記事一覧

量子コンピュータ・・・3Qbit

 「量子コンピュータは正しい確率を求める」と書きましたが、条件によっては確率を得る作業を複数回行うらしい。
 結果に求めたい確率が条件を満たさない場合、一定の確率以上の候補に絞って希望の確率に至るまで繰り返すらしい。

 ある意味「なるほど」であるが、古典コンピュータ(いわゆるノイマン式の2進数コンピュータ)の発展形というより、大脳のシナプスの挙動に近い気がする。
 いや、今までの価値感で考えるなら、「コンピュータ」と分類していいのか疑問もある。ソロバンと計算尺ほど計算方法が別の指向である。

 人がコンピュータに求めることは、人が処理するより手軽に手早く計算や比較の結果を得ることです。
 公式通りの計算は今のところノイマン型の古典コンピュータに利があると思いますが、ノイマン型が不得意な「比較や評価やソート」は量子コンピュータに利があるように思います。
 ここが量子コンピュータは万能か?という問いの原因ですが、短絡的に「量子コンピュータは凄い!」とするのではなく、適材適所で考えるのがいいと思います。

 装置としての課題はQbitを物理的に動作させるには絶対零度に近い低温が必要らしいことです。
 これは大量のエネルギーを必要としますが、素材に強い日本としては常温に近い温度でQbitを動作させる発明を目指すのがよろしいかと。

 量子力学における謎のヒトツであるエンタングルメントを用いた通信は数十年先において物凄く大事な技術だと思いますが、中国においてはその理論を用いて人工衛星との通信に成功したのだそうです。これは凄いことです。
 エンタングルメントとはペアとして設定した電子がそれぞれ逆の表現をする現象だそうです。片方を1にすればもう片方は0になるのです。しかも距離に関わらず(光速すら無視して)瞬間の伝達が可能らしいのです。論理回路的に考えるならペアがそれぞれNOTの関係のBitを持つだけですから処理は簡単。これを用いれはどんなに遠くてもタイムラグの無い通信が可能かもしれないって技術なのです。

 ここ5年先の通信の核は「エンタングルメント」だと予言します。

コメント一覧