🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

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全年全月8日の投稿(時系列順)[26件]

2021年12月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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今日の課題は配電盤です。
主幹ブレーカがあって小ブレーカがあって平行コンセントで出力という代物です。
以前作った物を改造したので簡単でしたが、立てておくスタンドを作るのに時間がかかりました。地べたに直接置くのは嫌なので底部を25cmくらい浮かしています。

ふと思ったのですが、「配電盤」なのか「分電盤」なのか・・・
調べたところ この様な ことでした。
今回作ったのは分電盤ですね。

箱の表に「配電盤」とデカデカ貼ってしまいました。
今更直せないのでツッコミ待ちにします。

・・・と思ったのですが、気になるので無理矢理剥がして貼り直しました。
今は「分電盤」となっています。

こういった掲示にはパソコンからプリントしたものをラミネートして使っています。
用紙は「コクヨ:LBP用耐水強化紙 」、ラミネートフィルムは「アイリスオーヤマ:ラミネートフィルム片面マット 」です。
シールとしては分厚いのが気になることもありますが、デザインに自由度があり、テカらず、水や擦れに強いので機材やケースに貼るのにお勧めです。

#ガチ工作

2022年2月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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仮ですが、コマンド入力を作りました。
今回はArt-Netの受信データを表示することが目的なので、対象ユニバースを指示するだけの[ニーモニック-数値]のシンプルな物にしました。
Net,Subnet,Universeなどのニーモニックを[N][S][U]のキーで呼び出し、数値を打って[Enter]で確定です。それぞれのコマンドには設定数値の範囲がありますので、範囲外であればエラーというか「このコマンドの数値範囲はこうだよん」と表示する様にもしています。

#RaspberryPi #Python

2022年3月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 妄想は続けておりますが、本業がそれなりに忙しくなってきました。
 現場の日程はそうでもないのですが、「やっぱり開催しよう」的な話が多く準備期間が短い。時間が無いだけならまだいいですが、主催者も混乱しているのが必要が情報がなかなか来ない。知らないウチに話が変わっているなんてこともザラ。前もって大枠はまとめておくとしても、直前に手直しやり直しになるならギリギリまで寝かせても同じこと。「夏休みの宿題は始業式の前の日から」状態です。
 そんな渦中の気分転換が工作ってのもおかしな人だと思いますが、趣味趣向は人それぞれってことで。
 反動でアイデアが出まくるのは嬉しいやら困るやら・・・

#日常
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 RaspberryPiでレガシーDMXを送出する装置のクロック切替器の回路図を訂正しました。
 細かい誤植の訂正とロジックICの変更です。
20220308175658-admin.jpg
#電子工作
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 オレメモ

 RaspberryPiのSPIバッファサイズ

 ※出展:「RasPi 3B+ で最新の spidev_test を使う」

--------

 現在の最大転送サイズを確認
 $ cat /sys/module/spidev/parameters/bufsiz
 4096 (byte)

 これが固定値で変更不可といった書き込みが少なくありませんが変更可能です。
 変更するには、/boot/cmdline.txt に下記変数を追加。

 spidev.bufsiz=<サイズ数値>

 拡大可能なサイズ
 4096: OK (デフォルト)
 16384: OK
 65536: OK
 1048576: OK (1MB)
 4194304: OK (4MB) ⇒ 最大値 (これ以上を設定しても拡大しない)

--------

 RaspberryPi4Bも同様だと思いますが、実機で確認してみましょう。
 DMX512を8系統出そうと思っていますが、StartCodeやBreakTimeもSPIで送出するので4096バイトでは不足です。

 試したところOKでした。
 変更するファイルは/boot/cmdline.txtであって/boot/config.txtではありません。
 開くと1行にいろいろなコマンドが書いてあります。このコマンド列の末尾に空白を入れてspidev.bufsiz=<サイズ数値>を記述します。

#RaspberryPi

2022年4月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 ロシアのウクライナ侵攻に解決が見えませんね。
 報道からは絶対悪のロシアと絶対正義のウクライナとしか聞こえてきません。
 本当にそうでしょうか。
 ロシアが武力で国境を侵したことは間違っていると思いますが、ウクライナが一方的に正しいとは思えないのです。

 前提として、共通の損得って意味で越えてはいけないボーダーラインはあると思いますが、正義は人の数だけ存在する概念であって絶対正義は存在しないと考えています。どんな宗教でも経典を解釈する人次第で神の意志が違うことからも明白な事実です。聖書を根拠に指導者を越えた権力者がいることも権力を欲する人の正義ですから。
 国は人の集合体であり、限られた人の思惑が方針を大きく左右するとしても、概念的には総意で方針が決まるモノです。かのナチスであっても、先進的とされたワイマール憲法の上で民意を受けた正式な手続きを経て発生しています。一定以上の権力を得た後、あのような流れになったことは残念でありますが、民意がそれを作ったことは歴史に明記されております。
 こんなことから、目先の「かわいそう」で被害者と加害者を線引きしている今の風潮にはナチスが発生した経緯と同じこと感じ、危険な匂いすらします。

 この件は「火のない所にナントやら」だと思うのです。経済的に余裕があるとは思えないロシアが膨大な戦費がかかることを承知でこんなことをしたがるのでしょうか。権力者の強欲やプライドがあったとしても、それだけを理由にこのようなことをするメリットは思い浮かびません。戦争は経済活動の極端な方法だと私は考えますが、今回の侵攻が強欲から来ているとするなら経済的なメリットが全く思い浮かばないのです。
 とするなら、ウクライナがロシアに対してプライド的に許せない非礼を働いたとするのが自然だと思うのです。感情的になれば経済的なメリットは後回しになりますからね。第一次世界大戦も、某国の王族の王子が暗殺されたことが発端ですが、一部の高貴な方々のプライドから世界大戦にまでなっています。なんとなく似ているような感じがします。
 もちろん、ウクライナ国民が総勢でロシアに非礼を働いたとは思いませんけど。

 ただ一つ、危惧するのは現在のウクライナ政府がネオナチ系と噂されることです。
 前述の通りナチスは正式な民意を受けて権力を得ていますが、その過程においてはベルサイユ条約によって卑下されたドイツ国民を煽って扇動した経緯があります。あくまで私の勘であって説明出来ることではないのですが、今のロシア絶対悪的な報道にナチスが権力を握る流れと同じ匂いを感じてしまうのです。

 もちろん、何の悪意も持たず、平和に過ごしたいと思っている一般市民が戦争被害者になっている現実は許せることではありません。
 ただ、被害者がいるからその国の政府は正義とするのは短絡過ぎるのではないか?と疑問に思うのです。

 なんかこう、予想外の攻勢で第三帝国が潰される発端を作ったソビエト連邦にネオナチが罠を仕込んで仕返しをしているようにも思えたりします。
 ハイウッド映画風に解釈すればですが(笑

#雑談

2022年5月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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20220508095829-admin.gif

 裸族のパイを作るには筐体の加工が必須です。要は切った貼ったです。
 丸穴はドリルやホールソーでいけますが、角穴はなかなか面倒です。
 こんなとき、プロクソン(PROXXON)ミニルーターセット No.28512-Sが便利です。ちょっと削るにも重宝します。
 ビットや砥石はサイズの割に安くありませんが、これだけ簡単に出来るならアリです。

#工具や資材 #サーバー

2022年6月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 近所に新しい劇場が出来ます。
 ホール管理の業務が取れたので舞台資料を作ることになりました。
 まだ建築中なので舞台の細かい仕様はわかりませんが、基本図面がCADデータとして手に入ったので、各種資料に使える施設全図をまとめています。

 これがまた手ごわい。

 まずデータのフォーマットで躓く。
 最新のAutoCADのデータの様ですが、VectorWorks2016でも開けず、ネットやフリーウェアでもデータが大きすぎて変換できず。
 困り果てていたのですが、ふと思い出してAutoCAD互換のDraftsightを使ったところすんなり変換完了。最強のフリーCADだったので便利に使っていましたが、最近サブスク化(ようは有料化)してしまいました。されど、30日間は無料で全機能のお試しが出来るので取り急ぎはこれで対応。後日もっと細かいデータが入荷すると思いますが、お試し期間が切れたらサブスク登録するしかありません。一番低いグレードで変換出来るかわかりませんが、AutoCADとの互換性が極めて高いCADが年間1万円(一番安いグレード)ですから文句を言ったらいけません。

 本製作は骨董品のVectorWorks9.5を使います。2016は便利ですが、データが大きすぎるのと、3Dデータのカスで右往左往して反応が遅い。線を描くだけなら9.5が反応が軽くていい。
 そんでも、オブジェクトがグループ化されたりパーツ化されているので丁寧に処理(分解)しなければなりません。最終的にイラストレーターでも読めるDXFで書き出すことも重要です。

#本業

2022年7月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 シリアル化の手順は次の通りです。
 オレメモです。

1) ライブラリをインポートします。
>>> import numpy as np
>>> import pickle

2) テスト用のnumpy.arrayを作ります。とりあえずはすべてゼロのuint8です。
>>> z = np.zeros(( 192, 8, 512 ), dtype=np.uint8 )
※ dtypeで変数の型を指定します。指定しないとOSのbit長のintになります。
※ 値の計算をするならuint16以上の型にしなければなりませんが、今のところArt-Netエンジン内では置き換えと比較しかしませんのでuint8で運用できそうです。

3) テスト用のtupleを作ります。
>>> y = ( 'tests', z )
※ 'tests'という文字列と(2)で作ったnumpy.arrayのtupleです。

4) シリアル化します。
>>> x = pickle.dumps( y )

 これでtuple:yが一列のバイナリとなり、scoketで通信できる状態になります。

5) 復号します。
>>> w = pickle.loads( x )
※ wはyと同じtupleです。正しく復号されました。

 numpy自体にもシリアル化/復号の方法があるようですが、型の違うデータを一括でやり取りしたいのでtupleをpickleで扱います。
 この処理の速度が十分かどうかはこれからの確認です。

#Python

2022年8月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 LCDモニタモジュールをI2CやSerialで制御する補助基板を書いてみました。
 制御チップがSC2004の「LCDキャラクタディスプレイモジュール 20×4行」用です。
20220808095639-admin.jpg
202208080956391-admin.jpg
20220808030316-admin.jpg
 LCDの裏側から挿して使います。
 ちょっと面倒なパラレル制御なのをI2CやSerialでANSIエスケープシーケンスっぽい制御が出来る様にします。
 補助的な品物ですが、これがあると製作が楽になります。
 ちなみに、信号の電圧変換とバッファを兼ねてPCA9306Dを入れています。LCDは5v制御ですがRaspberryPiなどは3.3vだからです。

 そういや手首は痛くありません。アームレストのおかげ?
 作業姿勢は大事ですね。

#電子工作

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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2024年5月2日(木) 08時23分44秒