🗐 電装工芸日記 - 舞台照明機器の製作とか -

能登半島地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。

or 管理画面へ

2021年11月7日の投稿[1件]

Icon of admin
昨冬のライトアップが今期も開催されることになり、プロジェクションマッピングで使うプロジェクタのケースの改造を始める。ごく普通のプロジェクタを屋外に2か月設置する無謀を何とかするために作った箱。
前回は誤魔化したもののクーリングが不足。オーバーヒートでプロジェクタが止まって夜中に呼び出されるのは面倒なのでクーリングのパワーアップが必要。
そのためには外気を取り入れる送風機をどうしにかしないといけない。
前回はハンドブロアを使ったけれど十分に冷える送風をすると騒音的にダメ。既製品のブロアファンを使えば簡単だがコスト的に無理。
なので、ハンドブロアからフィンと少しの部品を流用しオリジナルのブロアファンを作ることにした。3Dプリンタで取り付け具を作り、中華互換品のRS775モータでファンを回す方針。試したところ風量は豊かで静圧も高い。無音ではないが十分に許容範囲な騒音。
問題はRS775モータとフィンを繋げる方法。既製品で都合の良いものなどあるわけがない。
仕方ないので、ホームセンターで鉄の丸棒を買ってきて卓上ミニ旋盤でシャフトを削り出す。
作るのは問題ないけれど、卓上ミニ旋盤では鉄製品の切削に時間がかかる。1本削るのに1時間半近くかかる。ガチなマシニングセンタなら1-2分、その筋ならどこにでもある汎用旋盤でも15分くらいで削れる製品なのに・・・
15本必要だけど丸2日かけて現在12本。明日も半日は作業だわな。
シャフトが出来ても箱本体の改造という本丸がある。あと何日かかることやら。幸い11月は現場が少ないので現地施工に間に合いそうではあるが・・・
客席テーブルを進めたいがしばらくお預けである。

#ガチ工作

■当面の課題

桜のライトアップの季節です。花粉症の季節でもあります。
自分は平気ですが、花粉症の部下は死にそうな顔をしています。

編集

■全文検索:

複合検索窓に切り替える

■複合検索:

  • 投稿者名:
  • 投稿年月:
  • #タグ:
  • カテゴリ:
  • 出力順序:

■日付検索:

■カレンダー:

2021年11月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930

■カテゴリ:

■最近の投稿:

最終更新日時:
2024年5月2日(木) 08時23分44秒