作が鈍ることがあります。
 ネットを見ると64bitOSを使うとこの現象が顕著に出るとか出ないとか。5.25vにすると解決するとかしないとか。
 ACアダプタ電源で32bitOSを使って十分な速度で安定していますから、64bitOSは時期尚早と考え、まだしばらく32bitOSを使うのがいいのかもしれません。
 簡単に言うならNASサーバーを作っているので、瞬間最大性能より絶対安定性能が重要ですしね。

#サーバー #RaspberryPi

2022年9月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 久しぶりに本業が過密。
 7週間に渡る毎週末、事前段取りがガッツリのディナーショーやオペラやバレエが続いています。お仕事を頂けるのはありがたいのですが、体力が保つかな?
 アタマを本業に全振りしてるので工作は暫くお休みするしかありません。現実逃避でなにかに手を付けるかもしれませんけどね。

#本業

2023年2月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 先日、「同じ処理は一つしか書かない」ってことを書きましたが、これを突き詰めるとオブジェクト指向なんだなと。
 私にとってPythonで学習した最大の成果ですが、C言語でコレを成すのはC++です。
 残念ながら「オブジェクト指向ってなんぞや!?」を説明できる知識も文才も私にはありません。Pythonでは感覚的に便利に使っていましたが、煮詰まった今、神達の凄さを垣間見られた気分になっています。悪夢から逃げたくて光明を得た夢を見ているだけかもしれませんがwww

 「神達」ってのは私の勝手な呼び方です。UNIXを始め現代の社会基盤に無くてはならないシステムの礎を構築した特別な先人のことです。残念ながら社会性に乏しく商売で成功した方は少ないのですが、彼らの成果には驚きが満ちています。論理性ではなくその閃きに「神」を感じるのです。ぶっちゃけ、「天才とナンとかは紙一重」で「こいつらの頭の中おかしくね??」ってことなんですけど。
 こういった「ちょっとおかしな人たちの成果」を社会に普及させたって意味でビル・ゲイツさんの存在は大きいと思います。一部からはMS-DOSの一件で「有史以来、最大の詐欺師」と呼ばれているようですが、「ちょっとおかしな人たち」には絶対不可能な「ちょっとおかしな人たちの成果」を巨大なマーケットにしたのは彼です。エンジニアとしては凡才な彼は商人としては非凡だったんすかね。
 かのスティーブ・ジョブスさんも同類の詐欺師ですが、私は勝手に「電気で夢を見るピカソ」と彼を呼んでいます。この人もエンジニアとしては凡才だと思いますが、誰にも見えてない世界を夢に見られる天才デザイナーだったと思うのです。私たちが使っているガジェットの幾つかは彼によって世に根付きました。突き詰めれば彼がゼロから発想した物は思い当たりませんが、「これをこうしたら面白いのだ!!」を押し通した身勝手さには距離を置いて尊敬を感じます。彼がAppleⅡを皮切りにLisa、Macintosh、NeXT、iPod、iPhoneを世の中に欲しがらせたことは紛れもない事実です。商売が巧いというより、彼が欲しいモノを作ったら未来を手に出来た消費者が勝手に盛り上がってしまったという凄く不思議な展開を感じます。「ちょっとおかしな人たちから見てもすごくおかしな人」だったそうですけど、その時代の非常識を押し通さないと次の時代の常識は作れないのかなぁ~なんて思ったり。
 思い出しましたが、TRON(トロン)が発展して普及してたらなぁ~って思います。1998年にはイングラムが警らをする日本だったかもしれません。提唱者である坂村教授が開発初期に執筆された本を読み直しましたが「この方は預言者か?」と思うことばかり。預言者の最高峰は神の中の神であるアラン・ケイ老師であり、TRONもそのアイデアに触発されたプロジェクトの一つでしかないのですが、今や当たり前となっている事の具体的な方法論と開発フローが40年前の本に書かれています。しかも、現実の歴史と酷似する内容。すげー。当時の中坊は頑張って読んで理解不能ながらも感銘を受けた。Art-Netでナニかしようとしている今の自分にはTRONの血が少しだけ入っていると思い込んでいますwww

 毎度のワケわからんことを書きましたが、非凡な先人のことを妄想したら凡人にも閃きが落ちてこないかなぁ~。

#雑談

■当面の課題

花粉症シーズンも一段落したようで重傷者にも笑顔が戻ってきました。私は原始人なので花粉が酷い日でも鼻の中が埃っぽいなぁくらいにしか感じませんけど。
気温の変化が激しいようですので、みなさま健康管理には注意してください。

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2024年5月9日(木) 12時40分06秒