🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

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全年全月4日の投稿(時系列順)[35件](3ページ目)

2023年4月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 3Dプリンタが不調です。
 起動直後は正常ですが、しばらくするとプラットホームの温度が0度を示すかエラーを吐いてプリントが止まります。以前は極稀な現象でしたが、徐々に頻度が増えてきて、昨日今日は毎回発生してプリントが終わらなくなりました。
 原因は不明ですが、プラットホームの温度を測るサーミスタ(温度抵抗)が寿命かもしれません。サーミスタに寿命あるとは思ってもいませんでしたが、先達の書き込みによると連続運転での寿命は1~3年とのこと。購入したのは5年くらい前ですから使用頻度を考えればそんなもんかなと。
 プリンタの買い替えも視野に入れていますが、その前にサーミスタを交換してみます。定格は不明ですが、壊れかけながらも正常な値を示しているであろう室温で98kΩ前後を示しますので100kΩの物と思われます。形状とサイズは表面実装3216(JIS)サイズですが、基板のパターンは2012(JIS)サイズでも取り付けられそうです。表面実装タイプは最大でも100kΩなので、定格を間違っても壊れることは無いと思います。

追記
 国内で探したところ1608(JIS)サイズばかりです。さすがに小さすぎて基板のパターンに合いません。
 中華電機に3216(JIS)サイズの100kがありましたので発注。最小単位50個です。送料含めて1,000円以下なので許容範囲ですが、この数をどうしろと・・・。安いのは有難いことですが、中華電機で部品を求めると数が多くて困ることが少なくありません。サーミスタのハンダ付けは温度条件が厳しいので、失敗しても構わないと思えばいいのかもしれませんけどね。
 配送予定は4/20です。このところ配送が早い中華電機に期待しますが、3Dプリンタ作業はしばらく中断です。

追記
 4/20到着予定のサーミスタが4/10に届きました。
 早い!
 

#3Dプリンタ
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 「オジサンの休日」はツボです。
 最近はアップの頻度が月に2-3回に減ったのが残念ですが、専業youtuberさんではない家族持ちの本業持ちのお方がここまでやるのは尊敬します。
 その昔はサザエさんを観ると月曜日が怖くなったものですが、オジサンのチャンネルを観る様になってからは日曜日が待ち遠しくなってます。

#雑談
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 お陰様で本業が忙しい今日この頃です。
 部下が照明の空打ちをしていた時に話していたのですが、CUEの送りを曲に合わせて自動化出来ないかとのこと。
 ストリートダンス系の仕事が頻繁にあるのですが、打ち込みはいいとしても本番オペが案外大変。照明のリクエストをしてくるのが振付をしている指導者ですから要望が年々細かくなってきているのです。さらに、多いと60曲はある長い本番を最後まで集中し続けるのは現実的ではありません。
 1曲あたりのリクエスト数を制限する手もありますし、リクエストに100%応えているワケでもありませんが、空打ちの際にタイミングもプログラム出来たらってことです。
 音源に則したタイムコードを得ることが王道でしょうか。音源をモノラルにしてタイムコードも録音するのが常套手段としても、誰がその編集をすんだって話。
 ようやく本題ですが、mp3プレーヤーからタイムコード(SMPTE12M-LTC)が出ないかなと思った次第。
 そんなアプリがあればいいのですが、RaspberryPiで作れのでしょうかね。mp3やWAVファイルの再生は可能ですし、タイムコードを吐き出すことも可能です。可能なモノをミックスすればいいのでプログラムは作れると思われます。

#本業 #RaspberryPi

2023年6月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 LTC Generator のPICはFIFOにデータを突っ込んで波形が出力するまでまとまりました。
 内部のテストルーチンによるものですが、データのリレーはシュミレーターで、波形はオシロスコープで確認出来たので、最も面倒な部分が成立した模様です。
 昨日一見動いたものの波形が安定せず悩みましたが、バグを手直しして今は期待した波形が出ています。0x00や0xFFはもちろん他の数値もOK。オシロスコープのトリガが引っかからず波形が読み取れない数値もありますが、この値が確認出来ればいいでしょうって値はいけたので、デバイスドライバ的なところが終わったと言えます。

 今後の課題はパソコンとの通信です。PIC側は過去実績、パソコン側はライブラリに頼れば左程難しくないハズ・・です。パソコンから受信した値をFIFOに突っ込んで期待した波形が出れば重要な機能は完了です。
 完成に至るには、PICからパソコン側にデータ送信の要求を送ったり、コマンドでfpsのモードを切り替えたりと課題は残っていますが、ハードウェアとデバイスドライバ的な部分がまとまればハードルは低くなります。

 ちなみに、今作っているのはシリアルで受信したバイトデータを差動バイフェーズで出力するだけの物ですから、TASCAMのプレーヤーのリモコンと組み合わせることも可能(正しくは不可能ではない)です。曲ごとのタイムコードをユニークする方法を考えなければなりませんが、これはこれで欲しい一品です。
 当然リモコンはフルスクラッチとなりますが、出来るだけ音響さんの環境を変えないためにこういった発想もありかなと。

#PIC #タイムコード
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 以前から考えていたことですが、MTCのデータを差動バイフェーズで送るのはどうかなと。
 データ構成はLTCよりMTCの方が簡単です。通信インフラはMTC(MIDI)より差動バイフェーズの方が選択肢が多く遠距離でも使えます。双方のいいとこ取りをしたらどうかって発想です。
 LTCに比べMIDIの方がビットレートは速いのですが、MIDIを占拠しないためにMTCのデータレートはLTCより遅いのです。通信媒体を占有するならLTCベースでもMTCを送ることは可能です。
 なぜこうするかいうと、専用の通信インフラを使わず、音響さんに迷惑をかけずに音響回線を借りられたら汎用性が高いと思うからです。LTCは電気的には音声信号相当ですからダンテなどのEtherも通せます。
 差動バイフェーズとUARTの変換は作らねばなりませんが、この変換はタイムコードに限らず他の制御にも使えると思うのです。データレートの制限はありますが、MSCをマイクケーブルで送れたらいいなぁ~なんて妄想してます。

#電子工作

2023年7月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 PysimpleGUI は簡単な画面を簡単に作れますが、母体である Tkinter の機能の一部を直接引っ張り出すことで思った以上に細かい作り込みも出来ます。
 もちろん、直接使うのに比べたら出来ることは少ないのですが、少ない学習量と記述量でここまで出来るなら御の字だと思います。主なGUIライブラリは、一つのことをするのに「あっちにコレ」「そっちにソレ」と彼方此方に記述をしなければなりません。細かく言うなら、雛形 class をオーバーライドして自分用の class 定義を延々とやらねばならず、Pythonの書き方としては王道なのでしょうが、簡単なことを簡単に実現するには程遠い感じです。
 何を以って良しとするかは難しいですが、GUI画面製作の入門として PysilmpleGUI がお勧めなのは間違いありません。class ってイマイチわからない、って人も使えると思います。
 もちろん、オブジェクト指向の書き方が出来るプログラム言語で class を使わないのは魅力が半減ですから身に付けるべきですケドね。

 本業が詰まってしまい LTC Player の製作は完全に止まっていますが、合間に勉強を進めていきましょう。

#Python
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 某所に設置したサーバー機の OS は Debian です。
 それ自体が素晴らしいのもありますが、細かい解説を残してくれる先達が多いので、自分がやりたいと思うことはネットを検索すればほとんど解決します。
 samba を用いてのファイル共有はその昔の文字コード問題は全く無くアクセスも速いですね。Windows-Server で共有するのと遜色ありません。
 Wi-fi のアクセスポイントにもしていますが、汎用の USB-Wifi トングで問題ありません。
 VPN(openvpn)で本社のサーバーとも繋げています。ファイルを直接開くのはお勧め出来ないものの、特別なことをせずに本社の共有フォルダにアクセス出来ますから作業性は良いですね。VPNとは拠点間LANとも呼ばれる手法で、疑似的にLANケーブルが繋がっているのと同じ状態を作り上げる手法です。openvpn 以外にDNSサーバーに細工をしてルーティングを施さないといけませんが、要領がわかってしまえば簡単です。

#サーバー

2023年9月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 VLC が入っていて Python を入れていないパソコンが一台あったので exeファイルを試してみました。
 問題なく動きます。
 python-vlc は VLC を入れていなくても動くハズですが、入れておいた方がいいのかもしれません。

 VLC をアンインストールして試す手もありますが、DLL などが残る可能性もあるので、一度 VLC に触れたパソコンはインストール済みと思うしかありません。
 いずれにしても、VLC のインストールを推奨することにしましょう。
「VLC media player」
 とても便利なアプリです。特にこだわりがなければ、デフォルトアプリとしてもお勧めする一品です。

#Python #タイムコード

2023年10月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

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 客席テーブルの天板は出来るだけ薄い板にFRPを施工する手もあります。
 FRPの比重は1.5とのこと。塗膜が1mmなら1.5kg/m2です。客席テーブルは1,520×600ですので0.912m2となり1.37kgです。
 ファルカタ合板は比重0.37ですから、天板面積では1mm厚で0.337kg/m2です。前作は9.0tを使っていますが、これを4.0tにすると-5mmで1.69kg減です。4.0tにFRPを施工するなら500gの軽量化です。大差ないっちゃ大差ありませんが、9.0tなら表面仕上げの塗装類が更に加算されますし、FRPを施工すればそれが仕上げになるので、800gくらいの軽量化になりそうです。
 知りたいことはFRPの施工がファルカタ合板の何ミリ厚に相当するのかです。仮にFRP1mm厚がファルカタ合板6mmに相当するならファルカタ合板は3.0tでも構わないとなりますし、ファルカタ合板2mmに相当するならむしろ重量が増して意味がありません。
 あとは、ガラス繊維を使うか使わないかです。使えば間違いなく強度が増しますがエポキシ樹脂が大量に浸み込んで塗膜が厚く重くなります。ファルカタ合板に染み込ませて木の繊維を固めるイメージならエポキシ樹脂の使用量を減らせます。むしろ繊維密度が低いファルカタの特性を利用する方針です。

 さて、どう進めましょう。

 前の書き込みでは4.0tとしましたが、3.0tで作ってみて強度を確認してみましょう。正直不安はありますが、アウトドアテーブルはこの程度の厚さにメラミン化粧板を貼っている傾向がありますので、無理を感じる最も厚い物で試す考え方です。
 もう少し強度があれば済みそうならエポキシ樹脂を塗布し、かなり足りないようならガラス繊維シートを使ったFRPを施工し、どうにもダメならコンパネを上貼りして倉庫の作業台にします。
 骨材を1台分作るも3台分作るも手間はそれほど違いませんので、天板違いのバリエーションを作ってもいいかもしれません。

 ・・・っと、本業本業。

#ガチ工作
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 客席テーブルのことを本業の合間に考えています。
 これまでの経験則で間違いなく大丈夫と思える構造では希望重量を軽くオーバーします。
 二転三転アッチコッチしているところですが、判断基準を得るために形にはなるけど強度がギリギリ不足かな?と感じる構成で作ってみるしかないようです。
 木材の価格はコロナ前に戻ってくれませんのでお試しにも限度がありますけれど、試さんとわからんことは試すしかないようです。
 適度な重さで、荷重に耐え、ラッシングで締め付けても蹴り飛ばしても壊れない物は簡単ではありません。
 3kgは夢のまた夢。

#ガチ工作

■当面の課題

花粉症シーズンも一段落したようで重傷者にも笑顔が戻ってきました。私は原始人なので花粉が酷い日でも鼻の中が埃っぽいなぁくらいにしか感じませんけど。
気温の変化が激しいようですので、みなさま健康管理には注意してください。

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2024年5月19日(日) 23時11分32秒