🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

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2022年1月13日の投稿[4件]

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客席テーブルはver5仕様の脚が使えそうなので気分としてはアルファ版からベータ版に格上げです。脚が決まらないと細かい部位を考えても意味がありませんでしたが、ようやく次のステップに進めます。
脚まわりは一見シンプルですが工数が多いのです。脚6本+脚受け+アームレスバーを作るのに丸々1週間かかります。アイデアが出ても試作が進まなかった理由でもあります。
早くver5を完成させて手離れしたいですね。

#ガチ工作
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客席テーブルの仮組み写真です。
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脚の長さはボールロックピンを用いて25mmピッチで調整できます。無段階調整機構は座屈が怖いので用いません。
赤茶色の角材が座席の肘掛けに乗せるバーです。この方法が是か非かは劇場さん次第ですが、結局は背もたれや肘掛けに加重をかけるならキチンとかけた方がマシだろうという発想です。もちろん毛布やクッションなどで養生した上に乗せた方がいいでしょう。
伸縮脚の機構のために多少のガタはあります。私は気にならない程度ですけど。
強度は私が乗って揺らしても平気なので十分でしょう。

#ガチ工作
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客席テーブルの天板には試行錯誤の名残りのネジ穴が沢山空いています。気にしなきゃいいのですが、無いにこしたこたない。
ネジ穴を塞ぐ方法はいろいろありますが、捨てネジを裏から入れ、表から2液式のエポキシ接着剤を入れます。接着剤ですから食い付きがよく、2液式ですから厚盛りしても固まります。何よりも、硬くなるけれど適度に柔軟性もあるのが良い。
パテは硬度はあるけど脆くて肉やせしやすいので、盛り込むと形のまま取れてしまうことがあります。
固まったら手直し程度に更に塗り、ペーパーで慣らしからウレタン塗装を上塗りして仕上げです。
ちなみに、2液エポキシ接着剤はヒートガンで温めるとサラサラになります。溶剤の揮発などではなく化学反応で固まるので温度を多少上げても性質はあまり変わりません。今の時期は室温でも粘り気が強く扱いにくいのですが、ヒートガンで硬度を調整すると塗り込むというより流し込むに近くなり作業し易いです。

ver5の天板は合板にFRPのエポキシを塗ろうかと検討中。扱いはいささか面倒ですが、硬くて丈夫だし、硬化すればアセトン以外の溶剤では溶けません。ガラス繊維を塗り込むのが本来の方法ですが、そこまでの強度は不要と思われるので、丈夫な塗料として使えばよいかと。ツヤツヤになってしまうのは問題ですが。

#ガチ工作
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客席テーブルは基本的な機能を作り終えましたので、抜いた脚の収納などの細かい艤装を整理し始めました。
脚の収納はちょうど良くハマる受けに差し込んでスプリング蝶番を用いた跳ね返りフックで固定する方法です。収納場所は天板の裏側です。
課題は、収納した脚を持ち手代わりに運んでも外れず、付け外しが簡単なことです。
簡単そうで難しい。

#ガチ工作

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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