🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

or 管理画面へ

どのカテゴリにも属していない投稿[869件]

Icon of admin
 単相三線や三相四線を入力する器具を改造してました。アナログ電圧計からパッシブタイプの7ゼグ電圧計へ換装です。
 これまでは大柄なアナログ電圧計1個を用いロータリースイッチで相を切り替えていましたが、スイッチの接点が壊れかけなので小ぶりなパッシブタイプ7ゼグ電圧計3個に変更です。入力の有無と接続間違いをチェックするのが目的ですから中華電機の安価でもいいかなと。寿命に不安はありますが、3個でもスイッチ接点1個の半値以下だし、各相を発光した文字で同時に見られるのは悪くないかなと。取り付けパネルは3Dプリンタ製です。

#器具の修理
Icon of admin
 12tのコンパネを貼り合わせて24tにした物を治具から外しました。若干の反りはありますが許容範囲です。元々反りがありましたので完璧を求めても無理なモノは無理です。蒸気室で蒸してプレスすれば治るんでしょうけど。
 一番の問題は3x6平台状の治具をどこに仕舞うかです。使用頻度が低いので良い場所を占領したくありませんが、大きくて重いので奥まったところには置きたくありません。悩ましいところです。
 先行して試作した台車にキャスターを取り付けてみました。12tと24tはここまで強度が違うのかと関心する程です。厚みが増したので以前の物より重いのですが、手に取って運ぶ物ではありませんので誤差の範囲でしょう。

 ここ半月で普段手を付けられないネタを5品目くらい製作・試作しましたがネタはまだまだあります。時間に余裕がある6月上旬までに出来るだけ進めたい今日この頃。

#ガチ工作 #器具の製作
Icon of admin
 Windows11を非対応とされるパソコンにインストールする方法です。

 appraiserres.dllをnullファイル化する方法には驚いた。

#パソコン
Icon of admin
 ゴールデンウィーク工作その2?
 入力:ミニカムロック(E1015)/出力:C型30A6口のコンセントボックスです。
202405071507301-admin.jpg 20240507150730-admin.jpg 202405071507302-admin.jpg 20240509091219-admin.jpg
 以前から少しずつ作ってきましたが、部品と加工条件が整ったので一気に仕上げてみました。
 小規模現場に特化した作りです。2PNCT14sq4芯ミニカムロック(公称60A)の幹線がありますのでこれの専用です。三相四線と単相三線の切り替えは30Aのトグルスイッチです。これを見つけた時はこんな大容量のトグルスイッチがあるのかと驚いた。
 大半の現場はC型30Aが6口もあれば事足りますので、汎用性はさておきギリギリまで単純化と小型化をしています。これまでと同じラックマウント形式で作ってもいいのですが、この様式ならラックマウントに比べ1/3の部品代で済みますので廉価版でもあります。パイロットランプを兼ねてパッシブタイプの7ゼクLED電圧計も内蔵しています。
 最近は直電の要求が増えてきましたので、コンセントボックスの数を増やすための試作です。

追記
 社長から増産の要望が出ました。全6台装備なので追加5台製作です。
 手間がかかる品ですから地道に作っていきましょう。
 D型20Aを使った200v用も製作予定です。

#器具の製作
Icon of admin
 こんなんこさえてみました。ゴールデンウィーク工作その1かな?
202405071443521-admin.jpg 20240507144352-admin.jpg
 単管パイプの端にベアリングを入れフレームに固定した物です。この上でリノリュームを転がして巻を絞めるのです。
 リノリュームは巻が緩い状態で保管されると次に敷いた際に波打つので出来るだけキツく巻いた方がいいのですが、お手伝いさんに巻いてもらったりレンタル戻りですと巻が緩いことが多いのが常です。
 巻いた状態で10mも転がせば締まるのですが、倉庫で転がせる距離は限られていますのでナンとかならんものかと考えていたのです。
 コンベアローラーを使えたらいいのですが、1mもある物は高価だしオーバースペック。規格品のベアリングを見ていたら外径44mmの物がありまして、肉厚1.6mmの単管パイプにスルッと入ります。0.2mmくらい緩いので接着で十分。硬度の高いエポキシ接着剤より柔軟性を持つ弾性接着剤(今回はスーパーX)が良いようです。
 ちなみに1.5mm厚910mm幅のNBリュームを使っています。現場の仕上がりとしてはTFリュームなどの2mm厚6尺幅物がいいのですが、専門分野ではないので、1巻を1人で運べるなど搬送条件を優先しています。

#ガチ工作 #舞台の小物
Icon of admin
 24tありますと台車の製作は楽です。一枚板として強度は十分ですし、打ち込むネジも長めのを使えるので掛りがいい。側面からネジを打ち込むと割れが入りやすいようですが、これは合板のウィークポイントであって24tの製品でも同じこと。下穴を空けたり、打ち込む際にクランプで抑えたり、ネジは仮止めと思って接着剤を併用したりで解決出来ます。
 大事なことは貼り合わせの木工ボンドの塗り方。両面に塗布します。圧着した際に端からはみ出るくらいが目安ですが、下になる面にはたっぷり、上になる面は少な目でいいのですが繊維に馴染ませるイメージで塗り込みます。両面に馴染ませておけば僅かな隙間があって圧着が弱くてもボンドが届きます。
 今回の治具は客席テーブルの天板の製作にも使えます。スタイロフォームに薄いラワン合板を貼る方向で考えていますが、これの接着でも使えます。

#ガチ工作
Icon of admin
 現場が予想外に早く終わったのでコンパネ貼り合わせ治具を作りました。倉庫の動きがない連休中に接着したいのもあります。
 接着するコンパネを平台作りの2枚で上下から挟みます。過剰な強度を持たせつつ重くしていますが、圧着したいので重いは正義です。外周にはクランプを掛ける穴も空けてあります。
 今日のところは接着剤を塗布せずコンパネを挟んだ具合いをみて終了。一晩では変わらないと思いますが、コンパネには反りがありますので挟んでおけば少しは矯正できるかな?。明日の現場は夕方からなので午前中に接着します。

#ガチ工作
Icon of admin
 12tのコンパネを貼り合わせて24tにするには挟み込む治具が必要と思われます。平台状の物でサンドイッチしてクランプで圧着するのです。床に置いて重しをしても木工ボンドの湿気による反りに負けない様にするにはかなりの重量が必要だからです。
 平台は材料ナリで作っても必要な精度は出そうですが収納場所が問題。こんなモノに良い場所を与えるワケにもいきませんが、奥まったところに置くと取り出すのが不便です。
 とりあえず作ってから悩んでもいいか・・・。

#ガチ工作
Icon of admin
 LED-Bar の修理というか改造も進めています。
 特定の色が弱かったり点かなかったりするのは電流検出抵抗のハンダ付けが甘いことが多いようです。1台そんなのがありましたがハンダを当て直して復活。低品質のハンダが使われていると見た目には着いていてもフラックスが邪魔して電流の流れが甘かったするのです。ハンダコテを当て直すと直ることが多いですが、部品を外してクリーニングし、良いハンダで付け直すとほぼ完治します。
 この他で多いのは電源モジュールが過電流保護に入って電源が落ちてしまうこと。壊れてはいないのですが、中華電機の電源モジュールは定格の表記が日本と違うのが原因のようです。例えばDC12v5Aと表記されているとして、日本製なら実用最大定格すなわち「5Aを延々と使い続けても大丈夫」ですが、中華電機では絶対最大定格すなわち「5Aを少しでも上回ったらダメ」みたいです。同じ製品でも特性のバラツキはありますので、絶対最大定格ギリギリで設計されていれば過電流保護が機能したり機能しなかったりのしきい値上にいて動くモノがあったり動かないモノがあったりするのでしょう。電源電圧を計ると起動直後は正常で、その後一瞬フル点灯すると出力が無くなり、再投入すると同じことを繰り返します。LEDの数を減らした状態(消費電力を減らした状態)にすると正常に動きますので、過電流保護が機能しているのは間違いありません。中華電機の電源モジュールは表記の6割くらいが実用最大定格だと思えばいいのでしょう。5Aとあれば3Aで使うってことです。中華電機の電源モジュールは特別良い作りでもないのにサイズが小さいなぁ~と思っていたのですが、この点で見直せば日本製と同程度のサイズです。
 製品スペックを絶対最大定格で表記するのも間違いではありませんし、大陸の人たちは話を盛る傾向にありますので、そういうもんだと思えばそれまでです。
 過電流保護が働いていると思われる機体は電源モジュールを追加して対策します。既設の電源はDC10.8vですが、この電圧の電源モジュールは皆無なのでDC12vのを改造して合わせます。±15%くらいの電圧調整ならスイッチングICに与えるセンシング抵抗を変えれば可能です。今回使っている電源モジュールのセンシング抵抗は2個並列のパターンですのでかなり正確な調整が可能です。10.81~10.83vで出力しています。

#器具の修理
Icon of admin
 ベンダーはイイ感じ。原始的で単純な曲げしか能がありませんがコレでいいのです。道具は欲張らずシンプルで丈夫がいい。高精度で複雑な物を求めるなら専門家に作ってもらえばいい。
 曲げたコーナー金具とキャスターを天板に取り付けて台車として構成してみました。貼り合わせて24tになった合板は私が乗っても涼しい顔で、取り付けたコーナー金具は壊すつもりで1kgハンマーで叩いてもビクともしません。
 以前作った現行品は、天板の合板が剥離している物が若干あるものの、20年経過した今もアホかと思うほど機能を維持しています。新規品にも同等の耐久性がありそうですがどうでしょう。コストダウンのために廉価版となっていますし、盲点があればそこから壊れてくるので、数年使ってみないと分からないかな?。
 試作段階ですが、塗装も施して完成したら写真を揚げてみようと思います。

#ガチ工作 #器具の製作 #工具や資材

■当面の課題

花粉症シーズンも一段落したようで重傷者にも笑顔が戻ってきました。私は原始人なので花粉が酷い日でも鼻の中が埃っぽいなぁくらいにしか感じませんけど。
気温の変化が激しいようですので、みなさま健康管理には注意してください。

編集

■全文検索:

複合検索窓に切り替える

■複合検索:

  • 投稿者名:
  • 投稿年月:
  • #タグ:
  • カテゴリ:
  • 出力順序:

■日付検索:

■カレンダー:

2024年5月
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

■カテゴリ:

■最近の投稿:

最終更新日時:
2024年5月10日(金) 06時55分20秒