🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

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全年全月22日の投稿[27件]

2023年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 ライトアップのために灯体を取り付ける架台を作っています。ほぼ完成しましたが、塗装の都合で撮影が出来ないので写真はありません。
 ナゼ架台を作るかというと、お寺さんの山門のバルコニー状のところに灯体を置きたいのですが、寸法や固定の都合で舞台照明用のオプションやイントレ関連が使えないからです。余程のリクエストに応える場合でなければビス打ちは出来ませんからね。そんなところに置かせてもらえるだけ凄いことですし。

 で、久しぶりに溶接機を使いまくったワケです。所有機は「SUZUKID Buddy80」です。100vのDIY向けですがイイんですよ。ただ、材の条件によってはアークが不安定でスパッタが大量発生して困っていました。
 DIY向けのノンガスの100vだから仕方ないのかと半ばあきらめていたのですが、ある方のyoutube動画で解決。大事なのは溶接の「音」だそうです。高音のパチパチは良くない音で、ちょっと低めのトーンで一定の音が続くのがいいとのこと。
 このご意見を参考にアークの見た目ではなく音で条件を探ってみました。マニュアルには推奨設定が書かれていますので電流も電圧もその値からスタート。電流を決めてから電圧を調整するといいらしいとのご意見もありましたので、電流をメインに調整して一定の音が続くところを探り、電圧を調整して高音のパチパチを抑えた流れです。
 私の腕では溶接機が良くなっても限度がありますが、以前よりもキレイなビードが引けてスパッタが激減しました。スラグも取れやすい。
 時間が無かったため現物を作りながら調整していったので最初のビードは恥ずかしい仕上がりですが、条件の出し方が見えて来たのは有難い。

#ガチ工作

2023年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 タカチ電機工業のカタログを読み直したところ良い箱を見付ける。
 IP68防水アルミケース AWNシリーズ
 サイズ感が良く、サイドのフタが金属なのも良い。
 C60AからC30Aへの変換するブンキーで使えそうです。

追記
 サイズ感は良いのですが重いかも。
 未来工業のPVPが良いかも。プルボックスは正方形が多いところ、PVPには長方形もある。

#器具の製作

2023年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 EoC のアダプタが入荷しました。翌日お届け恐ろしい。
 まずはパソコンで試していますがネットワークが普通に繋がります。
 購入品は次の2品。
● EoC トランスミッタ&レシーバ
「LINOVISION 同軸LANコンバーター POE対応 電源不要型 1000mまで配線可能 100Mbps最大通信速度 既存の同軸ケーブルでIPカメラ ルーターなどのネットワーク機器を配線可能」
● PoE インジェクター(普通の Ethernet を PoE にする電源アダプタみたいな物)
「REVOTECH ギガビット PoE インジェクター アダプター、IEEE 802.3af/at パッシブ PoE+ 、PoE 48V 0.5A 出力電力、10/100/1000Mbps ギガビット速度、IP カメラ/AP/PTZ/テレビ電話用、プラグ アンド プレイ (D05A-G)」
 主ケーブルはカナレさんの A2V1B の 50mです。3C相当の同軸回線×1、平衡音声回線×2の複合ケーブルです。

 接続は次の通り。

 [パソコン]
  ↓ Cat5e
 [PoEインジェクタ] ← <AC100v>
  ↓ Cat5e
 [EoCレシーバ]
  ↓ A2V1B(3C相当)
 [EoCトランスミッタ]
  ↓ Cat5e
 [Ethernetハブ]
  ↓ Cat5e
 [LAN]

 といった具合です。
 EoCトランスミッタには同軸ケーブルから電源共有されますのでPoEインジェクタは不要です。
 EoCのレシーバとトランスミッタの違いは電源を供給するデバイスがレシーバってだけみたいです、データに方向性は無く、途中に同軸ケーブルが挟まったLANケーブルと見なして良さそうです。
 BNRで計測するとキッチリ100Mbps出ています。今時からすれば速くはありませんがArt-Netには十分な速度ですし、いわゆるLANケーブルの制限長は100mなので、最大ケーブル長1000mには魅力があります。

#[Art-Net]
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 LTC Player から LTC Generator を制御するモジュールを本格的に書き始めました。
 ハードウェアを作った3ヶ月前の自分が何を考えていたか整理しつつ、bytes と bytearray を用いてシリアル通信の再構築です。
 USB-Serial 変換の FT232RL には LTC Generator であるとマークを埋め込みたいのですが、FT Prog では書き換わっていても、Python で読むとシリアルナンバーくらいしか書き換えが反映しません。排他処理が出来ればいいのでコレでもいいのですが腑に落ちません。

#タイムコード #Python

2023年5月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 LTC Generator の基板をハンダ付け。
 表面実装部品の取り付けはオーブントースターを用いたリフローです。手順が決まれば簡単です。
 リフローに関する過去記事
20230522221900-admin.jpg 202305222219001-admin.jpg
 当たり前ですが、KiCADで描いた3D図のままです。
 Windows11がCOMとして認識しましたので、Pythonでシリアル通信が出来るハズです。
 この後はPICのファームウェアを書きます。MPLABX-IDEも使えるようにしましたので地道に書いていきます。

 基板に書いた抵抗値が一部間違ってました。
 データは修正しましたが、次の製作では注意が必要です。

#電子工作 #器具の製作 #タイムコード
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 DI-1の音が小さくなった原因というか対策ですが、7vくらいになっていた9v電池を新品にしたら治りました。
 ファンタム電源で動かしていたので電池は無関係だと思ったのですが・・・。古い機体だから電池の扱いが違うのかな?オペアンプがよくない方向に行ったワケでないことを確認できたのでヨシとしましょう。
 現状の音ですが、DI-1特有の高域がモッサリする感じが無くなり、スッキリと上まで伸びて音像は明瞭ですが、どことなく安っぽい音に感じるかもしれません。高域が良くなった半面、中域が細くなって音の分離が弱くなった印象です。手間ヒマお金をかけて改造するレベルかは微妙。
 300時間として残り200時間。。。。

#音の世界
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 PICのファームウェアを書くのは久しぶりなので最新版のMPLABX-IDEをインストールしました。現時点でv6.10です。
 しかし、MPASMが入っていません。アセンブルするためのツールですが、これが無ければアセンブラソースが扱えません。
 こりゃ困った。
 ネットを徘徊したところ、MPASMが入っているのはv5.35までとのこと。v5.40以降はXC8(Cコンパイラ)のアセンブラを使えってことみたいです。

追記
 v5.35をインストールしましたが、MPASMは64bitOSでは使えませんときた。
 アセンブルは実行されるのに警告が出ます。
 今は動いても将来的に問題がありそうなので、XC8のアセンブラを使うことにします。

追記
 MPLABX-IDEはv6.10、XC8はv2.41、アセンブラはXC8のPIC-asにしました。書式が少し違うだけで要領がわかれば簡単です。MPASMをMPLABX-IDEで使っている方なら、細かい設定は先達のサイトを検索して頂けば解決すると思います。
 こちらのサイト「XC8 アセンブラの使い方 1(MPASM 移行)」が参考になりました。
 私が以前のソースを変更したのは次の3点です。
1)ラベル文字列の最後にコロン「:」を付ける。
2)数値書式を変更。
3)ORGで指定していた開始アドレスの指定方法を変更。
 PICの動作は確認していませんが、アセンブルは正常終了しました。
 コンフィゲーションビットの設定はソースコードに記述するのがXC8の流儀みたいです。

#電子工作
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 エージングについて先達のご意見を拝見すると、対象がプリアンプ、パワーアンプ、スピーカーによっても違いますが、概ね次の様な手順が多い感じがしました。
1)通電して無音状態を維持。
2)負荷に適切なノイズを当てる。
3)音源を通す。
 といった感じです。
 機械の慣らし運転という意味では納得できる手順ですが、悪い言い方をするなら俺様仕様で行うことですから正解があるようで無いのかもしれません。
 ただ間違いないことは、使い始めは時間と共に特性が変化していることです。劣化なのか仕上げなのかは扱う人の考え方次第ですが、特定の手段でその時間を経過させるとその後の安定期が良い状態になるならその方法は得たいものです。

 ここまで音楽を通してきましたが、ロジックな手段ならピンクノイズかなと思い、90時間経過で音源を差し替えてみました。
 途中で交換すると今後の参考にならないような気もするのですが、このまま音楽を通してもダメな気がするのです。

#音の世界
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 エージングは85時間経過。改めて無改造品と比べてみました。
 ところが、比べる以前に出力が弱くなっています。
 計測はしていませんが、聴感で半分くらい。ケーブル等の接続に異常ありませんし、無改造品に使っているケーブルと差し替えても改善しません。
 何が起こったのでしょう。
 かなり年数を経た機体ですのでエージングの連続運転で寿命が表に出たのか、MUSESはそういうモノなのか、現時点では何とも言えません。
 思い起こせば、昨晩のチェックでも出力が少し小さくなっていたかもしれません。

 そんな作業で気づいたのですが、無改造品の音が良くなっています。この機体はNJM4580Dのエージングの際に比較用として一緒に12時間動かしたものです。
 私のバカ耳基準ですが、DI-1にありがちな高域の詰まりが減っています。総合的にはMUSES01Dの方が良い音ですが、現時点では出力が小さくなっていることもあり、無改造品の音質向上に耳が行ってしまいます。
 無改造品というか純正状態に連続運転というエージングを施すことで音が良くなるならそれに越したことはありませんので、これはこれで経過観察です。

#音の世界

2023年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

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 ライトアップの架台を現地設置してきました。
 取り回したパイプに灯具を取り付けます。
202303221949371-admin.jpg 20230322195311-admin.jpg
 縁石に取り付けたクランプはこんな物。
20230322195432-admin.jpg 20230322194937-admin.jpg 20230322195229-admin.jpg
 金具とパイプの加工は予想の3倍の作業量でした。
 図面で所要時間が見えないのは所詮素人だなと。

#ガチ工作

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

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2024年5月8日(水) 13時50分30秒