🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

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タグ「電子工作」を含む投稿[94件](7ページ目)

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 ちょっと気になって「ESP32」について調べてみました。
 IoT向けの汎用マイコンです。安価な割に処理能力が高く、wi-fiでIPネットワークが組めて、私にとってはRaspberryPiとPICマイコンの間を埋められる製品だと思われます。
 Arduinoの使用も考えたことはあるのですが、私にとってはPICマイコンをアセンブラで書いた方が手っ取り早く、ケースバイケースのハードウェア製作ではArduinoだとパッケージの調整が面倒です。画期的で素晴らしい製品だと思いますが、私にとっては立ち位置が中途半端です。
 RaspberryPiも含め、この手のマイコン製品は開発環境が重要です。安価で高性能でも開発環境がボトルネックになってアマチュア界隈では普及しなかったマイコン製品は少なくありません。AVR対PICにおいても高性能なAVRよりも少し劣るPICなのは開発環境の影響です。AVRはArduinoの本体なので別な意味で普及はしていますけどね。ESP32はArduinoの開発環境が使えます。Arduinoではありませんが、ArduinoIDEに開発ライブラリを追加すればほぼ同じに使えるようです。間借りと言えば間借りで、関数ライブラリに違いはありますが、ほぼ同じ使用感。Arduionoを使える人ならわずかな違いを勉強すれば使えてします。これは画期的かもしれません。
 Arduino言語はANSI-Cがベースでフル実装でないもののC++っぽいオブジェクト指向な書き方も出来る言語です。基本書式と変数の考え方がANSI-Cと同じマクロ言語と思えばストレス無く使えそうです。

#電子工作
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 低融点ソルダーペーストは入荷したのですが、落ち着いて作業する時間が取れずテストは出来ておりません。自宅の冷蔵庫で休憩中です。

#電子工作
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 低融点ソルダーペーストは入荷までしばらくかかりそう・・・なんて書いたのに出荷されたとか。
 自宅は不在が多いので勤務先に送る様にしていますが、週末では現場かオフです。明日は現場がないのでオフです。
 仕方ないので勤務先で工作作業をしましょう。
 受け取ったら帰宅してリフローの条件出しです。

#電子工作
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 低融点ソルダーペーストの入荷は2-3週間先のようです。
 製作は急ぎじゃありませんが、早々にテストして次の課題に移りたい気持ちなのでちょっと不満。
 不思議なのは小売りで扱われる製品が少ない事です。趣味として日常的にハンダ付けをする人が少ない上にリフローハンダを使う人は更に少ないのですから仕方ないのでしょうけど、国内メーカーのハンダ付け関連品はとても優秀で品数も多いのにソルダーペーストの類を避けている感じがします。工場向けの製品は多いので尚更不思議です。
 とは言っても無いものは仕方ありません。

#電子工作
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 LEDのデータシートを見直したところ、リフローのピーク温度は220度だそうな。最初からよく見ろって話ですが、完全にオーバーしてました。
 低融点ソルダーペーストを使えばピーク温度を160〜180度に抑えられますから大丈夫っしょ。

 ※ 参考ページ
 おうちリフローやってみた

#電子工作
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 低融点ソルダーペーストを手配しました。入荷には1週間弱かかるとのことですが、手配ルートや在庫状況が微妙なので手に入るかは届いてみないとわかりません。
 TS391LT50
 50gでこのお値段はお高い感じもしますが、かなりの量を作らないと劣化するまでに使い切るのは難しい量ですし、低融点という特殊な性能を考えれば、1作あたりのコストは納得できる範囲だと思います。
 (たぶん、1g以上使うのはかなり大きな基板になると思います)
 この手の製品の消費期限は半年から1年間です。冷蔵庫等に入れて低温での保管が推奨されますが、使用の際には常温まで戻さなければなりません。この製品は常温保管も可とされているようですが、扱いや管理には注意が必要です。

#電子工作
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 以前購入した加熱台ではリフローハンダがうまくいきません。
 専用の機械を買おうかと思いましたが、ネットの書き込みを読むと「TESCOM TSF601」がイイ感じとのこと。庫内に熱風を回すタイプのコンベクションオーブンです。これで成功されている例が多いようです。
 温度の管理は、盤面の温度設定だけでは不十分で、熱電対などでの実測が必要みたいです。手持ちで試して具合がいいなら専用の温度計を買いましょう。
 懸念するのはハンダペーストです。溶解温度138度の低温タイプを使ったレポートが多いので購入を考えましたが今は品薄で手に入りません。185度の物は手元にあるので当面はこれで試してみましょう。

追記

 帰宅して試しました。
 ストップウォッチを片手にやってみましたが簡単でした。本体のリレーのカチカチ音とヒーターの発光を参考に計測します。
 テストピースは3wのLED素子を秋月さんの六角アルミ基板に取り付ける作業です。
 ソルダーペーストはXG-50。溶解温度185度の物です。
 基板にソルダーペーストを塗ってLEDを置きます。
 基板を庫内に入れ160度設定で起動します。時間管理はストップウォッチなので、TSF601のタイマは作業中に落ちない15~20分くらいの設定にします。
 リレーが切れる音が鳴ってヒーターが切れたところからストップウォッチで計測します。予熱です。
 90秒予熱したら温度設定ダイヤルを230度まで回します。ストップウォッチもリセットします。
 温度が上がってソルダーペーストが溶け始めたところから20秒後に電源を切って網ごと取り出し冷却。
 部品の耐熱限界を考えると230度に切り替えてから90秒たってもソルダーペーストが溶けない場合は失敗と思ってよさそう。この場合はハンダゴテで誤魔化すしかありません。
 上記のレシピでLEDは正常に点灯しました。これでいいのかまだわかりませんが、LED素子が大丈夫なら他の部品でも良いと思われます。

さらに追記

 上記のレシピではLEDの透明カバーが変形しました。低融点のソルダーペーストを使ってリフローの温度を下げる必要があると思われます。
 リフローでハンダ付けしたLEDを5灯直列ツナギにし、DC24v電源のCL6807ドライブで問題無く点灯しました。電流値も設計通りです。
 長時間点灯を試すにはヒートシンクを取り付けないといけません。
 今日のところはヨシとします。

#電子工作
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 電圧を変更した電源モジュールはDC12vから10.8vに変わりました。計算通り10.86vを示します。後日、実機に接続して様子を見ます。
 12v物と一緒に買った24v物もセンシング抵抗を交換してみましたが電圧が脈動します。半分以下の電圧にするのは流石に無理があるのかもしれません。今回は10%程度の電圧変更ですが、改造はこの程度に抑えた方がいいのでしょう。
 今後の補修を考え電源モジュールは買い増しをしておきます。同じ物が手に入るウチに買っておいてもいいでしょう。

#照明器具 #電子工作
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 LED-BARの修理で使おうと中華電器で買った本命の電源モジュールがようやく入荷。2ヶ月以上かかりました。
 ちょっと前に入ったのは本命が入荷しなかった時の予備。アホみたいに安いのてジャンク箱の肥やしになってもヨシとしています。
 製品は12vですが、機器の定格は10.8vなので改造です。センシング抵抗を変えるだけですから簡単です。
 センシング抵抗を計算しましたが、手持ちに無い物なので入荷までしばらく待ちです。

 中華電器で手に入る小型の電源モジュールはTL431を使っているモノが多いようです。TL431に与えるセンシング抵抗を変えれば電圧を変えられますが、純正状態の抵抗値でデータシートの計算式に合致するか検算してから改造した方がいいと思います。これが合わないと何か変化球な処理をしている可能性があるからです。
 また、変更後の電圧にその他の部品が対応するとは限りませんので、あまり大きく電圧を変えることは避けた方がいいと思われます。回路図が無いのですから無理は禁物です。

#照明器具 #電子工作
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 夢想妄想で電子回路を設計していたんですが、ほんの少しロジックICを使いたい。ANDが2個とORが1個。
 14ピンくらいのDIP-ICを2個使えばいいのですが大柄になるので避けたい。
 ちょっと前までは表面実装トランジスタと同じくらい小さなワンゲートロジックと呼ばれる物が秋月さんでも手に入ったのですが今は微妙。
 共立エレショップさんで何となく探したところ便利そうなロジックICが見つかりました。
 コンフィギュラブル マルチファンクションゲートIC 
 SN74LVC1G97DBV 

 これはワンゲートロジックの一種ですが、つなぎ方で様々なロジック回路になります。SN74LVC1G97DBVはANDもORもどちらも出来ます。電圧の対応範囲も広く、20mAくらいドライブ出来るので小さなLEDなら直接点灯も出来そう。これは便利。

 実は、WS2812Bというマイコン内蔵型のLEDをPICでドライブする方法を考えていたのですが、PICではほんの少しロジック回路が必要です。
 CLCと呼ばれる小規模GALが内蔵されたPICならこれを用いれば済みますが、表面実装のPIC16F1939を大量に在庫しているので出来ればこれを用いたいのです。

追記

 以前、DMX-512を入力できるWS2822Sのことを書きましたが、アドレス設定機を作れば便利に使えそうなものの、国内はおろか中華電器も含め、取り扱いが秋月電子さんだけになっていました。
 秋月さんに問い合わせればわかることですが、もし製造元で廃番になっていると将来的な入手に不安があります。WS2812やそれと近しい制御信号の製品はamazonでも中華電器でも手に入るので、どうせ作るならこの系統にしようかなと。
 PICのメーカーであるmicrochip社のサイトにWS2811を動かすアプリケーションノート(AN1606)があってそれを参考にしています。信号のプロトコルはWS2811、WS2812(前期型)、WS2812(後期型)、WS2815で微妙に違うのですが、PICの条件も含め、出来る限り互換性を持った方法を見つけてみようと思います。信号のレートが800kbps相当と速いのでPICには少し荷が重いのですが、出来るだけフルアドレスに対応出来る様に考えてみたいと思います。

#電子工作

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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